好きな人に好きだと言って何が悪い!

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今日は木曜日

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[ハルキside]

いよいよ次の月曜日は期末試験。
いつも襲撃を仕掛けてくるハルカが今では俺から逃げ回っている!

これは素晴らしい!逃げ回るあいつは面白い。そしてハルカを追いかけていると生徒達の視線も感じるが知ったことではない。
何故なら未だ詳細の分からないご褒美を許すわけにはいかない。
俺が勝つ為に追いかけねばならぬ!

今日は木曜日、昨日も一日中ハルカを追いかけ回して遊んでいたが、流石に勉強もしておきたい。

というわけで今日の昼休み、放課後は図書室で過ごす事にしよう。
あんだけ追いかけ回してぱったりやめたらそれはそれで、混乱させることが出来そうだな……。

「あ、ハルカおはよう。今日は追いかけ回さないから安心しろ」

朝ビクビクしながら教室へやってきたハルカは、キョトンとした顔をしていた…………がすぐに変態に戻った。

「えー!寂しー!なんでー!ようやく慣れ始めてきたのに!!追いかけっこしよー!いいのか!負けるぞハルキ様!っぶへあ!」

瞬く間に変態に戻ったこいつの頭にチョップをして席に戻る。

(負けたくないから勉強すんだよアホが)

宣言通り合間合間にハルカへの嫌がらせをやめたせいか、ハルカは調子を上げて小テスト満点を繰り返していた。そんなにご褒美とやらが欲しいのか…中身が分からない分恐怖でしかないぞ……。

昼休み、昼食を食べ終わってすぐ図書室へ移動する。
この時期は期末試験に向け空席がほとんどなくなる為早めの移動が一番だ。

昼休みが始まってまだ早い時間だったせいかまだ空席が残っている。
俺は奥の方へ進み席を取り自習を始めた。


いつもうるさい女子共は流石に図書室では静かにしているし、近寄ってこないのでありがたい。



----集中していたせいか予鈴の音でハッとした。
もう昼休みは終わりか、続きは放課後だな。
片付けを始めた時、視界にあいつが映った。

少し離れたテーブルに静かに座って本を読んでいた。あいつも図書室では大人しくしてるんだな。
俺には気付いていないみたいだ。
本当、口を開かなければ深窓の令嬢なのに……。

片付けながらも横目で様子を伺っていると、あいつも戻るらしい。
鉢合わせにならないように少し遅れて教室へ戻った。

授業が始まった。最後に小テストはあるもののほぼテスト範囲の確認や要点のチェックのみの授業だ。その為ぼんやり聞きながら考える。
明日は金曜だ。そして土日を挟んでついに期末試験。
期末試験は3日間。土日は邪魔のしようがないからこそ、俺も油断せずにしないと。



「あ、そういえば俺が勝った時の事考えてなかった……」

ガタガタッ!ドサッ


後ろの席でハルカが椅子から落ちていた。

「ハルカ、お前何してんだ授業中だぞ]
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