凡人高校生

ゆるだら公

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凡人高校生

10話

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__満家

「蓮見の奴、急に大ちゃんの部活訊いて、なんかあったのか?てか、そんなど忘れする?
…生徒会の仕事ちゃんとしてるのかすら心配になってきた…」

今日あったことを振り返りながら、満は机に向かって、残っていた課題に手をつけようとしていた。

「でも、大ちゃんは部活、楽しくやってるみたいだし、…羨ましい。バスケ部はコーチが厳しい~。今日も外周増やされたー」

いつの間にか課題のことを忘れ、自分の世界に没頭してしまっていた満だった。

「てか、蓮見も今日外周2周でどっか行ったし。部活放棄かよ。何しに行ったんだ?
……どうせ知らない女の子と遊んだんだろうな」

シャーペンを耳にかけ、椅子で回ってボーッと考える。

「アイツ、気づかれてないと思ってるのか知らねぇが、裏で女子と遊んでんのバレバレだからな~」

蓮見と喋っているかのように話す。満の言葉には、少しばかり嫉妬心が芽生えていた。

「てか、大ちゃんとも話してたみたいだし。何だよアイツら、急に仲良くなりやがって。俺だって、大ちゃんとは1番仲良いし」

1人で見えない蓮見と張り合い、独り言が増えていく。
そして満は、考えるのが疲れたのか、ベットに入って寝ることにした。課題を1つも終わらせないまま。



_____✻✻_____



__大家

…カチャ、    カチャッ

大は1人でゲームをしていた。

「…こいつ強いな」

有名な『Ghostshootingゴーストシューティング』という、お化けをたくさん倒し、最も多く倒した人の勝ちといったゲームだ。
マルチでも出来るし、1位になるために、他の人も撃ってもいい。暇な時には最適なゲームだった。

「何この『ミカゲ』ってやつ。毎回勝ったら煽ってくるんだけど。これ絶対俺に向けてだな。
まぁ、ほぼほぼ俺が勝ってるし、問題ないんだけど。でも相手も強いのは事実だし、やめてくれと言うくらいしか出来ないんだよなぁ」

相手に怒こるわけでもなく、大はそのままゲームを続けた。

「あ、確か、満がこのゲームやりたいって言ってたっけ。今度誘ってやるか」

少しだけワクワクした様子の大のランクは、続けざまに1位と、絶好調だった。
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