絶対的支配者である暴虐王太子の義弟は愛玩の檻の中

椎葉たき

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◆8.義兄の戴冠式で許しを乞う (2)◆

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 何度も喉奥を太いペニスで殴られて、鈴口から漏れるオスの臭いが鼻から抜け、芳しいヴァルグードの香りをうっとりと堪能する。

――もっと欲しい。もっと飲ませて。

 空腹の腹に注がれるのを期待して、搾り取ろうと喉奥で締め付け、腔内を凌辱する凶悪な杭に舌を絡みつかせる。

 窒息し意識が朦朧として気を失いかけたとき、水色の髪を引っ張られ強制的に頭を持ち上げられて、ヂュポンと口からひきぬかれてしまった。
 口の中にあった熱が無くなり、フェレルはダラダラとよだれを垂らしながら泣いて懇願しする。

「ください、淫乱な僕の口に子種をください。おねがいします、飲ませてください」

「下のお口で義兄さんを気持ちよくしてくれたら、肚の一番深いところに飲ませて上げるよ」

 ナカにくれるのだと悦び、黄金の枷を付けられたまま、犬が服從するみたいにコロンと仰向けになる。
 フェレルは自ら脚をて肉付きの薄い尻たぶを両手で持ち上げ、期待して卑猥にひくつく後孔を顕にした。

「義兄上、僕の卑しい体を使ってください。義兄上の立派なペニスナカを奥まで穿いてください。義兄上の貴重な子種をナカに注いで欲しいです」

「いやらしい子だな」

「ごめんなさい、いやらしくてごめんなさい」

「どんなにいやらしくても、可愛い義弟だのおねだりだ、優しい義兄さんが叶えてあげよう」

「ありがとうございます、はぅ……」

 冷たい香油が尻に垂らされ、チュプンと後孔に指が挿し込まれる。

「あんっ、ゆび、気持ちいい……足りない……ちんちんください、グチャグチャに突いてぇ……」

 淫乱に啼きながら細く折れそうな腰を緩く振る。ペニスはビクンと震えクパクパと開閉する鈴口からトロトロ流れる先走りが止まらない。
 後孔の入り口に太くて硬い杭が当てられると、期待で胸が膨らんだ。

「んあああっ!!」

 ズブリと亀頭を飲み込んだ衝撃で、快感が走りナカイキする。勝手に射精してはならないと躾けられたペニスは、なんとか射精を留めた。
 だけど、責め苦はまだ始まったばかり。イイところをゴリゴリと執拗に抉られ、ビクンビクンと痙攣して何度も絶頂した。

「気持ちいい! 気持ちいいぃぃ! イクぅぅ!! イっちゃううぅぅぅ!!」

 待ちに待った快感に穿かれ、よがって震え、夢中で腰を振る。

「んはっ! 出ちゃう! 気持ち良すぎて、出ちゃうぅぅ!!」

「我慢しなさい。勝手に射精しては駄目だろう?」

「縛ってぇ! 僕のペニスを縛ってくださいぃ! 出ちゃう! 出ちゃうぅぅ!!」

 そこまでせり上がり、我慢も爆破しそだった。
 ギュウギュウにキツく縛られて腐る恐怖よりも、ヴァルグードの命令に従えない方が嫌だ。

 何度も実験を繰り返し、力加減を知っているヴァルグードが、可愛い義弟の大事なところを腐らせるヘマはしない。

 シュルリと革紐がペニスに巻かれる刺激ですら、快感で吐精しそうなのを顔を真っ赤にして耐える。丁度いいキツさでペニスを戒めらた。肚のナカを擦られ捏ねくり回され、絶頂の頂点で下りられずに踊り狂う。

 最奥を貫かれる痛みも、内臓を圧迫される苦しみも、全部気持ちいい。

 イキっぱなしで意識を失ってから、ペニスが解放されて射精の許可を得て濃厚な子種を勢いよく吐き出すと、肚の最奥にも注がれる。温かな義兄の体温に包まれ、疲労感で心地よい眠りに落ちた。

 朝は沢山食べ物を貰い、テーブルの上に上げられて、後孔を使ってもらって、気持ちよくして貰えた。

 ヴァルグードの戴冠式を控えた当日の朝は、心も体も満たされて、フェレルにとってもこの上なく幸せな朝だった。

 フェレルは今日、王子から王弟になる。
 正当な血筋ではない卑しい血のフェレルは戴冠式には出られない。民衆の前に姿を見せるため、ヴァルグードがバルコニーに出るところは見学してもいいと許可が降りた。

 王になった義兄の姿は見てみたいけれど、大勢の人の目に晒されるのは恐ろしかった。
 用意された豪華な衣装を、重たい黄金の装飾品の上に着る。誰も手伝ってくれないから、複雑な衣装に四苦八苦しながらなんとか着たフェレルは、上質な衣装も見窄らしく着こなして、ヴァルグードを喜ばせた。

 フェレルとは違い、立派な服を美しく着こなす義兄に、ポカンと口を開けて見惚れる。
 こんなに立派な人が、ゴミクズの義兄だなんて、恥ずかしくて消えてしまいたかった。

「フェレル」
 名前を呼ばれ、手を引かれ、そっと腰を抱き寄せられた。

「周りをご覧、みんな見ているよ」

 初めて訪れた王宮の本宮を歩けば、貴族たちの目が二人に注目する。ヒソヒソと、「あれが、義弟……」とか「なんて見窄らしい……」とか「新国王様は立派な方なのに」とか、囁かれている声が耳につく。

 悪意の籠もった視線が怖ろしくて身が縮む。
 針の如く責立てる視線の中を進み、戴冠式前で着飾ったヴァルグードにエスコートされて、小さなバルコニーに出た。

「怖がりなフェレルのために用意したのだ」

 そこにあったのは、黄金の檻だった。
 人が一人分入れる大きさで、内側に黒い布が張られていて中が見えない。

「義兄さんは国王になるのだ。これから誕生日や記念日に、国民の前に姿を見せなければならない。フェレルでも参加できるように作らせたのだよ」

「ありがとうございます」

「さあ、中にお入り」

 豪華な檻に入ると、椅子が一つあり、大人しくそこに腰掛ける。外からガシャンと鍵が掛けられ、狭い中に閉じ込められたのだった。
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