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閑話1 その頃のヴェルザリス
末姫 アキュノーラの場合
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王立古龍研究所。
浮き大陸であるヴェルザリスの国土に於いて、出没する魔物の約8割が竜種であることから国を後ろ盾として、その生態や能力、素材研究などを行っている機関の名称である。
この国では齢7歳から登録が可能な冒険者ギルドで、小型の竜種を討伐出来るようになると級がSとなり、小型の竜を安定討伐出来るようになると所属が冒険者ギルドから狩猟者ギルドに変わる。
狩猟者ギルドで中型の竜種を討伐出来るようになると級がA1級となり、大型竜種を討伐出来るようになるとS3級に認定される。
そして、安定的に大型の討伐を熟せるようになると所属が国の最終討伐機関である国家境界防衛隊に変わるのである。
王立古龍研究所からの討伐依頼を受諾出来るのは基本、冒険者ギルドS級から。
無論、特殊個体でもない限り研究の終了している竜種は大量発生でもしていなければ依頼対象にならないので、主な依頼可能受諾者は狩猟者ギルド員以上となるのが通例だ。
但し、この基準はパーティー単位で考えられるのが普通で、国家境界防衛隊への所属も当然ながらパーティーでの登録となる。
だが、数年前にこの基準に特例が生じ、たった1人で討伐者としての登録を果たした者が出た。
言わずもがな、その特例対象者とは「規格外王子」の異名を持つ、アーウィン・ラナ・ヴェルザリス……その人であった。
「おーほほほほほほほほ! 無駄なことをなさっておられますのね、皆様!」
王立古龍研究所の総合調査室に足を踏み入れたアキュノーラは、室内の様子を一瞥して特徴的な高笑いを発すると開口一番にそう言い放った。
第3側妃譲りの紅榴石を思わせる深い紅の髪を頭頂に近い位置で1つに結い上げ、勝気な印象を残す濃い緑の瞳は、若干13歳という年齢にも関わらず、一廉の人物であることを推察させる自信に彩られていた。
「無駄、ですか……?」
いきなり聞こえた彼女の声とその内容にビクッとなる者から唖然とした表情で肩越しに振り返る者まで様々にあった反応の中で唯一、音声らしい音声を発した主任研究員にアキュノーラが首肯する。
「ええ! 広い地上で何の探知標識もされていないウィン兄様お1人の魔力を探し出そうとするとか、出先の予測がつかないからこそ無作為転移と言われている転移魔法の出口地点を割り出そうとか。わたくしから見たら、ただの時間の無駄にしか感じられませんわ!」
「……では、どうしろと仰るのですか? アキュノーラ姫殿下」
「ほほほほほほほほほ! 簡単なことですわ!」
他に方法が思いつかないこともあったが、今は兎に角、手当たり次第に出来ることを全部やっている感のあった研究員の1人が、何処か呆然とした声色で尋ねたことに再び高らかな笑い声を響かせたアキュノーラが力の籠もった瞳で彼を見返す。
「竜種在りし地に、ウィン兄様在りですわ! “竜種の天敵” の称号を持つウィン兄様を探すのならば、まずは、たくさんの竜がいる場所、たくさんの竜が向かっている場所、その逆に様々な竜達が逃げ去っている範囲の中心点、強き竜が単体でいる場所を重点的にお探しなさい! 必ずやそこに痕跡を残しているか、御自らいらっしゃることでしょう!」
漏れ出る感嘆は、自分達の思いつかなった切り口と発想に対するものだった。
王族子女達の中で唯一、アーウィンと父母両方を共にするアキュノーラ姫は、正真正銘、完全に血の繋がった彼の妹姫だ。
アーウィンを開発担当に据え、2人で興したアキューズ商会は、王室御用達の看板を得て名実共に国1番の商会となり、つい先頃、彼女を総会長の地位へと押し上げる規模に至った。
勿論、アーウィンの存在は無視出来ないが、そこまでの商会へと育て上げた商才と手腕は、間違いなくこの姫殿下によるものだった。
その分析能力と状況判断能力は、アーウィンですらも認めるものを持つと言われている。
「よし! このまま何の指針もない状態で闇雲にアーウィン殿下を探し続けるより、姫殿下の助言に従おう! 古龍種と神代古龍種の生態データから巣を割り出す作業はいつもと同じに! 但し人員を追加して作業速度は上げろ! それと竜の密集地帯と忌避地帯の探査! 後は……何らかの理由で竜が同じ場所を目指しているような動きを見せていたらそこもチェックだ!」
「何らかって……例えば?」
「え」
指示出しの仕方が曖昧だった最後の部分を突っ込むように聞き返されて、主任研究員は思わず1音を放って固まった。
「そりゃ、その……あるだろ? 色々?」
そう。
考えれば色々とある筈で、それは研究員達にも分かっていることだけれど、色々あるからこそ1番最初に何をその条件設定に持ってくればいいのか分からなくて、その場の空気が疑問符一色に染まる。
「1番簡単に特定出来る理由は、ハーモニアエリゾンの竜種召喚共鳴ですわ! まずはそこから調査をお始めなさいまし!」
「っ!」
放つ特殊波長の音源を使って様々な竜種を呼び寄せる彼の亜竜種は、確かに最初の条件設定対象として最適だ。
少なくともそれが見つかるか見つからないかだけでも判断材料としては調査もしやすく、且つ、分かりやすいものだった。
「さ、流石は姫殿下!」
「おーほほほほほほほほ! 貴方がたもまだまだですわね! 情報収集や決定を全てウィン兄様に頼り切るからそうなるのですよ? 確かに問えば答えは返って来るでしょう。ですが……何故そうなるのか、どうしたらそう結論づけることが出来るのかまでを常にウィン兄様に問いかけ、頂いた情報から己で考え、己で判断し、己で決めて、己で動く癖をつけなければ、いざという時、的確に動けなくなってしまいますわよ? 精進なさいまし!」
「はっ!」
「姫殿下、お時間が……」
ずっと彼女の後ろに控えて存在感を全消ししていた侍従が一歩前に進み出て口にした言葉は、この場を辞するよう促すもので、左の肩越しにほんの少しだけ彼を見返ったアキュノーラもそれに小さく頷いた。
「あら、そうでしたわね。国王陛下と王太子殿下の招集を蔑ろにする訳にもゆきませんわ。参ります!」
「ははっ」
「では皆様! ウィン兄様の所在を突き止める作業は頼みましたわよ!」
「必ずや身命を賭しまして!」
発破をかけるような彼女の言葉にその場の全員が深々と頭を下げて誓いにも似た答えを返す。
「おーほほほほほほほほ!」
来た時と同じ高笑いを発して扉の向こうへとその背が消え去ると同時に、どこかホッとしたような空気がその場に満ちた。
「………アキュノーラ姫殿下、アキューズ商会の総会長に就任してから、急にあの笑い方するようになったよな……?」
「来たのがすぐ分かるから有難いっちゃ有難いんだけど、イキナリ聞くとビクッとするよな……」
こそこそっと交わされる感想じみた声を最後に彼等は、成さねばならない己が仕事に戻って行った。
当のアキュノーラは、それを見届けることなく、また真っ直ぐに王家専用の執務室へも向かわなかった。
「ひ、姫殿下! どちらへ……⁈」
「先にお母様達の所へ参ります。どうせお父様のことですから王妃陛下やお母様達には何もお伝えにはならないでしょうから。全く……ウィン兄様が居なくなられて困るのは、政務や財務だけではないというのに! 困ったものですわ!」
現状、1番困っているのは促しても促しても呼び出されている王家専用の執務室へ真っ直ぐ向かってくれずに寄り道ばかりなアキュノーラを連れて来ることを求められている後ろの侍従であろうが、彼の言葉と存在の優先順位がびっくりする程、低いアキュノーラが、それに気づいてくれることはなかった。
浮き大陸であるヴェルザリスの国土に於いて、出没する魔物の約8割が竜種であることから国を後ろ盾として、その生態や能力、素材研究などを行っている機関の名称である。
この国では齢7歳から登録が可能な冒険者ギルドで、小型の竜種を討伐出来るようになると級がSとなり、小型の竜を安定討伐出来るようになると所属が冒険者ギルドから狩猟者ギルドに変わる。
狩猟者ギルドで中型の竜種を討伐出来るようになると級がA1級となり、大型竜種を討伐出来るようになるとS3級に認定される。
そして、安定的に大型の討伐を熟せるようになると所属が国の最終討伐機関である国家境界防衛隊に変わるのである。
王立古龍研究所からの討伐依頼を受諾出来るのは基本、冒険者ギルドS級から。
無論、特殊個体でもない限り研究の終了している竜種は大量発生でもしていなければ依頼対象にならないので、主な依頼可能受諾者は狩猟者ギルド員以上となるのが通例だ。
但し、この基準はパーティー単位で考えられるのが普通で、国家境界防衛隊への所属も当然ながらパーティーでの登録となる。
だが、数年前にこの基準に特例が生じ、たった1人で討伐者としての登録を果たした者が出た。
言わずもがな、その特例対象者とは「規格外王子」の異名を持つ、アーウィン・ラナ・ヴェルザリス……その人であった。
「おーほほほほほほほほ! 無駄なことをなさっておられますのね、皆様!」
王立古龍研究所の総合調査室に足を踏み入れたアキュノーラは、室内の様子を一瞥して特徴的な高笑いを発すると開口一番にそう言い放った。
第3側妃譲りの紅榴石を思わせる深い紅の髪を頭頂に近い位置で1つに結い上げ、勝気な印象を残す濃い緑の瞳は、若干13歳という年齢にも関わらず、一廉の人物であることを推察させる自信に彩られていた。
「無駄、ですか……?」
いきなり聞こえた彼女の声とその内容にビクッとなる者から唖然とした表情で肩越しに振り返る者まで様々にあった反応の中で唯一、音声らしい音声を発した主任研究員にアキュノーラが首肯する。
「ええ! 広い地上で何の探知標識もされていないウィン兄様お1人の魔力を探し出そうとするとか、出先の予測がつかないからこそ無作為転移と言われている転移魔法の出口地点を割り出そうとか。わたくしから見たら、ただの時間の無駄にしか感じられませんわ!」
「……では、どうしろと仰るのですか? アキュノーラ姫殿下」
「ほほほほほほほほほ! 簡単なことですわ!」
他に方法が思いつかないこともあったが、今は兎に角、手当たり次第に出来ることを全部やっている感のあった研究員の1人が、何処か呆然とした声色で尋ねたことに再び高らかな笑い声を響かせたアキュノーラが力の籠もった瞳で彼を見返す。
「竜種在りし地に、ウィン兄様在りですわ! “竜種の天敵” の称号を持つウィン兄様を探すのならば、まずは、たくさんの竜がいる場所、たくさんの竜が向かっている場所、その逆に様々な竜達が逃げ去っている範囲の中心点、強き竜が単体でいる場所を重点的にお探しなさい! 必ずやそこに痕跡を残しているか、御自らいらっしゃることでしょう!」
漏れ出る感嘆は、自分達の思いつかなった切り口と発想に対するものだった。
王族子女達の中で唯一、アーウィンと父母両方を共にするアキュノーラ姫は、正真正銘、完全に血の繋がった彼の妹姫だ。
アーウィンを開発担当に据え、2人で興したアキューズ商会は、王室御用達の看板を得て名実共に国1番の商会となり、つい先頃、彼女を総会長の地位へと押し上げる規模に至った。
勿論、アーウィンの存在は無視出来ないが、そこまでの商会へと育て上げた商才と手腕は、間違いなくこの姫殿下によるものだった。
その分析能力と状況判断能力は、アーウィンですらも認めるものを持つと言われている。
「よし! このまま何の指針もない状態で闇雲にアーウィン殿下を探し続けるより、姫殿下の助言に従おう! 古龍種と神代古龍種の生態データから巣を割り出す作業はいつもと同じに! 但し人員を追加して作業速度は上げろ! それと竜の密集地帯と忌避地帯の探査! 後は……何らかの理由で竜が同じ場所を目指しているような動きを見せていたらそこもチェックだ!」
「何らかって……例えば?」
「え」
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「っ!」
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「さ、流石は姫殿下!」
「おーほほほほほほほほ! 貴方がたもまだまだですわね! 情報収集や決定を全てウィン兄様に頼り切るからそうなるのですよ? 確かに問えば答えは返って来るでしょう。ですが……何故そうなるのか、どうしたらそう結論づけることが出来るのかまでを常にウィン兄様に問いかけ、頂いた情報から己で考え、己で判断し、己で決めて、己で動く癖をつけなければ、いざという時、的確に動けなくなってしまいますわよ? 精進なさいまし!」
「はっ!」
「姫殿下、お時間が……」
ずっと彼女の後ろに控えて存在感を全消ししていた侍従が一歩前に進み出て口にした言葉は、この場を辞するよう促すもので、左の肩越しにほんの少しだけ彼を見返ったアキュノーラもそれに小さく頷いた。
「あら、そうでしたわね。国王陛下と王太子殿下の招集を蔑ろにする訳にもゆきませんわ。参ります!」
「ははっ」
「では皆様! ウィン兄様の所在を突き止める作業は頼みましたわよ!」
「必ずや身命を賭しまして!」
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「おーほほほほほほほほ!」
来た時と同じ高笑いを発して扉の向こうへとその背が消え去ると同時に、どこかホッとしたような空気がその場に満ちた。
「………アキュノーラ姫殿下、アキューズ商会の総会長に就任してから、急にあの笑い方するようになったよな……?」
「来たのがすぐ分かるから有難いっちゃ有難いんだけど、イキナリ聞くとビクッとするよな……」
こそこそっと交わされる感想じみた声を最後に彼等は、成さねばならない己が仕事に戻って行った。
当のアキュノーラは、それを見届けることなく、また真っ直ぐに王家専用の執務室へも向かわなかった。
「ひ、姫殿下! どちらへ……⁈」
「先にお母様達の所へ参ります。どうせお父様のことですから王妃陛下やお母様達には何もお伝えにはならないでしょうから。全く……ウィン兄様が居なくなられて困るのは、政務や財務だけではないというのに! 困ったものですわ!」
現状、1番困っているのは促しても促しても呼び出されている王家専用の執務室へ真っ直ぐ向かってくれずに寄り道ばかりなアキュノーラを連れて来ることを求められている後ろの侍従であろうが、彼の言葉と存在の優先順位がびっくりする程、低いアキュノーラが、それに気づいてくれることはなかった。
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