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子猫の雨月と男の子の雨月
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汚したブラウスをゴミ袋に入れて下を雑巾で拭き、キッチン用だけどアルコールスプレーで除菌した。大丈夫だとは思うけど、念には念を入れないとね。賃貸だし……。
その私の一連の動作をずーっと動かずに見ている子猫の雨月。
まるで悪いことをしたかのようにシュンとしている。
私の方が申し訳なくって居たたまれなくなってしまうよ。
すべてが終わって手を洗った私は両手を広げて名を呼んだ。
「雨月ぅ、おいでー!」
「ニャ、ニャアア……」
いつもなら私の胸に飛び付いて来るのに、今の子猫の雨月はそぉーっと一足、一足、歩をゆっくり進める。
お目目はまだうるうるしている。
もう……めっちゃくちゃ可愛いよぉーーー!!
私は自分から雨月の傍まで行って抱き締めた。
可愛くって賢くって……猫ってわがままだって云われているのに雨月は謙虚だし……。
私にペッタリなついてくるし……。
これほど可愛い子猫はいないわよ!
盲目だって云われてもいいもん。目に入れても痛くないほど可愛いって云うのはこういうことなのよね!きっと。
愛くるしい子猫の雨月との時間をこの先のことを想像しちゃうと幸福感しか浮かばなかった。
猫じゃらしで子猫と遊んで時間を潰した後、明日の休日出勤を考慮して早めの食事をとることにした。
まずはテーブルを拭くことにした。
TVの前のローテーブルには空のグラスが、下には飲みきったらしいフルーツジュースの紙パックの中に食べきったらしい調理パンの袋がギュウギュウに詰め込まれていたのがコロリと横に転がっていた。
それも遊んだ痕があるみたいな……何ヵ所かが不規則に凹んでいた。
「これで遊んでいたのかな?」
なんて思いながら男の子に作ろうとしていたオムライスをやめてオムレツに。具は合挽き肉・玉ねぎ・ニンジン・ピーマン。オムレツに使用した残りの玉ねぎはオニオンスライスに。粉末の鶏ガラだしでわかめスープを。簡単に済ませることにした。
子猫用のパウチを開けて小皿に半分ほど乗せ、私の座る隣のスペースに小皿を置いた。
後は自分の食べる分の食事をローテーブルに全部並べた。
私が席に座ると雨月が当然のように私の膝にちょこんと座った。
そして前足をテーブルに乗せようとしている。
「雨月のご飯はここ!降りてそこで食べましょうね!」
……っていうんだけど、全然動こうとしない。テーブルに置こうとする右足を掴むと今度は左足をテーブルに置こうとする。
なんか……軽く既視感が……。
気のせい気のせい!
そう思いながら、雨月を横に座らせるのを諦めて私は右手で左手に子猫用パウチごはんの中身を手のひらに乗せて口許へ持っていった。
嬉しそうにチロチロ舐めながらちょっとずつ食べる雨月。それを眺めながら私は箸を進めて食べ始めた。
その私の一連の動作をずーっと動かずに見ている子猫の雨月。
まるで悪いことをしたかのようにシュンとしている。
私の方が申し訳なくって居たたまれなくなってしまうよ。
すべてが終わって手を洗った私は両手を広げて名を呼んだ。
「雨月ぅ、おいでー!」
「ニャ、ニャアア……」
いつもなら私の胸に飛び付いて来るのに、今の子猫の雨月はそぉーっと一足、一足、歩をゆっくり進める。
お目目はまだうるうるしている。
もう……めっちゃくちゃ可愛いよぉーーー!!
私は自分から雨月の傍まで行って抱き締めた。
可愛くって賢くって……猫ってわがままだって云われているのに雨月は謙虚だし……。
私にペッタリなついてくるし……。
これほど可愛い子猫はいないわよ!
盲目だって云われてもいいもん。目に入れても痛くないほど可愛いって云うのはこういうことなのよね!きっと。
愛くるしい子猫の雨月との時間をこの先のことを想像しちゃうと幸福感しか浮かばなかった。
猫じゃらしで子猫と遊んで時間を潰した後、明日の休日出勤を考慮して早めの食事をとることにした。
まずはテーブルを拭くことにした。
TVの前のローテーブルには空のグラスが、下には飲みきったらしいフルーツジュースの紙パックの中に食べきったらしい調理パンの袋がギュウギュウに詰め込まれていたのがコロリと横に転がっていた。
それも遊んだ痕があるみたいな……何ヵ所かが不規則に凹んでいた。
「これで遊んでいたのかな?」
なんて思いながら男の子に作ろうとしていたオムライスをやめてオムレツに。具は合挽き肉・玉ねぎ・ニンジン・ピーマン。オムレツに使用した残りの玉ねぎはオニオンスライスに。粉末の鶏ガラだしでわかめスープを。簡単に済ませることにした。
子猫用のパウチを開けて小皿に半分ほど乗せ、私の座る隣のスペースに小皿を置いた。
後は自分の食べる分の食事をローテーブルに全部並べた。
私が席に座ると雨月が当然のように私の膝にちょこんと座った。
そして前足をテーブルに乗せようとしている。
「雨月のご飯はここ!降りてそこで食べましょうね!」
……っていうんだけど、全然動こうとしない。テーブルに置こうとする右足を掴むと今度は左足をテーブルに置こうとする。
なんか……軽く既視感が……。
気のせい気のせい!
そう思いながら、雨月を横に座らせるのを諦めて私は右手で左手に子猫用パウチごはんの中身を手のひらに乗せて口許へ持っていった。
嬉しそうにチロチロ舐めながらちょっとずつ食べる雨月。それを眺めながら私は箸を進めて食べ始めた。
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