アサノっち的戦隊シリーズ・名古屋の英雄・怪物戦隊モンスターズ

アサノっち

文字の大きさ
4 / 5

直人の協力

しおりを挟む
将人たちの協力で、宇宙犯罪者の逮捕が叶った直人は、礼に怪物戦隊を復活させるための策を考えていた。
「将人、どうだ?俺が、怪物戦隊を復活させてやる。だから、将人も手伝ってくれねえか?」
将人は、直人の働きに耳を傾けた。
「俺は、将人たちの情熱と団結に惚れちまってな。俺も、俺の仲間たちとそうなりてえなって。それで、犯罪者の逮捕を手伝ってくれた礼に、将人たちの装備を、俺にやらせて貰えねえかなって。」
「兄貴…。」
将人は、かつて家族を棄てたと思っていた直人の情熱な想いに心を打たれ、もう一度、兄の直人に気持ちを委ねるのも、悪くないと思った。

こうして、将人たち三人は、怪物戦隊の装備を直人の協力で再建することを決めた。
「何か、将人が構築したい装備への意見があったら、直ぐに俺に教えてくれ。」
将人は、直人の真っ直ぐな様子を目の当たりにすると、幼い頃に募らせていた、兄への愛情を思い出さずにはいられなかった。
「兄貴…。」
「ん?」
「いや、俺、やっぱり、兄貴の弟で良かったなって…。」
「何だ?照れるじゃねえか。」
直人も、将人の眼差しを見ると、幼い頃に帰っているような気持ちになった。

そして、怪物戦隊のメカや、変身用のブレスレットも、直人の協力で復活した。但し、装備の基は、宇宙警察が開発した装備と同じになるため、宇宙警察に協力することが条件となった。
「でも、今は名古屋の街が危機にさらされてる。だから、暫くは反怪物軍団を排除するために、この装備を使ってくれ。」
理解力のある直人の発言も、将人たちの元気を取り戻させていた。

一方、名古屋城を根城とした反怪物軍団は、怪物戦隊の追跡を続けていた。
「モンスターズ、動きがない。怖気付いたのか?」
反怪物のボスは、怪物戦隊を誘き寄せるために、名古屋の街への攻撃を強めた。

その様子は、装備が整った怪物戦隊も、監視カメラから追跡出来た。
「このままじゃ、俺たちの街が…。」
優馬は、悔しそうに拳を握った。
「将人、優馬。やるしかないな。」
三人は、再び敗北する恐怖に怯えていた。それは、翼も同じだった。しかし、
「大丈夫。やるしかない!」
将人の一言に、翼と優馬も覚悟を決めた。
「みんな。お前たちは、一人じゃねえ。危なくなったら、俺たちも駆けつける!」
直人の助言で、怪物戦隊の覚悟は、一層強くなった。そして、三人は、復活したメカ、モンスターズバードに乗り込み、故郷の名古屋へ帰っていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

もしかして寝てる間にざまぁしました?

ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。 内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。 しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。 私、寝てる間に何かしました?

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

私は逃げ出すことにした

頭フェアリータイプ
ファンタジー
天涯孤独の身の上の少女は嫌いな男から逃げ出した。

俺の伯爵家大掃除

satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。 弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると… というお話です。

それは思い出せない思い出

あんど もあ
ファンタジー
俺には、食べた事の無いケーキの記憶がある。 丸くて白くて赤いのが載ってて、切ると三角になる、甘いケーキ。自分であのケーキを作れるようになろうとケーキ屋で働くことにした俺は、無意識に周りの人を幸せにしていく。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

処理中です...