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第1章~シェーベリー戦闘大学校へ~
第1話~リールロマントリオ結成?!~
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【1センメラー=1センチメートル】
「準備は終わった……っと。」
俺は制服に着替えて姿鏡でちゃんと着れているかを確かめる。中々良いデザインだ。マントの留め具を留めてみたり外してみたりと色々な格好をする。容姿も体格も東亜だった頃よりも比べ物にならないくらい良くなっている。
身長は12歳でありながら既に180センメラー弱あり、幼い頃からコツコツと訓練を重ねてきたお陰で引き締まった体つき、髪と目は父譲りの金髪碧眼。そして涼やかさを感じさせる切れ長の目。元もそう悪いものではないとは思っていたが、これに比べると全くお話にはならない。
そんなナルシストみたいなことを考えていると俺の部屋の扉が叩かれる音が聞こえる。ガンガンガンと騒々しい。多分これは
「お~い、ファンデ~ン!」
俺が想像した人物の声が聞こえる。俺は「分かったからちょっと待ってろ。」と外に向かって言ってドアへ向かう。そしてドアを開けると外には2人の姿があった。
1人は俺の部屋の扉を開けた少年、ヨーゼフ・アクスン。身長が145センメラーほどの小柄な少年。燃えるような赤髪が特徴で俺の男友達の中で1番元気な奴だ。
もう1人はフリオ・ランド。彼は俺たちの中ではツッコミを入れるポジションの少年だ。身長が150センメラーほど、髪は茶髪。
「ヨーゼフ、やっぱりお前はマントだったんだな。」
「いや、ファンデンだってそうじゃんか!」
「当然だ。マントは男のロマンだからな。」
「さすがファンデンだぜ!分かってるぅ!」
「何の盛り上がりなんだ……。」
俺はヨーゼフの制服を見て思った通りローブではなくマントを選んでいたなと言う。だが俺もマント。その事をヨーゼフにツッコまれたが、マントは男のロマンだと俺は答えてヨーゼフと盛り上がる。フリオは全くついて行けていないようで苦笑いをしている。しかし彼もマントだ。
「そう言ってお前もマントだな。」
「な!」
「これは破剣公・バルトルメスに憧れてだな。」
「じゃあロマンじゃん!」
「あぁロマンだな。」
「ロマンなのか……?」
フリオは戦場で敵が彼の剣撃を武器で受けようとしてもその武器ごと叩き斬ってしまい誰も止められず進撃し続けたという凄まじい戦いぶりを見せたことでそこから破剣公という異名を取ったフルーレ大公家の豪将、【バルトルメス・フルーレ・ドーラ・グレイティス】の英雄譚を読んで非常に憧れを持っている。
俺とヨーゼフはそれもロマンだと言って、フリオを丸め込む。ここにリールロマントリオが結成された……かもしれない。
「よぉ~し行くぞ~!」
「ファンデン。」
「ん?」
「お前って妙におっさんっぽかったり、ガキみたいだったりするよな?」
「ハハハ。おじさんちょっとヨーゼフ君に置いてかれたよぉ~。」
「いや、おっさんやんなくていい……。」
中身はちょっとガキっぽい42歳のおじさんだけにフリオの言葉にドキッとするが、先に行ってしまっているヨーゼフを指さしながらちょっと間の抜けたような間延びした喋り方と声色を低くしてヨーゼフに置いてかれたと言ってみると、苦笑いしてツッコミを入れられた。
こうして俺たち3人はシェーベリー戦闘大学校へ向かうことになった。
「準備は終わった……っと。」
俺は制服に着替えて姿鏡でちゃんと着れているかを確かめる。中々良いデザインだ。マントの留め具を留めてみたり外してみたりと色々な格好をする。容姿も体格も東亜だった頃よりも比べ物にならないくらい良くなっている。
身長は12歳でありながら既に180センメラー弱あり、幼い頃からコツコツと訓練を重ねてきたお陰で引き締まった体つき、髪と目は父譲りの金髪碧眼。そして涼やかさを感じさせる切れ長の目。元もそう悪いものではないとは思っていたが、これに比べると全くお話にはならない。
そんなナルシストみたいなことを考えていると俺の部屋の扉が叩かれる音が聞こえる。ガンガンガンと騒々しい。多分これは
「お~い、ファンデ~ン!」
俺が想像した人物の声が聞こえる。俺は「分かったからちょっと待ってろ。」と外に向かって言ってドアへ向かう。そしてドアを開けると外には2人の姿があった。
1人は俺の部屋の扉を開けた少年、ヨーゼフ・アクスン。身長が145センメラーほどの小柄な少年。燃えるような赤髪が特徴で俺の男友達の中で1番元気な奴だ。
もう1人はフリオ・ランド。彼は俺たちの中ではツッコミを入れるポジションの少年だ。身長が150センメラーほど、髪は茶髪。
「ヨーゼフ、やっぱりお前はマントだったんだな。」
「いや、ファンデンだってそうじゃんか!」
「当然だ。マントは男のロマンだからな。」
「さすがファンデンだぜ!分かってるぅ!」
「何の盛り上がりなんだ……。」
俺はヨーゼフの制服を見て思った通りローブではなくマントを選んでいたなと言う。だが俺もマント。その事をヨーゼフにツッコまれたが、マントは男のロマンだと俺は答えてヨーゼフと盛り上がる。フリオは全くついて行けていないようで苦笑いをしている。しかし彼もマントだ。
「そう言ってお前もマントだな。」
「な!」
「これは破剣公・バルトルメスに憧れてだな。」
「じゃあロマンじゃん!」
「あぁロマンだな。」
「ロマンなのか……?」
フリオは戦場で敵が彼の剣撃を武器で受けようとしてもその武器ごと叩き斬ってしまい誰も止められず進撃し続けたという凄まじい戦いぶりを見せたことでそこから破剣公という異名を取ったフルーレ大公家の豪将、【バルトルメス・フルーレ・ドーラ・グレイティス】の英雄譚を読んで非常に憧れを持っている。
俺とヨーゼフはそれもロマンだと言って、フリオを丸め込む。ここにリールロマントリオが結成された……かもしれない。
「よぉ~し行くぞ~!」
「ファンデン。」
「ん?」
「お前って妙におっさんっぽかったり、ガキみたいだったりするよな?」
「ハハハ。おじさんちょっとヨーゼフ君に置いてかれたよぉ~。」
「いや、おっさんやんなくていい……。」
中身はちょっとガキっぽい42歳のおじさんだけにフリオの言葉にドキッとするが、先に行ってしまっているヨーゼフを指さしながらちょっと間の抜けたような間延びした喋り方と声色を低くしてヨーゼフに置いてかれたと言ってみると、苦笑いしてツッコミを入れられた。
こうして俺たち3人はシェーベリー戦闘大学校へ向かうことになった。
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