続ラスボスの日常

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エルトニア王国編

瀕死

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もしも太郎と王女にエルトニア城までアリスは運ばれ即座にお城でお留守番をしていた。コンピュータは慌てて分析した。
 
「彼女は積み重なったかなりの疲労と、かなりの外傷が原因で生死を彷徨ってる状態です…。もしも太郎さんは疲労については思い当たる節はありますか?」

「わからない…無理してたのか…。」
もしも太郎はこんな状況が苦手なのか何かに怖がっている状態で答える。

「コンピュータとやらよ!!わらわはまだアリスと仲良くなっておらんのじゃ!まさか…わらわが仲良くなれないままアリスは死ぬわけなかろう?」

「残念ながら亡くなる可能性はあります…。王女様には申し訳ないけど僕は嘘をつく事が出来ません…。」
動揺しながら王女のする質問に対してコンピュータは言葉をつまらせながら王女に真実を告げる。

「嘘じゃろ…わらわはアリスと仲良くなってないのじゃ!!コンピュータ!アリスを助ける方法はあるじゃろう!!」

「あるよ。」
王女が動揺してる中タイミング良くダークコンピュータが帰ってきてダークコンピュータは質問に答える。

「言うのじゃ!!わらわはアリスを助けるためならどんな手でも使うのじゃ!」

「NPCなのに感情豊かだね♡良いよ♡薬草だけどあげる♡虫の息だから助けられるんじゃない?」
ダークコンピュータは優しく王女に薬草を渡してあげる。王女はそれを受け取るとアリスの口に入れる。しかし切ってないのか薬草はアリスの喉を通らない。

「君たちも何をぼーっとしてるのじゃ!アリスを救う為に行動しないとこのままじゃとアリスは死んじゃうかもしれないのじゃぞ!!仲間じゃろう…」

「あ、あぁっ!俺はどうしたら良い?」
もしも太郎は気を取り戻し王女に指示を煽る。

「ほほほ、お主、アリスの恋人らしいのう。キスは済ましたかのう?」
王女は薬草を口に入れて噛み始めた。

「一回はな!それで何故薬草をお前が食べてるんだ?」

「唯一アリスを助ける方法はのう…こうじゃ!」
王女は水を少し口に含みアリスに口移しをした。

「おい!!俺の彼女に何してんだよ!!」
もしも太郎は口移しを見て激しく動揺した。
王女は口移しを終えるともしも太郎にドヤ顔を向ける。

「あー、わらわはもっとイケメンな人とキ…口移しをしたかったのじゃ~。初めてなのに~」
王女は棒読みで言う。

「お前なぁぁぁぁ!!薬草あるか!今度は俺がしてやる!」

「んぁ?」
もしも太郎が口移しをしようと薬草を要求した時にアリスは目が覚めた。

「がぁぁぁぁぁ!!ふざけるなー!アリスぅぅぅぅ!!チューしよぉぉぉぉぉぉ!!」

「馬鹿かおめぇ!人前だぞ!そんなこと出来るかぁぁぁぁ!?」
もしも太郎はまたアリスに顔を真っ赤にして断られて落ち込んでる横で王女は「ドンマイ」と励ますがもしも太郎は悲しみの涙を王女に見せつける。

「アリスよ、わらわはお主が助かって嬉しいぞい。しかしお主にはまだ休んでもらうのじゃ。」

「あ、ありがとな!」
アリスは少し弱々しい声で礼を言う。

「それともしも太郎がお主の事がよほど好きなのじゃろうから看病はもしも太郎に任せるとしよう」

「やー↑↑ったぜ!!」
王女は自分が口移しをしたことはアリスには内緒にして自分の心の中にしまっておくことにした。

「君は本当に控えめだね♡僕なら大好きな人にベタベタくっつくのに」

「わかってないのう。わらわは14歳じゃが適度な距離感というのを知っとるのじゃ。それにわらわは機会があればアリスをお茶会に誘おうと思ってるから友達が他の人と遊んでる時や恋人とデートしてる時はわらわは嫉妬心を隠しつつ冷静にその友達と次の予定を前もって入れるのじゃ。」

「合理的です…」
コンピュータは人間関係のあり方についてまた一つ学習した。
 続く
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