4 / 11
4 港にふく爆風
しおりを挟む
乗り込んでしばらく。二人は今日も船の上で甲板作業。
ノブオはマストから伸びるロープをほかの船員とともに操ってマストに風邪を集める。
一方、ミリーは操船については素人のため掃除や洗濯といった雑用を主な仕事とした。それも洗濯と言っても水を使うことは当然できないため服は使ったものを天日で乾かすかよっぽど汚れていたら少量の水でもみ洗い。
掃除も海から引き揚げた海水を使い甲板にブラシ掛けをするといったようなもの。
元使用人でもある彼女からすればとても考えられない世界だがアグサの顔を思い出し何も考えず作業に没頭する。
そんな彼女を困らせていたのは船員たちからのセクハラ。セクハラと言っても体を触るといった生易しいものじゃない。
彼女を見て性的な発言をするのは序の口、胸をもむ、股に手を入れる、挙句の果てに無理やり押し倒しレイプしようとするものまで出てくる。
だが、その一連の出来事は事が起こる前にノブオが出ていき事を収めるということが多かったが、ある日のこと。
昼間の忙しさが嘘のように静まり返った夜。
ミリーは一人、星空を眺めていた。
「思えば、遠くまで来ました」
一人、気持ちの整理をつけようとしているミリーの周囲に数名の男が。
すぐにそのことに気が付いたミリーは腰を低くし警戒する。
「おう、怖い怖い。だが、やっぱ美人はどんな顔してもきれいだな」
「御託はいい、さっさとやっちまおう」
男たちはそういうと一斉にミリーに襲い掛かった。男たちは完全に油断していた。相手が女だということに、そして美人であるということにうつつを抜かしていた。
狭くむさくるしい船の上に最多一輪の花、もはや我慢の限界だった。
もはや幻の花園は目の前、いざと意気込む。が、そうはいかない。
素早くミリーはとびかかってきた男の首を掴みひねる。骨が折れるような音とともに男が地面に倒れこむ。それを見てほかにとびかかろうとしていた男たちが立ち止まる。
彼らは荒くれものだが、荒くれものゆえに危険なものをかぎ分ける嗅覚を持ち合わせていた。その嗅覚は間違いなく目の前の美女から感じるものだと。
「く、くそが!」
それを信じられなかった男が再びミリーに正面から突撃する。
男はミリーにつかみかかり押し倒そうとするが、次の瞬間m目の前からミリーが消えた。そして、気が付くと男は星空を眺めていた。
そして考える暇も与えずミリーは男の腹を力強く踏みつける。たまらず男は腹を抑えてのたうち回る。
「何やってる!」
そこでようやく、事態に気が付いたノブオと船長が現れる。
「これは、いったい・・・」
その様子を見た船長は状況をうまく読み取れなかった。
「だから言ったんだ。彼女には手を出すなと」
「おい、うちの船員は」
「ああ、悪い。片方はもう死んじまってる。この埋め合わせはいつかするよ」
「し?」
「ああ、首をぽっきりとな」
それを聞いて倒れて動かなくなっている船員に船長が近づいて脈を図ろうとするが。
「ない」
脈は完全に止まっていた。
ノブオは仏に手を合わせると船員たちのほうを向く。
「見た通りだ。彼女にちょっかいをかけようものなら次はお前らがこうなる。それが嫌ならもう彼女にそういうことをしないことだいいな!」
ノブオはそういってうめいている船員を担ぐと船長に「医務室に運ぶよ」と言ってその場を後にする。
その後につづいってミリーも歩いていくが、すでに船員たちの目には彼女はかわいい女の子ではなく獰猛な怪物に映っていた。
そしてさらに半月と少し。道中、化け物に襲われたり海賊に襲われる、ということもなく船は無事目的地のツルノヤ港に到着する。
もとより航路が完全に確保されているため棄権はあまりないためノブオもそこまで心配しておらず予想の範囲だった。
船が港に入る前。二人は自分の荷物の整理を行っていた。
「しっかし、まあ、見違えたなミリーちゃん」
カバンに荷物を積めながらノブオはふと思ったことを口にする。
「そうでしょうか」
対してミリーは実感がない。この半月は彼女にとってアグサの付き人をしていたほどではなかったがリハビリには十分だった。彼女にとってはようやく調子が戻ってきてまともに動けるという気持ちのほうが強かった。
「ああ、最後の方は船員とのいざこざも減ってたしな。まあ、仕掛けてくる向こうが悪いんだが」
その時、二人に近づいてくる人影が。
「いや、ご苦労だった二人とも」
「ん、船長どうしたんだ」
それは、二人を船に乗せてくれた船長。かれは、今回の航海が無事終わって喜んでいる、という顔ではなかった。とても神妙な面持ちで二人を見ていた。
「すまん、ここで船を降りてくれ」
「どうしたんだよいきなり。港はもう目と鼻の先だぜ」
「さっき船員から報告があった。港で軍が張ってるそうだ。おそらくお前らのことを探してるんだとおもう」
申し訳なさそうにしている船長の後ろでは船員たちが集団で二人のほうを見ている。
「なるほど、わかったよ。短い間だったがありがとよ。行くぜ、ミリー」
「は、はい」
ノブオとミリーは立ち上がっると階段を上り船の船尾のほうへと向かう。
「じゃあ、うまくやれよ船長」
「すまねえ」
「無理言ったのはこっちだ。悪く思う必要はねぇよ。報酬は後で俺んちに来てくれ。そんときには家も再建できてると思う」
「あの、ボートは」
二人が別れを惜しんでいる中、ミリーが先ほどから思っていたことを口にする。
「ねえよ、飛び降りるぞ」
「え、まって!」
そんなミリーの制止も聞かずノブオはミリーを抱えて船尾から海に飛び込む。ばしゃーんと音を立て水しぶきを上げながら。
二人が陸に上がったのは町から少し離れた岩場だった。
「ようこそ。ゲール帝国へ」
「もっと、ましな方法はなかったんですか?」
「つってもな、あのまま行くのも問題あったし。今回は正規の入国じゃないしな」
服とマントを絞りながらノブオはミリーに小さなカプセルを渡す。
「これは?」
「乾燥機だよ。と言っても応急処置だけど。拳で握ってつぶせば着てるものを乾燥してくれる」
言われた通りミリーがカプセルを握りつぶすと瞬時に服が乾燥する。ただし、海水のせいで服がパリパリになってしまっているが。
「ウェイバーと合流すれば着替えを用意してくれてるはずだからそれまで我慢してくれ」
ノブオもそういって拳でカプセルをつぶして服を乾燥させる。
「よし、さっそくで悪いがこれからの予定を説明するぞ」
ノブオはそういって腰のポーチから地図を取り出す。
それを見てミリーは驚く。
「ゲール帝国には精巧な地図があると聞いていましたがまさか、これほどの物が」
「と言ってもまだこの大陸とその周辺だけだがな」
彼は地図の端のほうを指さす。
「ここら辺が今、俺たちがいる場所。でウェイバーとの合流を予定してたのはこの先の牧場跡地だ」
「大丈夫なんですかそこは」
「安心とは言えないが、ここよりはましだ。少なくとも新しい服とあったかいスープはあるはずだ」
そういってノブオが地図を直そうとしたとき周辺を黒装束を着た集団に囲まれる。
「まあ、すんなりいかせてくれるわけないよな。ミリー行けるか」
「問題ありません」
「よし、じゃあ行くぜ」
ノブオは拳に手袋をはめミリーは両手を構え有無を言わせず、黒装束たちに突撃する。
対して黒装束たちは冷静にナイフを取り出し構え二人を待ち受けた。
「悪いが初めから全力で行かせてもらう」
ノブオはそういって両手を合わせナイフを出現させる。そして、敵に向けて投擲する。
しかし黒装束たちはそれを難なく回避する、が、
「ミリー! 耳と目をふさげ!」
ノブオがそう叫ぶと同時に強烈な音と光があたりに広がり黒装束たちの視界と聴覚を奪う。
「走るぞ」
敵がひるんだことを確認し二人は走り出す。
敵が気づいた時には二人はどこにもいなかった。
ノブオはマストから伸びるロープをほかの船員とともに操ってマストに風邪を集める。
一方、ミリーは操船については素人のため掃除や洗濯といった雑用を主な仕事とした。それも洗濯と言っても水を使うことは当然できないため服は使ったものを天日で乾かすかよっぽど汚れていたら少量の水でもみ洗い。
掃除も海から引き揚げた海水を使い甲板にブラシ掛けをするといったようなもの。
元使用人でもある彼女からすればとても考えられない世界だがアグサの顔を思い出し何も考えず作業に没頭する。
そんな彼女を困らせていたのは船員たちからのセクハラ。セクハラと言っても体を触るといった生易しいものじゃない。
彼女を見て性的な発言をするのは序の口、胸をもむ、股に手を入れる、挙句の果てに無理やり押し倒しレイプしようとするものまで出てくる。
だが、その一連の出来事は事が起こる前にノブオが出ていき事を収めるということが多かったが、ある日のこと。
昼間の忙しさが嘘のように静まり返った夜。
ミリーは一人、星空を眺めていた。
「思えば、遠くまで来ました」
一人、気持ちの整理をつけようとしているミリーの周囲に数名の男が。
すぐにそのことに気が付いたミリーは腰を低くし警戒する。
「おう、怖い怖い。だが、やっぱ美人はどんな顔してもきれいだな」
「御託はいい、さっさとやっちまおう」
男たちはそういうと一斉にミリーに襲い掛かった。男たちは完全に油断していた。相手が女だということに、そして美人であるということにうつつを抜かしていた。
狭くむさくるしい船の上に最多一輪の花、もはや我慢の限界だった。
もはや幻の花園は目の前、いざと意気込む。が、そうはいかない。
素早くミリーはとびかかってきた男の首を掴みひねる。骨が折れるような音とともに男が地面に倒れこむ。それを見てほかにとびかかろうとしていた男たちが立ち止まる。
彼らは荒くれものだが、荒くれものゆえに危険なものをかぎ分ける嗅覚を持ち合わせていた。その嗅覚は間違いなく目の前の美女から感じるものだと。
「く、くそが!」
それを信じられなかった男が再びミリーに正面から突撃する。
男はミリーにつかみかかり押し倒そうとするが、次の瞬間m目の前からミリーが消えた。そして、気が付くと男は星空を眺めていた。
そして考える暇も与えずミリーは男の腹を力強く踏みつける。たまらず男は腹を抑えてのたうち回る。
「何やってる!」
そこでようやく、事態に気が付いたノブオと船長が現れる。
「これは、いったい・・・」
その様子を見た船長は状況をうまく読み取れなかった。
「だから言ったんだ。彼女には手を出すなと」
「おい、うちの船員は」
「ああ、悪い。片方はもう死んじまってる。この埋め合わせはいつかするよ」
「し?」
「ああ、首をぽっきりとな」
それを聞いて倒れて動かなくなっている船員に船長が近づいて脈を図ろうとするが。
「ない」
脈は完全に止まっていた。
ノブオは仏に手を合わせると船員たちのほうを向く。
「見た通りだ。彼女にちょっかいをかけようものなら次はお前らがこうなる。それが嫌ならもう彼女にそういうことをしないことだいいな!」
ノブオはそういってうめいている船員を担ぐと船長に「医務室に運ぶよ」と言ってその場を後にする。
その後につづいってミリーも歩いていくが、すでに船員たちの目には彼女はかわいい女の子ではなく獰猛な怪物に映っていた。
そしてさらに半月と少し。道中、化け物に襲われたり海賊に襲われる、ということもなく船は無事目的地のツルノヤ港に到着する。
もとより航路が完全に確保されているため棄権はあまりないためノブオもそこまで心配しておらず予想の範囲だった。
船が港に入る前。二人は自分の荷物の整理を行っていた。
「しっかし、まあ、見違えたなミリーちゃん」
カバンに荷物を積めながらノブオはふと思ったことを口にする。
「そうでしょうか」
対してミリーは実感がない。この半月は彼女にとってアグサの付き人をしていたほどではなかったがリハビリには十分だった。彼女にとってはようやく調子が戻ってきてまともに動けるという気持ちのほうが強かった。
「ああ、最後の方は船員とのいざこざも減ってたしな。まあ、仕掛けてくる向こうが悪いんだが」
その時、二人に近づいてくる人影が。
「いや、ご苦労だった二人とも」
「ん、船長どうしたんだ」
それは、二人を船に乗せてくれた船長。かれは、今回の航海が無事終わって喜んでいる、という顔ではなかった。とても神妙な面持ちで二人を見ていた。
「すまん、ここで船を降りてくれ」
「どうしたんだよいきなり。港はもう目と鼻の先だぜ」
「さっき船員から報告があった。港で軍が張ってるそうだ。おそらくお前らのことを探してるんだとおもう」
申し訳なさそうにしている船長の後ろでは船員たちが集団で二人のほうを見ている。
「なるほど、わかったよ。短い間だったがありがとよ。行くぜ、ミリー」
「は、はい」
ノブオとミリーは立ち上がっると階段を上り船の船尾のほうへと向かう。
「じゃあ、うまくやれよ船長」
「すまねえ」
「無理言ったのはこっちだ。悪く思う必要はねぇよ。報酬は後で俺んちに来てくれ。そんときには家も再建できてると思う」
「あの、ボートは」
二人が別れを惜しんでいる中、ミリーが先ほどから思っていたことを口にする。
「ねえよ、飛び降りるぞ」
「え、まって!」
そんなミリーの制止も聞かずノブオはミリーを抱えて船尾から海に飛び込む。ばしゃーんと音を立て水しぶきを上げながら。
二人が陸に上がったのは町から少し離れた岩場だった。
「ようこそ。ゲール帝国へ」
「もっと、ましな方法はなかったんですか?」
「つってもな、あのまま行くのも問題あったし。今回は正規の入国じゃないしな」
服とマントを絞りながらノブオはミリーに小さなカプセルを渡す。
「これは?」
「乾燥機だよ。と言っても応急処置だけど。拳で握ってつぶせば着てるものを乾燥してくれる」
言われた通りミリーがカプセルを握りつぶすと瞬時に服が乾燥する。ただし、海水のせいで服がパリパリになってしまっているが。
「ウェイバーと合流すれば着替えを用意してくれてるはずだからそれまで我慢してくれ」
ノブオもそういって拳でカプセルをつぶして服を乾燥させる。
「よし、さっそくで悪いがこれからの予定を説明するぞ」
ノブオはそういって腰のポーチから地図を取り出す。
それを見てミリーは驚く。
「ゲール帝国には精巧な地図があると聞いていましたがまさか、これほどの物が」
「と言ってもまだこの大陸とその周辺だけだがな」
彼は地図の端のほうを指さす。
「ここら辺が今、俺たちがいる場所。でウェイバーとの合流を予定してたのはこの先の牧場跡地だ」
「大丈夫なんですかそこは」
「安心とは言えないが、ここよりはましだ。少なくとも新しい服とあったかいスープはあるはずだ」
そういってノブオが地図を直そうとしたとき周辺を黒装束を着た集団に囲まれる。
「まあ、すんなりいかせてくれるわけないよな。ミリー行けるか」
「問題ありません」
「よし、じゃあ行くぜ」
ノブオは拳に手袋をはめミリーは両手を構え有無を言わせず、黒装束たちに突撃する。
対して黒装束たちは冷静にナイフを取り出し構え二人を待ち受けた。
「悪いが初めから全力で行かせてもらう」
ノブオはそういって両手を合わせナイフを出現させる。そして、敵に向けて投擲する。
しかし黒装束たちはそれを難なく回避する、が、
「ミリー! 耳と目をふさげ!」
ノブオがそう叫ぶと同時に強烈な音と光があたりに広がり黒装束たちの視界と聴覚を奪う。
「走るぞ」
敵がひるんだことを確認し二人は走り出す。
敵が気づいた時には二人はどこにもいなかった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる