僕とギャングスターの大冒険

アサノっち

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仮の最終章

宇宙のピンチ

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ギャングスターの力がなくなった世界では、大きな異変が起きていた。それは、宇宙警察の隊員たちが、一番に感じた。
「このままでは、宇宙が滅びてしまう。」
「何故ですか?」
「ギャングスターの力を失ったからだ。地球の平和は、ギャングスターの力によって保たれるようになった。その力を失ったことで、地球のバランスが乱れ始めているのだ。」

宇宙警察は、ギャングスターのメンバー以外で、力を受け継いだシンガポールの仲間や、モンスターズのメンバー、ヨーロッパの警備官の宮腰などに、SOS信号を送った。

それを見た将人は、
「兄貴は、ヤクザの世界から更生してサラリーマンになったんだし、別に悪いことはないんじゃないか?」
と、感じたことを、そのまま宇宙警察へ返信した。すると、
「我々が最初に地球の任務に当たって貰ったのが、野々宮たちギャングスターだった。その母体を失うことは、最大な装備の喪失に繋がる。」
と、宇宙警察は説明した。
「ギャングスターがいないと、どうなるんだ?」
将人が、明確な答えを要求すると、
「地球の守備が欠けて、宇宙全体がピンチに…」
宇宙警察は、最大のピンチを招くことを明かした。
「兄貴の存在が、そんなに凄かったのか…。」
将人は、兄貴・直人の偉大さを初めて知らされた。

その頃、僕は、ふと本屋で、ペルーのガイドブックを手にしていた。
「…マチュピチュ。」
そこへ、社会人になった青山が、ふとした目眩で僕にぶつかった。
「すみません。ん?マチュピチュ?」
僕も青山も、微かな記憶を思い返したが、記憶を戻すまでには至らなかった。

将人は、ギャングスターの事件の前に、ポリスバードの装備の件で、ペルーに入っていた。そこで、同じSOS信号を受けた、シンガポールの白馬、アフリカへ派遣中の宮腰との交信を確認した。
「兄貴たちの記憶を甦らせる為には、狙った犯人の割り当てが不可欠だと思うんだ。宇宙警察の話だと、指名手配で捜索していた犯人で、人間の命を自由に操れる能力を持っているらしい。」
将人は、宇宙警察から仕入れた情報を、白馬と宮腰に細かく説明した。
「犯人の目的は、ギャングスターの力だと思う。そういえば、ポリスバードに異変があったんだ。」
白馬は、犯人の目的を断定させ、シンガポールにあるポリスバードからの信号を説明した。それは、ギャングロボとの機能が、突然停止したことだった。
「ギャングロボは、ギャングスターが持つブレスレットで反応するんだ。ってことは、ポリスバードの信号を辿っていけば!」
宮腰が開発したギャングスターの特徴を説明すると、自ずとギャングスターの力を奪った足跡を辿れることに気づき始めていた。
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