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『編み物男子部』?ができるまで。
158 楽しい日曜日 ☆坂口side1
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「鳴海君、どう?わかった?」
僕はすかさず鳴海君に話しかける。目線は相沢君を諌めたまま。
「うん、大丈夫!相沢君ありがとう」
鳴海君は相沢君にスマホを返して台所の方へ向かうところだ。
「僕たちは豆むきをするね!」
相沢君の側まで行って腕を掴んで鳴海君からもっと遠ざけようとした。
「な、なにするんだよ!」
「それはこっちの台詞だから!」
相沢君の抗議に僕は言葉を被せる。
鳴海君は筍を触りながら下ごしらえをし始めているようだった。
「今日はずっと僕の側にいてもらうからね!」
「な、何でだよ……お前のとなりなんか嫌に決まってるだろー」
ブツブツ文句いう相沢君に畳み掛けるように苦情を言う。
僕は怒っているんだからね!
「さっき、鳴海君に何をしようとしたの?」
「あ?あ……あれは……」
相沢君が目を泳がせて顔を必死に背ける。
逃がさないんだからね!僕は言葉を続けていく。
「僕が言葉で制止してなかったら……相沢君の口は何処にあったの?」
「……あれは……不可抗力?」
「はぁ?」
いいわけが、そ、それ?
不可抗力って……なんなの?
僕はすかさず鳴海君に話しかける。目線は相沢君を諌めたまま。
「うん、大丈夫!相沢君ありがとう」
鳴海君は相沢君にスマホを返して台所の方へ向かうところだ。
「僕たちは豆むきをするね!」
相沢君の側まで行って腕を掴んで鳴海君からもっと遠ざけようとした。
「な、なにするんだよ!」
「それはこっちの台詞だから!」
相沢君の抗議に僕は言葉を被せる。
鳴海君は筍を触りながら下ごしらえをし始めているようだった。
「今日はずっと僕の側にいてもらうからね!」
「な、何でだよ……お前のとなりなんか嫌に決まってるだろー」
ブツブツ文句いう相沢君に畳み掛けるように苦情を言う。
僕は怒っているんだからね!
「さっき、鳴海君に何をしようとしたの?」
「あ?あ……あれは……」
相沢君が目を泳がせて顔を必死に背ける。
逃がさないんだからね!僕は言葉を続けていく。
「僕が言葉で制止してなかったら……相沢君の口は何処にあったの?」
「……あれは……不可抗力?」
「はぁ?」
いいわけが、そ、それ?
不可抗力って……なんなの?
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