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子猫の雨月と男の子の雨月
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男の子の雨月は首を傾げたまま固まってしまい、ゆっくり考えモード。
もう、見慣れたこの仕草も私にはかなりのお気に入り!
今度も渋々男の子の雨月は私のスプーンを奪うのを諦めてくれた。
お手々を自分の膝の上にグーにして耐えてるみたい。
私はスプーンの底でケチャップで書いた「うげつ」を平たく伸ばして消した。
「あっ、ああー!」
男の子の雨月は今にも泣きそうで悲しげな声で叫ぶ。
私は笑顔で男の子の雨月の顔を後ろから覗き込んだ。
「大丈夫だからね!」
「やっ!やっ!やっ!」
お目々が涙で溢れてくるけど、私は笑顔のままで男の子の雨月に伝えた。
「ね!雨月は一緒がいいでしょ?だから一緒しようね!」
男の子の雨月は私が何を言っているのかわからないみたいでポカンとしている。
私は男の子の雨月のオムライスを左側に寄せて、右側にある私のオムライスを男の子の雨月の真ん前に置いた。
私はケチャップを男の子の雨月に持たせて、その手を包み込むように私は自分の両手を添えた。
「雨月も私に『すきっ』をちょうだい!ね、一緒に『すきっ』を書いてくれるかな?」
涙が零れた顔の男の子の雨月は、その言葉を聞いて意味がわかったみたいにみるみるうちにとっても嬉しそうな笑顔になった。
「私がお手々を動かしてあげるから、一緒に『すきっ』を書こうね!」
「んー!」
私は男の子の雨月の手を動かしながらゆっくりケチャップで私のオムライスに「すきっ」っと書いた。
それもすかさずスマホでパシャ!
さすがにちょっと不格好な文字になったけど、男の子の雨月と一緒に書いた「すきっ」という文字。
なんか、私も雨月と一緒で食べたくなくなってきちゃうじゃない!
……さすがにそうだと本末転倒だよね!
私は、雨月と一緒に書いた「すきっ」をもっと大切にしてあげたいんだから!
男の子の雨月は私と一緒に書いた「すきっ」を眺めてとっても嬉しそうな顔をする。
もっと喜んでもらえますように!
私はそう思いながら男の子の雨月に話し始めた。
「じゃあ、一緒に『すきっ』を食べようね!私の書いた『すきっ』を雨月が食べて雨月のからだの中に入っちゃうの!でね、私は雨月が書いた『すきっ』を私が食べて雨月がくれた『すきっ』が私のからだの中に入っていくんだよー!とっても素敵なことだと思わない?ね!雨月!」
私の想い……伝わったかな?
伝わると……いいな?
なんて、勝手なことを思いながら男の子の雨月の返事を待つことにした。
男の子の雨月はみるみるうちにお目々をキランキランさせてこれ以上にない笑顔を私に返してくれた。
想いが伝わるって……
なんて素敵な行為なんだろう!
「じゃあ、一緒にオムライス食べようね!」
私は男の子の雨月と一緒に書き終えた自分のオムライスを右側に、男の子の雨月の分のオムライスを中央に再び置いた。
私は男の子の雨月の右手にスプーンを渡した。
それをグーで持った男の子の雨月は
「んー!」
と大声で返事をして自分から進んでオムライスにスプーンを突っ込んで不器用ながら一口を掬って嬉しそうに食べたのでした。
な、長かったー
めでたしめでたし!
……だよね?
もう、見慣れたこの仕草も私にはかなりのお気に入り!
今度も渋々男の子の雨月は私のスプーンを奪うのを諦めてくれた。
お手々を自分の膝の上にグーにして耐えてるみたい。
私はスプーンの底でケチャップで書いた「うげつ」を平たく伸ばして消した。
「あっ、ああー!」
男の子の雨月は今にも泣きそうで悲しげな声で叫ぶ。
私は笑顔で男の子の雨月の顔を後ろから覗き込んだ。
「大丈夫だからね!」
「やっ!やっ!やっ!」
お目々が涙で溢れてくるけど、私は笑顔のままで男の子の雨月に伝えた。
「ね!雨月は一緒がいいでしょ?だから一緒しようね!」
男の子の雨月は私が何を言っているのかわからないみたいでポカンとしている。
私は男の子の雨月のオムライスを左側に寄せて、右側にある私のオムライスを男の子の雨月の真ん前に置いた。
私はケチャップを男の子の雨月に持たせて、その手を包み込むように私は自分の両手を添えた。
「雨月も私に『すきっ』をちょうだい!ね、一緒に『すきっ』を書いてくれるかな?」
涙が零れた顔の男の子の雨月は、その言葉を聞いて意味がわかったみたいにみるみるうちにとっても嬉しそうな笑顔になった。
「私がお手々を動かしてあげるから、一緒に『すきっ』を書こうね!」
「んー!」
私は男の子の雨月の手を動かしながらゆっくりケチャップで私のオムライスに「すきっ」っと書いた。
それもすかさずスマホでパシャ!
さすがにちょっと不格好な文字になったけど、男の子の雨月と一緒に書いた「すきっ」という文字。
なんか、私も雨月と一緒で食べたくなくなってきちゃうじゃない!
……さすがにそうだと本末転倒だよね!
私は、雨月と一緒に書いた「すきっ」をもっと大切にしてあげたいんだから!
男の子の雨月は私と一緒に書いた「すきっ」を眺めてとっても嬉しそうな顔をする。
もっと喜んでもらえますように!
私はそう思いながら男の子の雨月に話し始めた。
「じゃあ、一緒に『すきっ』を食べようね!私の書いた『すきっ』を雨月が食べて雨月のからだの中に入っちゃうの!でね、私は雨月が書いた『すきっ』を私が食べて雨月がくれた『すきっ』が私のからだの中に入っていくんだよー!とっても素敵なことだと思わない?ね!雨月!」
私の想い……伝わったかな?
伝わると……いいな?
なんて、勝手なことを思いながら男の子の雨月の返事を待つことにした。
男の子の雨月はみるみるうちにお目々をキランキランさせてこれ以上にない笑顔を私に返してくれた。
想いが伝わるって……
なんて素敵な行為なんだろう!
「じゃあ、一緒にオムライス食べようね!」
私は男の子の雨月と一緒に書き終えた自分のオムライスを右側に、男の子の雨月の分のオムライスを中央に再び置いた。
私は男の子の雨月の右手にスプーンを渡した。
それをグーで持った男の子の雨月は
「んー!」
と大声で返事をして自分から進んでオムライスにスプーンを突っ込んで不器用ながら一口を掬って嬉しそうに食べたのでした。
な、長かったー
めでたしめでたし!
……だよね?
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