超変態なジャン=ジャック・ルソーの思想がフランス革命を引き起こすまで

MJ

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ジャン=ジャック・ルソー

ヴァランス婦人

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ヴァランス婦人はルソーを見て驚きもせずに優しく声をかけた。

「かわいそうに。帰ってきたの?あんな旅をするのは、あなたのような若い人には無理だと思っていました。それでも私が心配していたような罪悪の事が起こらなくて良かったわ」

「ママン」
ルソーは落ち着きを取り戻した。

「坊や、何があったの。私に聞かせてちょうだい」

「僕はとんでもない事をしてしまったかもしれません。せっかくの働き口を引き払ってここに来てしまいました」

ルソーはヴァランス婦人に事の顛末を語った。

「坊や、私はあなたを見捨てたりはしないわ。ここにあなたが帰ってきたのは神様の思し召しだもの」

「ママン、僕はママンの為に何でもするよ」

ルソーは薄汚れた格好ではあったが、透きとおるような目でヴァランス婦人を見つめた。

ヴァランス婦人はルソーの事を可愛らしい子犬がとてもよくなついてくるように感じていた。無下に扱うことはできない。
それでなくても、心の汚い人間たちがヴァランス婦人の年金を狙ってやってくるのも断れない優しい性格なのだ。
これほど澄んだ心を持った少年を追い払うことが出来るわけが無い。

すぐに小間使いを呼んで命令した。
「あの子の荷物を空いている部屋に運びなさい。誰がなんと言おうとも構わない。あの子はここに一緒に住まわせるのよ」

ルソーは喜びを押し殺すのに必死だった。

それから、ルソーは一部屋をあてがわれ、ヴァランス婦人と生活をする事になった。

ルソーは何をする訳でもないが、ヴァランス婦人と2人きりになりたがった。しかし、この家にはしょっちゅう人が出入りした。婦人に色々な儲け話と言って事業を持ちかける人が耐えないのだ。その度にルソーは不機嫌になった。

婦人は色々な事に顔を突っ込み、常に良いことをして事業を拡大しようとしていた。

大抵は上手くいかない。それでも懲りずに忙しくしているのだ。

そんな婦人のことをルソーは大好きだった

ママン、坊やとお互いに呼び合い、気を置けない仲になっていった。もはや、本当の母と息子よりもしたしくなっていた。

ルソーは幸せすぎて、婦人が寝ていたベッドや床にキスをした。そこに婦人がいたという感触さえも愛おしかった。自分でも変態だと思っていたが、行動を抑えることが出来ない。

婦人が食べ物を口にした。

「それ、髪の毛が入っていたよ」とルソーが嘘をつくと、「えっ?」と言って婦人は口の中のものを吐き出した。

「いっただきー」と言ってルソーは婦人の吐き出したものにむしゃぶりついた。ルソーはそんな変態行為をついついやってしまうのだ。

その頃、ルソーの性欲はピークを迎えていた。

ルソーはある日精通をした。その液体を見てルソーは病気になったと焦った。それほどルソーは性に関しては無知だった。

まだ童貞だった。

やがて自分の体の変化を理解すると、ヴァランス婦人と結ばれるために自分はこれまでそういう経験をしてこなかったのだと思えた。

そしてついに、ルソーとヴァランス婦人は禁断の恋に落ちることになる。
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