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神子と騎士と幼なじみ
第15話 隠された部屋ーアルフォンスsideー
しおりを挟む「……アルフォンス、本当にルリ君が無事だと思う?」
「余計な事は考えるなオルキナス。シロ殿の大切なお方だ、どんな状況であれ助けない訳にはいかないだろう」
屋敷の中を進み出してしばらく経ち、気配からして白には声が届かない程離れたことを確認したあと、歩みを停めないままオルキナスが口を開いた。
「誰が何の為にルリ君を拐ったのかは未だに分かってないけど、万が一ルリ君を神子だと勘違いしての犯行だったとしたら、2人ともまだ子供なのに嫌な運命を背負わされたもんだね」
「……無駄口を叩くな」
嫌な運命を背負わされた。
無駄口とは言いつつも、アルフォンスとてオルキナスとは同意見であった。
瑠璃とは召喚されたあの日の一度しか会ったことは無いが、まだ幼く線が細い少年が無体を働かれているかもしれない事実には胸が痛む。
白だってこの世界に召喚さえされなければ平和な国で一人の若者として過ごせていたはずなのに、神子としての重荷を背負わされてしまっている。
その上、神子では無いと判断されたせいで警護もろくに付けていなかった瑠璃が何者かに拐われてしまった。
これを嫌な運命だと言わずして何になるのか。
白が瑠璃を助けたいと言っているから助けるのでは無い。
瑠璃を助けたいという気持ちはアルフォンスの本心でもあった。
「はいはい。まあ俺も小さい子が大変な目に遭ってるのは見過ごせないし、そもそも騎士団長様の命令は絶対…」
オルキナスが何を言っても素っ気ないアルフォンスからふいと目を逸らして屋敷の廊下の先を見据え、中途半端なタイミングで言葉を途切れさせた。
「オルキナス」
「…分かってる」
2人の目線の先、廊下の突き当たりの方から1人の男が姿を現した。
何かに耐えるように片手で頭を抱えながらフラフラと体を揺らしながら歩く男は、満身創痍のような風体だが魔力の気配から相当の手練だということが分かる。
男の体から溢れる魔力の質からして、王都中に張り巡らせた認識阻害魔法も屋敷の結界も目の前の男がやったものの可能性が高い。
いつ戦闘に入っても問題無いように体の周りに魔力を張り詰めさせる。
オルキナスも名前を呼ばれただけで事態を把握し、剣を鞘から抜き出して臨戦態勢に入ったようだ。
「ちょっとそこの君ー。聞きたいことがあるんだけど、止まってくれない?」
オルキナスはまず男の動きを止めるために声をかけた。
まずは声をかけて相手に戦意があるのか確認する。それは強い力を持つ騎士として一種のマニュアル的な動きだ。
力が強い者同士の本気の戦闘行為となると、周囲の建物やもちろん人間にも影響が出る。
抵抗された場合は止むを得ず戦闘に移るが、基本的には力の強い騎士や魔法士は周りの状況や相手の出方を確認してから攻撃を開始する。
屋敷のどこに瑠璃が隠されているのか分からない今は不用意に戦闘をすることは避けた方がいいという判断はアルフォンスも同じで、男に剣先を向けたまま男の様子を伺った。
オルキナスが声をかけたことで目の前の男が弾かれたように顔を上げ、背中側に隠し持っていた短剣を持ったまま飛び掛ってきた。
「おっと…!」
オルキナスが抜き身で持っていた剣で男の短剣を難なく弾き、剣同士がぶつかる金属音が甲高く響いた。
「…!アンタら、グレンツェの騎士か…!?」
短剣を弾かれてやっと男がアルフォンス達2人の姿を視認した。
男はまだ目の焦点が合わず混乱している様子だったが、アルフォンス達の出で立ちを見て騎士だということは分かったらしい。
「ええ。私達はグレンツェ王国の近衛騎士を拝命しております」
アルフォンスがグレンツェの騎士だと認めたその瞬間、男の表情が俄に和らいだような気がした。
「単刀直入に聞きますが、ルリ殿を拐ったのは貴方ですね?」
恐らく目の前の男は強い力を持ちこそすれど、戦闘には慣れていないと感じた。
高度な認識阻害魔法を行使していたが、魔法自体に残る魔力の残穢は消せなかったのか、男から認識阻害魔法に残っていた残穢と同じ気配がする。
その魔力の気配は神殿に残っていた残穢と同じだ。
それは瑠璃を拐ったのがこの男だという証拠に他ならない。
王国の戦闘力のトップを誇る近衛騎士に剣を突きつけられた状態だと言うのに、安堵したような表情を浮かべた男を不思議に思いながら淡々と質問を述べる。
「…ルリってのは黒髪のガキのことか?」
「そうです。ルリ殿のことを知っているのですね?」
辺りに視線を這わせて何かを警戒している様子の男が瑠璃の容姿を尋ねた。
まさか瑠璃の名前すら知らずに拐ったというのだろうか。
「さっきから何キョロキョロしてるの?何か気になることでも?」
落ち着かない男に痺れを切らしたのか、オルキナスが威圧感を顕にしたまま問いかける。
「いや、今しか言えねぇんだ、聞いてくれ。グレンツェの騎士なら信用出来る」
「今しか…?」
オルキナスの言葉を聞いているのか、男は脈絡なく語り出す。
男が辺りに這わせていた視線を落ち着けて、翡翠色の瞳で真っ直ぐにアルフォンスを見つめる。
正面から顔を見て気付いたが、男はまだ随分と若いようだった。
成人したばかりか、あるいは20代に差し掛かったばかりだろう。
「俺は精神支配を受けてる。ガキを拐ったのは俺に支配をかけたヤツから命令されたからだ。なんでかは分からねぇが、今日は支配が解けてる。だから今から喋るのは俺の意思だ」
男が早口で紡ぎ出したのは俄には信じ難い話だった。
精神支配というと光属性とは対をなす闇属性の魔法だ。
光属性を扱えるのは神子だけだが、闇属性は魔族かごく限られた人間しか扱えないと言われる、光属性の次に希少な属性のはずだ。
「精神支配?それはエーデンの人間にかけられたの?」
「それも分からねぇ。俺に支配をかけたヤツは名前も顔も知らねぇんだ。それより、俺が伝えたいのはそんな事じゃねえ」
精神支配を行使する人間の存在に意識を持っていかれてしまったが、男が言うように今重要なのは瑠璃の身のことだ。
「支配を受けてたから俺は悪くないなんて言える訳ねぇし、裁きは受けるつもりだ。アイツの現状は俺のせいだ。それを承知で頼む、アイツを助けてくれ」
アルフォンスとオルキナスの瞳を交互に真っ直ぐ見つめて、男は深く腰を折った。
「あのままだとすぐ死んじまう…この屋敷を出たら精神支配がどう影響するか分からねぇ、部屋から出してやっても俺はその先助けてやれねぇ。だからアンタらがアイツを助けてやってくれ…!」
すぐ死んでしまう
それほどまでに瑠璃への扱いは酷いものだったのかと思い至って言葉に詰まってしまう。
「…っそうですか…言われずとも、私達はルリ殿を助ける為にここにいるのです。ルリ殿はどこにいるのですか?」
「あぁ…良かった…!アイツはこの廊下を曲がって真っ直ぐ奥まで行った部屋にいる」
心から安堵した様子の男を見て、精神支配の恐ろしさを改めて知らしめられた。
本来この男にとって瑠璃を虐げることも、ましてや拐うことも本意ではなかったように見える。
しかしその意志を捻じ曲げられてとある人物に良いように操られていた。
原因は不明だが、支配から解放されている今この瞬間だけようやく自分の意思で動けているのだろう。
一個人の意志を捻じ曲げて傀儡のように扱うなど、一人の人間の人生を壊すことすら容易い、なんと身勝手で恐ろしい魔法だろうか。
瑠璃をさらった本人だと自白した男よりも、精神支配をかけた謎の人物に対して嫌悪感を覚えた。
「念の為貴方のことも拘束させていただきますが、よろしいですね?」
「ああ、もちろん構わねえ。精神支配が戻ってきたらまたアイツを、とじこめ、て…」
言い切る前に男の体からふっと力が抜けてその場に倒れ込んだ。
アルフォンスが意識を奪う魔法を使って眠らせたのだ。
意識を奪う魔法は魔力量の多さや魔法士としての格によっては効かない相手もいるが、男よりもアルフォンスの方が実力は上だったらしい。
大した魔力を減らすことも無く、意識を刈り取ることに成功した。
「…急ぐぞオルキナス」
「ああ…!」
魔法が効いていれば半日は目を覚ますことは無いだろうが、拘束用の縄を取り出して男の両腕を縛って廊下の壁に凭れさせた。
素早く拘束を終えて、アルフォンスとオルキナスは廊下を走った。
男が言った通り、廊下を曲がってすぐに扉が見つかった。
何の変哲もない扉に見えるが、扉だけでなく、扉が繋がっている部屋全体にも結界が張られている。
結界の主である男が意識を失ったからか、結界は綻び始めていたようで解除に手間取ることは無さそうだ。
屋敷の最奥部の部屋だと言うのに、不自然に結界で何かを隠そうとしているここに瑠璃がいるのは間違いない。
「物音は聞こえないね」
「恐らく結界の効果だろうな。かなり緩んでいるはずなのに防音結界の役割も果たしている」
つくづく底知れぬ実力を持った男だ、と軽く畏怖を覚える。
ドアノブに触れると僅かにピリ、と痺れるような抵抗感を感じたが、結界を解くのには時間は要さなかった。
少し魔力をこめると結界はすぐに解けてドアノブを捻ることに成功し、そのまま扉を開けて部屋の中へと足を踏み込んだ。
部屋の中に入って視界に飛び込んできたのは、吐き気を催すようなおぞましい光景だった。
防音結界のせいで外には漏れ聞こえていなかった肌と肌がぶつかる音が部屋の中には響いている。
開いた扉の方向をぼんやりと見つめるのは、全ての希望を失ってしまったような、何もかもを諦めてしまったような真っ青な瞳だ。
顔を真っ赤に腫らして、耳をそばだてないと聞こえないほどの細く消えそうな浅い呼吸を吐く少年は、まさか自分達が助けようとしていた瑠璃なのだろうか。
「…ッ貴様ァ!!」
「ぐァあ!!」
瑠璃の上に覆い被さって一心不乱に腰を振っていた下衆に魔力の塊をぶつけてベッドの上から弾き飛ばした。
ぐぷ、と耳を塞ぎたくなるような水音が聞こえて瑠璃の中から男の猛ったものが引き抜かれ、瑠璃が小さく息を詰めた気配がした。
弾き飛ばされた男はベッドのすぐ脇に置かれた座敷牢のようなものに勢いよくぶつかり、すぐに意識を失ったようだった。
「ルリ殿ッ!」
アルフォンスはすぐにベッドの上の瑠璃に駆け寄ったが、瑠璃の体を見て思わず体を強ばらせてしまう。
それほどまでに、瑠璃の体は目を背けたくなるほど痛めつけられていた。
腹部に飛び散った白濁、子供が遊んで壊してしまった人形のようにポッキリとおかしな方向を向いた両腕、痣や切り傷の跡は全身に数え切れないほど散りばめられている。
1年前一度だけ見た瑠璃の姿も細く小柄だったと記憶しているが、今の姿はそれすら比べ物にならないほど不健康なまでに痩せ細り、瑠璃を拐った男が言っていた、すぐ死んでしまうという言葉の意味を真に理解した。
「けほ…っ、ぉえ…、」
覆い被さっていた重みから開放されたせいなのか、瑠璃の口から弱々しくこぽりと血が吐き出された。
腹部にはくっきりと拳の形をした痣が何ヶ所もできている。
腹部を何度も殴打されたのだと一目で分かってしまうそれで、内臓が傷ついていることも容易に想像できた。
仰向けの状態では窒息してしまうと、体に障らぬように背中にそっと素早く手を回して上体を起こさせた。
「ルリ殿っ!助けが遅くなって申し訳ございません…!私はシロ殿の騎士です、!もう、もう大丈夫ですから…!」
背中に回した手のひらがぬるりと濡れる感覚がした。
背中からも出血していることなどもはや見なくても分かる。
その上、所々皮膚が引き攣れたような肌の感触は、日常的に鞭打ちなどの暴行を受けていないとなり得ない。
平和な国に暮らしていた少年がこんな目に合わされているだなんて。この屋敷が娼館だと気付いてから覚悟はしていたものの、これほどまでに残虐な行為がされていたとは考えたくなかった。
こんなことが許されていいわけが無い。
なんとしてでも戦犯を見つけ出して裁かなければならない。
腸が煮えくり返るような怒りに苛まれて、アルフォンスは唇を強く噛み締めた。
「きし、さま…?」
「…!そうです!傷に障りますからもう喋らないでください…!すぐに治癒士に治して貰えますから」
弱々しく咳き込んでいた瑠璃が腕の中からアルフォンスをぼんやりと見上げ、小さく呟いた。
「きしさま、だ…あぁ、やっと…」
「ルリ殿…っ!」
消え入るような弱々しい声で呟いて小さく微笑んだのを最後に、ふっと眠るように意識を飛ばした。
名前を呼んでも返答はなかったが、口元に手を翳すと微かだが呼吸を感じられたことに束の間の安堵を感じる。
死んだように、否放っておけばすぐに命の灯火が消えてしまいそうに眠る目の前の少年はやっとと言った。
きっと一年以上もの間助けを待っていたに違いない。
助けを求めながらも救い出されることの無い地獄に絶望したに違いない。
気づくのが遅れたせいで少年は残虐な仕打ちを受け続けた。
浄化の旅に連れ添っていたのだ、遠く離れた神殿で生活する瑠璃の様子にいち早く気付いてやるなど土台無理な話だと分かってはいても、自分が早く気付いていればと思わざるを得なかった。
「…!おい、オルキナス何をしている!」
一刻も早く治癒士に見せる必要があると先程入ってきた扉を振り返るが、何故か扉の足元にはオルキナスが頭を抱えるようにして蹲っている姿が見えた。
その姿はまるで、廊下で遭遇した瑠璃を拐った男のようだった。
「ちょ、っと待って貰っていい…?その子が魔族だって話、本当かも」
「瞳の色のことか?今はそんな話している場合ではないだろう」
アルフォンスが言葉にした通りだ。例え瑠璃が魔族なのだとしても、今この瞬間必要なのは瑠璃の治療であり、魔族かどうかの邪推などでは無い。
「アルフォンスはその子の目を見ても何ともなかったの?魔族じゃ無かったとしても、俺には魔眼の効果が出てるんだよ」
オルキナスの姿を見ると、中心が熱を持って硬くなっているのが分かった。
心做しか頬も紅潮しているように見える。
「貴様…ルリ殿のこんな姿を見て興奮するなど、軽蔑するぞ」
「軽蔑するったって、しょうがないんだって…!っ、とにかく、今の俺がその子の近くにいると何するか分かんないから、早く連れて行って。俺は神子殿に説明しとくから」
オルキナスがフラフラと立ち上がって入口から退くように壁側に体を寄せた。
その間もずっと瑠璃から首ごと視線を背けていた。
「…分かった。私はルリ殿を神殿に連れていく。シロ殿にもそう伝えておいてくれ」
「分かった。早く行って」
瑠璃を迫害していた神殿に連れて行くのは癪ではあるが、神殿には治癒士も数多く在籍しており治療施設が王都で最も整っているのも事実だ。
それに、瑠璃が目を覚ました時に白はもちろんのこと、打ち解けた仲のマリアがいる場所の方が安心できるだろうと判断した。
「…それも早く処理しておけ。シロ殿にそんなもの見せるな」
「分かってるって…」
オルキナス曰く魔眼の効果との事だが、こんな状態で興奮していることに対して後ろめたさはあるのか、決まりが悪そうに視線を逸らした。
どこを触っても傷まみれで障らないようにするなど困難かもしれないが、それでも可能な限り瑠璃の体に障らぬように優しく抱き上げて部屋を後にした。
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