22 / 52
第二章 【都市リグレット】
第四節 【クエスト】
しおりを挟む
次の日の朝、ルーンたちは朝食を食べに下の階に降りて行き、先に食べていた女性陣と合流した。
朝食を食べた後、ルーンとカイン以外の五人は戦闘準備をして七人は宿の外へと出た。
「おぉ雲一つ無いな、今日も良い天気だ」
ゴートは空を見上げそう言った。
七人はギルドに向けて足を運び、中に入ると既に沢山の冒険者達が集まっていた。
ルーンたちは列に並ぶと、すぐに順番が周ってきた。
「おはようございます!今回はどういったご用件でしょうか?」
受付嬢は朝から満面の笑みで対応してくれた、とりあえずアイリスたちのクエストの方を選ぶことを優先するため、ゴートが受付嬢に対して口を開いた。
「比較的易しいタイプのクエストありませんか?今日はじめてクエストを受ける奴がいるので」
その問いに対して受付嬢は引き出しから書類を取り出しその中から一枚の紙を取り出しゴートに差し出した。
「ではこちらなどいかがでしょうか?リグレットから出てすぐの森の近くで普段見ないような魔物が確認されたのでその討伐と調査の依頼が盟主様から出ています。主に低レベルな魔物ですが数が多いので他にも何組かのパーティーに案内させていただいているのですが報酬に変動はございませんのでご安心ください」
ゴートは他の四人と話し合い、そのクエストを受けることに決めて、受付嬢にそう伝えた。
簡単に手続きをした後、ルーンたち二人に別れを告げゴート達はギルドを出て指定された場所へと向かった。
見送った後、カインが受付嬢に対して機能忘れたクエストの報告をした。
「すいません、自分が前に受けたクエストの話なんですけど」
といって、カインは自分のギルドカードを提示した、クエストの報告にはギルドカードを提示すればその人物が何のクエストを受けたのか分かるようになっているらしい。
「はい、カインさんが受けたクエストはこちらの魔物による農作物への被害に対しての調査、できれば討伐という内容のクエストですね。結果はどうだったんでしょうか?」
「原因はオークでした。ですがものすごい量で全てのオークが強化されている状態でした。その過程で登録してある五人の他に二人と近隣に住む橋の管理人のエルに救助、手伝ってもらい全てのオークの討伐を完了しました。詳細はこの紙にまとめてあります」
カインは全て話し終えた後、一枚の紙を受付嬢に差し出した。
受付嬢は紙に目を通すと驚いた表情で、
「魔法を使うオークが、それにオークロードまでいたんですか!?よく生きて帰ってこれましたね。とりあえず報酬に関してはエルさんには後日輸送させていただきますし、増えた二人にも追加で払われるようになっているのでご安心ください。増えたのは先ほどクエストを受けられたアイリスさんとそちらの方でよろしいでしょうか?」
ルーンは受付嬢の問いに対して、縦に頷いた。
「ではギルドカードの提示をお願いしますね。はい、ありがとうございます。ルーンさんとアイリスさんには追加で報酬が出ます、報酬はまとめてお渡しでよろしいですね?オークロードは簡単に倒せる魔物ではありませんのでその分大変高い評価がされます、なので先日登録したばかりですがルーンさんとアイリスさんはGランクからFランクに昇格です、おめでとうございます!その他にはゴートさんもDランクに昇格ですね、今ここにいない二人にはクエストから帰ってきたときに私からご報告します。」
ギルドカードを受け取ると、ルーンのランクはFランクに上がっていた。あれだけ大変だといわれていたのにこんなにすぐに上がってしまったのでそれだけ強い魔物だったことがルーンには分かった。
報酬もそれなりに出ていて、カインもほくほく顔だ。
受付嬢に礼を良い外に出たルーンたちは、次の目的のために鍛冶屋へと向かった。
朝食を食べた後、ルーンとカイン以外の五人は戦闘準備をして七人は宿の外へと出た。
「おぉ雲一つ無いな、今日も良い天気だ」
ゴートは空を見上げそう言った。
七人はギルドに向けて足を運び、中に入ると既に沢山の冒険者達が集まっていた。
ルーンたちは列に並ぶと、すぐに順番が周ってきた。
「おはようございます!今回はどういったご用件でしょうか?」
受付嬢は朝から満面の笑みで対応してくれた、とりあえずアイリスたちのクエストの方を選ぶことを優先するため、ゴートが受付嬢に対して口を開いた。
「比較的易しいタイプのクエストありませんか?今日はじめてクエストを受ける奴がいるので」
その問いに対して受付嬢は引き出しから書類を取り出しその中から一枚の紙を取り出しゴートに差し出した。
「ではこちらなどいかがでしょうか?リグレットから出てすぐの森の近くで普段見ないような魔物が確認されたのでその討伐と調査の依頼が盟主様から出ています。主に低レベルな魔物ですが数が多いので他にも何組かのパーティーに案内させていただいているのですが報酬に変動はございませんのでご安心ください」
ゴートは他の四人と話し合い、そのクエストを受けることに決めて、受付嬢にそう伝えた。
簡単に手続きをした後、ルーンたち二人に別れを告げゴート達はギルドを出て指定された場所へと向かった。
見送った後、カインが受付嬢に対して機能忘れたクエストの報告をした。
「すいません、自分が前に受けたクエストの話なんですけど」
といって、カインは自分のギルドカードを提示した、クエストの報告にはギルドカードを提示すればその人物が何のクエストを受けたのか分かるようになっているらしい。
「はい、カインさんが受けたクエストはこちらの魔物による農作物への被害に対しての調査、できれば討伐という内容のクエストですね。結果はどうだったんでしょうか?」
「原因はオークでした。ですがものすごい量で全てのオークが強化されている状態でした。その過程で登録してある五人の他に二人と近隣に住む橋の管理人のエルに救助、手伝ってもらい全てのオークの討伐を完了しました。詳細はこの紙にまとめてあります」
カインは全て話し終えた後、一枚の紙を受付嬢に差し出した。
受付嬢は紙に目を通すと驚いた表情で、
「魔法を使うオークが、それにオークロードまでいたんですか!?よく生きて帰ってこれましたね。とりあえず報酬に関してはエルさんには後日輸送させていただきますし、増えた二人にも追加で払われるようになっているのでご安心ください。増えたのは先ほどクエストを受けられたアイリスさんとそちらの方でよろしいでしょうか?」
ルーンは受付嬢の問いに対して、縦に頷いた。
「ではギルドカードの提示をお願いしますね。はい、ありがとうございます。ルーンさんとアイリスさんには追加で報酬が出ます、報酬はまとめてお渡しでよろしいですね?オークロードは簡単に倒せる魔物ではありませんのでその分大変高い評価がされます、なので先日登録したばかりですがルーンさんとアイリスさんはGランクからFランクに昇格です、おめでとうございます!その他にはゴートさんもDランクに昇格ですね、今ここにいない二人にはクエストから帰ってきたときに私からご報告します。」
ギルドカードを受け取ると、ルーンのランクはFランクに上がっていた。あれだけ大変だといわれていたのにこんなにすぐに上がってしまったのでそれだけ強い魔物だったことがルーンには分かった。
報酬もそれなりに出ていて、カインもほくほく顔だ。
受付嬢に礼を良い外に出たルーンたちは、次の目的のために鍛冶屋へと向かった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる