家族まるごと異世界に飛ばされた僕達のブログ

MJ

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ゴキゲンイカガ?

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異世界で生活していて思うのが、
日本の挨拶と英語の挨拶って大分ちがう。

こちらでは朝会うと、

A Hi、○○! はい ○○! 

B Hi、○○! はい ○○! 

A How are you?  元気?

B Good! Are you? げんきだよ。あなたは?

A Fine. Thank you. いいよ。ありがとう。

B See you. またね

などという挨拶を交わしていく。

会う人みんなにだ。

でも、日本だったら毎日の挨拶はこんなにしない。

A おはようございます。

B おはようございます。

これですむと思う。言葉は少ないけど、日本では上の会話に匹敵するのはこれだと思う。

だから最初はHow are you?と朝会う人ごとに毎回聞かれることに面食らったけど、

今では一連の流れだと思って、挨拶していれば気持ちよく終わる。


ところが、昔日本人に少しだけ日本語を教えてもらったアメリカ人が毎朝私に

ゴキゲンイカガ?

と聞いてくる。


多分、

ご機嫌いかが?=How are you? 

と教えてもらったんだと思う。

でも、ご機嫌いかが?と聞かれても返答に困る。

ご機嫌いかが?と聞かれたらそこそこ自分の状態をちゃんと考えて、ある程度丁寧に答えないといけないからだ。

本来なら

「まあ、いつもと変わらないけど、膝が痛いんだよね」見たいな回答をして、

「へえ、膝がどんな感じなんだ?」みたいな答えを期待するような感じに会話が発展していくと思う。

そんなに会話を発展するつもりが無い時は上記のように「おはよう」でおわらせる。

でも、そのアメリカ人はHow are you?のつもりで聞いてきているわけなので、会話を発展させようと言う気ではないのだ。

私はしょうが無くいつも

「ご機嫌いいです」

と答えている。

「ご機嫌いかが?」

「ご機嫌いいです。あなたのご機嫌は?」

「ご機嫌いいですよ。またね。」

なんだかギクシャクしたやりとりだ。

相手が日本の文化を知っていれば日本語で毎朝こういうやり取りをしていないということが分かると思うのだが、それを言葉で説明するのはなかなか難しい。
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