91 / 113
第1章 ウィムンド王国編 2
貧困からの脱出を目指して
しおりを挟む
「皆、お待たせ! 食べられる獲物狩って来たから皆で食べよう!」
昨日から急にジーフェンと名乗るようになった貧民仲間の少年が、友達だと言っていた犬と一緒に街の外へと狩りに出かけ、こうして食べる物を取ってくるようになったことを貧民街の大人達も彼とは接点のない子供達も訝し気な目で見詰めていた。
「わーい! ジーフェンにぃちゃん、エリピーダ、ありがとう!」
「おにくだー!」
「すごい! カビのはえてないパンに、はさんであるよ!」
沸き立つ子供達から食料を奪ってやろうとした者達は、昨日でそれを諦めた。
見えない壁にそれを阻まれ豆粒1つ奪うことが出来ない上、エリピーダと名付けられたらしい犬に一声吠えつかれるだけで身体が宙に浮き、遠くの壁まで吹き飛ばされて盛大に叩きつけられることになるからだ。
「……ジーフェンくん、お願い。弟と妹の分だけでいいから、食べ物を分けて」
「ちゃんと君の分もあげるよ。エリピーダ、三人を入れてあげて?」
[わかった。ジーフェンが いれろっていうから おまえたちを いれてやる でもジーフェンが ダメっていうことしたら すぐ だしちゃうからな!]
やはり気の所為なんかじゃなく、つい昨日まで普通の犬だった筈の生き物が喋っていた。
「う、うん。ありがとう。ジーフェンくんが嫌がることは、絶対しないよ。約束する。ほら。あなた達も約束しなさい」
姉らしき少女に促されて、弟と妹はジーフェンの手にしている焼いた肉の挟まれたパンから視線を外さぬままコックリと頷いた。
「やくそくする」
「わたしも。やくそくするの」
そう口にした後、三人のお腹が目の前の食事を前に大合唱を奏でた。
「ご、ごめんね」
「ううん。こっちにおいで。皆で食べよう?」
ジーフェンがそう促すと堪えきれなかったように弟と妹が走り出す。
常ならば彼から食料を奪おうとした者達と同様に見えない壁に阻まれる筈の身体は、その壁をすり抜けたような格好でジーフェンの傍まで行くことが出来て、彼に差し出された肉の挟まれたパンにありつけていた。
「っ⁈」
周囲の大人達や奪うことしか頭になかった子供達が一斉に息を飲んだ。
もう1人の少女も不思議そうにキョロキョロしながら見えない壁がある筈の距離を通過したのを見て、今なら一緒に壁を抜けられるかもしれないと感じた数名の者達が、潜んでいた物陰から駆け出した。
だが、少女が居る位置とほぼ同じ位置で見えない何かに勢いよくブチ当たった彼等は、まるで壁にでも跳ね返されているような格好で、石畳へと投げ出された。
ギョッとしたような顔をしながら彼等を見詰めていた少女は、恐々とした様子を見せながらも自分だけが通り抜ける形でジーフェン達側の位置へと歩みを進める。
「食い物寄越せ!」
「何でお前らばっかり!」
「弱っちい癖にいい物食いやがってこの野郎!」
口々に要求と悪態を並べる少年達へ、ジーフェンの面が哀しげに歪む。
[よわっちぃのは おまえらだろう⁈ おれのつくったかべ こえられないくせに!]
「何だと⁈ この犬ちくしょうが!」
「代わりにお前を殺して食ってやるからこっちに来い!」
[おれ いぬじゃない! かべこわせない おまえたちに おれ ころせない! ジーフェンも きずつけさせない!]
「犬コロの分際で人の言葉喋んな気持ち悪ぃ!」
「………」
エリピーダと舌戦を繰り広げる者達の主張を聞きながら防御魔法壁の中へと入って来た少女へ、ジーフェンは肉挟みパンを差し出した。
「……ジーフェンくん。放っといていいの?」
「うん。お腹が減ってると攻撃的になるのは、分からなくもないし。エリピーダの防御魔法は、魔法を知らない人じゃ壊せないだろうからね」
「見えない壁があるって皆、言ってたけど、魔法だったんだね」
「うん。昨日、ある人にエリピーダは湿原角狼の幼体なんだって教えてもらって、それでもエリピーダと一緒にいたかったから、冒険者ギルドに2人で登録したんだ。今はそこで簡単なお仕事させてもらって、その序でに食べられる動物や魔獣を狩って来てるんだ」
「……そうだったんだ。あ、これ、いただくね?」
「うん。食べて。まだ一杯作って貰ってるから大丈夫だよ?」
コートの内ポケットから肉挟みパンをまた取り出して、他の子達にそれを与えながら笑む彼は、昨日から別人のように頼り甲斐のあるカッコいい男の子に変わってしまっていた。
手の中のパンを一口齧る。
染み出す肉汁とソースの味わい。
土の味も黴の味もしない新しいパンの柔らかさと香ばしさ。
「美味しい…………いいな。ジーフェンくん、いいな。わたしにも戦える力があったら弟や妹に、わたしがごはんを食べさせてあげられるのに。汚くて貧相な身体のわたしじゃ、雑役婦どころか娼婦にもなれないって言われて、わたし……」
グスグスと鼻を鳴らして泣きながらも少女は、パンを食べていた。
生きる為に。
今日も明日も自分が何とか食べ物を手に入れて弟と妹と共に生を繋ぐ為に。
分かっている。
ここに居るのは、大人も子供もそんな人間が大半だ。
彼女が他の者と少しだけ違うのは、自分の為だけの欲求ではないこと。
ただ施しを受け取るだけでなく、自分で何とかしたい、という意思があること。
そのくらい。
(僕に出来ることなんて、きっとこうして食べる物を分けることくらい。だけど……)
もしかしたら、彼女にだって自分のように知らなかった自分の力があるかもしれない。
彼女の望む未来に向かって手を伸ばし、自ら歩き出せる力があるかもしれない。
それならば、ダメ元で聞くだけ聞いてみることは出来ないだろうか。
「ねぇ。もし、君にその気があるなら。僕に力をくれた人に会ってみないかい?」
自分やエリピーダだけではなく、他の人にだって救われて欲しい。
そんな思いも手伝って、ジーフェンはその言葉を口にしていた。
昨日から急にジーフェンと名乗るようになった貧民仲間の少年が、友達だと言っていた犬と一緒に街の外へと狩りに出かけ、こうして食べる物を取ってくるようになったことを貧民街の大人達も彼とは接点のない子供達も訝し気な目で見詰めていた。
「わーい! ジーフェンにぃちゃん、エリピーダ、ありがとう!」
「おにくだー!」
「すごい! カビのはえてないパンに、はさんであるよ!」
沸き立つ子供達から食料を奪ってやろうとした者達は、昨日でそれを諦めた。
見えない壁にそれを阻まれ豆粒1つ奪うことが出来ない上、エリピーダと名付けられたらしい犬に一声吠えつかれるだけで身体が宙に浮き、遠くの壁まで吹き飛ばされて盛大に叩きつけられることになるからだ。
「……ジーフェンくん、お願い。弟と妹の分だけでいいから、食べ物を分けて」
「ちゃんと君の分もあげるよ。エリピーダ、三人を入れてあげて?」
[わかった。ジーフェンが いれろっていうから おまえたちを いれてやる でもジーフェンが ダメっていうことしたら すぐ だしちゃうからな!]
やはり気の所為なんかじゃなく、つい昨日まで普通の犬だった筈の生き物が喋っていた。
「う、うん。ありがとう。ジーフェンくんが嫌がることは、絶対しないよ。約束する。ほら。あなた達も約束しなさい」
姉らしき少女に促されて、弟と妹はジーフェンの手にしている焼いた肉の挟まれたパンから視線を外さぬままコックリと頷いた。
「やくそくする」
「わたしも。やくそくするの」
そう口にした後、三人のお腹が目の前の食事を前に大合唱を奏でた。
「ご、ごめんね」
「ううん。こっちにおいで。皆で食べよう?」
ジーフェンがそう促すと堪えきれなかったように弟と妹が走り出す。
常ならば彼から食料を奪おうとした者達と同様に見えない壁に阻まれる筈の身体は、その壁をすり抜けたような格好でジーフェンの傍まで行くことが出来て、彼に差し出された肉の挟まれたパンにありつけていた。
「っ⁈」
周囲の大人達や奪うことしか頭になかった子供達が一斉に息を飲んだ。
もう1人の少女も不思議そうにキョロキョロしながら見えない壁がある筈の距離を通過したのを見て、今なら一緒に壁を抜けられるかもしれないと感じた数名の者達が、潜んでいた物陰から駆け出した。
だが、少女が居る位置とほぼ同じ位置で見えない何かに勢いよくブチ当たった彼等は、まるで壁にでも跳ね返されているような格好で、石畳へと投げ出された。
ギョッとしたような顔をしながら彼等を見詰めていた少女は、恐々とした様子を見せながらも自分だけが通り抜ける形でジーフェン達側の位置へと歩みを進める。
「食い物寄越せ!」
「何でお前らばっかり!」
「弱っちい癖にいい物食いやがってこの野郎!」
口々に要求と悪態を並べる少年達へ、ジーフェンの面が哀しげに歪む。
[よわっちぃのは おまえらだろう⁈ おれのつくったかべ こえられないくせに!]
「何だと⁈ この犬ちくしょうが!」
「代わりにお前を殺して食ってやるからこっちに来い!」
[おれ いぬじゃない! かべこわせない おまえたちに おれ ころせない! ジーフェンも きずつけさせない!]
「犬コロの分際で人の言葉喋んな気持ち悪ぃ!」
「………」
エリピーダと舌戦を繰り広げる者達の主張を聞きながら防御魔法壁の中へと入って来た少女へ、ジーフェンは肉挟みパンを差し出した。
「……ジーフェンくん。放っといていいの?」
「うん。お腹が減ってると攻撃的になるのは、分からなくもないし。エリピーダの防御魔法は、魔法を知らない人じゃ壊せないだろうからね」
「見えない壁があるって皆、言ってたけど、魔法だったんだね」
「うん。昨日、ある人にエリピーダは湿原角狼の幼体なんだって教えてもらって、それでもエリピーダと一緒にいたかったから、冒険者ギルドに2人で登録したんだ。今はそこで簡単なお仕事させてもらって、その序でに食べられる動物や魔獣を狩って来てるんだ」
「……そうだったんだ。あ、これ、いただくね?」
「うん。食べて。まだ一杯作って貰ってるから大丈夫だよ?」
コートの内ポケットから肉挟みパンをまた取り出して、他の子達にそれを与えながら笑む彼は、昨日から別人のように頼り甲斐のあるカッコいい男の子に変わってしまっていた。
手の中のパンを一口齧る。
染み出す肉汁とソースの味わい。
土の味も黴の味もしない新しいパンの柔らかさと香ばしさ。
「美味しい…………いいな。ジーフェンくん、いいな。わたしにも戦える力があったら弟や妹に、わたしがごはんを食べさせてあげられるのに。汚くて貧相な身体のわたしじゃ、雑役婦どころか娼婦にもなれないって言われて、わたし……」
グスグスと鼻を鳴らして泣きながらも少女は、パンを食べていた。
生きる為に。
今日も明日も自分が何とか食べ物を手に入れて弟と妹と共に生を繋ぐ為に。
分かっている。
ここに居るのは、大人も子供もそんな人間が大半だ。
彼女が他の者と少しだけ違うのは、自分の為だけの欲求ではないこと。
ただ施しを受け取るだけでなく、自分で何とかしたい、という意思があること。
そのくらい。
(僕に出来ることなんて、きっとこうして食べる物を分けることくらい。だけど……)
もしかしたら、彼女にだって自分のように知らなかった自分の力があるかもしれない。
彼女の望む未来に向かって手を伸ばし、自ら歩き出せる力があるかもしれない。
それならば、ダメ元で聞くだけ聞いてみることは出来ないだろうか。
「ねぇ。もし、君にその気があるなら。僕に力をくれた人に会ってみないかい?」
自分やエリピーダだけではなく、他の人にだって救われて欲しい。
そんな思いも手伝って、ジーフェンはその言葉を口にしていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる