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第二部 建白書
第十六話 1 原田家
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原田家
原田「ただいまー!おまさぁー、いるかぁー?」
妻 「……あ、左之助様、お帰りなさいませ!今日は屯所では?お帰りになるのはもっと先だって……伺ってましたのに……」
原田「ん……そうなんやけど……」
妻 「?何かありました?んん……!」
原田 チュッ
妻 「やっぱり何かありましたのね?ねぇ、お覚悟決めて話してくれはりません?」
原田「その前になぁー、いつものん……」
妻 「あ、……」
原田「やっぱりおまさの心の音に触れんとおまさの許に帰って来たっちゅう実感がないんやけん……」
妻 「もう……!」
原田「なぁー俺のんにも触れてくれへんの?」
妻 「ん……わかってる……んん……」
原田 チュッ チュッ
妻 「もう……!左之助様ったら!……あ、いつもより早鐘が鳴っているみたいですよ……ここ。激しい心の音です……。ホンに……どうされましたん?ちょっと……あ、……いつもと違いますよって……」
原田「………………。」
妻 「左之助様、らしくありませんよ。まずはお部屋に入りましょう……ね?左之助様!」
原田「ただいまー!おまさぁー、いるかぁー?」
妻 「……あ、左之助様、お帰りなさいませ!今日は屯所では?お帰りになるのはもっと先だって……伺ってましたのに……」
原田「ん……そうなんやけど……」
妻 「?何かありました?んん……!」
原田 チュッ
妻 「やっぱり何かありましたのね?ねぇ、お覚悟決めて話してくれはりません?」
原田「その前になぁー、いつものん……」
妻 「あ、……」
原田「やっぱりおまさの心の音に触れんとおまさの許に帰って来たっちゅう実感がないんやけん……」
妻 「もう……!」
原田「なぁー俺のんにも触れてくれへんの?」
妻 「ん……わかってる……んん……」
原田 チュッ チュッ
妻 「もう……!左之助様ったら!……あ、いつもより早鐘が鳴っているみたいですよ……ここ。激しい心の音です……。ホンに……どうされましたん?ちょっと……あ、……いつもと違いますよって……」
原田「………………。」
妻 「左之助様、らしくありませんよ。まずはお部屋に入りましょう……ね?左之助様!」
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