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前世の前世の友達。
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アリスはなんやかんや色々あって帰る家もないのでもしも太郎の家というか秘密基地みたいな拠点で居候することになった。その拠点では街1つ分の広さで一人一人に部屋があるのだがもしも太郎曰くメンバーは5人らしい。普段はヒーロー活動をしているが平和なのでやることはありません。
アリスは退屈なのでその拠点から出て外を歩き回ることにした。
「アリスって勝手に呼ばれるけど全然気に入ってねぇし…ムカつくなぁ!あのエロガキ!名前がない…から別に人の区別として呼ばれるからまだわかりやすいだろうけど…どっかの記憶からか男で真琴やバニラって呼ばれてた記憶があったりするな。あー、ムカつく!」
アリスは少し嬉しそうに無自覚にるんるんと歩きながらそう呟く。
ドカッ!
金髪の女性?が走っていてアリスと曲がり角でぶつかってしまった。
「ごめんなさい、Eおんのバーゲンが始まりそうで急いでいますので!」
「はぁ?ちょっと待て!怪我ねぇか?」
「うん…」
「急いでるんだろ?連れてってやる!」
アリスは金髪の女性?をおぶるとマッハのスピードで走り走って数秒後でEおんに着いたのである。
「ふぇぇぇ…」
金髪の女性?はびっくりした様子で腰を抜かせていた。
「何、ビビってんだ?早よ行け!遅れるだろう?」
「速いですよ…すごい身体能力ですね…」
「そうだな、じゃ、さよなら」
金髪の女性はアリスの手を強く握り引き止めた。
「あぁん?なんだぁ?」
「卵、1人3点限りだからそのお姉さんも一緒に買ってくれませんか?お金なら渡します!」
「はぁっ!?馬鹿か!んなもん、ダメに決まってるだろ!私はそんなに優しくない!」
アリスは金髪の女性?の手を振り解こうとするが金髪の女性?は泣きそうな目でこちらを見つめるのでアリスは断ることはできなかった。
「わーったよ!手伝ってやるよ!くそったれめ…んで、お前、名前はなんだ?」
「バニラ・ホワイトです!」
「へぇ」
アリスはその名前にとても深い思い出がある事を知っていた。自分にとってとても縁のある名前。そのような気がした。アリスは自分の記憶の中で思い出した名前を訪ねた。
「突然聞くけどよ、三澤真琴って知っているか?」
バニラはびっくりした。
「なんで、真琴くんの事を…真琴くんはえーと…昔の僕でして…」
アリスは無性にバニラが成長してるのがとても嬉しく、やはり自分はホワイト家に縁があると確信しじーっとバニラの顔を見つめた。
「僕の顔に何か付いていますか?」
「そうでもないけどな、お前の家族は幸せか?」
「うん!」
バニラは笑顔で頷いた。アリスはその笑顔が少しムカついたので弱めにデコピンした。
「痛いよぉ!」
「ったく、相変わらず弱虫だな、バーゲンだろ?早く行くぞ!とことん手伝ってやる!」
アリスはバニラの手を引っ張ってバーゲン会場まで猛ダッシュで向かった。
「あの、どうして真琴くんの事を知ってるんですか?」
「んなことよりも、とことん買うぞ!お前のことだからカレーの材料だろ!」
「えぇぇぇぇぇぇっ!?」
そして、アリスとバニラは材料と卵を買い終えた。
「あのぅ…ありがとうございます…。でもどうしてカレーが好きだってわかったんですか?」
「私の好物だからだ!それでカレーのうまさをお前に布教するつもりだったんだよ!」
アリスはことを済ませると帰ろうとしたがバニラはアリスを手を掴んで引き止める。
「あの…!」
「あん?」
「あなたは昔の僕だったりしますか?僕…昔の記憶全然無いんです!」
アリスは首を横に振った。
「僕、昔の自分に励まされて今ここで生きていられてるんです。真琴くんに僕、全然お礼が言えないまま…」
「馬鹿か……そんなの天に祈って本人に伝えりゃ良い!まっ、どっかで生まれ変わっていないかもだけどな気が変わった、家まで送ってやるよ!」
バニラは恥ずかしそうな表情をして「僕、もう35歳だよぅ…」と小声で呟いた。アリスは黙ってバニラと一緒にバニラの家まで歩いていった。
バニラの家に着いた、アリスはバニラを送り終えると無言で立ち去ろうとしたがバニラの家の前で女性がいた事に気付いた。
「あら、真琴くんかしら?」
「…誰だ?」
「ショコラ・ホワイトよ」
女性が自己紹介するとアリスの脳裏にその名乗られた名前が刻まれているのか知っていた。
「生きてたんだな」
「えぇ。すっかり妖魔という亡霊になってしまったけどね。それより、ホワイト家には戻らないのかしら?記憶、ほとんど思い出せてるのでしょう?真琴くん。」
「私には帰るところがあるから、お前らのところには帰らんがいずれ遊びに来るから」
アリスはそう言うとゆっくりとクールに立ち去っていく後ろ姿だったが本当は死ぬほど嬉しくて号泣してた。叫びたくとも必死に声を抑えていく帰り道だったのだ。
続く
アリスは退屈なのでその拠点から出て外を歩き回ることにした。
「アリスって勝手に呼ばれるけど全然気に入ってねぇし…ムカつくなぁ!あのエロガキ!名前がない…から別に人の区別として呼ばれるからまだわかりやすいだろうけど…どっかの記憶からか男で真琴やバニラって呼ばれてた記憶があったりするな。あー、ムカつく!」
アリスは少し嬉しそうに無自覚にるんるんと歩きながらそう呟く。
ドカッ!
金髪の女性?が走っていてアリスと曲がり角でぶつかってしまった。
「ごめんなさい、Eおんのバーゲンが始まりそうで急いでいますので!」
「はぁ?ちょっと待て!怪我ねぇか?」
「うん…」
「急いでるんだろ?連れてってやる!」
アリスは金髪の女性?をおぶるとマッハのスピードで走り走って数秒後でEおんに着いたのである。
「ふぇぇぇ…」
金髪の女性?はびっくりした様子で腰を抜かせていた。
「何、ビビってんだ?早よ行け!遅れるだろう?」
「速いですよ…すごい身体能力ですね…」
「そうだな、じゃ、さよなら」
金髪の女性はアリスの手を強く握り引き止めた。
「あぁん?なんだぁ?」
「卵、1人3点限りだからそのお姉さんも一緒に買ってくれませんか?お金なら渡します!」
「はぁっ!?馬鹿か!んなもん、ダメに決まってるだろ!私はそんなに優しくない!」
アリスは金髪の女性?の手を振り解こうとするが金髪の女性?は泣きそうな目でこちらを見つめるのでアリスは断ることはできなかった。
「わーったよ!手伝ってやるよ!くそったれめ…んで、お前、名前はなんだ?」
「バニラ・ホワイトです!」
「へぇ」
アリスはその名前にとても深い思い出がある事を知っていた。自分にとってとても縁のある名前。そのような気がした。アリスは自分の記憶の中で思い出した名前を訪ねた。
「突然聞くけどよ、三澤真琴って知っているか?」
バニラはびっくりした。
「なんで、真琴くんの事を…真琴くんはえーと…昔の僕でして…」
アリスは無性にバニラが成長してるのがとても嬉しく、やはり自分はホワイト家に縁があると確信しじーっとバニラの顔を見つめた。
「僕の顔に何か付いていますか?」
「そうでもないけどな、お前の家族は幸せか?」
「うん!」
バニラは笑顔で頷いた。アリスはその笑顔が少しムカついたので弱めにデコピンした。
「痛いよぉ!」
「ったく、相変わらず弱虫だな、バーゲンだろ?早く行くぞ!とことん手伝ってやる!」
アリスはバニラの手を引っ張ってバーゲン会場まで猛ダッシュで向かった。
「あの、どうして真琴くんの事を知ってるんですか?」
「んなことよりも、とことん買うぞ!お前のことだからカレーの材料だろ!」
「えぇぇぇぇぇぇっ!?」
そして、アリスとバニラは材料と卵を買い終えた。
「あのぅ…ありがとうございます…。でもどうしてカレーが好きだってわかったんですか?」
「私の好物だからだ!それでカレーのうまさをお前に布教するつもりだったんだよ!」
アリスはことを済ませると帰ろうとしたがバニラはアリスを手を掴んで引き止める。
「あの…!」
「あん?」
「あなたは昔の僕だったりしますか?僕…昔の記憶全然無いんです!」
アリスは首を横に振った。
「僕、昔の自分に励まされて今ここで生きていられてるんです。真琴くんに僕、全然お礼が言えないまま…」
「馬鹿か……そんなの天に祈って本人に伝えりゃ良い!まっ、どっかで生まれ変わっていないかもだけどな気が変わった、家まで送ってやるよ!」
バニラは恥ずかしそうな表情をして「僕、もう35歳だよぅ…」と小声で呟いた。アリスは黙ってバニラと一緒にバニラの家まで歩いていった。
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「あら、真琴くんかしら?」
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女性が自己紹介するとアリスの脳裏にその名乗られた名前が刻まれているのか知っていた。
「生きてたんだな」
「えぇ。すっかり妖魔という亡霊になってしまったけどね。それより、ホワイト家には戻らないのかしら?記憶、ほとんど思い出せてるのでしょう?真琴くん。」
「私には帰るところがあるから、お前らのところには帰らんがいずれ遊びに来るから」
アリスはそう言うとゆっくりとクールに立ち去っていく後ろ姿だったが本当は死ぬほど嬉しくて号泣してた。叫びたくとも必死に声を抑えていく帰り道だったのだ。
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