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第1章 ウィムンド王国編 1
襲撃の跡
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ローガンに先導されて王都アティスに入ったアーウィンは、街並みのあちこちへ戦闘の跡が色濃く残っていることに、ほんの僅か表情を曇らせた。
己が転移して来てすぐ斬り捨てたワイバーンと交戦中だったと聞いてはいたが、ここまで被害が出ているとは正直、思っていなかった。
アーウィン達が進む大通りにもまだ、ワイバーンのブレスによって焼かれた建物の火を消火しきれていない所があるようで視線の先で立ち上る火の粉と煙に自国の出来事ではないと言うのに焦燥が募る。
「あ……あそこ、は? まさか……⁈」
後ろからそんな呟きが聞こえて、嫌な予測を打ち消すことが出来なくなったのだろう。
捜索隊の1人が火の手が上がる現場へと乗っていた馬で駆け出して行った。
「おい、こら! 持ち場を離れるな!」
「追うぞ」
「アーウィン殿下⁈」
馬を駆って行く彼を飛翔魔法で追いかけて、追いついたその身を馬の背から奪うようにして後ろ腰を捕まえ、現場に向かって真っ直ぐに飛ぶ。
「殿下⁈」
「あそこに知り合いでも居るのか?」
「い、妹が……妹が勤めてる店なんだ!」
あっと言う間に現場との距離が近づいて来て、予測が確信に変わった彼が叫ぶようにして答えた。
「急ぐぞ!」
アーウィンは、その答えに視線を前へと向け直して飛翔のスピードを上げた。
到着したそこでは、騎士団の新人達と傭兵ギルド、冒険者ギルドの低級の者達が必死で桶に汲んだ水をかけ、魔法士達が水魔法を使い、火の消火に勤しんでいたが、文字通り焼け石に水で作業は遅々として進んでいないようだった。
アーウィンが、抱えていた人族の男を道へと下ろしながら自身もその近くへと着地する。
道の端には、避難出来た従業員らしき人々と子供達が集まっていて、手出しすることもままならない現状で、泣き叫ぶ子供達を必死で宥めていた。
「アイラっ!」
「⁈ ……イズマ伯父ちゃああぁぁん! ママが! ママが!」
妹の子供を見つけた人族の青年が、少女の名を呼びながら駆け寄ると彼女は、泣き叫びながら燃え盛る建物を指差してそう言った。
「逃げ遅れた者が居ると言うのなら、悠長に眺めている訳にもゆかぬな」
本来であれば、他国のことにあまり口や手を出すのもどうなのかとは思うものの、見過ごして許されることとそうでないことはあるだろう。
そう判断したアーウィンの行動は早かった。
スゥッ、と頭上へ伸びた左手の指が手袋の布地を擦る音がしたと思ったら燃え盛る建物の真上に魔法陣が現れた。
そこから大量の水と緑色の球が断続的に降り注ぐ。
延焼ヶ所を次々と水が鎮火させ、火勢が強い場所へ集まっていく緑色の球が内側に破裂するような動きと共に一瞬で火元を消して行く。
何が起こっているのか分からない者達が、呆然と魔法陣を見上げ、魔法士達は術者を探すように視線をあちこちに彷徨わせた。
アーウィンが、左手をゆっくりと下ろしていきながら身体の外側に向けて横へと振る。
すると今度は、焼け落ちて崩れた建物の破片や道具類、そして中で力尽きたのだろう人々が上空へと浮かび上がった。
今度は左手が目の前の空間を撫でるように斜めに舞い上がる。
それと同時に上空に居る人々の身体を神聖魔法の光が包みこみ、ゆっくりと通りの方へと降りて来た。
「あ! ママだっ!」
アイラと呼ばれていた少女が、降りて来る人の1人を指差して叫ぶ。
1度、彼女の方へ目を向けて指差す方を確認したアーウィンが、該当方向にいる女性を見て、右手の指先をチョイチョイっと動かすことによって呼び寄せた。
「ママっ!」
「ミリアっ!!」
降りて来た球体状の神聖魔法に包まれた女性に走り寄った2人は、彼女の負っている怪我や火傷が普通であればもう死んでいてもおかしくないと思えるようなものであることに一瞬だけたじろいだ。
けれど、球体の中で信じられない程のスピードでそれが癒されていっているのも視認出来て、安堵し、同時に助かりそうだと分かったからこその心配が頭を擡げていた。
「ママ……」
母親に触れることも出来ず、球体の表面に手をぺったりくっつけて呟く少女の傍へ、アーウィンが膝をつく。
「大丈夫だ。そなたの母は、ここに居る皆が懸命に消火活動に勤しんでいたお陰で、死なせず、助けることが出来た。怪我も火傷も残ることなく治癒するだろう。皆に感謝するがよい」
ゆっくりとした穏やかな口調で、けれど決して子供向けではない言葉で話したアーウィンに、それでも少女は頷いて未だに呆然としている男達に向き直り、身を半分に折るようにして頭を下げた。
「おじちゃん、お兄さん、お姉さん、皆っ、ママを助けてくれてっ、ありがとうございますっ!」
一文節づつ、肺活量の全てを使った大きな声で感謝の言葉を口にした少女に倣うような形で、イズマも他の家族が助かった者達も口々に消火活動をしていた男達に対する謝礼を紡いだ。
「あ、いや、俺達は……なあ?」
「おお。助けたのは、そこの兄ちゃんだし……?」
「馬鹿を申すな」
何となくバツが悪くなって零した台詞に立ち上がってそう否を発したのは、そこの兄ちゃん、と言われたアーウィン自身だった。
「もし、そなた達が欠片でも『もう助かる訳がない』などと諦めて、消火活動を放り出していたならば、例え私が来ようともこの中の誰か、若しくは全ての者が助からなかったかもしれぬ」
それは確かにその通りなので、神聖魔法の球体側で治癒されていく家族を見守る者達も大きく頷いた。
「ここに居る者達を守り、助けたのは、間違いなく、そなた達の功績に他ならない。己が成した仕事に胸を張り、堂々と誇るがよい」
力強く、きっぱりとした口調でそう言い切る声が、不思議と男達の心を高揚させた。
彼が何者かなんて全然知らなかったけれど、これだけ凄い魔法を連続使用して息を切らせることも魔力枯渇を起こすこともない凄い青年が、己の成したことよりもまず、自分達のしたことを認め、それをこの場の者達に対して、誇ってよいのだと言い切ってくれたことが嬉しかった。
正直言って、ワイバーンとの直接戦闘から外された事実は、彼らの中に僅かながら矜持を傷つけられたような…役立たずだと言われたような蟠りを残していたのだけれど、そうではないのだと。
こうして被害に遭ってしまった人々を直接助けることもまた、必要なことだったに違いない、と素直に納得することが出来た。
「そうだな! 誰がどうとか言うことより、皆で頑張って、皆で力を合わせて、死人も出さないで全員助け出せたんだ! それを喜ぼう!」
「ああ、そうだな! 皆助かったんだ! 間に合ったんなら良かったよな!」
口々にそう言って、男達も喜び合った。
「お兄ちゃんも、ママを助けてくれて、ありがとうございます!」
傍に居た少女が、嬉しそうに紡いだ謝礼にアーウィンの面にも柔らかな笑みが浮かんだ。
己が転移して来てすぐ斬り捨てたワイバーンと交戦中だったと聞いてはいたが、ここまで被害が出ているとは正直、思っていなかった。
アーウィン達が進む大通りにもまだ、ワイバーンのブレスによって焼かれた建物の火を消火しきれていない所があるようで視線の先で立ち上る火の粉と煙に自国の出来事ではないと言うのに焦燥が募る。
「あ……あそこ、は? まさか……⁈」
後ろからそんな呟きが聞こえて、嫌な予測を打ち消すことが出来なくなったのだろう。
捜索隊の1人が火の手が上がる現場へと乗っていた馬で駆け出して行った。
「おい、こら! 持ち場を離れるな!」
「追うぞ」
「アーウィン殿下⁈」
馬を駆って行く彼を飛翔魔法で追いかけて、追いついたその身を馬の背から奪うようにして後ろ腰を捕まえ、現場に向かって真っ直ぐに飛ぶ。
「殿下⁈」
「あそこに知り合いでも居るのか?」
「い、妹が……妹が勤めてる店なんだ!」
あっと言う間に現場との距離が近づいて来て、予測が確信に変わった彼が叫ぶようにして答えた。
「急ぐぞ!」
アーウィンは、その答えに視線を前へと向け直して飛翔のスピードを上げた。
到着したそこでは、騎士団の新人達と傭兵ギルド、冒険者ギルドの低級の者達が必死で桶に汲んだ水をかけ、魔法士達が水魔法を使い、火の消火に勤しんでいたが、文字通り焼け石に水で作業は遅々として進んでいないようだった。
アーウィンが、抱えていた人族の男を道へと下ろしながら自身もその近くへと着地する。
道の端には、避難出来た従業員らしき人々と子供達が集まっていて、手出しすることもままならない現状で、泣き叫ぶ子供達を必死で宥めていた。
「アイラっ!」
「⁈ ……イズマ伯父ちゃああぁぁん! ママが! ママが!」
妹の子供を見つけた人族の青年が、少女の名を呼びながら駆け寄ると彼女は、泣き叫びながら燃え盛る建物を指差してそう言った。
「逃げ遅れた者が居ると言うのなら、悠長に眺めている訳にもゆかぬな」
本来であれば、他国のことにあまり口や手を出すのもどうなのかとは思うものの、見過ごして許されることとそうでないことはあるだろう。
そう判断したアーウィンの行動は早かった。
スゥッ、と頭上へ伸びた左手の指が手袋の布地を擦る音がしたと思ったら燃え盛る建物の真上に魔法陣が現れた。
そこから大量の水と緑色の球が断続的に降り注ぐ。
延焼ヶ所を次々と水が鎮火させ、火勢が強い場所へ集まっていく緑色の球が内側に破裂するような動きと共に一瞬で火元を消して行く。
何が起こっているのか分からない者達が、呆然と魔法陣を見上げ、魔法士達は術者を探すように視線をあちこちに彷徨わせた。
アーウィンが、左手をゆっくりと下ろしていきながら身体の外側に向けて横へと振る。
すると今度は、焼け落ちて崩れた建物の破片や道具類、そして中で力尽きたのだろう人々が上空へと浮かび上がった。
今度は左手が目の前の空間を撫でるように斜めに舞い上がる。
それと同時に上空に居る人々の身体を神聖魔法の光が包みこみ、ゆっくりと通りの方へと降りて来た。
「あ! ママだっ!」
アイラと呼ばれていた少女が、降りて来る人の1人を指差して叫ぶ。
1度、彼女の方へ目を向けて指差す方を確認したアーウィンが、該当方向にいる女性を見て、右手の指先をチョイチョイっと動かすことによって呼び寄せた。
「ママっ!」
「ミリアっ!!」
降りて来た球体状の神聖魔法に包まれた女性に走り寄った2人は、彼女の負っている怪我や火傷が普通であればもう死んでいてもおかしくないと思えるようなものであることに一瞬だけたじろいだ。
けれど、球体の中で信じられない程のスピードでそれが癒されていっているのも視認出来て、安堵し、同時に助かりそうだと分かったからこその心配が頭を擡げていた。
「ママ……」
母親に触れることも出来ず、球体の表面に手をぺったりくっつけて呟く少女の傍へ、アーウィンが膝をつく。
「大丈夫だ。そなたの母は、ここに居る皆が懸命に消火活動に勤しんでいたお陰で、死なせず、助けることが出来た。怪我も火傷も残ることなく治癒するだろう。皆に感謝するがよい」
ゆっくりとした穏やかな口調で、けれど決して子供向けではない言葉で話したアーウィンに、それでも少女は頷いて未だに呆然としている男達に向き直り、身を半分に折るようにして頭を下げた。
「おじちゃん、お兄さん、お姉さん、皆っ、ママを助けてくれてっ、ありがとうございますっ!」
一文節づつ、肺活量の全てを使った大きな声で感謝の言葉を口にした少女に倣うような形で、イズマも他の家族が助かった者達も口々に消火活動をしていた男達に対する謝礼を紡いだ。
「あ、いや、俺達は……なあ?」
「おお。助けたのは、そこの兄ちゃんだし……?」
「馬鹿を申すな」
何となくバツが悪くなって零した台詞に立ち上がってそう否を発したのは、そこの兄ちゃん、と言われたアーウィン自身だった。
「もし、そなた達が欠片でも『もう助かる訳がない』などと諦めて、消火活動を放り出していたならば、例え私が来ようともこの中の誰か、若しくは全ての者が助からなかったかもしれぬ」
それは確かにその通りなので、神聖魔法の球体側で治癒されていく家族を見守る者達も大きく頷いた。
「ここに居る者達を守り、助けたのは、間違いなく、そなた達の功績に他ならない。己が成した仕事に胸を張り、堂々と誇るがよい」
力強く、きっぱりとした口調でそう言い切る声が、不思議と男達の心を高揚させた。
彼が何者かなんて全然知らなかったけれど、これだけ凄い魔法を連続使用して息を切らせることも魔力枯渇を起こすこともない凄い青年が、己の成したことよりもまず、自分達のしたことを認め、それをこの場の者達に対して、誇ってよいのだと言い切ってくれたことが嬉しかった。
正直言って、ワイバーンとの直接戦闘から外された事実は、彼らの中に僅かながら矜持を傷つけられたような…役立たずだと言われたような蟠りを残していたのだけれど、そうではないのだと。
こうして被害に遭ってしまった人々を直接助けることもまた、必要なことだったに違いない、と素直に納得することが出来た。
「そうだな! 誰がどうとか言うことより、皆で頑張って、皆で力を合わせて、死人も出さないで全員助け出せたんだ! それを喜ぼう!」
「ああ、そうだな! 皆助かったんだ! 間に合ったんなら良かったよな!」
口々にそう言って、男達も喜び合った。
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