69 / 190
ドルト村編
第85話 ジェラス湖
しおりを挟む
「ここが帝都の水源にもなっている、ジェラス湖ですよ。魔魚もいますが、普通の魚もいます。どちらも美味しいです」
「どうやって捕っているの?」
「投網ですね」
「投網……。釣りはしないの?」
「竿があればやりますが、竿の材料と糸はあっても、針がありませんからね。あと浮きも」
「ああ、なるほど。これでも釣れそう?」
鉱石自体のストックはあっても、針や釣り針を作れるほどの余裕がないからとディエゴに鉱石を頼んだものの、ディエゴ自身も伝手がないそうで、諦めていたらしい。それなら、必要なもの以外の鉱石を放出するか。
そこはあとでヘラルドとハビエルに相談しよう。
本格的な釣り竿はあとで個人的に作るからいいとして、ヘラルドに見せたのはいつも川釣りに使っている竿だ。それを見た村人たちが、見事に食いついた。
「アリサ、二本しかないのか?」
「材料があれば作れるけど、肝心の竿になる素材がないのよ。細いカラモスがあればいいけど、今のところ見てないし」
「カラモスかあ……。南側で一度みたが、あっちは太いし」
「え、カラモスがあるの!?」
「ああ」
カラモスとは所謂竹のことだ。竹があるなら竿が作れる!
あとで場所を教えてもらうことにして、まずは食材集めだ。投網をする人と釣りをする人、水田になりそうな場所を探す人に分かれ、湖岸に沿って周囲を散策する。
私たちが出たところは砂があってかなり開けたところだったけれど、歩いているうちに背の高い植物にぶちあたった。なんとなく見覚えがあるなあと鑑定してみると、葦だった。近くにはガマもある。
どっちも正しい使い方を知らないんだよなあ……。ガマの乾燥した綿毛がほくちや蚊取り線香の代用になるのを知っているだけだ。
一緒にいるセリノと名乗った女性とデイブと名乗った男性が綿毛になりかけのものを採取しているから、もしかしたら虫よけか何かに使うのかもしれない。採取といっても、ウィンドカッターで伐ったあとで豪快に風魔法を操り、そのまま湖に落とすことなく手繰り寄せているのはさすがだ。
そこにあった全てのガマを採取すると、再び歩く。左に湖を見て、右は森だ。さらに北にある山に向かて歩いている。
湖には白鳥や鴨に似た水鳥がいるが、知っているものに比べると倍はデカい。デイブによると、あの鳥も魔鳥なんだそうだ。
どっちもとても穏やかな鳥で、こちらが襲わない限り襲ってくることはないという。鳥肉を食べるとしたらロック鳥やコッコになるそうなので、特に困っていないんだとか。
ちなみに、フレスベルグも食べるそうだが、あまり美味しくないらしい。……従魔にいるから、食べようとは思わないが。
そうこうするうちに崖にぶち当たる。高さは三メートルはあるだろうか。
さすがにこの高さは登れないからと引き返そうとしたら、リコが魔法を使って階段を作ってくれた。
「「「おお~!」」」
三人揃って声をあげたよ! うちの子たちはみんな賢く育ってくれているから、本当に助かる。お礼にしっかりとリコを撫で回したとも。
階段を登ると、そこはだだっ広い場所になっていた。タンポポやよもぎ、ラベンダーとフェンネル、ローズマリーとカモミールが所せましと咲いている。
その奥には茅が群生していて、なかなか壮観だ。
「お~、茅がある! あれを使えば屋根にできるわ」
「確かに。藁よりも丈夫だしな」
「そうね。村の近くに群生地はある?」
「ないなあ」
「なら、いくつかは村に持って帰って、屋根の補修用にする?」
「そうしましょう。薬草もハーブもたくさんあるし、必要になったらここに来てもいいもの」
「そうね」
三人で頷き、まずは茅を伐採することにする。先にリコに言って三十センチ四方の部分を根っこごと掘り出してもらい、残りはセリノがウィンドカッターで根元から切っていく。
デイブは薬草やハーブを採取してくれているから、マジックバッグになっている麻袋の中に入れたあと、残りは彼らにバレないようアイテムボックスの中へとしまった。
それから何食わぬ顔をして私もハーブと薬草、タンポポを根っこごと採取したり、種を採取したりする。特にカモミールを多めに採取して、これも種と苗をもらっていくことにした。
カモミールは畑の医者と呼ばれているからなのか、畑を元気にしてくれる効果があるんだよね。なので、休ませている畑に植えたり畑の近くに植え、枯れたら畑に混ぜればいいと聞いたことがある。
カモミール自体も薬草になるし、お茶にもなるし。庭や村の畑に植えてみよう。
充分な薬草が集まったし、茅も採取できた。まあ、茅に関しては緑の手を使って何回も生やし、全部の家が茅葺き屋根にできるくらいの量を集めたともいうが。
その奥は特に何もなく、せいぜいキノコが生えているくらいだったので、放置した。採取できるほどの大きさも数もなかったしね。
来た道を戻り、最初に来た場所に到着すると、喜々として釣りや投網をしているヘラルドたちを眺める。大漁のようで、水鳥も集まってきていた。
小さな魚は逃げられるくらいの網目だから、それらを狙っているみたい。こっちの邪魔さえしなければいいと思っているのか、ヘラルドたちは水鳥に構うことなく作業を続けている。
「魚はどうするの?」
「その日のうちに食べるか、インベントリにしまっておくくらいだな」
「干物にすればもっと長持ちするわよ?」
「干物? どうやるの?」
「内臓を取り除いて開き、塩水をかけて天日干しにするの。燻製にするやりかたもあるわね」
「「へ~」」
村に帰ったらやってみたいというので、頷いた。そういえば、家は作ったけどまだ燻製窯は作ってなかったなあ。温室も作らないといけないから、砂も必要だし。
あとで砂を持って帰るか。
今度は湖を右に見て歩く。こっちは比較的なだらかな場所が多く、樹木も少ない。ヘラルドに聞いてからになるが、このあたりなら水田にしてもよさそうだ。
ただ、ちょっとした小山にもなっているから、段々畑にするのがいいかもなあ。そうすれば、上から下に水が流れるから、管理もしやすいだろうし。
まあ、水が少なかったとしても魔法がある世界だから、どうにでもなるが。
あとは害虫や魔物をどうするかという問題もあるけれど、そのあたりはノウハウを持っていそうな魔族たちがなんとかするだろう。私はノウハウがないからね~。緑の手一択になってしまう。
温室を作ったらそっちの管理を任されそうな予感がするから、たぶん水田には関われないだろうし。せいぜい、田植えと稲刈りを手伝うことと、脱穀機を錬成するくらいかな?
それはそれで楽しみだ。
村に住まわせてもらった以上、村人としてきちんと役割をこなさないとね。いくら自由にやりたいと言っても、それくらいは協力しますとも。
真珠を広める目途は立った。あとは料理と宝石――アクセサリー関連か。料理はまず村から改革をして、それからミショの実かな。
水田予定地のところにはミショの実も植わっている。ただ、ここはそんなに多く植わっているわけでもなく、若干色見が違う。
「うーん……味が違うのかしら」
「赤ミショの実ね、これ」
「赤ミショ?」
「ああ。気付けの実の別の色なんだ。若干赤いだろ?」
「確かに」
「だから赤ミショっていうんだ」
「他にも白ミショの実もあるわよ」
「へ~!」
赤に白、ねぇ。私が持っているミショの実は一般的に売られている味噌と同じ色で、実る日数も早い。そして赤と白に関しては、実になるまで十五日かかるという。
どんな状態になるのかと赤ミショの実をいくつも採ったうえで、苗も持って帰ることにした。白はここにないので、途中にあったら教えてくれるそうだ。
湖に戻る途中でオークロードを筆頭にした上位種の集団を発見。村を作られても困るからと、三人とリコで殲滅した。その時にオークの内臓が欲しいとお願いし、首チョンパにしてもらったのは言うまでもない。
もちろん内臓は腸狙いだ。肝臓はまだ食べてないが、試してみるか。
夜はお疲れ様会という宴会だと言っていたし、その時に郷土料理を教えてくれると聞いたから今から楽しみだし、私も何か作ってほしいと言われている。
何を作ろうか考えつつ解体し、ヘラルドたちがいる場所に戻った。
「どうやって捕っているの?」
「投網ですね」
「投網……。釣りはしないの?」
「竿があればやりますが、竿の材料と糸はあっても、針がありませんからね。あと浮きも」
「ああ、なるほど。これでも釣れそう?」
鉱石自体のストックはあっても、針や釣り針を作れるほどの余裕がないからとディエゴに鉱石を頼んだものの、ディエゴ自身も伝手がないそうで、諦めていたらしい。それなら、必要なもの以外の鉱石を放出するか。
そこはあとでヘラルドとハビエルに相談しよう。
本格的な釣り竿はあとで個人的に作るからいいとして、ヘラルドに見せたのはいつも川釣りに使っている竿だ。それを見た村人たちが、見事に食いついた。
「アリサ、二本しかないのか?」
「材料があれば作れるけど、肝心の竿になる素材がないのよ。細いカラモスがあればいいけど、今のところ見てないし」
「カラモスかあ……。南側で一度みたが、あっちは太いし」
「え、カラモスがあるの!?」
「ああ」
カラモスとは所謂竹のことだ。竹があるなら竿が作れる!
あとで場所を教えてもらうことにして、まずは食材集めだ。投網をする人と釣りをする人、水田になりそうな場所を探す人に分かれ、湖岸に沿って周囲を散策する。
私たちが出たところは砂があってかなり開けたところだったけれど、歩いているうちに背の高い植物にぶちあたった。なんとなく見覚えがあるなあと鑑定してみると、葦だった。近くにはガマもある。
どっちも正しい使い方を知らないんだよなあ……。ガマの乾燥した綿毛がほくちや蚊取り線香の代用になるのを知っているだけだ。
一緒にいるセリノと名乗った女性とデイブと名乗った男性が綿毛になりかけのものを採取しているから、もしかしたら虫よけか何かに使うのかもしれない。採取といっても、ウィンドカッターで伐ったあとで豪快に風魔法を操り、そのまま湖に落とすことなく手繰り寄せているのはさすがだ。
そこにあった全てのガマを採取すると、再び歩く。左に湖を見て、右は森だ。さらに北にある山に向かて歩いている。
湖には白鳥や鴨に似た水鳥がいるが、知っているものに比べると倍はデカい。デイブによると、あの鳥も魔鳥なんだそうだ。
どっちもとても穏やかな鳥で、こちらが襲わない限り襲ってくることはないという。鳥肉を食べるとしたらロック鳥やコッコになるそうなので、特に困っていないんだとか。
ちなみに、フレスベルグも食べるそうだが、あまり美味しくないらしい。……従魔にいるから、食べようとは思わないが。
そうこうするうちに崖にぶち当たる。高さは三メートルはあるだろうか。
さすがにこの高さは登れないからと引き返そうとしたら、リコが魔法を使って階段を作ってくれた。
「「「おお~!」」」
三人揃って声をあげたよ! うちの子たちはみんな賢く育ってくれているから、本当に助かる。お礼にしっかりとリコを撫で回したとも。
階段を登ると、そこはだだっ広い場所になっていた。タンポポやよもぎ、ラベンダーとフェンネル、ローズマリーとカモミールが所せましと咲いている。
その奥には茅が群生していて、なかなか壮観だ。
「お~、茅がある! あれを使えば屋根にできるわ」
「確かに。藁よりも丈夫だしな」
「そうね。村の近くに群生地はある?」
「ないなあ」
「なら、いくつかは村に持って帰って、屋根の補修用にする?」
「そうしましょう。薬草もハーブもたくさんあるし、必要になったらここに来てもいいもの」
「そうね」
三人で頷き、まずは茅を伐採することにする。先にリコに言って三十センチ四方の部分を根っこごと掘り出してもらい、残りはセリノがウィンドカッターで根元から切っていく。
デイブは薬草やハーブを採取してくれているから、マジックバッグになっている麻袋の中に入れたあと、残りは彼らにバレないようアイテムボックスの中へとしまった。
それから何食わぬ顔をして私もハーブと薬草、タンポポを根っこごと採取したり、種を採取したりする。特にカモミールを多めに採取して、これも種と苗をもらっていくことにした。
カモミールは畑の医者と呼ばれているからなのか、畑を元気にしてくれる効果があるんだよね。なので、休ませている畑に植えたり畑の近くに植え、枯れたら畑に混ぜればいいと聞いたことがある。
カモミール自体も薬草になるし、お茶にもなるし。庭や村の畑に植えてみよう。
充分な薬草が集まったし、茅も採取できた。まあ、茅に関しては緑の手を使って何回も生やし、全部の家が茅葺き屋根にできるくらいの量を集めたともいうが。
その奥は特に何もなく、せいぜいキノコが生えているくらいだったので、放置した。採取できるほどの大きさも数もなかったしね。
来た道を戻り、最初に来た場所に到着すると、喜々として釣りや投網をしているヘラルドたちを眺める。大漁のようで、水鳥も集まってきていた。
小さな魚は逃げられるくらいの網目だから、それらを狙っているみたい。こっちの邪魔さえしなければいいと思っているのか、ヘラルドたちは水鳥に構うことなく作業を続けている。
「魚はどうするの?」
「その日のうちに食べるか、インベントリにしまっておくくらいだな」
「干物にすればもっと長持ちするわよ?」
「干物? どうやるの?」
「内臓を取り除いて開き、塩水をかけて天日干しにするの。燻製にするやりかたもあるわね」
「「へ~」」
村に帰ったらやってみたいというので、頷いた。そういえば、家は作ったけどまだ燻製窯は作ってなかったなあ。温室も作らないといけないから、砂も必要だし。
あとで砂を持って帰るか。
今度は湖を右に見て歩く。こっちは比較的なだらかな場所が多く、樹木も少ない。ヘラルドに聞いてからになるが、このあたりなら水田にしてもよさそうだ。
ただ、ちょっとした小山にもなっているから、段々畑にするのがいいかもなあ。そうすれば、上から下に水が流れるから、管理もしやすいだろうし。
まあ、水が少なかったとしても魔法がある世界だから、どうにでもなるが。
あとは害虫や魔物をどうするかという問題もあるけれど、そのあたりはノウハウを持っていそうな魔族たちがなんとかするだろう。私はノウハウがないからね~。緑の手一択になってしまう。
温室を作ったらそっちの管理を任されそうな予感がするから、たぶん水田には関われないだろうし。せいぜい、田植えと稲刈りを手伝うことと、脱穀機を錬成するくらいかな?
それはそれで楽しみだ。
村に住まわせてもらった以上、村人としてきちんと役割をこなさないとね。いくら自由にやりたいと言っても、それくらいは協力しますとも。
真珠を広める目途は立った。あとは料理と宝石――アクセサリー関連か。料理はまず村から改革をして、それからミショの実かな。
水田予定地のところにはミショの実も植わっている。ただ、ここはそんなに多く植わっているわけでもなく、若干色見が違う。
「うーん……味が違うのかしら」
「赤ミショの実ね、これ」
「赤ミショ?」
「ああ。気付けの実の別の色なんだ。若干赤いだろ?」
「確かに」
「だから赤ミショっていうんだ」
「他にも白ミショの実もあるわよ」
「へ~!」
赤に白、ねぇ。私が持っているミショの実は一般的に売られている味噌と同じ色で、実る日数も早い。そして赤と白に関しては、実になるまで十五日かかるという。
どんな状態になるのかと赤ミショの実をいくつも採ったうえで、苗も持って帰ることにした。白はここにないので、途中にあったら教えてくれるそうだ。
湖に戻る途中でオークロードを筆頭にした上位種の集団を発見。村を作られても困るからと、三人とリコで殲滅した。その時にオークの内臓が欲しいとお願いし、首チョンパにしてもらったのは言うまでもない。
もちろん内臓は腸狙いだ。肝臓はまだ食べてないが、試してみるか。
夜はお疲れ様会という宴会だと言っていたし、その時に郷土料理を教えてくれると聞いたから今から楽しみだし、私も何か作ってほしいと言われている。
何を作ろうか考えつつ解体し、ヘラルドたちがいる場所に戻った。
211
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS
himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。
えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。
ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ!
アルファポリス恋愛ランキング入りしました!
読んでくれた皆様ありがとうございます。
*他サイトでも公開中
なろう日間総合ランキング2位に入りました!
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。