53 / 66
元和八年(1622年) 17歳
3.拳挿入
しおりを挟む
六月二十五日
蒸し暑い夜、実千代は虎長の寝所に呼び出された。
障子や襖は開け放されて、中庭を挟んだ向こう側の棟からも、寝所の様子は丸見えだった。
涼しげな流水文様の紗の振袖が、実千代の持つ唯一の盾であったが、屈強な八人の男たちに囲まれた状況で、それはあまりに頼りなかった。
「さあ、始めなさい」
虎長の声が響き、八人の馬廻が一斉に実千代に手を伸ばした。
最初の男が実千代の顎を掴み、口を開けさせて、咽喉を無理やり押し開く。
別の男が後ろから彼を押さえつけ、後門を犯す。
一刻の間、八人が入れ代わり立ち代わり実千代の身体を蹂躙した。
それはまだ序章に過ぎなかった。
「お前も散々輪姦されて、もう男の肉棒は飽きただろう。今宵はもっと良いものを味わわせてやろう」
虎長が目配せすると、藤田が前に進み出た。
藤田は四本の指を実千代の後門に挿入し、精液でとろける内部をかきまわす。
そして、そこに親指を追加しようとした。
実千代は、藤田が何をしようとしているのか悟ると、恐怖に目を見開いて逃げようとするが、側近たちに手足を掴まれて強い力で押さえつけられる。
初めての拳挿入だった。
親指の付け根の一番太い部分が、後門をこじ開けると、激痛が下腹を貫き、実千代は絶叫した。
そこが通過すると、実千代の尻は拳を飲み込んだが、内臓が押し潰されるような感覚に襲われて息ができない。
このまま死ぬのではないかと思った時、拳がゆっくりと引き抜かれた。
後門から内臓が裏返るような感覚と激痛に、実千代の意識は途切れた。
が、頬を叩かれ、すぐに現実に引き戻される。
「熱蝋を垂らせ」
虎長は次の試練を命じた。
山本が燭台を手に、実千代の太もも、背中、臀部に熱い滴を落とした。
実千代は痛みで顔を歪め、涙をこぼした。
突き刺すような痛みが皮膚を侵すたび、身体がピクリと跳ねるが、悲鳴を上げる体力は残ってなかった。
「まだ終わりではないぞ」
虎長の声が再び響き、今度は竹根鞭が持ち出された。
「固まった蝋を叩き落とせ」との口実で、今度は藤田が鞭を振り下ろす。
背中、太もも、臀部を中心に三十回、竹根鞭の硬い感触が皮膚に刻まれる。
しかし、拳挿入で気力体力ともに疲弊した実千代に悲鳴を上げる力はなく、鞭の音が空気を切り裂くたび、身体が縮こまり、うめき声しか出なかった。
「反応が薄い。我が玩具も、さすがに拳挿入はちと刺激が強すぎたかな」
虎長は冷たい声で言った。
「もうよい、こいつを下げろ」
佐々木が実千代の身体を抱き上げて運び出し、御殿医が呼ばれた。
実千代の意識は茫然自失の淵を彷徨い、身体はぶるぶると震えている。
後門の裂傷から出血し、太ももには軽度火傷が広がり、全身に鞭傷が刻まれていた。
医師は黙々と傷の手当てをすると、安静を指示した。
蒸し暑い夜、実千代は虎長の寝所に呼び出された。
障子や襖は開け放されて、中庭を挟んだ向こう側の棟からも、寝所の様子は丸見えだった。
涼しげな流水文様の紗の振袖が、実千代の持つ唯一の盾であったが、屈強な八人の男たちに囲まれた状況で、それはあまりに頼りなかった。
「さあ、始めなさい」
虎長の声が響き、八人の馬廻が一斉に実千代に手を伸ばした。
最初の男が実千代の顎を掴み、口を開けさせて、咽喉を無理やり押し開く。
別の男が後ろから彼を押さえつけ、後門を犯す。
一刻の間、八人が入れ代わり立ち代わり実千代の身体を蹂躙した。
それはまだ序章に過ぎなかった。
「お前も散々輪姦されて、もう男の肉棒は飽きただろう。今宵はもっと良いものを味わわせてやろう」
虎長が目配せすると、藤田が前に進み出た。
藤田は四本の指を実千代の後門に挿入し、精液でとろける内部をかきまわす。
そして、そこに親指を追加しようとした。
実千代は、藤田が何をしようとしているのか悟ると、恐怖に目を見開いて逃げようとするが、側近たちに手足を掴まれて強い力で押さえつけられる。
初めての拳挿入だった。
親指の付け根の一番太い部分が、後門をこじ開けると、激痛が下腹を貫き、実千代は絶叫した。
そこが通過すると、実千代の尻は拳を飲み込んだが、内臓が押し潰されるような感覚に襲われて息ができない。
このまま死ぬのではないかと思った時、拳がゆっくりと引き抜かれた。
後門から内臓が裏返るような感覚と激痛に、実千代の意識は途切れた。
が、頬を叩かれ、すぐに現実に引き戻される。
「熱蝋を垂らせ」
虎長は次の試練を命じた。
山本が燭台を手に、実千代の太もも、背中、臀部に熱い滴を落とした。
実千代は痛みで顔を歪め、涙をこぼした。
突き刺すような痛みが皮膚を侵すたび、身体がピクリと跳ねるが、悲鳴を上げる体力は残ってなかった。
「まだ終わりではないぞ」
虎長の声が再び響き、今度は竹根鞭が持ち出された。
「固まった蝋を叩き落とせ」との口実で、今度は藤田が鞭を振り下ろす。
背中、太もも、臀部を中心に三十回、竹根鞭の硬い感触が皮膚に刻まれる。
しかし、拳挿入で気力体力ともに疲弊した実千代に悲鳴を上げる力はなく、鞭の音が空気を切り裂くたび、身体が縮こまり、うめき声しか出なかった。
「反応が薄い。我が玩具も、さすがに拳挿入はちと刺激が強すぎたかな」
虎長は冷たい声で言った。
「もうよい、こいつを下げろ」
佐々木が実千代の身体を抱き上げて運び出し、御殿医が呼ばれた。
実千代の意識は茫然自失の淵を彷徨い、身体はぶるぶると震えている。
後門の裂傷から出血し、太ももには軽度火傷が広がり、全身に鞭傷が刻まれていた。
医師は黙々と傷の手当てをすると、安静を指示した。
21
あなたにおすすめの小説
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜
トマトふぁ之助
BL
某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。
そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。
聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる