49 / 50
番外その3-ギル編『かっこいいままでいさせて』
6.(FIN)
しおりを挟む
「迷惑かけたからその詫びだ」
「何言ってんだ。今回のことは完全に俺が悪いし……それに、今までギルにどれだけ助けて貰ったと思ってるんだ」
そう言いながら、シュリはソファの横に置かれた椅子に腰かけて言った。
「ギルは俺の、かっこいいヒーローなんだ」
彼もまた、少し酔っているのだろう。少し赤らんだその頬と、恥ずかしそうな表情がとても可愛らしいが、その台詞に、何か妙なデジャヴのようなものを感じた。
「……なあシュリ」
「?」
「俺、酔ってる時にお前に何を言った?」
すると、途端にシュリはまるで天敵にでも出会ったかのように全身の毛をぶわりと膨らまして顔を真っ赤にした。あまりに激しい反応に、ギルベルトは驚いた。
(マジで何言ったんだよ俺……)
「シュリ?」
恐々と名前を呼びかけたその時、ドアが激しい音を立てて開き、コンラートがヘラヘラとした笑顔を見せて入ってきた。
「パイセンすみませーん! なかなかピグルテが捕まらなくて結局まだ飛ばせてなくて。シュリたんの貞操が心配で一時帰還しました。つーか、隣の部屋すごくないッスか? 廊下まで聞こえてくるんスけど」
「大きな声で言うな! 隣に聞こえたらどうする!」
邪魔しちゃ悪いだろとシュリが頬を赤くして怒り、バシンとコンラートの頬を尻尾でビンタする。
途端に、隣の部屋から聞こえてきた喘ぎ声がピタリと止むと、シュリはひどく気まずげに俯いた。
「お、俺、宿の主人にピグルテ呼んで貰えないか聞いてくる」
シュリの言葉に、コンラートは「その手があったか」と苦笑した。
普段はこざかしいぐらいに頭が回るくせに、コンラートもまた、大分酔っているようだ。
二人きりになると、コンラートは一つの乱れもないベッドに目を向けて安堵したように言った。
「良かった。ちょっと遅くなっちゃったから、センパイが一線を越えてないか焦りましたよ。隣は派手に盛り上がってるし」
「お前、どういうつもりで俺達を二人きりにした」
「いや、だってしょうがないじゃないですか。シュリをこんな時間に一人で酔っ払いがうろつく夜の街を歩かせていいんスか?」
「ダメに決まってんだろ」
「ですよねー。まあ、センパイはなんだかんだ大丈夫だろうって信じてましたよ。なんたってセンパイはシュリたんの〝ヒーロー〟ですからね」
またデジャヴを感じて、ギルベルトはこめかみを抑えながら言った。
「さっき酔い潰れて意識がなかった時、俺はシュリになんて言ったんだ?」
そう問いかけた瞬間、コンラートはピシィッと音がしそうなぐらいに固まってしまった。
「いや、聞かない方がいいっすよ。聞いたら後悔します。世の中には知らない方がいいことってあるんですよ。……それに、言ったら俺が消されるんで」
「言わなかったら今消す」
「こわっ」
喉元にリンデンベルクの紋章入りの剣を突き付けられ、コンラートは両手を挙げた。
「……えーと、なんだったかな。〝シュリの肉球舐め続けたい。嫌がってもやめない〟から始まって……」
もうすでに聞いたことを後悔した。
「あと、膝の上に乗って欲しいとか、足が痺れても絶対に膝の上からどかさない宣言とか、尻尾の付け根トントンしたいとか、お腹吸いたいとか……まあそこまでは良かったんですけど」
「全然よくねーよ!」
「いやー、そこからが本当にやばくて……シュリと正式な夫婦になったら妄想始まっちゃって……特に夜の妄想がすごかった。パイセンの趣味、なかなかッスね。あまりに激しすぎて途中からシュリたんの耳塞いじゃいました」
「分かった。もう言わなくていい」
ギルベルトはズキズキと痛む額を抑えながら剣を鞘にしまった。これ以上聞いていたら、この剣で自分の心臓を貫いて息の根を止めてしまいそうだと思った。
あまりにどん底に沈んでしまったギルベルトを、哀れむように見つめて、コンラートがフォローするように言った。
「ああでも、妄想の最後にセンパイ、シュリたんに……」
「言わなくていいっつってんだろ」
「ああ、ハイ……」
(終わった……俺の初恋……)
■
翌日。
ギルベルトは深い溜息を吐きながら、仕事をしていた。
結局昨日は、シュリが宿の主人に頼んでピグルテを呼んでくれたため、ギルベルトは失意の底に沈んだまま宿で一晩を明かし、明け方に密かに城へと戻った。
二日酔いは、シュリの〝おまじない〟のおかげか、思ったよりもひどくない。だが、心のダメージの方がひどい。
シュリの前では出来るだけかっこよくあろうとしていた。
生来ひねくれた性格ゆえにジークフリートのようにスマートにはいかないが、それでも、シュリが想いを寄せるその姿に、少しは近づけるようにと思っていた。
それがとんだ醜態だ。
基本的に酒に酔い潰れた時の記憶は無くしてしまうが、今回は記憶の断片が残っている。
確かに、コンラートが言っていたようなことをシュリに言った記憶がある。
思い出せば思い出すほど「終わった」という独り言が漏れる。日頃抱え混んでいた変態妄想の全てを本人の前で口にしてしまった。
もう何度目か分からない深い溜息を吐いていると、空の向こうからピグルテが飛んでくるのが見えた。
レイオット学院の紋章入りの手紙。シュリからだ。
昨日のことについてだろうか。
幻滅したとか、気持ち悪いから二度と話しかけるなとか書かれていたらどうしようと恐る恐る手紙を開く。
〝昨日は本当にごめんな。具合大丈夫か? 今日はあんまり、無理すんなよ〟
彼らしい優しい一文の下には、〝透明インク、さっそく使ってみた〟と書かれており、さらにその下には可愛らしい肉球のマークが押してあった。
「……!」
インクの色はピンクだった。
それも淡いピンクではなく、赤に近いはっきりとしたピンクだ。
「これは……」
どういう感情だ?
──アナタ、激しい恋してるネ~。真っ赤になってるヨ!
同じ色ではないけれど、かなり近い所にあるのではないだろうか。インチキだろうという考えはどこか彼方へと飛んでいってしまった。
ふと、酔っていた時の記憶の破片を、もう一つだけ取り戻した。
散々、シュリと夫婦になったらという好き勝手な気持ちの悪い妄想を繰り広げた後に、最後に言った一言。
『それでも俺は、シュリに二度と、悲しい想いはさせない。何があっても守る。俺は一生、お前のかっこいいヒーローになるから』
とんでもない恥ずかしいセリフを吐いたと頭を抱えたくなる。
だが、シュリはあの時「ギルは俺のかっこいいヒーローだ」と言ってくれた。
ギルベルトの醜態を見ても尚、彼はかっこいいと、そう言ってくれたのだ。そしてこのスタンプの色。
どん底まで沈み込んでいた気持ちが、分かりやすく急浮上していく。
まだ、全然終わっていない。これからだ。俺の初恋は。
ギルベルトはそう思った。もう二度と、醜態を晒さないように、弱い理性に負けて傷つけてしまわないように。
シュリの前ではいつでもヒーローであり続けたい。
このスタンプの色が、真っ赤に変わるその日を目指して。
─FIN─
「何言ってんだ。今回のことは完全に俺が悪いし……それに、今までギルにどれだけ助けて貰ったと思ってるんだ」
そう言いながら、シュリはソファの横に置かれた椅子に腰かけて言った。
「ギルは俺の、かっこいいヒーローなんだ」
彼もまた、少し酔っているのだろう。少し赤らんだその頬と、恥ずかしそうな表情がとても可愛らしいが、その台詞に、何か妙なデジャヴのようなものを感じた。
「……なあシュリ」
「?」
「俺、酔ってる時にお前に何を言った?」
すると、途端にシュリはまるで天敵にでも出会ったかのように全身の毛をぶわりと膨らまして顔を真っ赤にした。あまりに激しい反応に、ギルベルトは驚いた。
(マジで何言ったんだよ俺……)
「シュリ?」
恐々と名前を呼びかけたその時、ドアが激しい音を立てて開き、コンラートがヘラヘラとした笑顔を見せて入ってきた。
「パイセンすみませーん! なかなかピグルテが捕まらなくて結局まだ飛ばせてなくて。シュリたんの貞操が心配で一時帰還しました。つーか、隣の部屋すごくないッスか? 廊下まで聞こえてくるんスけど」
「大きな声で言うな! 隣に聞こえたらどうする!」
邪魔しちゃ悪いだろとシュリが頬を赤くして怒り、バシンとコンラートの頬を尻尾でビンタする。
途端に、隣の部屋から聞こえてきた喘ぎ声がピタリと止むと、シュリはひどく気まずげに俯いた。
「お、俺、宿の主人にピグルテ呼んで貰えないか聞いてくる」
シュリの言葉に、コンラートは「その手があったか」と苦笑した。
普段はこざかしいぐらいに頭が回るくせに、コンラートもまた、大分酔っているようだ。
二人きりになると、コンラートは一つの乱れもないベッドに目を向けて安堵したように言った。
「良かった。ちょっと遅くなっちゃったから、センパイが一線を越えてないか焦りましたよ。隣は派手に盛り上がってるし」
「お前、どういうつもりで俺達を二人きりにした」
「いや、だってしょうがないじゃないですか。シュリをこんな時間に一人で酔っ払いがうろつく夜の街を歩かせていいんスか?」
「ダメに決まってんだろ」
「ですよねー。まあ、センパイはなんだかんだ大丈夫だろうって信じてましたよ。なんたってセンパイはシュリたんの〝ヒーロー〟ですからね」
またデジャヴを感じて、ギルベルトはこめかみを抑えながら言った。
「さっき酔い潰れて意識がなかった時、俺はシュリになんて言ったんだ?」
そう問いかけた瞬間、コンラートはピシィッと音がしそうなぐらいに固まってしまった。
「いや、聞かない方がいいっすよ。聞いたら後悔します。世の中には知らない方がいいことってあるんですよ。……それに、言ったら俺が消されるんで」
「言わなかったら今消す」
「こわっ」
喉元にリンデンベルクの紋章入りの剣を突き付けられ、コンラートは両手を挙げた。
「……えーと、なんだったかな。〝シュリの肉球舐め続けたい。嫌がってもやめない〟から始まって……」
もうすでに聞いたことを後悔した。
「あと、膝の上に乗って欲しいとか、足が痺れても絶対に膝の上からどかさない宣言とか、尻尾の付け根トントンしたいとか、お腹吸いたいとか……まあそこまでは良かったんですけど」
「全然よくねーよ!」
「いやー、そこからが本当にやばくて……シュリと正式な夫婦になったら妄想始まっちゃって……特に夜の妄想がすごかった。パイセンの趣味、なかなかッスね。あまりに激しすぎて途中からシュリたんの耳塞いじゃいました」
「分かった。もう言わなくていい」
ギルベルトはズキズキと痛む額を抑えながら剣を鞘にしまった。これ以上聞いていたら、この剣で自分の心臓を貫いて息の根を止めてしまいそうだと思った。
あまりにどん底に沈んでしまったギルベルトを、哀れむように見つめて、コンラートがフォローするように言った。
「ああでも、妄想の最後にセンパイ、シュリたんに……」
「言わなくていいっつってんだろ」
「ああ、ハイ……」
(終わった……俺の初恋……)
■
翌日。
ギルベルトは深い溜息を吐きながら、仕事をしていた。
結局昨日は、シュリが宿の主人に頼んでピグルテを呼んでくれたため、ギルベルトは失意の底に沈んだまま宿で一晩を明かし、明け方に密かに城へと戻った。
二日酔いは、シュリの〝おまじない〟のおかげか、思ったよりもひどくない。だが、心のダメージの方がひどい。
シュリの前では出来るだけかっこよくあろうとしていた。
生来ひねくれた性格ゆえにジークフリートのようにスマートにはいかないが、それでも、シュリが想いを寄せるその姿に、少しは近づけるようにと思っていた。
それがとんだ醜態だ。
基本的に酒に酔い潰れた時の記憶は無くしてしまうが、今回は記憶の断片が残っている。
確かに、コンラートが言っていたようなことをシュリに言った記憶がある。
思い出せば思い出すほど「終わった」という独り言が漏れる。日頃抱え混んでいた変態妄想の全てを本人の前で口にしてしまった。
もう何度目か分からない深い溜息を吐いていると、空の向こうからピグルテが飛んでくるのが見えた。
レイオット学院の紋章入りの手紙。シュリからだ。
昨日のことについてだろうか。
幻滅したとか、気持ち悪いから二度と話しかけるなとか書かれていたらどうしようと恐る恐る手紙を開く。
〝昨日は本当にごめんな。具合大丈夫か? 今日はあんまり、無理すんなよ〟
彼らしい優しい一文の下には、〝透明インク、さっそく使ってみた〟と書かれており、さらにその下には可愛らしい肉球のマークが押してあった。
「……!」
インクの色はピンクだった。
それも淡いピンクではなく、赤に近いはっきりとしたピンクだ。
「これは……」
どういう感情だ?
──アナタ、激しい恋してるネ~。真っ赤になってるヨ!
同じ色ではないけれど、かなり近い所にあるのではないだろうか。インチキだろうという考えはどこか彼方へと飛んでいってしまった。
ふと、酔っていた時の記憶の破片を、もう一つだけ取り戻した。
散々、シュリと夫婦になったらという好き勝手な気持ちの悪い妄想を繰り広げた後に、最後に言った一言。
『それでも俺は、シュリに二度と、悲しい想いはさせない。何があっても守る。俺は一生、お前のかっこいいヒーローになるから』
とんでもない恥ずかしいセリフを吐いたと頭を抱えたくなる。
だが、シュリはあの時「ギルは俺のかっこいいヒーローだ」と言ってくれた。
ギルベルトの醜態を見ても尚、彼はかっこいいと、そう言ってくれたのだ。そしてこのスタンプの色。
どん底まで沈み込んでいた気持ちが、分かりやすく急浮上していく。
まだ、全然終わっていない。これからだ。俺の初恋は。
ギルベルトはそう思った。もう二度と、醜態を晒さないように、弱い理性に負けて傷つけてしまわないように。
シュリの前ではいつでもヒーローであり続けたい。
このスタンプの色が、真っ赤に変わるその日を目指して。
─FIN─
220
あなたにおすすめの小説
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
嫌われ魔術師の俺は元夫への恋心を消去する
SKYTRICK
BL
旧題:恋愛感情抹消魔法で元夫への恋を消去する
☆11/28完結しました。
☆第11回BL小説大賞奨励賞受賞しました。ありがとうございます!
冷酷大元帥×元娼夫の忘れられた夫
——「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」
元娼夫で現魔術師であるエディことサラは五年ぶりに祖国・ファルンに帰国した。しかし暫しの帰郷を味わう間も無く、直後、ファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者が元帥命令を掲げてサラの元へやってくる。
ロイ・オークランスの名を知らぬ者は世界でもそうそういない。魔族の血を引くロイは人間から畏怖を大いに集めながらも、大将として国防戦争に打ち勝ち、たった二十九歳で大元帥として全軍のトップに立っている。
その元帥命令の内容というのは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。
ロイは妻であるリネ・オークランスを亡くし、悲しみに苛まれている。あまりの辛さで『奥様』に関する記憶すら忘却してしまったらしい。半ば強引にロイの元へ連れていかれるサラは、彼に己を『サラ』と名乗る。だが、
——「失せろ。お前のような娼夫など必要としていない」
噂通り冷酷なロイの口からは罵詈雑言が放たれた。ロイは穢らわしい娼夫を睨みつけ去ってしまう。使者らは最愛の妻を亡くしたロイを憐れむばかりで、まるでサラの様子を気にしていない。
誰も、サラこそが五年前に亡くなった『奥様』であり、最愛のその人であるとは気付いていないようだった。
しかし、最大の問題は元夫に存在を忘れられていることではない。
サラが未だにロイを愛しているという事実だ。
仕方なく、『恋愛感情抹消魔法』を己にかけることにするサラだが——……
☆お読みくださりありがとうございます。良ければ感想などいただけるとパワーになります!
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。