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男の子?の雨月はイチャイチャしたがる
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三人が第三会議室からいなくなり、私とおさない雨月と陽愛さんと夏川上司だけになった。
おさない雨月は「なーちゃ……」っていいながらピタってくっついている。
「星野、お昼はまだだよな?」
「あっ、はい!」
夏川上司は左腕を動かしておさない雨月を持ち直し、それと同時におさない雨月は少しばかり跳ねた。
「今回は陽愛と一緒に食事に行ってくれないかい?私は雨月君と一緒にいるから」
「でも、雨月のごはんは……」
「私と食べるから安心して欲しい。雨月君、私と一緒にいるかい?」
「うん。なーちゃといっちょちゅる!」
「雨月……」
おさない雨月の瞳には私に姿は映っていないみたい。
私、本当に落ち込みそう……。
体がプルプル震えるのを止められない。
それほど私は雨月と一緒にいるのが当たり前になっていたの。
ガックリ肩を落とした私はおさない雨月と一緒にお昼ごはんを食べることは諦めるしかなかった。
私は陽愛さんに促され、外で食事をとることにした。
会社を出て駅の方へ向かう通りへ曲がると飲食店が立ち並んでいる。会社ではいつも社食だったので陽愛さんにお店は選んでもらい、こじんまりした洋食店へ連れていってもらうことになった。
そこはその通りからひとつ二つ曲がって奥まったところにポツンと建っていて、わざわざ探さないと目に触れるよう場所ではなかった。
お店はレトロ感漂っていて、一世代よりも前に建てられたんだろうなって思わせるような外観だった。
ドアは重厚な木で引き扉になっていた。店に入るとドアの端にぶら下がっているベルの音がチャリンチャリンと心地よく響いた。
陽愛さんが店内へ声を掛けると彼女を見て懐かしそうな声で出迎えてくれたのは陽愛さんと同じ世代らしい男性だった。
ここのマスター……というのかな?お店の経営者には違いなかった。
窓側の席を案内され二人が楽しそうにお話をしている間、私はメニューを眺めていた。目線は料理名をさ迷っているけど気持ちはここにはない。二人の事なんか気にもとめなかった。
心の中ではおさない雨月のことで頭が一杯なんだもん。
子猫の雨月でも男の子の雨月になってもおさない雨月だとしても、ずっと一緒だと思っていたから。
私ってこんなにも雨月に依存していたのかしら?
そんなことをメニューに目線を落としながらぼんやり見ているとふいに私の方へ声がかかった。陽愛さんだ。
「葉月ちゃん、料理決まった?」
「へ?」
二人は話終えていたみたいで、テーブルにはいつのまにか私たち二人だけだった。
「あの人は此処の洋食屋のシェフよ。私と主人も同世代で私も会社に勤めていた時、よく主人と一緒に此処で逢い引きしてたわ……ふふふ。あ、どれにするの?」
陽愛さんの笑顔に思わず私まで楽しくなってきて。
なんか色っぽい話が聞けそうでちょっとワクワクしちゃうんですけど!
私はおなさい雨月のことは一旦忘れて、陽愛さんとの食事を満喫することにした。
おさない雨月は「なーちゃ……」っていいながらピタってくっついている。
「星野、お昼はまだだよな?」
「あっ、はい!」
夏川上司は左腕を動かしておさない雨月を持ち直し、それと同時におさない雨月は少しばかり跳ねた。
「今回は陽愛と一緒に食事に行ってくれないかい?私は雨月君と一緒にいるから」
「でも、雨月のごはんは……」
「私と食べるから安心して欲しい。雨月君、私と一緒にいるかい?」
「うん。なーちゃといっちょちゅる!」
「雨月……」
おさない雨月の瞳には私に姿は映っていないみたい。
私、本当に落ち込みそう……。
体がプルプル震えるのを止められない。
それほど私は雨月と一緒にいるのが当たり前になっていたの。
ガックリ肩を落とした私はおさない雨月と一緒にお昼ごはんを食べることは諦めるしかなかった。
私は陽愛さんに促され、外で食事をとることにした。
会社を出て駅の方へ向かう通りへ曲がると飲食店が立ち並んでいる。会社ではいつも社食だったので陽愛さんにお店は選んでもらい、こじんまりした洋食店へ連れていってもらうことになった。
そこはその通りからひとつ二つ曲がって奥まったところにポツンと建っていて、わざわざ探さないと目に触れるよう場所ではなかった。
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ドアは重厚な木で引き扉になっていた。店に入るとドアの端にぶら下がっているベルの音がチャリンチャリンと心地よく響いた。
陽愛さんが店内へ声を掛けると彼女を見て懐かしそうな声で出迎えてくれたのは陽愛さんと同じ世代らしい男性だった。
ここのマスター……というのかな?お店の経営者には違いなかった。
窓側の席を案内され二人が楽しそうにお話をしている間、私はメニューを眺めていた。目線は料理名をさ迷っているけど気持ちはここにはない。二人の事なんか気にもとめなかった。
心の中ではおさない雨月のことで頭が一杯なんだもん。
子猫の雨月でも男の子の雨月になってもおさない雨月だとしても、ずっと一緒だと思っていたから。
私ってこんなにも雨月に依存していたのかしら?
そんなことをメニューに目線を落としながらぼんやり見ているとふいに私の方へ声がかかった。陽愛さんだ。
「葉月ちゃん、料理決まった?」
「へ?」
二人は話終えていたみたいで、テーブルにはいつのまにか私たち二人だけだった。
「あの人は此処の洋食屋のシェフよ。私と主人も同世代で私も会社に勤めていた時、よく主人と一緒に此処で逢い引きしてたわ……ふふふ。あ、どれにするの?」
陽愛さんの笑顔に思わず私まで楽しくなってきて。
なんか色っぽい話が聞けそうでちょっとワクワクしちゃうんですけど!
私はおなさい雨月のことは一旦忘れて、陽愛さんとの食事を満喫することにした。
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