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アタシ
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「あ~… 」
溜め息しか出ない。
またやってしまった。
何回同じ事を繰り返せば気が済むのであろうか。
アタシはダメな女だ。
アタシは元占い師。今はセラピストって言うかマッサージ師?とにかく疲れた人を癒す仕事をしている。って別にいやらしいマッサージとかじゃなくて。
何をやらかしたかって?
ダメな男とまた付き合ってしまった…。
どんな男かって?
聞いてくれる?働きもしない、遊びもしないただただ生きてるだけ。
最初は良いの。
「僕は自分に自信がない。けど、君のことは好きだ。君と一緒にいたい。」
年下の男、なんか求められると可愛いく見えてしまう。
正直なところ私も自信がない。
顔も可愛いわけじゃないし、スタイルもいいわけじゃない。学生の頃はイジメられてたときもあった。
美人でスタイルもいい奴に!
だから見返してやる!って必死に勉強していい大学行っていい就職先で働いてって頑張った。
けど人間の根本ってそう変わんないよね。
最初に付き合った彼。
典型的なヒモ男。
「オレ夢があるんだ!いつか音楽で売れる!みんなのハートに響く音楽を作りたい!」って…
売れない夢見がちのギタリスト。
最初は良いの。素人目で見て上手いギターでアタシのために曲も作ってくれた。
アタシはこのとき“恋は盲目”って言葉を知った。
今でも思い出すだけで鳥肌が立つ…。
でもそのときは気付かないのよ~。
いつの間にかアタシの家に転がり込んできて、普通に生活してる。
たまにアタシをライブハウスに誘って2、3曲歌う。5、6人の前で。
いろんなバンドや歌い手さんの最初のほうで。でもその時は気付かないんだよな~
「売れてる歌手は最初はみんなこうなんだ!頑張ってー!」ってな感じで…。
なんで別れたかって?
だって
「スタジオ借りたいから金貸して!頼む!絶対この曲は売れるから!オレの最高傑作だから!頼む!」
だったらって1万をはい。月3回くらい。
んで決まってする言い訳が、
「まだオレの音楽って世の中に受け入れてもらえないんだよな~。」
あー、あのピュア過ぎた自分を殺してしまいたい…。
「ヒデ君(元彼の名前)の曲は良い曲だよ!絶対みんなに受け入れて貰えるときがくるから!アタシそのためだったら頑張るから、一緒に頑張ろ!」
んで2人でベッドイン。
後からそのスタジオを借りる金は風俗に使ってたことがわかってバイバイ…。
あ~… 今考えたらあの時から始まってたんだよなぁ~…。
ちなみに2人目の彼も同じタイプ。
「オレは日本一のラーメンを作る!」
海賊王じゃないんだから…。
でも、仕事が終わって疲れて帰って来たときに彼は毎日美味しいあったかいご飯を作って待っててくれるの!
そんなことされたら、
「ヒロ君(2人目の彼の名前)なら絶対大丈夫だよ!だって料理こんなにも美味しいんだもん!アタシ応援するから!」
そのままベッドイン!
なんで別れたかって?
だってそいついつまでたってもラーメン屋のバイトしてるだけだもん。
何年待ったかって?
2年待った。2年もラーメン屋のバイトってただのフリーターじゃねぇか!
最終そこのラーメン屋のバイトの女の子と浮気して終了ー!
3人目は今の彼。
冒頭にあったように
「僕は仕事も続かないし、イジメられてばっかりでいつもパシリで…
君はそんな僕にいつも優しくしてくれる。君のことが好きだ。付き合ってください。」
このときは、アタシは占い師。
彼はその時の客。
前の彼の件があって自分の運命を変えたくて働きながら占いを勉強して人を占えるだけの技術を身につけた。
もともと人間観察が好きで、霊感じゃないけどその人の性格や行動、喋り方なんかでどんな人なんか良く分かった。
ん?じゃあ何でヒモ男を好きになるかって?
あくまでも第三者目線で見たらの話ね。
自分の事になると分からないもんよ~。だって好きになっちゃうんだもん!アタシみたいな人間でも求められるんだもん!正直途中で気付くんだけどね…。この人ダメかも… って。
でもこの人はアタシがいなきゃダメなんだ!最悪アタシがこの人を支える!
典型的なダメ男製造マシーンなの!
アタシ!
でもこのときはは吹っ切れてた!
仕事もしない、遊びもしない彼。だけど浮気もしない金も要求してこない、ただただアタシの側にいる。それだけで良かった。この頃アタシは自分のキャラも変えた。
静かで一所懸命、暗いわけじゃないけど彼の求めることを何でもする。
占いを勉強して分かった。要は自分を変えなきゃ運命なんて変わらない。
占いなんて自分を変えるきっかけ。
アタシは底抜けに明るく変えた。
周りが引くくらい。
でも、周りの目なんて気にしない!って思いたかったけど仕事を辞めた…。
俗に言う高校デビュー的な。
職場も新たに気持ちも新たに!
実は占い師もしんどかった…
いろんな方面から未来を予測するんだけど、結果がわかるわけではない。
アタシの一言で人の運命が良くも悪くも変わってしまう。
なんか責任重大なようで…
それはともかく、新しい仕事はマッサージ、癒しの仕事。
仕事場では仲間といるときはゲラゲラ笑っていた。よく喋った。
周りからは変わった人ってな感じで見られたけどどうでもよかった。
アタシが変わったらタカシ(3番目の彼)が逃げて行った。
なんか優しくて静かで愚痴を聞いてくれてるアタシが良かったみたい。
なんか疲れた…
アタシこれであってるよね…?
明るく頑張ってるんだけど…
いつも笑って爽快なんだけど…
これって本当の自分なのかな…?
なんか急に脱力感が襲ってきた…
彼と別れて4年…
今でも明るく笑って過ごしてる!
職場じゃムードメーカー!ってみんなの笑い者なだけのような気もする!
けど気にしない!
気にすると不安が襲ってくるから!
これがアタシ!
とある花屋さんに足を止めた。
花でも部屋に飾って気持ちにゆとりを求めて。
「いらっしゃいませ~!」
「いらっしゃいませー!」
年配のおばさんとお兄さんの声が店に響いた。
2人ともアタシのほうを見てニッコリ笑顔で迎えてくれた。
なんか人の笑顔を久しぶりに見た気がした。
「あ!お兄さんアタシの中学の同級生のイシヅ君にそっくり!
って言ってもお兄さんわからないよね~!」
って言ってアタシはゲラゲラ笑った。
お兄さんは顔がハテナな感じで苦笑い。
おばさんも苦笑い。
でも、なんか良かった。
うーん?口では言い合せられないけどフィーリング的な?
何気ない一瞬がアタシには心地良かった。
言ってる意味、絶対分からないよね!
それでいい!アタシだけでいい!
それから毎週その花屋さんに通うようになった。
「お兄さん!一番長持ちする花ってどれ?アタシわからないから選んで!」
お兄さんはまた苦笑いをしながら選んでくれる。全く嘘がつけなさそうな顔で。
この人面倒くさ的な顔で笑顔。
おばさんは親しみやすい笑顔で
「いらっしゃい!お兄さんがいい花選んでくれるよ。」
ってお兄さんをチラッと見て笑った。
アタシは変わり者に見えるかもしれない。
でもそれでいい!
なんか明るく笑ってると今となっては良かったんだと思う!
アタシの人生だもん!
溜め息しか出ない。
またやってしまった。
何回同じ事を繰り返せば気が済むのであろうか。
アタシはダメな女だ。
アタシは元占い師。今はセラピストって言うかマッサージ師?とにかく疲れた人を癒す仕事をしている。って別にいやらしいマッサージとかじゃなくて。
何をやらかしたかって?
ダメな男とまた付き合ってしまった…。
どんな男かって?
聞いてくれる?働きもしない、遊びもしないただただ生きてるだけ。
最初は良いの。
「僕は自分に自信がない。けど、君のことは好きだ。君と一緒にいたい。」
年下の男、なんか求められると可愛いく見えてしまう。
正直なところ私も自信がない。
顔も可愛いわけじゃないし、スタイルもいいわけじゃない。学生の頃はイジメられてたときもあった。
美人でスタイルもいい奴に!
だから見返してやる!って必死に勉強していい大学行っていい就職先で働いてって頑張った。
けど人間の根本ってそう変わんないよね。
最初に付き合った彼。
典型的なヒモ男。
「オレ夢があるんだ!いつか音楽で売れる!みんなのハートに響く音楽を作りたい!」って…
売れない夢見がちのギタリスト。
最初は良いの。素人目で見て上手いギターでアタシのために曲も作ってくれた。
アタシはこのとき“恋は盲目”って言葉を知った。
今でも思い出すだけで鳥肌が立つ…。
でもそのときは気付かないのよ~。
いつの間にかアタシの家に転がり込んできて、普通に生活してる。
たまにアタシをライブハウスに誘って2、3曲歌う。5、6人の前で。
いろんなバンドや歌い手さんの最初のほうで。でもその時は気付かないんだよな~
「売れてる歌手は最初はみんなこうなんだ!頑張ってー!」ってな感じで…。
なんで別れたかって?
だって
「スタジオ借りたいから金貸して!頼む!絶対この曲は売れるから!オレの最高傑作だから!頼む!」
だったらって1万をはい。月3回くらい。
んで決まってする言い訳が、
「まだオレの音楽って世の中に受け入れてもらえないんだよな~。」
あー、あのピュア過ぎた自分を殺してしまいたい…。
「ヒデ君(元彼の名前)の曲は良い曲だよ!絶対みんなに受け入れて貰えるときがくるから!アタシそのためだったら頑張るから、一緒に頑張ろ!」
んで2人でベッドイン。
後からそのスタジオを借りる金は風俗に使ってたことがわかってバイバイ…。
あ~… 今考えたらあの時から始まってたんだよなぁ~…。
ちなみに2人目の彼も同じタイプ。
「オレは日本一のラーメンを作る!」
海賊王じゃないんだから…。
でも、仕事が終わって疲れて帰って来たときに彼は毎日美味しいあったかいご飯を作って待っててくれるの!
そんなことされたら、
「ヒロ君(2人目の彼の名前)なら絶対大丈夫だよ!だって料理こんなにも美味しいんだもん!アタシ応援するから!」
そのままベッドイン!
なんで別れたかって?
だってそいついつまでたってもラーメン屋のバイトしてるだけだもん。
何年待ったかって?
2年待った。2年もラーメン屋のバイトってただのフリーターじゃねぇか!
最終そこのラーメン屋のバイトの女の子と浮気して終了ー!
3人目は今の彼。
冒頭にあったように
「僕は仕事も続かないし、イジメられてばっかりでいつもパシリで…
君はそんな僕にいつも優しくしてくれる。君のことが好きだ。付き合ってください。」
このときは、アタシは占い師。
彼はその時の客。
前の彼の件があって自分の運命を変えたくて働きながら占いを勉強して人を占えるだけの技術を身につけた。
もともと人間観察が好きで、霊感じゃないけどその人の性格や行動、喋り方なんかでどんな人なんか良く分かった。
ん?じゃあ何でヒモ男を好きになるかって?
あくまでも第三者目線で見たらの話ね。
自分の事になると分からないもんよ~。だって好きになっちゃうんだもん!アタシみたいな人間でも求められるんだもん!正直途中で気付くんだけどね…。この人ダメかも… って。
でもこの人はアタシがいなきゃダメなんだ!最悪アタシがこの人を支える!
典型的なダメ男製造マシーンなの!
アタシ!
でもこのときはは吹っ切れてた!
仕事もしない、遊びもしない彼。だけど浮気もしない金も要求してこない、ただただアタシの側にいる。それだけで良かった。この頃アタシは自分のキャラも変えた。
静かで一所懸命、暗いわけじゃないけど彼の求めることを何でもする。
占いを勉強して分かった。要は自分を変えなきゃ運命なんて変わらない。
占いなんて自分を変えるきっかけ。
アタシは底抜けに明るく変えた。
周りが引くくらい。
でも、周りの目なんて気にしない!って思いたかったけど仕事を辞めた…。
俗に言う高校デビュー的な。
職場も新たに気持ちも新たに!
実は占い師もしんどかった…
いろんな方面から未来を予測するんだけど、結果がわかるわけではない。
アタシの一言で人の運命が良くも悪くも変わってしまう。
なんか責任重大なようで…
それはともかく、新しい仕事はマッサージ、癒しの仕事。
仕事場では仲間といるときはゲラゲラ笑っていた。よく喋った。
周りからは変わった人ってな感じで見られたけどどうでもよかった。
アタシが変わったらタカシ(3番目の彼)が逃げて行った。
なんか優しくて静かで愚痴を聞いてくれてるアタシが良かったみたい。
なんか疲れた…
アタシこれであってるよね…?
明るく頑張ってるんだけど…
いつも笑って爽快なんだけど…
これって本当の自分なのかな…?
なんか急に脱力感が襲ってきた…
彼と別れて4年…
今でも明るく笑って過ごしてる!
職場じゃムードメーカー!ってみんなの笑い者なだけのような気もする!
けど気にしない!
気にすると不安が襲ってくるから!
これがアタシ!
とある花屋さんに足を止めた。
花でも部屋に飾って気持ちにゆとりを求めて。
「いらっしゃいませ~!」
「いらっしゃいませー!」
年配のおばさんとお兄さんの声が店に響いた。
2人ともアタシのほうを見てニッコリ笑顔で迎えてくれた。
なんか人の笑顔を久しぶりに見た気がした。
「あ!お兄さんアタシの中学の同級生のイシヅ君にそっくり!
って言ってもお兄さんわからないよね~!」
って言ってアタシはゲラゲラ笑った。
お兄さんは顔がハテナな感じで苦笑い。
おばさんも苦笑い。
でも、なんか良かった。
うーん?口では言い合せられないけどフィーリング的な?
何気ない一瞬がアタシには心地良かった。
言ってる意味、絶対分からないよね!
それでいい!アタシだけでいい!
それから毎週その花屋さんに通うようになった。
「お兄さん!一番長持ちする花ってどれ?アタシわからないから選んで!」
お兄さんはまた苦笑いをしながら選んでくれる。全く嘘がつけなさそうな顔で。
この人面倒くさ的な顔で笑顔。
おばさんは親しみやすい笑顔で
「いらっしゃい!お兄さんがいい花選んでくれるよ。」
ってお兄さんをチラッと見て笑った。
アタシは変わり者に見えるかもしれない。
でもそれでいい!
なんか明るく笑ってると今となっては良かったんだと思う!
アタシの人生だもん!
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