59 / 113
第1章 ウィムンド王国編 2
リゼパァンズ恩寵大神殿 -3
しおりを挟む
「お待ちなさい、そこの貴方」
神殿に付随する治療院へ収容されている貴族騎士や貴族魔法士の面々から調書を取り終えたスライは、帰り際の身廊で背後からそう声をかけられて足を止めた。
(うはぁっ……ヤッバイ女に捕まっちまったぁ……)
声には出さず、背後も振り返らぬまま心中にてそう呟いたスライの顔は、物凄く嫌そうに歪んでいて、この場に他者が存在しないことを感謝すべき酷さを誇っていた。
「昨日のワイバーン戦のことで、お聞きしたいことがございます。さあ、こちらにおいでなさいまし」
「………」
否やは認めん。
彼女の言葉には、それがハッキリと現れていてスライは思わず舌打ちしそうになってしまった。
神の御前で嘘偽りを申すことは許しません。
常よりそれを主張しながら虚飾と淫行に塗れている女であると、この街の人間ならば誰もが知っている……彼女の名は。
「なぁ、エロザベス・ハメマクリンさんよー?」
「わたくしの名は、エリザベス・ハウィーマックリンですわっ! 神の御加護でブチのめしますわよっ⁈」
言うが早いか両手に神聖魔法の塊を生じさせた彼女にスライは深々と溜息をついて振り向いた。
「アンタの用事なんざ、わざわざ聞かなくても分かる。俺に言えることは1つだけだ。あの方への橋渡しなんか絶対ぇしねぇ!」
「………っ!」
最終的に要求しようとしていたことが、完全に図星だったのだろう。
言葉を詰まらせたエリザベスは、両手の神聖魔法を握り潰す勢いで拳を作り、ギリっと歯を鳴らした。
「アンタが将来有望そうな男を片っ端から漁って食い散らかすのは、別にアンタと食われる奴の自由だろうから、とやかく言う気はない。だが、あの方は他国の王族で、しかもこれからが色々大変なんだから。邪魔してくれんなよ」
「あら。ならば尚のこと、異国の地においでくださった貴き御身の無聊をお慰めして、英気を養っていただくべきじゃなくて?」
コロコロと笑いながら、豊か過ぎる両胸を下から腕で持ち上げるようにして科を作って見せたエリザベスにスライは、つい本能的にそこへ目をやってしまってから嫌そうな顔をした。
「アンタさぁ、何で聖職者なんかやってんの? 娼館勤めの方が性に合ってんじゃね? ……いや、セクハラとか女であることを蔑んで言ってるんじゃなくさ? こう……適材適所みてぇのあんじゃん?」
「神聖魔法に適性があって? 子供の内に口減らし同然で親に神殿へ放り込まれて? 少し身体つきが女らしくなった所でクソ神官共に無理矢理輪姦されてから、もう、神殿も娼館も変わんないじゃんって、分かって。どうでもよくなったのよね! ……って言ったら同情でもしてくれるの?」
美しいストロベリーブロンドの髪。
白い肌に淡い緑色の瞳と左の目元に小さな泣き黒子。
そして……確かに男好きすることは間違いないだろう、僧服の上からでも分かるメリハリのついた魅惑的な肢体。
確かに今、聞いた話しと街で広まっている噂を総合して考えても「性的被害者の末路」「ただの男好きな淫乱」どちらの可能性も捨て切れなかった。
「それがホントか嘘か、事実を知らない俺には判断出来ねぇけど。もしそれが本当だったとしてもさ? 過去のことに同情なんかした所で何も変わらないだろ」
「………」
「男の俺が何を言ってもアンタを余計に傷つけるか、綺麗事に聞こえるだけだろうし」
言い返して来なかったエリザベスに、やっぱり彼女が求めていたのは、言葉通りの同情なんかではなかったのだろうと勝手に思った。
「アンタが好きで今のアンタみたいになったんじゃねぇってのなら、さっきの言葉は取り消すよ。これまでの俺だったら、日頃の行いが悪い所為だろ、で笑って済ますトコだけど。今の俺は、それじゃダメだって確実に言いそうな人の配下になろうとしてるからさ」
彼女を侮辱するつもりはなくて、素朴な疑問だとか素直な感想だとかを投げかけただけだったのだが、きっとアーウィンに知られたら尚悪い、と余計に叱られそうな気がした。
自分がどう思っていたかではない、女性にしてみれば決して気持ちのいい言葉ではなかったことだろう、と反省を促されるに違いない。
そう思ったから。
素直にエリザベスへ頭を下げて謝罪した。
「何も知らない癖に好き勝手言って悪かった。この通りだ」
「ちょ、ちょっと! やめてくださる? う…そ、に、決まってるじゃございませんの! わたくしの美しい身体に虜となる男達を魅了して、跪かせるのが快感過ぎてやめられないだけですわ! ほほほほほほほほほほほ」
無理矢理、嘘ということにして笑って誤魔化しているようにも、予想外の反応をされて戸惑いながら話しの筋を元に戻そうとしているようにも見えた。
「嘘ならそれでいいさ。そういうことがあった女が、汚されたとか言って死んじまうの、仕事で何回か見てるから……嘘であってくれ方が、正直、ホッとする」
「………貴方、変な男ですわね」
「は?」
訝しげに呟いたエリザベスは、ツカツカとスライに歩み寄って何も手に持っていない右手を捕まえると自分の胸に押し付けた。
「いっ⁈」
スライが驚いて息を詰めた所で、すかさず彼の足の間に自分の左足を差し込み、確認するように局所を掴む。
「身体の反応は普通ですのに……もしかして童貞?」
「ンな訳あるかっ⁈」
「まぁいいですわ。どうせこの神殿なんて、汚れまくっているのですから。何処でヤろうと今更ですもの」
胸を掴ませていた右手で払うようにしてストロベリーブロンドの長い髪を肩から後ろへ跳ね上げると、素早くスライの足の間へ突っ込んでいた左足を使って、彼の膝を後ろから前へと押し出すことで、身体を支えている力を無理矢理逃し、その身を床へと押し倒した。
「ぐっ!」
期ぜずして2人分の体重を受け止めることになったスライの呻きを捨て置いて、エリザベスは、さっさとボトムのベルトを外しにかかった。
「ちょっ、なっ⁈ 何してんだ! おい!」
「童貞じゃないなら分かりますでしょ? 味見させて差し上げますから、わたくしをワイバーン討伐勇者様である、王子殿下の寝所へ……」
エリザベスが、そんなことを言いながらボトムの前ボタンをプチプチ外し始めた所で。
「なぁあにしてるのニャー!」
スパーン! っと小気味良い音がして、一瞬、目の前の視界を通過して行ったのは、鞴の蛇腹部分みたいに折り畳まれた革のような物。
「きゃあああああああっ⁈」
同時に間近へと迫って来ていたエリザベスの姿が尾を引くような長い悲鳴と共に、何処ぞへとスッ飛んで行ったような気がした。
「シャハァーッ‼︎」
怒った猫が威嚇する時みたいな音を喉から出している彼女の姿に、スライは幾度も幾度も目を瞬かせてから。
「…………ミューニャ…………」
どうにかこうにか、その名を呼ぶことが出来た。
「スぅラぁイぃ?」
「お? おう?」
右の肩に先程の蛇腹革で出来た殴打武器(?)のようなものを担ぎ、ゆぅらぁ~っと振り向きながら呼びかけて来るミューニャに、ついつい上擦った声で返事をしながら、まるで浮気現場に踏み込まれた男みたいな具合で、慌てて身形を整え直し、何故か身体が勝手に揃えた膝を前向きで折り畳み、脛と足の甲を下敷きにペタンと座るような形を取ってしまった。
この国では直座りと呼ばれる、罪人が斬首される直前にやらされる座り方だった。
それを見たミューニャが、仄暗ぁく微笑む。
「対策会議始まるのニャ。街1番のアバズレ自慢と乳繰り合ってる暇があるなら、とっとと来るニャ!」
何だか良く分からない迫力で要求されたスライは、壊れた梃子車みたいにコクコク、コクコクとただ只管に頷いていた。
神殿に付随する治療院へ収容されている貴族騎士や貴族魔法士の面々から調書を取り終えたスライは、帰り際の身廊で背後からそう声をかけられて足を止めた。
(うはぁっ……ヤッバイ女に捕まっちまったぁ……)
声には出さず、背後も振り返らぬまま心中にてそう呟いたスライの顔は、物凄く嫌そうに歪んでいて、この場に他者が存在しないことを感謝すべき酷さを誇っていた。
「昨日のワイバーン戦のことで、お聞きしたいことがございます。さあ、こちらにおいでなさいまし」
「………」
否やは認めん。
彼女の言葉には、それがハッキリと現れていてスライは思わず舌打ちしそうになってしまった。
神の御前で嘘偽りを申すことは許しません。
常よりそれを主張しながら虚飾と淫行に塗れている女であると、この街の人間ならば誰もが知っている……彼女の名は。
「なぁ、エロザベス・ハメマクリンさんよー?」
「わたくしの名は、エリザベス・ハウィーマックリンですわっ! 神の御加護でブチのめしますわよっ⁈」
言うが早いか両手に神聖魔法の塊を生じさせた彼女にスライは深々と溜息をついて振り向いた。
「アンタの用事なんざ、わざわざ聞かなくても分かる。俺に言えることは1つだけだ。あの方への橋渡しなんか絶対ぇしねぇ!」
「………っ!」
最終的に要求しようとしていたことが、完全に図星だったのだろう。
言葉を詰まらせたエリザベスは、両手の神聖魔法を握り潰す勢いで拳を作り、ギリっと歯を鳴らした。
「アンタが将来有望そうな男を片っ端から漁って食い散らかすのは、別にアンタと食われる奴の自由だろうから、とやかく言う気はない。だが、あの方は他国の王族で、しかもこれからが色々大変なんだから。邪魔してくれんなよ」
「あら。ならば尚のこと、異国の地においでくださった貴き御身の無聊をお慰めして、英気を養っていただくべきじゃなくて?」
コロコロと笑いながら、豊か過ぎる両胸を下から腕で持ち上げるようにして科を作って見せたエリザベスにスライは、つい本能的にそこへ目をやってしまってから嫌そうな顔をした。
「アンタさぁ、何で聖職者なんかやってんの? 娼館勤めの方が性に合ってんじゃね? ……いや、セクハラとか女であることを蔑んで言ってるんじゃなくさ? こう……適材適所みてぇのあんじゃん?」
「神聖魔法に適性があって? 子供の内に口減らし同然で親に神殿へ放り込まれて? 少し身体つきが女らしくなった所でクソ神官共に無理矢理輪姦されてから、もう、神殿も娼館も変わんないじゃんって、分かって。どうでもよくなったのよね! ……って言ったら同情でもしてくれるの?」
美しいストロベリーブロンドの髪。
白い肌に淡い緑色の瞳と左の目元に小さな泣き黒子。
そして……確かに男好きすることは間違いないだろう、僧服の上からでも分かるメリハリのついた魅惑的な肢体。
確かに今、聞いた話しと街で広まっている噂を総合して考えても「性的被害者の末路」「ただの男好きな淫乱」どちらの可能性も捨て切れなかった。
「それがホントか嘘か、事実を知らない俺には判断出来ねぇけど。もしそれが本当だったとしてもさ? 過去のことに同情なんかした所で何も変わらないだろ」
「………」
「男の俺が何を言ってもアンタを余計に傷つけるか、綺麗事に聞こえるだけだろうし」
言い返して来なかったエリザベスに、やっぱり彼女が求めていたのは、言葉通りの同情なんかではなかったのだろうと勝手に思った。
「アンタが好きで今のアンタみたいになったんじゃねぇってのなら、さっきの言葉は取り消すよ。これまでの俺だったら、日頃の行いが悪い所為だろ、で笑って済ますトコだけど。今の俺は、それじゃダメだって確実に言いそうな人の配下になろうとしてるからさ」
彼女を侮辱するつもりはなくて、素朴な疑問だとか素直な感想だとかを投げかけただけだったのだが、きっとアーウィンに知られたら尚悪い、と余計に叱られそうな気がした。
自分がどう思っていたかではない、女性にしてみれば決して気持ちのいい言葉ではなかったことだろう、と反省を促されるに違いない。
そう思ったから。
素直にエリザベスへ頭を下げて謝罪した。
「何も知らない癖に好き勝手言って悪かった。この通りだ」
「ちょ、ちょっと! やめてくださる? う…そ、に、決まってるじゃございませんの! わたくしの美しい身体に虜となる男達を魅了して、跪かせるのが快感過ぎてやめられないだけですわ! ほほほほほほほほほほほ」
無理矢理、嘘ということにして笑って誤魔化しているようにも、予想外の反応をされて戸惑いながら話しの筋を元に戻そうとしているようにも見えた。
「嘘ならそれでいいさ。そういうことがあった女が、汚されたとか言って死んじまうの、仕事で何回か見てるから……嘘であってくれ方が、正直、ホッとする」
「………貴方、変な男ですわね」
「は?」
訝しげに呟いたエリザベスは、ツカツカとスライに歩み寄って何も手に持っていない右手を捕まえると自分の胸に押し付けた。
「いっ⁈」
スライが驚いて息を詰めた所で、すかさず彼の足の間に自分の左足を差し込み、確認するように局所を掴む。
「身体の反応は普通ですのに……もしかして童貞?」
「ンな訳あるかっ⁈」
「まぁいいですわ。どうせこの神殿なんて、汚れまくっているのですから。何処でヤろうと今更ですもの」
胸を掴ませていた右手で払うようにしてストロベリーブロンドの長い髪を肩から後ろへ跳ね上げると、素早くスライの足の間へ突っ込んでいた左足を使って、彼の膝を後ろから前へと押し出すことで、身体を支えている力を無理矢理逃し、その身を床へと押し倒した。
「ぐっ!」
期ぜずして2人分の体重を受け止めることになったスライの呻きを捨て置いて、エリザベスは、さっさとボトムのベルトを外しにかかった。
「ちょっ、なっ⁈ 何してんだ! おい!」
「童貞じゃないなら分かりますでしょ? 味見させて差し上げますから、わたくしをワイバーン討伐勇者様である、王子殿下の寝所へ……」
エリザベスが、そんなことを言いながらボトムの前ボタンをプチプチ外し始めた所で。
「なぁあにしてるのニャー!」
スパーン! っと小気味良い音がして、一瞬、目の前の視界を通過して行ったのは、鞴の蛇腹部分みたいに折り畳まれた革のような物。
「きゃあああああああっ⁈」
同時に間近へと迫って来ていたエリザベスの姿が尾を引くような長い悲鳴と共に、何処ぞへとスッ飛んで行ったような気がした。
「シャハァーッ‼︎」
怒った猫が威嚇する時みたいな音を喉から出している彼女の姿に、スライは幾度も幾度も目を瞬かせてから。
「…………ミューニャ…………」
どうにかこうにか、その名を呼ぶことが出来た。
「スぅラぁイぃ?」
「お? おう?」
右の肩に先程の蛇腹革で出来た殴打武器(?)のようなものを担ぎ、ゆぅらぁ~っと振り向きながら呼びかけて来るミューニャに、ついつい上擦った声で返事をしながら、まるで浮気現場に踏み込まれた男みたいな具合で、慌てて身形を整え直し、何故か身体が勝手に揃えた膝を前向きで折り畳み、脛と足の甲を下敷きにペタンと座るような形を取ってしまった。
この国では直座りと呼ばれる、罪人が斬首される直前にやらされる座り方だった。
それを見たミューニャが、仄暗ぁく微笑む。
「対策会議始まるのニャ。街1番のアバズレ自慢と乳繰り合ってる暇があるなら、とっとと来るニャ!」
何だか良く分からない迫力で要求されたスライは、壊れた梃子車みたいにコクコク、コクコクとただ只管に頷いていた。
0
あなたにおすすめの小説
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主
雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。
荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。
十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、
ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。
ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、
領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。
魔物被害、経済不安、流通の断絶──
没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。
新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる