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最後の休暇…
しおりを挟む── 数時間前。
レベッカと公爵は、チェンバース家の馬車に乗り、宿泊予定の別荘に案内された。
「……なんで、公爵様まで来るのよ。」
「君は少し抜けているところがあるから。騙されていないか、傍にいるよ。…あと、俺と帰るだろ?」
「はぁ…。私1人じゃ帰れないの、わかるでしょ?言っておくけど、貴方はただの私の足に過ぎないのよ。そこのところは弁えてよね。」
「ははは。昔の君を思い出す言い方だな。まるで、悪役令嬢だ。身なりはボロボロだけど。」
「なっ?!」
顔を赤くするが、指摘のとおりだ。
髪の毛はボサボサ、服も仕事で汚れている。それに身体中が、焼肉を食べた後のように煙臭い。
「や、やっぱり臭うかな?ごめんなさい。ジンジャーがもう着いていると言うから、シャワーを借りてすぐに着替えるわ。それまでに、馬車を手配してよね!」
「はい、はい。仰せのままに、お嬢様。」
「公爵、『はい』が少し多いわよ。」
公爵はクスクスと笑っている。
さっきまで、取り乱した自分が嘘のように、今は心穏やかで、いつもの優しい気持ちになれた。
話している間に、目的地に到着した。
公爵にエスコートされながら馬車を降りる。
チェンバース家の別荘を見て、レベッカは驚いた。
「ええ!…これが別荘なの?チェンバースさんの邸宅じゃなくて?ランドルフ家より大きい~。すっご~い!」
目を輝かせているレベッカとは正反対に、公爵は冷ややかな目で眺めた。
「ふむ。公爵家には敵わないが、そこそこの金持ちのようだな。」
さりげなく公爵はマウント取っているが、レベッカは完全無視だ。
彼の視線を痛いほど感じるが、絶対に無視だ。
公爵は、レベッカの反応が無くてムスっとしている。
「あぁ、お嬢様~!!ジンジャーはここでーす!!」
遠くから、レベッカの使用人ジンジャーが走って来た。
「はぁ、はぁ…、酷いですよ…私を置いて行くなんて。」
「ごめんなさい、ジンジャー。あのね、あなたにお願いがあって…」
「レベッカの使用人。お前は明日まで残れ、彼女の代わりに仕事をしろ。俺たちは、レベッカの用意が終わったら帰宅する。」
レベッカの言葉を遮って、公爵は威そうにジンジャーに命令した。
ジンジャーから悲しみの声が出た。
「そんなぁ~。お嬢様、また私を置いて行くのですか?」
「ご、ごめんなさいね。領地の貴族達が来ているし、変な噂が出ると困るわ。農場のお爺さんのお手伝いをお願いします。」
ジンジャーはすぐに納得し、レベッカを荷物の置いた部屋に案内する。
部屋は、全てが高級品に囲まれていた。
元レベッカの記憶だと、公爵の部屋も凄かったが、チェンバース家も負けず劣らず。公爵家レベルのお金持ちだとわかった。
部屋のバスルームを借りて、髪と身体を洗った。
ベッドには、美しいドレスが用意されていた。
でも、それには手をつけず、自分が持参したいつもの質素な服に着替えた。
チェンバース家の当主に挨拶をするから、少しだけメイクをし、身なりを整える。
「申し訳ございません。旦那様は不在でして…。」
当主に会えなくて、レベッカは残念がる。
「……そうですか。あの、当主様のお名前を伺っても良いですか?後日、お手紙を書きたいので。」
しかし、主人の名前を尋ねると、執事は顔色を変えて焦りだした。
「あ、あの。バリー・チェンバース様です。」
アダムから名前を絶対に明かすなと言いつけられていた。思わず、若い執事はアダムの父の名を伝えた。
「ありがとうございます。お招きいただいたのに、泊まらなくて申し訳ないと、お伝え下さい。」
「レベッカ、準備は出来たか?早く出発するぞ。」
公爵に呼ばれたが、レベッカは執事やメイド達に向き、丁寧なお辞儀をした。
レベッカと公爵は、チェンバース家の使用人達と、しょんぼりしたジンジャーに見送られ出発する。
「ところで、公爵様。あなたの財なら馬車2台は用意出来るでしょ?何で一緒に乗ってるのよ。」
「はあ?本気で言っていたら、君は冷たい人だな。」
「ふん、私は悪役令嬢なのよ。」
「はは、さっき言った事を気にしているのか?」
戯れはやめて、レベッカは真面目な顔になった。
「これは真面目に言いますよ。あなた、フィアンセを放っておいて良いの?」
「………。その事だが、少し考える時間をくれないか?」
公爵も急に真面目な顔をするので、焦ってしまう。
「何故、私に許可を取るの?意味分かんない。」
「はぁ、俺もだ。帰ったら仕事は山積みだし、悩ましい事が多すぎるよ。もう、何も考えたくない。」
彼らしくない弱音を初めて聞いた気がする。
「なんだか、…お疲れのようですね。」
「ああ。見ての通り、お疲れだよ。誰のせいとかは言わないけど。君の膝を借りて眠れたら最高なんだがな。」
「何言ってんだ」と突っ込んでやるつもりが、公爵はその場で目を閉じた。
彼は目の前で無防備に寝てしまった。
また見た事のある光景で、自分も急に疲れが出た。
目を閉じるが、馬車の揺れが慣れなくて上手く眠れない。
ガタガタ揺れる度に、頭をぶつける。
「…あだっ。…いてて。」
「……おいで、レベッカ。」
公爵は目を開けると、レベッカの手を取った。
「俺の肩を貸してやるから、一緒に寝よう。」
「…私も睡魔には勝てないわ。お言葉に甘えるわよ。」
レベッカは素直に言う事を聞いた。公爵の隣に座り、彼の膝を枕にして寝た。
「え、……肩って…言ったんだけどな。」
これには、公爵の目が覚めてしまった。
自分の膝の上に小さな頭が乗っている。
「はぁ…。これは、いろいろとまずいな。」
公爵の想いも知らず、レベッカは深い眠りに落ちた。
※
「レベッカ、起きろ。レベッカ?」
遠くで、公爵の声が聞こえる。
でも、眠たくて目が開けられない。
ふわふわと身体が浮いた気がする。
子供の頃、疲れて寝てしまい、親にお布団まで運ばれた感覚に似ている。なんだか心地の良い気分だった。
寝相の悪い私は、冬でもよく布団を蹴飛ばして、寒くて小さく丸まって寝ていた。
その度に母はいつもお布団に包んで、暴れないように抱きしめて寝てくれた。
ぎゅっと、しがみつくと母の温もりを感じる。頬を撫でる母の手が気持ち良くて、寝たふりをしながら、手に頬擦りしていた。
あれ、でもこのさわやかな香りは…あの人のものだ。
「── うう、寒っ。」
朝日と早朝の冷え込みで目が覚めた。
布団から出た顔が冷たい。
思わず潜って、温かな身体に頬擦りした。
すると、大きな手が優しく包み込むように抱きしめる。
「あれ?」
急に目が覚めた。
慌てて布団から顔出して、抱きしめた相手の顔を確認する。
「なっ!!…なんで公爵と寝てんの、あたしっ!」
ここは何処だと、キョロキョロと確認する。
服は昨日着ていたもの。脱がされた形跡も、何かされた形跡も無い。
狭くて古びた宿で、ホコリっぽいベッドに2人で抱き合って寝ていた。
被っていたのは布団では無くて、汚い毛布。
「……ああ、やっと起きたか。おはよう、レベッカ。」
公爵はまだ目を閉じているが、騒ぎ出したレベッカのせいで起きた。
寝ぼけているのか、レベッカの額に「チュ」とキスをする。
「ちょ、ちょ、待て待て、公爵さん?!フィアンセと間違えていないか?」
「……あっ。すまない、癖でつい…。」
公爵は、ぱちっと目を開けて謝った。
そう、クリスタと間違えたのだ。しっかりと『レベッカ』と言ったのは、聞かなかった事にした。
「ねえ、なんで私たち宿に泊まっているの?」
既に公爵の腕からレベッカは離れてしまった。寂しそうな気持ちになりながら答えた。
「夜通し馬を走らせる事は出来ないだろ?御者も休ませないと。夜中に宿を見つけて、一泊したんだよ。君は起きないから俺が運んだよ。……言っておくけど、何もしていないからな。」
「何もって、当たり前でしょ?」
そう言いながらも、レベッカはベッドに戻って来た。毛布の中に潜り込み、公爵に引っ付いた。
「きゅ、急にどうしたんだよ?」
「だってここ、暖炉も無くて寒いじゃん。見てよ、鼻水が垂れたわ。これは致し方ないわよ。」
「…はぁ、……君の家は、ずっと寒いままにしておこう。」
公爵は、レベッカに聞こえない小さな声で呟いた。
正直に言うと、こんな汚い宿に泊まるなんて、昔のレベッカなら手に負えないほどの大騒ぎだ。
でも、今のレベッカは何も文句を言わない。不思議と、こんなに傍に居て、心が落ち着けるのは、今の彼女だけだと思った。
2人は適当に食べ物を買って、馬車の中で食べた。
「なあ、レベッカ。後、数時間馬を走らせたら家に着くよ。その後の事なんだが…俺は、しばらく君に会えない。」
「そう…。寂しいとでも言って欲しそうね。」
レベッカは景色を見ながら、林檎を頬張っている。
「君は何とも思わないだろうが。俺は君に会えなくて、また寂しくなるんだと思う。」
公爵の率直な言葉に、何と言ったら良いのかわからなくなる。
林檎を食べるのをやめて、彼の目を見て答えた。
「やめて、そんな思わせぶりな言葉。私にはいらないわ。」
「次、会った時には身の回りを片付ける。その時、真剣に俺の話を聞いてくれないか?」
公爵はずっと、レベッカの目を見て話していた。彼の本気が痛いほどわかり、もう誤魔化す事も出来ない。
何も答える事が出来なくて、気まずい沈黙が続いてしまった。
家に着くまで、何を話していたのかも覚えていない。
いつもの公爵のエスコートで、馬車を降りる。
「俺の最後の休暇は、君と過ごせて幸せだったよ。」
別れ際に、ダリル・レオ・ファーガソン公爵は、恋人に囁くように言った。
彼が乗った馬車が見えなくなるまで、その場で見送る。
振り向いて家に入ろうとした時、新しい扉が目に入った。
それは、思ったより頑丈で、ドアスコープも付いている。
古びた家に真新しい豪華な扉。
家に合わせたのでは無くて、安全性を重視した扉。
心配症な公爵が選んだのだと思うと、納得が出来る。
レベッカは、扉選びをする公爵を想像して笑みが出た。
でも彼の優しさを無下にせず、新しい鍵を使った。
部屋に入り、優しくパタンと扉を閉めた。
◇◇◇
── 祭りの最終日。
昨日、公爵は私を街に置き去りにして姿を消した。
だが、フィアンセを置き去りにしたなど、噂好きな貴族達に言えない。公爵は仕事で帰ったと伝えた。
ダリアの話からすると、あの麻袋を被った女はレベッカ・ランドルフに違いない。
最近の公爵は、愛が冷めたかのように素っ気ない。
公爵に捨てられる恐怖よりも、自分じゃなく、捨てた女をまた選んだ事が許せない。
あんなに自分に夢中だった男が、負け犬のような女を選んだのはなぜ?
美貌は完全に勝っている。それに、自分には高貴な血が流れていると言うのに…。
考えるだけで、無性に腹が立つ。
表情を変えないが、腹の底からレベッカへの憎しみが湧いた。
「あ、クリスタ。公爵様は帰られたのだから、今日こそみんなでレベッカを探しましょうよ。」
ダリアは親しげにクリスタに話しかけた。
「……あなた、本当に昨日レベッカを見たの?」
「本当よ!メイドみたいなドレスに、黒猫のしっぽが着いた変な衣装だったわ。」
「あれ? 顔は隠れてたけど、その衣装を着た娼婦を見かけた。男を誘っているのを見てしまったわ……。」
クリスタの言葉に、連れて来た友人が集まって来た。
「え、それ本当なの?レベッカ・ランドルフがこの街で娼婦をしているの?」
ダリアは嬉しそうに話し出した。
「本当よ!私はこの目で見たわ!娼婦にでもなったの?って聞いたら、レベッカは動揺して逃げ出したのよ。」
皆んな、ダリアの話に喰いついた。
注目が嬉しいのか、彼女は話を大袈裟にし、作り話をし始めた。
これは社交界での良い話のネタだと、楽しそうに皆んなで話を聞いている。
その光景を見て、クリスタは優しく微笑んだ。
明日にでもレベッカの噂は、社交界に広まるだろう。
レベッカ・ランドルフは社交界から姿を消したが、親はまだいる。
娘の恥ずかしい噂が流れたら親も社交界から追い出せるかしら。
それか、親に縁を切られるのも面白い。
とりあえず、レベッカの評判をどん底まで落としたい。
そしたら、この気持ちは少し落ち着くのだろうか?
「……ただ私は眺めるだけ、何もしない。自分の手は汚さないの。願えば、皆んなが全部やってくれる。」
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