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第1章 ウィムンド王国編 1
決断すると女は早い
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結局、魔物暴走の追加陣営は第5陣まで続き、待ち時間も含めると予定時間を15min(約15分)程、オーバーしていたアーウィンは、時折、地図魔法で確認していた追尾旗の位置が国境を越えて1番近くにあった村から移動していないことを今一度、確認した。
「もう迷宮内から外へと出ててくる魔物も打ち止めであろうな」
特定探知に引っかかる魔物達が一切居なくなって、魔物暴走の影響波動が迷宮から消えているのをチェックした後にそこを飛翔魔法で飛び立った。
「流石に2国間へ渡る国境侵犯は避けたいからな。犯人を追うかどうかの判断は、フリュヒテンゴルド公爵に委ねるとしよう」
この魔物暴走が人為的なものであることはハッキリしたが、その目的も画策した者が誰であるかも他国の者であるアーウィンには推察し難いのが、そう決めた理由の1つだった。
別の理由を挙げるとするなら討伐を終えたハーモニアエリゾンの魔石を解析する時間が取りたかったからだ。
平原の魔物達を討伐した直後や迷宮前での待ち時間にやってしまっても良かったのだが、色々と外野が煩くなってきそうな話しもされていたので、出来ればこの国の者達が見ている目の前でやった方がいいだろうと判断したのもあった。
「街の門が閉まる前に着けるとよいのだが」
現状、1番に優先されるべき心配事がそれというのも我ながらどうかと思いつつ飛翔のスピードを上げたアーウィンは、東南の門が既に片方閉じていて、門番の青年がヤキモキしながらもう片方を開けて待っていてくれたのを見つけて小さく笑った。
「どうやらこの国の者達は、義理堅い者が多いようだな」
飛翔のスピードをもう一段上げて、門前に降り立つと「殿下! お早く!」と自身も通路側へと入り込みながら大きく腕を振ってアーウィンを手招いた。
「済まぬな。助かる」
「いえ! 依頼達成、お疲れ様でございました!」
促されて門へと走り込んだアーウィンに青年が口にした言葉は、己の成果を毛程も疑ってはいないものだった。
「手続きは、通路途中にある待機所で行わせていただきますので、このままどうぞ」
「分かった」
アーウィンが頷いて小収納から取り出したギルド証を受け取り、己が通路側に入ったのを確認した青年が傍にある壁のスイッチを押した。
自動で上から降りてきた金属製の分厚い板が、下から迫り出して来た同じ物と真ん中で合わさり、中央で十字になった継目を魔法錠の魔導文字が合計8本走って、中央の魔法陣がそれを集約するように光って消えた。
「ほう。中々精巧な魔法錠の仕組みだな」
「はい。300年以上前の物ですが、当時の国王が懇意にしていた森妖精族の長に作っていただいたそうで、大戦時にも活躍したそうですよ?」
アーウィンの言葉に答えながら青年が壁のスイッチから手を離すとそれは自動で石壁の奥へと引っ込んで行き、代わりに迫り出してきた石によって窪みが塞がれて、そこにスイッチがあることすら判別が難しくなる程、ピッタリと収まった。
「……なるほど。魔族しか空を飛べぬ地上戦を鑑みての門造、妖精族の古い魔導技術で仕掛けられた開閉装置。大戦とやらがいつの出来事なのか知らぬが、確かに堅牢ではあろうな」
「はい。大戦は、大体150年程前のことでして、最初は南の隣国カルドランスとの戦だったのですが、途中から双方の同盟国が入り乱れる形になって、大陸規模の大戦に発展してしまったものなのです」
「南の隣国、カルドランス……か」
あまり頭から決めつけてかかるものではないけれど、隠蔽された南の迷宮と人為的に起こされた魔物暴走。
南の国境を越えて行った犯人らしき術者、そして逃げ込んだその国は、この国にとって150年前の大戦に於ける主要敵国だったとは。
(この符号が意図した誘導であるのか、真にそのまま主犯であるのか。私の持ち帰った情報が、公爵達の判断材料たる情報となればよいのだが)
思いがけぬ所で繋がりを示唆する情報を知ったアーウィンは、門番の青年からチェックを終えたギルド証を受け取りながら、そっと心の内で呟いた。
一方。
「ニャゴニャゴニャ! ニャウニャウニャア! ニャアウ、ニャウニャウ! ニャー!」
ピクン! と大きく耳を動かしたミューニャが、唐突に猫語? らしき代物を発してギルド中の者達が疑問符を浮かべまくった顔で彼女へと視線を注ぐ。
[ウォン!]
一同の中で逸早く犬語? らしきもので返答したエリピーダが、ジーフェンを促しながら慌ててギルドを出て行った。
それと入れ替わるようにして、1人の女性がギルドの入口へと立つ。
城の侍女服に身を包んだ彼女をベントレー子爵以下、騎士達は皆、知っているのだろう。
揃って驚愕や苦渋い表情を彼女へと向けながら、ゆったりとヒールの踵を鳴らして木床を進む姿を目で追っていた。
「いらっしゃいませニャ。ご依頼なのニャ?」
「こちらに天空国家ヴェルザリスの第3王子であられるアーウィン殿下と仰る方がいらっしゃるとお聞きして参りました」
「知らないニャア? なぁ~んのことだニャア?」
「第1王女殿下よりの招待状をお持ちしておりますので、お取り次ぎを」
「ここは冒険者ギルドだニャー? 冒険者を探しに来たならともかく、王子様を探すならどっかの高級宿でも探すのニャア?」
営業スマイルvs貴族令嬢仕事モードスマイル。
だが、互いに浮かべている笑顔とは正反対で空気がビキビキと音を鳴らしそうな攻撃的且つ、真っ黒い気配が周囲には漂っていた。
それを感じたのだろう。
冒険者や傭兵達は身の危険を感じて、1人また1人と受付カウンターからそっと距離を取り始めた。
「1冒険者として活動なさっておられるとか? ならばここにお訪ねするのは、間違いではございませんでしょう?」
「万一そうだと仮定したとしてもニャー? それなら尚更、冒険者のプライベート情報を面識もなければ関係もない、一介の御令嬢なんかにホホイのホーイと渡す訳にはいかないのニャ。お前だって王女や同僚の侍女のことを関係ないヤツに嗅ぎ回られて、そいつに会わせろって言われても応じない筈ニャ。それと同じなのニャ」
「っ」
どうやらミューニャの方が、口は達者なようだった。
「ま、居ないものは居ないんだからどうしようもないのニャ。諦めるニャ」
確かに今、アーウィンはこの街にすら居ない筈なのでミューニャの主張は正しい。
「記録魔導具の情報では、王子殿下は城下を出られておりません。居ることは分かっています!」
恐らくそれは、王族としての検索をかけたが故の結果だろう。
冒険者として同じ名前の検索をかけていれば、彼が依頼で街を離れたことは、把握されて然るべきだ。
(ある意味、バカで助かったニャア……)
1冒険者として城下で活動していることを知りながらその視点が王女一派に欠けていたことに、ミューニャは心の内で胸を撫で下ろしていた。
「もう迷宮内から外へと出ててくる魔物も打ち止めであろうな」
特定探知に引っかかる魔物達が一切居なくなって、魔物暴走の影響波動が迷宮から消えているのをチェックした後にそこを飛翔魔法で飛び立った。
「流石に2国間へ渡る国境侵犯は避けたいからな。犯人を追うかどうかの判断は、フリュヒテンゴルド公爵に委ねるとしよう」
この魔物暴走が人為的なものであることはハッキリしたが、その目的も画策した者が誰であるかも他国の者であるアーウィンには推察し難いのが、そう決めた理由の1つだった。
別の理由を挙げるとするなら討伐を終えたハーモニアエリゾンの魔石を解析する時間が取りたかったからだ。
平原の魔物達を討伐した直後や迷宮前での待ち時間にやってしまっても良かったのだが、色々と外野が煩くなってきそうな話しもされていたので、出来ればこの国の者達が見ている目の前でやった方がいいだろうと判断したのもあった。
「街の門が閉まる前に着けるとよいのだが」
現状、1番に優先されるべき心配事がそれというのも我ながらどうかと思いつつ飛翔のスピードを上げたアーウィンは、東南の門が既に片方閉じていて、門番の青年がヤキモキしながらもう片方を開けて待っていてくれたのを見つけて小さく笑った。
「どうやらこの国の者達は、義理堅い者が多いようだな」
飛翔のスピードをもう一段上げて、門前に降り立つと「殿下! お早く!」と自身も通路側へと入り込みながら大きく腕を振ってアーウィンを手招いた。
「済まぬな。助かる」
「いえ! 依頼達成、お疲れ様でございました!」
促されて門へと走り込んだアーウィンに青年が口にした言葉は、己の成果を毛程も疑ってはいないものだった。
「手続きは、通路途中にある待機所で行わせていただきますので、このままどうぞ」
「分かった」
アーウィンが頷いて小収納から取り出したギルド証を受け取り、己が通路側に入ったのを確認した青年が傍にある壁のスイッチを押した。
自動で上から降りてきた金属製の分厚い板が、下から迫り出して来た同じ物と真ん中で合わさり、中央で十字になった継目を魔法錠の魔導文字が合計8本走って、中央の魔法陣がそれを集約するように光って消えた。
「ほう。中々精巧な魔法錠の仕組みだな」
「はい。300年以上前の物ですが、当時の国王が懇意にしていた森妖精族の長に作っていただいたそうで、大戦時にも活躍したそうですよ?」
アーウィンの言葉に答えながら青年が壁のスイッチから手を離すとそれは自動で石壁の奥へと引っ込んで行き、代わりに迫り出してきた石によって窪みが塞がれて、そこにスイッチがあることすら判別が難しくなる程、ピッタリと収まった。
「……なるほど。魔族しか空を飛べぬ地上戦を鑑みての門造、妖精族の古い魔導技術で仕掛けられた開閉装置。大戦とやらがいつの出来事なのか知らぬが、確かに堅牢ではあろうな」
「はい。大戦は、大体150年程前のことでして、最初は南の隣国カルドランスとの戦だったのですが、途中から双方の同盟国が入り乱れる形になって、大陸規模の大戦に発展してしまったものなのです」
「南の隣国、カルドランス……か」
あまり頭から決めつけてかかるものではないけれど、隠蔽された南の迷宮と人為的に起こされた魔物暴走。
南の国境を越えて行った犯人らしき術者、そして逃げ込んだその国は、この国にとって150年前の大戦に於ける主要敵国だったとは。
(この符号が意図した誘導であるのか、真にそのまま主犯であるのか。私の持ち帰った情報が、公爵達の判断材料たる情報となればよいのだが)
思いがけぬ所で繋がりを示唆する情報を知ったアーウィンは、門番の青年からチェックを終えたギルド証を受け取りながら、そっと心の内で呟いた。
一方。
「ニャゴニャゴニャ! ニャウニャウニャア! ニャアウ、ニャウニャウ! ニャー!」
ピクン! と大きく耳を動かしたミューニャが、唐突に猫語? らしき代物を発してギルド中の者達が疑問符を浮かべまくった顔で彼女へと視線を注ぐ。
[ウォン!]
一同の中で逸早く犬語? らしきもので返答したエリピーダが、ジーフェンを促しながら慌ててギルドを出て行った。
それと入れ替わるようにして、1人の女性がギルドの入口へと立つ。
城の侍女服に身を包んだ彼女をベントレー子爵以下、騎士達は皆、知っているのだろう。
揃って驚愕や苦渋い表情を彼女へと向けながら、ゆったりとヒールの踵を鳴らして木床を進む姿を目で追っていた。
「いらっしゃいませニャ。ご依頼なのニャ?」
「こちらに天空国家ヴェルザリスの第3王子であられるアーウィン殿下と仰る方がいらっしゃるとお聞きして参りました」
「知らないニャア? なぁ~んのことだニャア?」
「第1王女殿下よりの招待状をお持ちしておりますので、お取り次ぎを」
「ここは冒険者ギルドだニャー? 冒険者を探しに来たならともかく、王子様を探すならどっかの高級宿でも探すのニャア?」
営業スマイルvs貴族令嬢仕事モードスマイル。
だが、互いに浮かべている笑顔とは正反対で空気がビキビキと音を鳴らしそうな攻撃的且つ、真っ黒い気配が周囲には漂っていた。
それを感じたのだろう。
冒険者や傭兵達は身の危険を感じて、1人また1人と受付カウンターからそっと距離を取り始めた。
「1冒険者として活動なさっておられるとか? ならばここにお訪ねするのは、間違いではございませんでしょう?」
「万一そうだと仮定したとしてもニャー? それなら尚更、冒険者のプライベート情報を面識もなければ関係もない、一介の御令嬢なんかにホホイのホーイと渡す訳にはいかないのニャ。お前だって王女や同僚の侍女のことを関係ないヤツに嗅ぎ回られて、そいつに会わせろって言われても応じない筈ニャ。それと同じなのニャ」
「っ」
どうやらミューニャの方が、口は達者なようだった。
「ま、居ないものは居ないんだからどうしようもないのニャ。諦めるニャ」
確かに今、アーウィンはこの街にすら居ない筈なのでミューニャの主張は正しい。
「記録魔導具の情報では、王子殿下は城下を出られておりません。居ることは分かっています!」
恐らくそれは、王族としての検索をかけたが故の結果だろう。
冒険者として同じ名前の検索をかけていれば、彼が依頼で街を離れたことは、把握されて然るべきだ。
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