ここのサキには

環流 虹向

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今日は音己とデートの日。

だけどベッドにはまだ一が眠っていて自分の理想が目の前にあるのに離れないといけない時間が迫ってくる。

雅紀「…一、朝だから起きて。」

一「ねむい…。」

雅紀「だから早く寝ようって言ったじゃん。」

一「姐さんといると時間忘れる…。」

そういうこと言わないでよ。

私もそうだから明け方まで起きちゃってたけど、そろそろ体をベッドから離さなきゃ。

そう思った私は1人で起き上がり、ベッドから付けっ放しにしてしまっていたコタツの中に入って髪の毛を梳かしていると一も寝ぼけ眼でコタツにやってきて私にくっついてきた。

一「朝なんか来なきゃいいのに。」

雅紀「無理なこと言わないの。今日は友達と出かけるんでしょ?」

一「年末セール行くだけ。そんなに欲しいのない。」

雅紀「福袋じゃないんだね。」

一「福袋は外れが多いからやだってあきがうるさいから。」

雅紀「あー、明くんなら言いそう。」

一の友達の明くんは少し前までは私と似たような服の趣味をしていたけど、なにがあったか最近はメンズものをよく着るようになっていて少し寂しく思う。

一「そういえば、明日から実家帰るんだよね?俺も行っていいの?」

雅紀「…やっぱり1人で行くよ。急に知らない人来たらびっくりするから。」

一「そっか…。いつ帰ってくる?」

雅紀「すぐに帰るよ。多分1日の夜にはこっちに帰る。」

一「そしたら一緒に商売繁盛のお守り貰いに行こうよ。」

雅紀「うん。いいよ。」

私はこんな時にはすんなりと受け入れてくれる一の理解力がまた好きになってしまい、出来ることなら雅妃お姉ちゃんの体で生まれたかったなと思っていると一が急に私の耳を食べた。

一「冷たい。」

雅紀「…急にやめてよ。」

一「会えない分、しよっか。」

雅紀「だめ…。運転中眠くなっちゃう…。」

一「黒ガム買ってあげる。1番眠気飛ばしてくれるの知ってるから。」

そう言って一は私の首に音を立てるようにキスをして、少し冷たい手を服の中に入れると寒くて起き上がっている私の蕾を一度指で弾いた。

一「姐さんって乳首好きだよね。」

雅紀「…いいって。」

一「いつも最初だけ恥ずかしがるのなんでなの?」

雅紀「恥ずかしいんじゃなくてしたくないの。」

一「え?でも、硬くなってきてるよ?」

と、一は手慣れた手つきで私の太ももの間にあるレバーを優しく握る。

 一「しよ。俺も勃ってきた。」

一は私の手を取ると自分のレバーを触れさせると少し口角をあげて、腰を揺らす。

雅紀「…1回だけ。私、運転手だからちゃんとしないと。」

一「時間だけ決めとこ。回数制限なし。」

欲望に忠実な一は私の服を脱がしながら自分のズボンも脱いでそう言った。

一「逆にスッキリして目が覚めるよ。」

… もうだめだ。

2人して戻れないくらいお互いの体が欲しいと思ってしまう。

けど、今年でそれは終わり。

そう決めて私は一との最後の時間をまた過ごした。


環流 虹向/ここのサキには
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