4 / 23
第1章 納車編 あるいは雪上スピードウェイ
第4話 フルスロットル!
しおりを挟む
『加速できるか!?』
「了解……!」
クリスさんの叫びに応え、俺はアクセルをめいっぱい踏み込む。
増速。雪道ということで安全運転を続けていた車体が、一転して狂奔を開始する。
オォウッ!!
角と牙を生やした巨人たちは、左右に跳んでクルマの突進を避けてみせた。
巨躯に見合わない軽業に拍手を贈る余裕も無く、俺はハンドルを握り締める。
サイドミラーに、こちらを追って猛然と駆け出す巨人たちの姿が見えていた。
それに背中を蹴られるように、ただひたすらにかっ飛ばす。
雪道ではあり得ない乱暴な運転。日本なら一発免停ものの暴挙に、冷や汗が浮いて頬を伝う。
「……ああもう! ゴールド免許だけが自慢だったのに!」
『な、何かまずかったか!?』
「異世界だからセーフです多分!」
大声で軽口を叩くのは、込み上げる恐怖を振り払うため。
巨人たちが持っていた剣の鈍い輝きが、殺意に満ちた目の奥の炎が、脳裏で蘇って肌を粟立あわだたせる。
『エイジ、気を強く持ちなさい! 呼吸を深く! 見るのは前だけでいい!』
俺が怯えているのを察して、クリスさんが叱咤してくれる。
『視界は悪いが、ここからはしばらく直線が続く!
どれだけ飛ばそうが道を外れる心配は無い!
このキャン……ピング? カー? を最速で走らせることだけを考えろ!』
「は、はい!」
『躊躇うなよ! ヤツらは速い!』
クリスさんも焦っているらしく、叫ぶ顔色がひどく悪い。
そんな彼女に、俺はこわごわ訊いてみた。
「あの巨人も魔物なんですか?」
『魔物ならどれだけ良かったか』
「?」
『あれは≪オーガ≫! 人と変わらぬ知性を持つ魔人種だ!
魔王に与する種族の中でも突出した力を持つ者たちだよ!』
「そんなのが何でここに!?
そういう精鋭ってあんま遠出させないでしょ、ここ人界の果てじゃないんですか!?」
『わからない!
わからないが、最悪の事態であることは間違いない!
魔王に与する者たちが異世界人を捕らえれば、四肢を切り落とし、魔術で洗脳を施して、命じられるまま≪スキル≫を使うだけの存在に改造するという。
だからキミは逃げねばならない! 絶対に!』
語られるあまりに悲惨な未来図に、俺はつかの間、呼吸さえ忘れる。
『……エイジ』
そんな俺にかけられる、クリスさんの声は優しかった。
優しくて、それでいて力に満ちていた。
未来図が頭から吹き飛ぶくらいに。
見れば、クリスさんは立ち上がっていた。
魔力で作った立体映像の膝から下をシートにめり込ませ、決意を宿した瞳が俺を射る。
『今から15分……いや、10分だけ逃げ延びてくれ』
「クリスさん?」
黒いデイドレスの裾を翻す彼女の手には、いつの間にか剣が握られている。
豪奢な鞘に納められた、美しい騎士剣。
『召喚師長が≪空間転移≫の魔法でもってキミをここへ飛ばしたこと、覚えているな?
もう一度、あれを使わせる。
ああ。ヤツの執務室に斬り込んででも、私をここまで飛ばすよう命じるさ』
「クリスさん!?」
『大丈夫。地位はともかく、真っ向勝負では私の方が強い。
ヤツは嫌とは言えん』
「でも、クリスさん」
『すぐに行く。エイジ、どうか武運を――』
「いえ、クリスさん」
と、俺はサイドミラーを指差す。
オーガたちをとっくに置き去りにして、雪しか映さぬサイドミラーを。
「とりあえず、あいつら振り切ったんで……早まらないでほしいかなって」
『え?』
クリスさんが目を丸くした。
俺ももう一度後ろを確かめ、速度を落とす。
90キロほどを示していた計器の針が、50キロ強へとその向きを変える。雪道だからもう少し落としたいが、追われているなら急ぎ足の方がいいだろう。
『え、振り切っ……え?』
何を言われたのかわからないらしく、サイドミラーと車外を何度も見回すクリスさん。
慌てていたせいか、ホログラムだとクルマがどれくらいの速さで走っているかわかりにくいのか……四輪駆動の前に成すすべも無く置き去りにされたオーガたちに、気づかなかったようである。
クリスさんは「信じられない」といった顔で、恐る恐る俺を見下ろし、
『な、なぜ逃げ切ってる?』
「何故と言われましても」
『オーガは100メートルを10秒で走るんだぞ!?』
「このクルマ、4秒くらいで走りますし」
「4秒!?」
クリスさんは悲鳴じみた声を上げつつ、飛びつくように窓の外を見る。
……気になったんだけど、この異世界人、いま『メートル』とか『秒』とか言った? てことはこの世界は、地球と同じ単位法が使われてるのか。何でまた? 状況が落ち着いたら教えてもらおう。
そんなことを考える俺をしり目に、クリスさんは流れていく景色のスピード――今は100メートル6秒の速度だ――を丹念に丹念に確かめ、
『確かに……馬を駆けさせているときと変わらん。いや、それ以上だ。
気がつかなかった。エイジばかり見ていたから……』
そんなこと言われたら照れてしまいます。
『し、しかしエイジ!』
戸惑うこっちの気も知らず、クリスさんはなおオロオロしながら、
『これほどの速度を出し続けて、クルマは持つのか!?
こんな走り方をさせたら、どんな名馬でも半日で潰れる!』
「まる一日走ってもビクともしません」
『盛っているか!?』
「……ですね、盛りました。
まる一日だと俺の方が参っちゃうから、3時間おきに15分くらい休憩を」
『ク・ル・マ・が! 壊れないかと訊いたんだッ!』
「高校の先生が――あー、このクルマのモデルになったモノの持ち主が言っていました。
地球人類が発明した自動車という構造体は、長距離走行用機構の物理的最適解なんだそうです。二足歩行生物が追いつくのは無理です。
うちの星の叡智を信じてください」
『そんな壮大なことを言われたら……信じるしかなくなってしまう……』
クリスさんはほとんど放心したように、がっくり脱力して天を仰いだ。
21世紀前半を生きる地球人からすれば大袈裟でしかない彼女の様子に、俺はこっそり苦笑い。二足歩行生物に自動車で走り勝っても、自慢にも何もなりはしない。
ついでにハンドルを指先で叩いて、内心、我が愛車に語りかける。
ありがとう相棒。お前がしっかり走ってくれるから、異世界の騎士さんがリラックスできたみたいだよ。俺も生きられそうな感じだし。
あとはスリップにだけ気をつけて――
「………」
瞬間。
俺は無言で、再び思い切りアクセルを踏み込む。
噴き出す冷や汗を置き去りにするように、全力で相棒を加速させる。
『どうした!?』
今度は迅速に異変を察知し、車外に目をやるクリスさんが――息を呑む。
彼女にも見えたのだろう。サイドミラーに映る影。
オーガたちだ。
変わらぬ殺意で剣と瞳を輝かせ、後方から猛然と距離を詰めてくる。馬みたいに、いや、馬より大きな狼らしき四足獣にまたがって!
『馬鹿な! あんなものまで……!?』
クリスさんが愕然と叫ぶ間にも、後続の姿が次々とサイドミラーに現れる。
数は十か、二十か――それ以上。
「了解……!」
クリスさんの叫びに応え、俺はアクセルをめいっぱい踏み込む。
増速。雪道ということで安全運転を続けていた車体が、一転して狂奔を開始する。
オォウッ!!
角と牙を生やした巨人たちは、左右に跳んでクルマの突進を避けてみせた。
巨躯に見合わない軽業に拍手を贈る余裕も無く、俺はハンドルを握り締める。
サイドミラーに、こちらを追って猛然と駆け出す巨人たちの姿が見えていた。
それに背中を蹴られるように、ただひたすらにかっ飛ばす。
雪道ではあり得ない乱暴な運転。日本なら一発免停ものの暴挙に、冷や汗が浮いて頬を伝う。
「……ああもう! ゴールド免許だけが自慢だったのに!」
『な、何かまずかったか!?』
「異世界だからセーフです多分!」
大声で軽口を叩くのは、込み上げる恐怖を振り払うため。
巨人たちが持っていた剣の鈍い輝きが、殺意に満ちた目の奥の炎が、脳裏で蘇って肌を粟立あわだたせる。
『エイジ、気を強く持ちなさい! 呼吸を深く! 見るのは前だけでいい!』
俺が怯えているのを察して、クリスさんが叱咤してくれる。
『視界は悪いが、ここからはしばらく直線が続く!
どれだけ飛ばそうが道を外れる心配は無い!
このキャン……ピング? カー? を最速で走らせることだけを考えろ!』
「は、はい!」
『躊躇うなよ! ヤツらは速い!』
クリスさんも焦っているらしく、叫ぶ顔色がひどく悪い。
そんな彼女に、俺はこわごわ訊いてみた。
「あの巨人も魔物なんですか?」
『魔物ならどれだけ良かったか』
「?」
『あれは≪オーガ≫! 人と変わらぬ知性を持つ魔人種だ!
魔王に与する種族の中でも突出した力を持つ者たちだよ!』
「そんなのが何でここに!?
そういう精鋭ってあんま遠出させないでしょ、ここ人界の果てじゃないんですか!?」
『わからない!
わからないが、最悪の事態であることは間違いない!
魔王に与する者たちが異世界人を捕らえれば、四肢を切り落とし、魔術で洗脳を施して、命じられるまま≪スキル≫を使うだけの存在に改造するという。
だからキミは逃げねばならない! 絶対に!』
語られるあまりに悲惨な未来図に、俺はつかの間、呼吸さえ忘れる。
『……エイジ』
そんな俺にかけられる、クリスさんの声は優しかった。
優しくて、それでいて力に満ちていた。
未来図が頭から吹き飛ぶくらいに。
見れば、クリスさんは立ち上がっていた。
魔力で作った立体映像の膝から下をシートにめり込ませ、決意を宿した瞳が俺を射る。
『今から15分……いや、10分だけ逃げ延びてくれ』
「クリスさん?」
黒いデイドレスの裾を翻す彼女の手には、いつの間にか剣が握られている。
豪奢な鞘に納められた、美しい騎士剣。
『召喚師長が≪空間転移≫の魔法でもってキミをここへ飛ばしたこと、覚えているな?
もう一度、あれを使わせる。
ああ。ヤツの執務室に斬り込んででも、私をここまで飛ばすよう命じるさ』
「クリスさん!?」
『大丈夫。地位はともかく、真っ向勝負では私の方が強い。
ヤツは嫌とは言えん』
「でも、クリスさん」
『すぐに行く。エイジ、どうか武運を――』
「いえ、クリスさん」
と、俺はサイドミラーを指差す。
オーガたちをとっくに置き去りにして、雪しか映さぬサイドミラーを。
「とりあえず、あいつら振り切ったんで……早まらないでほしいかなって」
『え?』
クリスさんが目を丸くした。
俺ももう一度後ろを確かめ、速度を落とす。
90キロほどを示していた計器の針が、50キロ強へとその向きを変える。雪道だからもう少し落としたいが、追われているなら急ぎ足の方がいいだろう。
『え、振り切っ……え?』
何を言われたのかわからないらしく、サイドミラーと車外を何度も見回すクリスさん。
慌てていたせいか、ホログラムだとクルマがどれくらいの速さで走っているかわかりにくいのか……四輪駆動の前に成すすべも無く置き去りにされたオーガたちに、気づかなかったようである。
クリスさんは「信じられない」といった顔で、恐る恐る俺を見下ろし、
『な、なぜ逃げ切ってる?』
「何故と言われましても」
『オーガは100メートルを10秒で走るんだぞ!?』
「このクルマ、4秒くらいで走りますし」
「4秒!?」
クリスさんは悲鳴じみた声を上げつつ、飛びつくように窓の外を見る。
……気になったんだけど、この異世界人、いま『メートル』とか『秒』とか言った? てことはこの世界は、地球と同じ単位法が使われてるのか。何でまた? 状況が落ち着いたら教えてもらおう。
そんなことを考える俺をしり目に、クリスさんは流れていく景色のスピード――今は100メートル6秒の速度だ――を丹念に丹念に確かめ、
『確かに……馬を駆けさせているときと変わらん。いや、それ以上だ。
気がつかなかった。エイジばかり見ていたから……』
そんなこと言われたら照れてしまいます。
『し、しかしエイジ!』
戸惑うこっちの気も知らず、クリスさんはなおオロオロしながら、
『これほどの速度を出し続けて、クルマは持つのか!?
こんな走り方をさせたら、どんな名馬でも半日で潰れる!』
「まる一日走ってもビクともしません」
『盛っているか!?』
「……ですね、盛りました。
まる一日だと俺の方が参っちゃうから、3時間おきに15分くらい休憩を」
『ク・ル・マ・が! 壊れないかと訊いたんだッ!』
「高校の先生が――あー、このクルマのモデルになったモノの持ち主が言っていました。
地球人類が発明した自動車という構造体は、長距離走行用機構の物理的最適解なんだそうです。二足歩行生物が追いつくのは無理です。
うちの星の叡智を信じてください」
『そんな壮大なことを言われたら……信じるしかなくなってしまう……』
クリスさんはほとんど放心したように、がっくり脱力して天を仰いだ。
21世紀前半を生きる地球人からすれば大袈裟でしかない彼女の様子に、俺はこっそり苦笑い。二足歩行生物に自動車で走り勝っても、自慢にも何もなりはしない。
ついでにハンドルを指先で叩いて、内心、我が愛車に語りかける。
ありがとう相棒。お前がしっかり走ってくれるから、異世界の騎士さんがリラックスできたみたいだよ。俺も生きられそうな感じだし。
あとはスリップにだけ気をつけて――
「………」
瞬間。
俺は無言で、再び思い切りアクセルを踏み込む。
噴き出す冷や汗を置き去りにするように、全力で相棒を加速させる。
『どうした!?』
今度は迅速に異変を察知し、車外に目をやるクリスさんが――息を呑む。
彼女にも見えたのだろう。サイドミラーに映る影。
オーガたちだ。
変わらぬ殺意で剣と瞳を輝かせ、後方から猛然と距離を詰めてくる。馬みたいに、いや、馬より大きな狼らしき四足獣にまたがって!
『馬鹿な! あんなものまで……!?』
クリスさんが愕然と叫ぶ間にも、後続の姿が次々とサイドミラーに現れる。
数は十か、二十か――それ以上。
188
あなたにおすすめの小説
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
異世界で家をつくります~異世界転移したサラリーマン、念動力で街をつくってスローライフ~
ヘッドホン侍
ファンタジー
◆異世界転移したサラリーマンがサンドボックスゲームのような魔法を使って、家をつくったり街をつくったりしながら、マイペースなスローライフを送っていたらいつの間にか世界を救います◆
ーーブラック企業戦士のマコトは気が付くと異世界の森にいた。しかし、使える魔法といえば念動力のような魔法だけ。戦うことにはめっぽう向いてない。なんとか森でサバイバルしているうちに第一異世界人と出会う。それもちょうどモンスターに襲われているときに、女の子に助けられて。普通逆じゃないのー!と凹むマコトであったが、彼は知らない。守るにはめっぽう強い能力であったことを。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
外れスキル?だが最強だ ~不人気な土属性でも地球の知識で無双する~
海道一人
ファンタジー
俺は地球という異世界に転移し、六年後に元の世界へと戻ってきた。
地球は魔法が使えないかわりに科学という知識が発展していた。
俺が元の世界に戻ってきた時に身につけた特殊スキルはよりにもよって一番不人気の土属性だった。
だけど悔しくはない。
何故なら地球にいた六年間の間に身につけた知識がある。
そしてあらゆる物質を操れる土属性こそが最強だと知っているからだ。
ひょんなことから小さな村を襲ってきた山賊を土属性の力と地球の知識で討伐した俺はフィルド王国の調査隊長をしているアマーリアという女騎士と知り合うことになった。
アマーリアの協力もあってフィルド王国の首都ゴルドで暮らせるようになった俺は王国の陰で蠢く陰謀に巻き込まれていく。
フィルド王国を守るための俺の戦いが始まろうとしていた。
※この小説は小説家になろうとカクヨムにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる