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ルールは守るためにあるのではない

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ルールなので守ってください

こう言われた時、ルールがおかしいと思うことは無いだろうか。

ルールが時代にそぐわない、もしくはルールがあるが故に不便になっている事がある。

それを、ルールを守るという視点でしか見ていないとルールを守ることばかりに気を取られて、ルールの本質を見失ってしまう。

もちろん、ルールはみんなが共通の意識を持って行う約束事なので、守ることは大事だ。

100m走をある国では99mでやっていては意味が無い。

しかし、追い風が強いところでやったら状況が変わってくる。重力が違うところでやったら変わってくる。

ルールは状況に応じて変えて行かねばならない。

それは歴史も証明している。
現代縄文時代のルールで生きている人はいないように。

世の中には最初に決めた意味の無いルールが幅を利かしてる事がよくある。

ルールの本当の目的がなんだったのかをよく考える必要がある。

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