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舞台1ー11

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 することはひとつでも少しばかりの嗜好は変えなければならない。
 ほんの些細な少年の表情でも見逃さない好き者の客もいるのである。

 見るのは百文でも客は客。一舞台百文である。
 誰が最初に登場するかはわからない。
 すべての舞台を見るのなら、今日なら六百文を要するのだ。
 一舞台で満足する客もいれば最後まで滞在する客もいる。
 席が空かなければ新たな客は入場することは叶わない。
 そして、最後まで滞在しなければ少年と共にするチャンスはないのだ。

「い、言いたくても……む、むりぃ!……やっ!もうちょ……っと……もう、ちょっと、む、むりぃい!…し、刺激……強くって……や、やぁあああー!」

 俺は伊久のぷっくりした乳首を爪で軽く引っ掻いた。
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