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陰謀王子に犯される
神聖なる大聖堂の鐘が、荘厳に鳴り響いていた。
ステンドグラスから差し込む柔らかな光が、純白のドレスを纏った美しき令嬢を照らす。彼女は祭壇の前で若き王子と向かい合う。
神父の声が聖堂に響いた。
「汝、この者を生涯の伴侶として、喜びも悲しみも共にし、支えることを誓いますか」
彼女は目を逸らさず、毅然と答えた。
「はい、誓いましょう」
声に迷いはなく、照れる素振りもない。
公爵令嬢として、幼い頃からこの日のために育てられてきた。皇女となる運命を彼女はとっくに受け入れている。
傍らの王子は穏やかな微笑を浮かべて、そんな彼女の手を取った。
彼の瞳には満足げな光が宿っていた。
会衆の視線が二人に注がれる。この結婚は、貴族たちの祝福の拍手に満たされていた。
だが──彼女の心は──
「──…」
彼女の心は、冷え切っていた。
式は滞りなく終わり、二人は馬車で王宮へ戻った。
初夜を迎える部屋には、豪奢な絨毯と、天蓋付きの大きなベッドが置かれている。
侍女たちが退室してようやく二人きりになると、王子は優しい声で令嬢を気遣った。
「ようやく二人きりですね」
「……ええ、そうですわね」
「今日はお疲れでしょう。ワインをお持ちしましょうか。それとも、軽い食事でも?」
彼女はソファの端に座り、事務的に応じていた。ニコリとも笑わず、視線を窓の外に向けた。
夜の庭園が……月の光に輝いている。
「結構ですわ。ご心配なく。王弟 殿下」
「……」
「いえ……失礼いたしました、殿下」
彼は一瞬、表情を曇らせたが、すぐに彼女の傍に座った。手を、そっと握ろうとする。
彼女はそれを避けて、ドレスの裾を直した。
「やはり貴女は……私との婚姻が不服なのですね」
彼の声には探るような響きがある。
彼女は冷静に答えた。
「そのようなこと有り得ませんわ。わたくしは幼き頃より皇女となるべく育てられてきた女です。この婚姻は…王家の血統を繋ぎ、国を安定させるためのもの。わたくしは、ただその義務を果たすだけです」
それに対して王子は静かに首を振った。
柔らかだった目元が、僅かに鋭く細まる。
「そうではないでしょう。私に向けられる貴女の目は、冷たい。笑顔ひとつとして見せてくださらない……。まるで、氷の彫刻のようだ」
彼女は、心臓が早まるのを感じた。だが、表情を変えなかった。
「わたくしは…もとよりこの様な顔でございます」
幼い頃から宮廷の陰謀の中で生きてきた。あるべき皇女の振る舞いは、常に毅然とすることだ。感情を表に出さないのは当然だった。
だがこの男は、知っている。
そんな彼女の本心を──。
王子は立ち上がり、彼女の肩に手を置いた。
「貴女は兄と恋仲だったのでしょう?」
「…ッ…!?」
「貴女は皇女になりたかったのではない。ただ…兄の元へ嫁ぎたかっただけなのでは?」
「どうして……!」
その言葉に、彼女の身体が強張った。
そう、いまこの部屋にいるこの男は、第二王子。
彼女が嫁ぐ相手は、本来、王位継承権を持つ第一王子だったのだ。
第一王子──その男はまさしく、彼女を愛してくれていた。
密かな手紙、庭での逢瀬。穏やかで愛しい日々……。
(それをすべて……この男が……!)
すべてをこの第二王子が奪った。
陰で医師を買収し、病弱を理由にして、兄を辺境の地へ追放したのだ。
そして正当な継承者となり、彼は令嬢を妻にした。
「どうしてっ……御存知なのですか」
彼女の声が、かすかに震える。
王子は笑った。低く、満足げに。
「知っているさ。貴女の手紙をすべて読んだ。兄の部屋から盗み出したよ」
次の瞬間、彼は彼女を寝台へと引きずり、そして押し倒した。
「きゃ…っ」
ドサッ....
ドレスの裾がめくれ上がり、白い脚が露わになる。
「──…私を恨みますか?」
「……!」
「フッ…恨んで当然ですね。だが、もう手遅れです。私の妻となった貴女は……二度と兄に会えません。あの辺境の地で、兄は静かに余生を過ごすだろう。これで貴女は私のものだ……!」
「…ッ…ぅ、ん…!」
王子の唇が、彼女の唇に重ねられる。
貪るように舌が割ってはいろうとする。
....チュッ
「……ッ」
彼女は、それを淡白に受け止めた。
目を閉じることもせず、ただ天井の金細工を見つめる。
そして彼女は心の中で、第一王子の名を呼んでいた。王子の唇がリップ音とともに離れてはくっ付くを繰り返すが、まったく反応を示さない。
王子はフッと含み笑った。息が熱い。
「そんな反応か……ますます貴女が欲しくなりますね」
彼の手がドレスの紐を解く。
コルセットが緩みんで胸元が開かれる。
すると令嬢の白い肌が、蠟燭の光に輝いた。豊かな胸の膨らみが露わになる。
王子は……ゆっくりと唇を下ろした。
頂きの突起を、口に含む。
「…ン…」
じっとりと、湿った唇で覆い、ねっとりと舌を絡めて吸い上げる。
チュッ、レロッ
音が立つ。
舌の表面が肌にべたりと張り付き、這い回った。
そこへ唾液が混じるとぬるぬるとした温かさが広がった。
頂きを転がし、引き伸ばすように吸う。いつまでもそうされる彼女の肌が……じっとりと湿り気を帯びていった。
「………!……っ」
それでも彼女は無表情を貫いた。
天井をじっと見つめる。
熱い舌の感触が肌を湿らせて、時おりピクリと反応するが……だが、声を漏らさない。
心を凍てつかせて耐えた。
二度と会えない第一王子へと想いをはせながら、目の前の男への恨みを募らせた。
「……ッ…フフ」
王子は、喉の奥で息を荒げた。
もう片方の胸も手で揉みしだく。指先が汗ばんだ肌をなで、ねっとりとした動きで押し込む。
舌を這わせて胸の谷間を美味そうに舐め上げる。唾液の糸が、厭らしく引く。
「…ハァ……ッ……ん……ん……!」
彼女の肌が、男の唾液で光った。
「貴女のその……水晶のような冷たい目。なんて美しいっ……はやく、はやくそのベールを剥ぎ取りたい。貴女の心を……!」
「……っ」
「ドロドロに溶かしてしまいたい……」
王子の声に興奮が滲む。
反応しまいとする彼女の態度が、かえって男を煽っているようだ。
ドレスをすべて剥ぎ取り、下着も引き下ろすと、彼女の無垢な身体が完全に露わになった。
そして王子は、彼女の足を掴み、左右に大きく開かせる。
恥ずかしい秘部が丸見えになる。
「ああ……なんて……魅惑的な果実だろうか」
彼は、躊躇なくソコへ顔を埋めた。
「……//…っ、ん」
唇で、覆う。
ピチャ....
ぬるぬるとした感触が広がる。
「…ん…‥!‥く、ぅ‥‥」
唾液が混じり、べっとりと秘部を濡らす。舌の表面が粘膜に張り付き、ゆっくりと這い回る。
割れ目をじっとりと湿らせながら……ぬるぬると舐め上げる。
(ああ……嫌だ……)
彼女の頰が徐々に赤らむ。息が、乱れ始める。身体が熱くなり汗が滲み、焦りの色が美しい顔に浮かんだ。
彼の息が過敏な場所へ熱くかかる。
味わったことのない羞恥の波に令嬢を溺れさせながら……王子は指を添え、割れ目を広げ、舌を挿れ、内部を掻き回した。
「ぅ‥…っ、……//…‥ぅ、く、ぅ‥‥」
ぐちゅ、ぐちゅと、音が立つ。じっとりと……ナカを舐め溶かされる。
「んん…‥は、‥‥はぁ‥‥……はぁ」
彼女の息が荒く変わった。
全身が赤く染まり、大きな汗が肌を伝う。
身体が──熱く疼く。耐えようとするが、否定できない快感が彼女を嬲った。
クリュッ...♡
「ぁ‥‥‥//っ」
そしてついに小さく声が漏れてしまった。
王子がその狙いを…秘部の上で勃起している赤い肉芽へと移したのだ。
「‥ッ…??……ぁ‥‥!?‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥!」
舌を伸ばして彼は敏感な肉芽を舐め上げる。
唇を押し付け……ねっとりと舌を絡めて吸い込む。ねばねばと転がし、引き伸ばすように吸う。切なくてどうしようもなくなる甘さで上下左右にこね回される。
「…ふんんん…‥ッ‥‥」
舌の動きが、執拗だ。
優しく吸われて転がされる。──そして弾く。
ピチャ...ピチャ...♡
水音が響く。
体が、勝手に震える。腰が、浮き上がりそうになる。快感が、じわじわと広がる。
「もっと……貴女の味を、味わいたい。このっ……甘い、果実を……もっと……♡」
「‥ッ‥//‥‥ぁぁ」
肉芽を、舌の腹で押され、擦られる。
彼女は唇を噛むが、漏れ出る声は止まらなかった。
王子の舌が、割れ目を下から上へ繰り返し舐め上げる。ぴちゃりぴちゃりと淫らな音を突きつけながら……。
「‥ぁ‥‥ぁっ‥‥や、ぁ‥‥‥//」
身体が、くねる。令嬢は乱れた。
心では拒否するのに、身体が男に従ってしまうのだ。
望まない快楽が……ひたすらに深くなる。
「‥ひっ‥‥あ、あ、ん、あっ‥‥‥…//」
声が甘く変わって、細い腰がビクンビクンと跳ねた。大量の汗がシーツを濡らした。
天井を見ていられなくなった令嬢は目を閉じて、苦しそうに息を乱す。
王子は容赦なかった。
舌を高速で動かして…美味しそうにしゃぶりつく。さらには指をナカに挿れ、熱いところを押した。
グチュッグチュッグチュッグチュッ♡
ぞりぞり、なでなで。強弱をつけて執拗に責める。
「‥ぁぁ‥‥!?‥‥ッ‥‥んんっ‥‥はぁっ、あ、あ、あ‥‥//」
令嬢は困惑した。
腰が勝手に暴れそうになる。快楽の芯が、溶けそう。
頂点が近づく。
身体が痙攣を始めて、怖くて……怖くて、思わず手を男の頭に伸ばして、引き剥がそうとしていた。
すると王子は顔を上げて、意地悪く微笑んだ。
「どうしましたか?」
「‥ッッ‥あ‥‥♡」
彼女は慌てて手を引き、誤魔化した。
「‥ハァッ‥‥ァ‥‥な、なんでも、ありません、わ‥‥//」
「……そうですか」
「ふ‥っ‥‥//‥‥‥ん」
彼は、くすりと笑い、再び顔を埋める。
すぐに舌の責めが再開した。
よりねっとりと……そして、じっとりと。
「‥んん‥‥んん‥‥!‥‥ぃゃ‥‥//‥‥‥あ、あ、あ、あ‥‥//」
背筋がゾクゾクと震える。彼女の声が甘く歪み、抵抗しようとする意思さえ奪われていく。
「‥‥ぁぁぁ‥‥!‥‥ああんっ‥‥ああ‥!」
「…………」
「ゃ‥!?‥‥ッッ──‥あああっ‥‥//」
快感の火花が彼女を串ざす。
達してしまった。身体が震え、蜜液がドロリと溢れ出してしまう。
王子はそれを飲み干すように舐め続ける。
「‥ぃゃぁ‥っ‥♡‥‥‥そん、なっ、‥‥止めて、とめて、とめ、て‥‥っ‥‥//」
「ハァッ……ハァッ……ん……ふふ……!」
「‥いゃです‥!‥‥おやめ下さっ‥‥ぅぅ、ん、あっ♡…‥あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥‥!」
容赦なく、舌を這わせる。
令嬢は立て続けに果ててしまった。
どれほど嫌がり、懇願しても──
「ああっ‥ああっ‥ああっ‥‥はぁぁっ‥‥♡」
女の弱点を憎き相手にさらけ出しておきながら、無反応をつらぬこうなど愚かな抵抗だったのだ。
彼女はそれを思い知った。
その身を持って……どれだけ後悔しても足りないほどに。
ヌチュッ♡ ヌルッ♡ ピチャッ♡ ヌルッ♡
「‥ッ‥いや‥っっ、 あっ んっ//‥‥ああっ‥あっ、あああああ‥//」
まるで蛇のような舌の動きに合わせてピンッピンッと踊るそれから、理性が今にも飛んでしまいそうな甘狂おしい感覚を送り込まれる。
──ビクッン♡♡
「いやああああ‥ッッ‥‥♡」
好き放題に弄ばれた女体はシーツに深く沈み、男の下に組み伏せられた。
「──ッ…どうでしたか?」
王子は顔を上げた。
形の良い唇には、彼女から溢れた蜜が光る。
細められた目からは視線が熱く輝いた。
「……ククク…すっかり、男を誘う目になられましたね」
「ぁ‥‥‥♡」
再び彼女に覆い被さり、口付けをせがむ王子。
彼は唇を近づけた。
トロンと蕩けてしまった令嬢は、弱々しく首を振ることで彼を拒んだ。
「ぃ‥‥ゃ‥‥です……//」
「──…」
「‥は‥‥離れて、ください‥‥もぅ、嫌‥‥‥!」
「まったく強情な姫君だ……」
ここまで拒まれているというのに、なおも王子は微笑んだ。
令嬢が恐怖を覚えるほどにひたむきな、劣情を瞳に宿している。
「では貴女から口付けをしてくださるならその間、私は息を止めましょう」
「ぇ‥‥!?」
彼女は困惑した。
彼は何を、言っているのか。息を止める?何故?理由は?
「な‥?‥に‥‥?‥‥いったい、何を、おっしゃって‥‥」
「憎い私を殺したければ、厭らしく舌を絡めて……濃密な口付けをしてください。そうしてくださるなら私は死にましょうと…そう言っているのです」
「‥‥!?」
聞き返したのに、返ってきた言葉はさらなる狂気に満ちていた。
令嬢を見下ろす彼の目が狂おしいほど純粋に輝く。
「愛する貴女に殺されるなら……私も本望です。ハァ……ほら……さあ、どうぞ?」
彼女は震えた。
だが、拒否すればまたあの愛撫が続くのだ。
彼女は震えながら唇を近づけた。
そして恐る恐る重ねた。王子は動かない。令嬢が自らの意思で…彼に口付けるのを待っているのだ。
「はぁっ‥‥ん、ふ‥‥!」
指示されたとおりの深い口付け。
懸命に口を開けて、出した舌を、絡める。
ぬるぬると……互いの舌が触れ合う。
王子は約束通り息を止めていた。
彼は正気なのだろうかと疑ってしまう。
グチュ....♡
「‥‥!?──んっ‥‥んぁ‥‥っ」
すると、無防備なまま晒されていた蜜蕾に王子の指が伸びた。
達したばかりの肉芽を、指先で捏ねられる。それはナカにまで侵入して媚壁を掻き回した。ぐちゅぐちゅと音が立つ。
「んんっ‥‥む、ふぅ‥‥‥!?」
苦しい快楽が再び襲う。
すぐに息が乱れる。身体が沸騰したみたいに熱くなる。
反射的に逃げようとするが、口付けを止めるわけにいかない彼女は懸命に舌を突き出した。
「‥‥んっんっんっんっ……//‥‥は、ぁ‥//‥んんん//‥‥んっ//‥‥んああ‥!」
男は泣きドコロを容赦なく、甘く激しく責め溶かしてくる。
舌を絡めながら耐える。…苦しい。愉悦が、つのる。
指の動きが速くなる。
肉芽を、つまみ、弾かれる。
腰を逃がすこともさせてもらえず、背を仰け反らせて痙攣した。
「ふむぅぅぅ‥‥♡‥んっ!んんん//」
視界がぼやける。涙のせいだろうか。
快感をしりぞけようとお腹に力をいれると、無駄だと言わんばかりに指を深くまで差し込まれ、熱く疼くところを直接揺さぶられる。
快楽が──また弾けてしまう。
耐えきれず、とうとう彼女は唇を離してしまった。
「‥‥ふっ‥んっ、あっ♡♡‥‥あああっ‥‥!」
彼女は息を吐き、色っぽく喘いだ。
呼吸を許されてしまった王子は、口から垂れた彼女の唾液を舐めとった。
「…っ…ああ……ああ……!……ハァ、あと少しでしたのに」
彼の息が荒いのは…単に呼吸ができなかったからか、それとも興奮が頂点に達している故か。
確かなことは…この男の屹立が、腹に付くほどそびえ立ち、硬く脈打っているという事実。
「憎い私を殺すこともできないなんて……ああ、なんて可哀想で……愛おしい姫君なのでしょう……!」
男の声が甘く囁く。その声とは裏腹に、彼の手は彼女の震える太ももを撫でまわし、すぐにでも彼女の身体を支配しようとしていた。
「仕方ありません、…ハァ…ハァ…!もう……貴女は私を受け入れるしかありませんね」
「‥ひっ‥‥ぁ‥‥ゃ、ぁ」
王子は己の衣を脱ぎ捨てた。
筋肉質で無駄のない体躯が露わになる。
汗が光り、硬く勃起した灼熱を握り、彼女の蜜口に当てる。
ぬちゃぬちゃと擦り付けてから、我が物顔で侵入した。
グチッ..グチュッ...グチュッ♡
令嬢はこの男を受け入れたくないと抵抗していた。しかし…男の欲が強引に押し入るその感触に、女の芯が震えてしまった。
「あ‥う‥っ‥‥‥う‥!」
ゆっくり、貫かれる。長大な異物がナカを埋める。ミチっと広がり……何がはいっているのかを思い知らされた。
「ああっ‥‥いけませっ、いや、あっ、あっ、あっ、あっ‥//」
欲に任せた律動に、嬌声が漏れる。
王子が腰を振り、ぐちゅん、ぐちゅんと奥を可愛がる。
華奢な身体が揺さぶられて快感を強制させられた。
前後に揺さぶって、奥を突く。蜜壷をほぐして男の肉幹をなじませているのだろう。大きなカリ首で肉ヒダをぞりぞりとめくられると、たまらない快感で腰骨がしびれた。
「あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥‥‥!」
「ああっ……貴女をっ……愛しています……!私の、姫君……っ」
呪いのように愛の言葉を紡ぐ王子は、玉の汗を額から流した。
「兄など忘れろ……!貴女はっ…私のものだっ…感じろ、もっと…もっと…!」
律動が、激しくなる。腰を掴まれ、深く突かれる。
ぐちゅん♡ ぐちゅん♡ と、音が立つ。
身体がくねる。汗が──互いに混じり合う。
彼女は嬌声を隠せなかった。ああっ、ああんと、相手を悦ばす声で鳴いてしまう。甘くねだるように鳴いてしまう彼女は、もうされるがままだった。
王子を軽蔑していた冷たい瞳が…今ではすっかり潤み、涙が零れ、快感で乱れる姿が男の欲情をさらに煽る。
「ああん‥ああんっ‥‥あっ、あっ//」
快感が頂点に達すると、ナカの肉壁が痙攣し、咥えこんだそれを締め付ける。
だが王子は止まらない。凄まじい執着でいつまでも腰を動かす。
絶頂と同時に精液をねだってうねる蜜胴を、休みなく犯された。
「あっあっ‥ああっ//‥あっあっ‥ああっ///‥あっああっ!」
体重をかけた王子の律動が激しさを増し、硬い屹立を何度も強く突き入れられる。
ズチュッ、ズチュッ....ズチュンッ♡
ズチュッ、グジュッ....ズチュンッ♡
そのたびに重たい快感が下半身で膨れ上がって、一瞬のうちに弾ける。それが絶え間なく繰り返されるから脳がどんどん麻痺してしまう。
凶悪な屹立でナキドコロを何度も突かれると…腰から下が溶け落ちてグズグズになってしまう。
「‥ぃゃぁっ‥♡‥ああっ‥ああっ‥ああっ‥!」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」
「ああん‥ッッ‥//──あ!‥あっ‥あああああ‥‥//」
彼女は抵抗できず、淫らに身を委ねる。
二人の初夜は、長く、熱く続いた。
身体が無理やり溶け合うように。心までも、徐々に蝕まれていく。
王子は息を荒げ、彼女を抱きしめた。
やっと手に入れた愛しい女を蹂躙し…耳元で囁く。
「さあっ!もう一度…口付けで殺してください……!貴女の唇で、私を……!」
「ああ‥もう‥やああっ‥あ‥‥!」
「そうしなければ………!」
王子の興奮が頂点に向かう。
膨らんだ先端を彼女の最奥にグリグリと押し当てて……男は熱い白濁をソコへ放った。
「かハッ‥あぁっ‥‥♡」
令嬢の悲鳴が寝所に響き、絶頂が重なる。
彼女はこの王宮という鳥籠に、永遠に囚われる運命となった。
(終)
ステンドグラスから差し込む柔らかな光が、純白のドレスを纏った美しき令嬢を照らす。彼女は祭壇の前で若き王子と向かい合う。
神父の声が聖堂に響いた。
「汝、この者を生涯の伴侶として、喜びも悲しみも共にし、支えることを誓いますか」
彼女は目を逸らさず、毅然と答えた。
「はい、誓いましょう」
声に迷いはなく、照れる素振りもない。
公爵令嬢として、幼い頃からこの日のために育てられてきた。皇女となる運命を彼女はとっくに受け入れている。
傍らの王子は穏やかな微笑を浮かべて、そんな彼女の手を取った。
彼の瞳には満足げな光が宿っていた。
会衆の視線が二人に注がれる。この結婚は、貴族たちの祝福の拍手に満たされていた。
だが──彼女の心は──
「──…」
彼女の心は、冷え切っていた。
式は滞りなく終わり、二人は馬車で王宮へ戻った。
初夜を迎える部屋には、豪奢な絨毯と、天蓋付きの大きなベッドが置かれている。
侍女たちが退室してようやく二人きりになると、王子は優しい声で令嬢を気遣った。
「ようやく二人きりですね」
「……ええ、そうですわね」
「今日はお疲れでしょう。ワインをお持ちしましょうか。それとも、軽い食事でも?」
彼女はソファの端に座り、事務的に応じていた。ニコリとも笑わず、視線を窓の外に向けた。
夜の庭園が……月の光に輝いている。
「結構ですわ。ご心配なく。王弟 殿下」
「……」
「いえ……失礼いたしました、殿下」
彼は一瞬、表情を曇らせたが、すぐに彼女の傍に座った。手を、そっと握ろうとする。
彼女はそれを避けて、ドレスの裾を直した。
「やはり貴女は……私との婚姻が不服なのですね」
彼の声には探るような響きがある。
彼女は冷静に答えた。
「そのようなこと有り得ませんわ。わたくしは幼き頃より皇女となるべく育てられてきた女です。この婚姻は…王家の血統を繋ぎ、国を安定させるためのもの。わたくしは、ただその義務を果たすだけです」
それに対して王子は静かに首を振った。
柔らかだった目元が、僅かに鋭く細まる。
「そうではないでしょう。私に向けられる貴女の目は、冷たい。笑顔ひとつとして見せてくださらない……。まるで、氷の彫刻のようだ」
彼女は、心臓が早まるのを感じた。だが、表情を変えなかった。
「わたくしは…もとよりこの様な顔でございます」
幼い頃から宮廷の陰謀の中で生きてきた。あるべき皇女の振る舞いは、常に毅然とすることだ。感情を表に出さないのは当然だった。
だがこの男は、知っている。
そんな彼女の本心を──。
王子は立ち上がり、彼女の肩に手を置いた。
「貴女は兄と恋仲だったのでしょう?」
「…ッ…!?」
「貴女は皇女になりたかったのではない。ただ…兄の元へ嫁ぎたかっただけなのでは?」
「どうして……!」
その言葉に、彼女の身体が強張った。
そう、いまこの部屋にいるこの男は、第二王子。
彼女が嫁ぐ相手は、本来、王位継承権を持つ第一王子だったのだ。
第一王子──その男はまさしく、彼女を愛してくれていた。
密かな手紙、庭での逢瀬。穏やかで愛しい日々……。
(それをすべて……この男が……!)
すべてをこの第二王子が奪った。
陰で医師を買収し、病弱を理由にして、兄を辺境の地へ追放したのだ。
そして正当な継承者となり、彼は令嬢を妻にした。
「どうしてっ……御存知なのですか」
彼女の声が、かすかに震える。
王子は笑った。低く、満足げに。
「知っているさ。貴女の手紙をすべて読んだ。兄の部屋から盗み出したよ」
次の瞬間、彼は彼女を寝台へと引きずり、そして押し倒した。
「きゃ…っ」
ドサッ....
ドレスの裾がめくれ上がり、白い脚が露わになる。
「──…私を恨みますか?」
「……!」
「フッ…恨んで当然ですね。だが、もう手遅れです。私の妻となった貴女は……二度と兄に会えません。あの辺境の地で、兄は静かに余生を過ごすだろう。これで貴女は私のものだ……!」
「…ッ…ぅ、ん…!」
王子の唇が、彼女の唇に重ねられる。
貪るように舌が割ってはいろうとする。
....チュッ
「……ッ」
彼女は、それを淡白に受け止めた。
目を閉じることもせず、ただ天井の金細工を見つめる。
そして彼女は心の中で、第一王子の名を呼んでいた。王子の唇がリップ音とともに離れてはくっ付くを繰り返すが、まったく反応を示さない。
王子はフッと含み笑った。息が熱い。
「そんな反応か……ますます貴女が欲しくなりますね」
彼の手がドレスの紐を解く。
コルセットが緩みんで胸元が開かれる。
すると令嬢の白い肌が、蠟燭の光に輝いた。豊かな胸の膨らみが露わになる。
王子は……ゆっくりと唇を下ろした。
頂きの突起を、口に含む。
「…ン…」
じっとりと、湿った唇で覆い、ねっとりと舌を絡めて吸い上げる。
チュッ、レロッ
音が立つ。
舌の表面が肌にべたりと張り付き、這い回った。
そこへ唾液が混じるとぬるぬるとした温かさが広がった。
頂きを転がし、引き伸ばすように吸う。いつまでもそうされる彼女の肌が……じっとりと湿り気を帯びていった。
「………!……っ」
それでも彼女は無表情を貫いた。
天井をじっと見つめる。
熱い舌の感触が肌を湿らせて、時おりピクリと反応するが……だが、声を漏らさない。
心を凍てつかせて耐えた。
二度と会えない第一王子へと想いをはせながら、目の前の男への恨みを募らせた。
「……ッ…フフ」
王子は、喉の奥で息を荒げた。
もう片方の胸も手で揉みしだく。指先が汗ばんだ肌をなで、ねっとりとした動きで押し込む。
舌を這わせて胸の谷間を美味そうに舐め上げる。唾液の糸が、厭らしく引く。
「…ハァ……ッ……ん……ん……!」
彼女の肌が、男の唾液で光った。
「貴女のその……水晶のような冷たい目。なんて美しいっ……はやく、はやくそのベールを剥ぎ取りたい。貴女の心を……!」
「……っ」
「ドロドロに溶かしてしまいたい……」
王子の声に興奮が滲む。
反応しまいとする彼女の態度が、かえって男を煽っているようだ。
ドレスをすべて剥ぎ取り、下着も引き下ろすと、彼女の無垢な身体が完全に露わになった。
そして王子は、彼女の足を掴み、左右に大きく開かせる。
恥ずかしい秘部が丸見えになる。
「ああ……なんて……魅惑的な果実だろうか」
彼は、躊躇なくソコへ顔を埋めた。
「……//…っ、ん」
唇で、覆う。
ピチャ....
ぬるぬるとした感触が広がる。
「…ん…‥!‥く、ぅ‥‥」
唾液が混じり、べっとりと秘部を濡らす。舌の表面が粘膜に張り付き、ゆっくりと這い回る。
割れ目をじっとりと湿らせながら……ぬるぬると舐め上げる。
(ああ……嫌だ……)
彼女の頰が徐々に赤らむ。息が、乱れ始める。身体が熱くなり汗が滲み、焦りの色が美しい顔に浮かんだ。
彼の息が過敏な場所へ熱くかかる。
味わったことのない羞恥の波に令嬢を溺れさせながら……王子は指を添え、割れ目を広げ、舌を挿れ、内部を掻き回した。
「ぅ‥…っ、……//…‥ぅ、く、ぅ‥‥」
ぐちゅ、ぐちゅと、音が立つ。じっとりと……ナカを舐め溶かされる。
「んん…‥は、‥‥はぁ‥‥……はぁ」
彼女の息が荒く変わった。
全身が赤く染まり、大きな汗が肌を伝う。
身体が──熱く疼く。耐えようとするが、否定できない快感が彼女を嬲った。
クリュッ...♡
「ぁ‥‥‥//っ」
そしてついに小さく声が漏れてしまった。
王子がその狙いを…秘部の上で勃起している赤い肉芽へと移したのだ。
「‥ッ…??……ぁ‥‥!?‥‥はぁ‥‥はぁ‥‥!」
舌を伸ばして彼は敏感な肉芽を舐め上げる。
唇を押し付け……ねっとりと舌を絡めて吸い込む。ねばねばと転がし、引き伸ばすように吸う。切なくてどうしようもなくなる甘さで上下左右にこね回される。
「…ふんんん…‥ッ‥‥」
舌の動きが、執拗だ。
優しく吸われて転がされる。──そして弾く。
ピチャ...ピチャ...♡
水音が響く。
体が、勝手に震える。腰が、浮き上がりそうになる。快感が、じわじわと広がる。
「もっと……貴女の味を、味わいたい。このっ……甘い、果実を……もっと……♡」
「‥ッ‥//‥‥ぁぁ」
肉芽を、舌の腹で押され、擦られる。
彼女は唇を噛むが、漏れ出る声は止まらなかった。
王子の舌が、割れ目を下から上へ繰り返し舐め上げる。ぴちゃりぴちゃりと淫らな音を突きつけながら……。
「‥ぁ‥‥ぁっ‥‥や、ぁ‥‥‥//」
身体が、くねる。令嬢は乱れた。
心では拒否するのに、身体が男に従ってしまうのだ。
望まない快楽が……ひたすらに深くなる。
「‥ひっ‥‥あ、あ、ん、あっ‥‥‥…//」
声が甘く変わって、細い腰がビクンビクンと跳ねた。大量の汗がシーツを濡らした。
天井を見ていられなくなった令嬢は目を閉じて、苦しそうに息を乱す。
王子は容赦なかった。
舌を高速で動かして…美味しそうにしゃぶりつく。さらには指をナカに挿れ、熱いところを押した。
グチュッグチュッグチュッグチュッ♡
ぞりぞり、なでなで。強弱をつけて執拗に責める。
「‥ぁぁ‥‥!?‥‥ッ‥‥んんっ‥‥はぁっ、あ、あ、あ‥‥//」
令嬢は困惑した。
腰が勝手に暴れそうになる。快楽の芯が、溶けそう。
頂点が近づく。
身体が痙攣を始めて、怖くて……怖くて、思わず手を男の頭に伸ばして、引き剥がそうとしていた。
すると王子は顔を上げて、意地悪く微笑んだ。
「どうしましたか?」
「‥ッッ‥あ‥‥♡」
彼女は慌てて手を引き、誤魔化した。
「‥ハァッ‥‥ァ‥‥な、なんでも、ありません、わ‥‥//」
「……そうですか」
「ふ‥っ‥‥//‥‥‥ん」
彼は、くすりと笑い、再び顔を埋める。
すぐに舌の責めが再開した。
よりねっとりと……そして、じっとりと。
「‥んん‥‥んん‥‥!‥‥ぃゃ‥‥//‥‥‥あ、あ、あ、あ‥‥//」
背筋がゾクゾクと震える。彼女の声が甘く歪み、抵抗しようとする意思さえ奪われていく。
「‥‥ぁぁぁ‥‥!‥‥ああんっ‥‥ああ‥!」
「…………」
「ゃ‥!?‥‥ッッ──‥あああっ‥‥//」
快感の火花が彼女を串ざす。
達してしまった。身体が震え、蜜液がドロリと溢れ出してしまう。
王子はそれを飲み干すように舐め続ける。
「‥ぃゃぁ‥っ‥♡‥‥‥そん、なっ、‥‥止めて、とめて、とめ、て‥‥っ‥‥//」
「ハァッ……ハァッ……ん……ふふ……!」
「‥いゃです‥!‥‥おやめ下さっ‥‥ぅぅ、ん、あっ♡…‥あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥‥!」
容赦なく、舌を這わせる。
令嬢は立て続けに果ててしまった。
どれほど嫌がり、懇願しても──
「ああっ‥ああっ‥ああっ‥‥はぁぁっ‥‥♡」
女の弱点を憎き相手にさらけ出しておきながら、無反応をつらぬこうなど愚かな抵抗だったのだ。
彼女はそれを思い知った。
その身を持って……どれだけ後悔しても足りないほどに。
ヌチュッ♡ ヌルッ♡ ピチャッ♡ ヌルッ♡
「‥ッ‥いや‥っっ、 あっ んっ//‥‥ああっ‥あっ、あああああ‥//」
まるで蛇のような舌の動きに合わせてピンッピンッと踊るそれから、理性が今にも飛んでしまいそうな甘狂おしい感覚を送り込まれる。
──ビクッン♡♡
「いやああああ‥ッッ‥‥♡」
好き放題に弄ばれた女体はシーツに深く沈み、男の下に組み伏せられた。
「──ッ…どうでしたか?」
王子は顔を上げた。
形の良い唇には、彼女から溢れた蜜が光る。
細められた目からは視線が熱く輝いた。
「……ククク…すっかり、男を誘う目になられましたね」
「ぁ‥‥‥♡」
再び彼女に覆い被さり、口付けをせがむ王子。
彼は唇を近づけた。
トロンと蕩けてしまった令嬢は、弱々しく首を振ることで彼を拒んだ。
「ぃ‥‥ゃ‥‥です……//」
「──…」
「‥は‥‥離れて、ください‥‥もぅ、嫌‥‥‥!」
「まったく強情な姫君だ……」
ここまで拒まれているというのに、なおも王子は微笑んだ。
令嬢が恐怖を覚えるほどにひたむきな、劣情を瞳に宿している。
「では貴女から口付けをしてくださるならその間、私は息を止めましょう」
「ぇ‥‥!?」
彼女は困惑した。
彼は何を、言っているのか。息を止める?何故?理由は?
「な‥?‥に‥‥?‥‥いったい、何を、おっしゃって‥‥」
「憎い私を殺したければ、厭らしく舌を絡めて……濃密な口付けをしてください。そうしてくださるなら私は死にましょうと…そう言っているのです」
「‥‥!?」
聞き返したのに、返ってきた言葉はさらなる狂気に満ちていた。
令嬢を見下ろす彼の目が狂おしいほど純粋に輝く。
「愛する貴女に殺されるなら……私も本望です。ハァ……ほら……さあ、どうぞ?」
彼女は震えた。
だが、拒否すればまたあの愛撫が続くのだ。
彼女は震えながら唇を近づけた。
そして恐る恐る重ねた。王子は動かない。令嬢が自らの意思で…彼に口付けるのを待っているのだ。
「はぁっ‥‥ん、ふ‥‥!」
指示されたとおりの深い口付け。
懸命に口を開けて、出した舌を、絡める。
ぬるぬると……互いの舌が触れ合う。
王子は約束通り息を止めていた。
彼は正気なのだろうかと疑ってしまう。
グチュ....♡
「‥‥!?──んっ‥‥んぁ‥‥っ」
すると、無防備なまま晒されていた蜜蕾に王子の指が伸びた。
達したばかりの肉芽を、指先で捏ねられる。それはナカにまで侵入して媚壁を掻き回した。ぐちゅぐちゅと音が立つ。
「んんっ‥‥む、ふぅ‥‥‥!?」
苦しい快楽が再び襲う。
すぐに息が乱れる。身体が沸騰したみたいに熱くなる。
反射的に逃げようとするが、口付けを止めるわけにいかない彼女は懸命に舌を突き出した。
「‥‥んっんっんっんっ……//‥‥は、ぁ‥//‥んんん//‥‥んっ//‥‥んああ‥!」
男は泣きドコロを容赦なく、甘く激しく責め溶かしてくる。
舌を絡めながら耐える。…苦しい。愉悦が、つのる。
指の動きが速くなる。
肉芽を、つまみ、弾かれる。
腰を逃がすこともさせてもらえず、背を仰け反らせて痙攣した。
「ふむぅぅぅ‥‥♡‥んっ!んんん//」
視界がぼやける。涙のせいだろうか。
快感をしりぞけようとお腹に力をいれると、無駄だと言わんばかりに指を深くまで差し込まれ、熱く疼くところを直接揺さぶられる。
快楽が──また弾けてしまう。
耐えきれず、とうとう彼女は唇を離してしまった。
「‥‥ふっ‥んっ、あっ♡♡‥‥あああっ‥‥!」
彼女は息を吐き、色っぽく喘いだ。
呼吸を許されてしまった王子は、口から垂れた彼女の唾液を舐めとった。
「…っ…ああ……ああ……!……ハァ、あと少しでしたのに」
彼の息が荒いのは…単に呼吸ができなかったからか、それとも興奮が頂点に達している故か。
確かなことは…この男の屹立が、腹に付くほどそびえ立ち、硬く脈打っているという事実。
「憎い私を殺すこともできないなんて……ああ、なんて可哀想で……愛おしい姫君なのでしょう……!」
男の声が甘く囁く。その声とは裏腹に、彼の手は彼女の震える太ももを撫でまわし、すぐにでも彼女の身体を支配しようとしていた。
「仕方ありません、…ハァ…ハァ…!もう……貴女は私を受け入れるしかありませんね」
「‥ひっ‥‥ぁ‥‥ゃ、ぁ」
王子は己の衣を脱ぎ捨てた。
筋肉質で無駄のない体躯が露わになる。
汗が光り、硬く勃起した灼熱を握り、彼女の蜜口に当てる。
ぬちゃぬちゃと擦り付けてから、我が物顔で侵入した。
グチッ..グチュッ...グチュッ♡
令嬢はこの男を受け入れたくないと抵抗していた。しかし…男の欲が強引に押し入るその感触に、女の芯が震えてしまった。
「あ‥う‥っ‥‥‥う‥!」
ゆっくり、貫かれる。長大な異物がナカを埋める。ミチっと広がり……何がはいっているのかを思い知らされた。
「ああっ‥‥いけませっ、いや、あっ、あっ、あっ、あっ‥//」
欲に任せた律動に、嬌声が漏れる。
王子が腰を振り、ぐちゅん、ぐちゅんと奥を可愛がる。
華奢な身体が揺さぶられて快感を強制させられた。
前後に揺さぶって、奥を突く。蜜壷をほぐして男の肉幹をなじませているのだろう。大きなカリ首で肉ヒダをぞりぞりとめくられると、たまらない快感で腰骨がしびれた。
「あっ‥あっ‥あっ‥あっ‥‥‥!」
「ああっ……貴女をっ……愛しています……!私の、姫君……っ」
呪いのように愛の言葉を紡ぐ王子は、玉の汗を額から流した。
「兄など忘れろ……!貴女はっ…私のものだっ…感じろ、もっと…もっと…!」
律動が、激しくなる。腰を掴まれ、深く突かれる。
ぐちゅん♡ ぐちゅん♡ と、音が立つ。
身体がくねる。汗が──互いに混じり合う。
彼女は嬌声を隠せなかった。ああっ、ああんと、相手を悦ばす声で鳴いてしまう。甘くねだるように鳴いてしまう彼女は、もうされるがままだった。
王子を軽蔑していた冷たい瞳が…今ではすっかり潤み、涙が零れ、快感で乱れる姿が男の欲情をさらに煽る。
「ああん‥ああんっ‥‥あっ、あっ//」
快感が頂点に達すると、ナカの肉壁が痙攣し、咥えこんだそれを締め付ける。
だが王子は止まらない。凄まじい執着でいつまでも腰を動かす。
絶頂と同時に精液をねだってうねる蜜胴を、休みなく犯された。
「あっあっ‥ああっ//‥あっあっ‥ああっ///‥あっああっ!」
体重をかけた王子の律動が激しさを増し、硬い屹立を何度も強く突き入れられる。
ズチュッ、ズチュッ....ズチュンッ♡
ズチュッ、グジュッ....ズチュンッ♡
そのたびに重たい快感が下半身で膨れ上がって、一瞬のうちに弾ける。それが絶え間なく繰り返されるから脳がどんどん麻痺してしまう。
凶悪な屹立でナキドコロを何度も突かれると…腰から下が溶け落ちてグズグズになってしまう。
「‥ぃゃぁっ‥♡‥ああっ‥ああっ‥ああっ‥!」
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…はぁっ…!」
「ああん‥ッッ‥//──あ!‥あっ‥あああああ‥‥//」
彼女は抵抗できず、淫らに身を委ねる。
二人の初夜は、長く、熱く続いた。
身体が無理やり溶け合うように。心までも、徐々に蝕まれていく。
王子は息を荒げ、彼女を抱きしめた。
やっと手に入れた愛しい女を蹂躙し…耳元で囁く。
「さあっ!もう一度…口付けで殺してください……!貴女の唇で、私を……!」
「ああ‥もう‥やああっ‥あ‥‥!」
「そうしなければ………!」
王子の興奮が頂点に向かう。
膨らんだ先端を彼女の最奥にグリグリと押し当てて……男は熱い白濁をソコへ放った。
「かハッ‥あぁっ‥‥♡」
令嬢の悲鳴が寝所に響き、絶頂が重なる。
彼女はこの王宮という鳥籠に、永遠に囚われる運命となった。
(終)
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