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戦闘記録:「殲滅者《ヘルンヴォータ》が降ってくる」
舞い踊る鴉羽 対 射貫く鷹の眼:Ⅰ
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その日の戦場は憂鬱だった。少なくとも、今、自社設備の防衛任務に就いている企業軍の兵士にとっては。
国際戦争管理機関からの通達により、急遽発せられた上司命令で待機させられたことも原因だったが、何より、命令伝達の時点で、既に敵戦力の方が上回っていることが判明しているという一点が、兵士たちの憂鬱の度合いを加速させていた。
「こっちにもMLは導入されてるけど……。これ、ちゃんと迎撃できるのか?」
近くに待機している履帯型脚部のMLを見上げながら、兵士の一人がぼやく。
「司令は強力な助っ人を雇って、敵の数を減らしてもらうから大丈夫って言ってたけども。どうなることやら……」
同じように、履帯型脚部のMLが行っている砲撃準備の様子を見上げていた別の兵士も、不満をぼやいた。
このように、一部の兵士の士気は余り高くはなく、やる気に満ちているように見える兵士達は、伝達事項の内容から焼け鉢になっているような状態だった。
既に半分以上が死に体となっていた拠点防衛軍だったが、しかし、この時の彼らは知らない。自分たちが、数分後に来訪した「助っ人」によって、息を吹き返すことになるということを。
その黒い巨人は、空から舞い降りた。
海岸線から真っ直ぐに飛翔し、基地の上空に到達したかと思うと、まるで鳥のように優雅に、しかし確かな存在感を放ちつつ、ふわりと地上に舞い降りた。
黒い装甲に覆われた細身の胴体に翼のような背部パーツを持つ、二脚型のMF。それがこの基地の司令が呼んだ「助っ人」だった。
「おいおいおい! マジかよ!?」
[助っ人って、あの“殲滅者”なのか!?]
その偉容に、姿を見た兵士たちは次々にどよめき、或いは歓声を、或いは喝采を上げた。
「“気を抜いたら殲滅者が降ってくる”なんて、先輩によく脅されたもんだが……。お前知ってるか?」
歴戦と見られる兵士などは、黒いMFを見て、状況そっちのけで思い出話など始める始末である。
それほどまでに、黒いMFが持つ影響力は大きいと言う事でもあった。
「何だか、凄く歓迎されてるね。私たち……」
その黒い機体の中で、コクピットの後部座席に座っているエッダが、頭部を覆う装置から聞こえてくる声達に目を見開いている。
「私達の到着が本当に嬉しいのね。殲滅者がどうのこうのと言うのは分からないけれど、これは頑張らないといけないわ」
コクピットの前部座席で機体制御を行いつつ、コルネールが笑う。
彼女は、自分の視界に投影されている範囲で分かる、展開されている基地の戦力を見渡すと、軽く「ふむ」と呟いた。
「これは確かに、心許ない数かも知れないわね。お父様から貰った情報から見たら」
「うん。彼我の戦力差は、味方1に対して敵4と言うところ。普通なら勝てないね。まあ、その為に私達がここに居るわけだけど……」
コルネールが周囲を見渡すうちに、エッダは、機体各部のセンサーや、基地サーバーから得られた現地の情報を素早くデータ化。コルネールの視界へと飛ばした。
「取り敢えず。私達の手でMLの数だけでも、味方と一緒かそれ以下にするのが、最初の目的だね。戦闘の許可が出たら一気に前線に向かおう」
「了解したわ。いつも通りに暴れれば良いのね?」
「うん。それで大丈夫だと思う。でも奇襲には気を付けて」
ある程度の情報を纏めた後、エッダは次の作業へと取り掛かる。
機体背部に存在している、翼のような武装パーツを疑似的に展開させ、全ての砲塔が正常に動作するかを確認し始める。
エッダの手元の操作に合わせて、まるで本物の翼のように広がっていく砲塔たち。その様は、まるで大型のカラスが羽根を広げているようだった。
その様子に、周囲からは歓声が起こった。
「うん。大丈夫そうだね」
頭部に着けられた装置を介して、視覚情報として伝えられる砲塔一つ一つの動作を、エッダは次々と掌握。
そのうえで、実戦での動きを想定した動作を先行入力し、直ぐにコルネールが参照できるよう、一覧表としてまとめていく。
「入力完了したよ。あとは出撃指示待ち」
「有難うエッダ。うーん、武者震いしますわね!」
「何が出てきても良いようにサポートするから、攻撃は任せるよ」
「はーい、了解ー」
命のやり取りが行われる実戦直前とは思えない、心躍って仕方ないと言うような口調で話すコルネールを、エッダが冷静な口調で支えていく。
そして。
「ん?」
エッダの視界映像に、基地司令からのメールを受信したという表示が現れた。
「……ふむ。コルネール、三分後から出撃して良いって」
「はーい。なら頑張りましょうか!」
その読み上げに、二人は表情を引き締めた。
そして、戦闘が開始される。
基地司令の許可の下、背部パーツをブースター代わりに用いた加速力を生かし、黒いMFが前線に向けて斬り込んでいく。
それに気が付いた敵機が迎撃を開始するも、余りに高速度で接近して来る黒いMFに対し、まともに攻撃を当てることが出来ずに接近を許してしまった。
「今だよ。一応、左右に居るMLの攻撃にのみ注意して」
頭部装置に投影されている情報と映像とを目で追いながら、エッダが目標の動きを分析し、コルネールの視覚情報へと送っていく。
「任せて!」
一方のコルネールは、エッダから送られたデータをもとに戦闘機動を組み立て、展開した腕部ブレードと、砲撃モードで起動している背部パーツを併用し、近距離、中距離に関係なく攻撃を行っていく。
敵機に接近した黒いMFの姿は、まさにお伽話の「殲滅者」そのものであり、その鬼神の如き戦闘能力は、基地を襲撃する予定だった敵企業の兵士たちに、陣形を大いに乱すほどの恐怖を与えた。
重武装を施したMLでもまともに戦えずに撃破されていく様に、これを止められるものは居ないと、敵味方の誰もが考えた。
その時だった。遠くの丘陵地帯から、ドンという低い砲撃音が聞こえた。
「ん!コルネール!前にジャンプ!」
突如、長距離砲撃による警報が鳴り響いたコクピット内部で、エッダがコルネールに緊急回避プランを提示する。
「ジャンプ! ?分かったわ!」
エッダの鋭い声に従い、コルネールは手足を覆う装置に動作を入力。補助ブースターを吹かして機体を前方に跳躍させた。
その直後、先ほどまで二人が居た場所を白い輝きを放つ何かが通過し、少し外れた場所に着弾。直後、盛大に土煙や抉られた土を撒き散らしたことで、その飛翔体の威力を示した。
「狙撃?エッダ!」
「うん、精密砲撃だね。しかも、かなり正確に狙ってきている……。砲弾の威力から考えると、MFによる攻撃だと思う」
「やっぱり、相手にもMFが居たという事ね」
「十分、考えられる可能性だったけどね」
二人ともが冷静に確認し合い、その一方で、手足の装置へは激しく入出力が繰り返されており、他の敵機から攻撃されないような、断続的な移動が行われていく。
「本番はここから、という事ね」
そう言って、コルネールは苦笑を浮かべた。
同時刻。
前線から少し離れた丘陵地帯に、黒いMFとは別のMFが待機していた。
それは四脚型のMFで、装備した背部武装を展開しての砲撃態勢を取っていた。その砲口からは、放熱に伴う陽炎が立ち昇っており、背後には巨大な薬莢が転がっている。
「着弾、確認。奇襲は外れたようです」
「あー、やっぱり当たらなかったかぁ……。流石は殲滅者のレプリカだね。機動力が段違い!」
その機体の内部で、二人の若い女性が会話を交わしていた。
片方は、冷静と言う文字が人の形を取ったようなクールな外見が特徴で、もう片方は、対照的に快活そうな性格が表に出たような外見が特徴だった。
「笑っている場合ではありませんよ。次弾の装填、移動、再度の砲撃を推奨します」
「そうだねぇ。ゼラ、あいつの分析、頼むよ。あれは何とかしないとヤバい。倒すのは厳しいかもだけど、せめて、後退してもらわないとね!」
そう言うと、頭部装置に投影されている視覚情報に向けてニヤリと笑い、クロエは次の砲撃へと備えるのだった
国際戦争管理機関からの通達により、急遽発せられた上司命令で待機させられたことも原因だったが、何より、命令伝達の時点で、既に敵戦力の方が上回っていることが判明しているという一点が、兵士たちの憂鬱の度合いを加速させていた。
「こっちにもMLは導入されてるけど……。これ、ちゃんと迎撃できるのか?」
近くに待機している履帯型脚部のMLを見上げながら、兵士の一人がぼやく。
「司令は強力な助っ人を雇って、敵の数を減らしてもらうから大丈夫って言ってたけども。どうなることやら……」
同じように、履帯型脚部のMLが行っている砲撃準備の様子を見上げていた別の兵士も、不満をぼやいた。
このように、一部の兵士の士気は余り高くはなく、やる気に満ちているように見える兵士達は、伝達事項の内容から焼け鉢になっているような状態だった。
既に半分以上が死に体となっていた拠点防衛軍だったが、しかし、この時の彼らは知らない。自分たちが、数分後に来訪した「助っ人」によって、息を吹き返すことになるということを。
その黒い巨人は、空から舞い降りた。
海岸線から真っ直ぐに飛翔し、基地の上空に到達したかと思うと、まるで鳥のように優雅に、しかし確かな存在感を放ちつつ、ふわりと地上に舞い降りた。
黒い装甲に覆われた細身の胴体に翼のような背部パーツを持つ、二脚型のMF。それがこの基地の司令が呼んだ「助っ人」だった。
「おいおいおい! マジかよ!?」
[助っ人って、あの“殲滅者”なのか!?]
その偉容に、姿を見た兵士たちは次々にどよめき、或いは歓声を、或いは喝采を上げた。
「“気を抜いたら殲滅者が降ってくる”なんて、先輩によく脅されたもんだが……。お前知ってるか?」
歴戦と見られる兵士などは、黒いMFを見て、状況そっちのけで思い出話など始める始末である。
それほどまでに、黒いMFが持つ影響力は大きいと言う事でもあった。
「何だか、凄く歓迎されてるね。私たち……」
その黒い機体の中で、コクピットの後部座席に座っているエッダが、頭部を覆う装置から聞こえてくる声達に目を見開いている。
「私達の到着が本当に嬉しいのね。殲滅者がどうのこうのと言うのは分からないけれど、これは頑張らないといけないわ」
コクピットの前部座席で機体制御を行いつつ、コルネールが笑う。
彼女は、自分の視界に投影されている範囲で分かる、展開されている基地の戦力を見渡すと、軽く「ふむ」と呟いた。
「これは確かに、心許ない数かも知れないわね。お父様から貰った情報から見たら」
「うん。彼我の戦力差は、味方1に対して敵4と言うところ。普通なら勝てないね。まあ、その為に私達がここに居るわけだけど……」
コルネールが周囲を見渡すうちに、エッダは、機体各部のセンサーや、基地サーバーから得られた現地の情報を素早くデータ化。コルネールの視界へと飛ばした。
「取り敢えず。私達の手でMLの数だけでも、味方と一緒かそれ以下にするのが、最初の目的だね。戦闘の許可が出たら一気に前線に向かおう」
「了解したわ。いつも通りに暴れれば良いのね?」
「うん。それで大丈夫だと思う。でも奇襲には気を付けて」
ある程度の情報を纏めた後、エッダは次の作業へと取り掛かる。
機体背部に存在している、翼のような武装パーツを疑似的に展開させ、全ての砲塔が正常に動作するかを確認し始める。
エッダの手元の操作に合わせて、まるで本物の翼のように広がっていく砲塔たち。その様は、まるで大型のカラスが羽根を広げているようだった。
その様子に、周囲からは歓声が起こった。
「うん。大丈夫そうだね」
頭部に着けられた装置を介して、視覚情報として伝えられる砲塔一つ一つの動作を、エッダは次々と掌握。
そのうえで、実戦での動きを想定した動作を先行入力し、直ぐにコルネールが参照できるよう、一覧表としてまとめていく。
「入力完了したよ。あとは出撃指示待ち」
「有難うエッダ。うーん、武者震いしますわね!」
「何が出てきても良いようにサポートするから、攻撃は任せるよ」
「はーい、了解ー」
命のやり取りが行われる実戦直前とは思えない、心躍って仕方ないと言うような口調で話すコルネールを、エッダが冷静な口調で支えていく。
そして。
「ん?」
エッダの視界映像に、基地司令からのメールを受信したという表示が現れた。
「……ふむ。コルネール、三分後から出撃して良いって」
「はーい。なら頑張りましょうか!」
その読み上げに、二人は表情を引き締めた。
そして、戦闘が開始される。
基地司令の許可の下、背部パーツをブースター代わりに用いた加速力を生かし、黒いMFが前線に向けて斬り込んでいく。
それに気が付いた敵機が迎撃を開始するも、余りに高速度で接近して来る黒いMFに対し、まともに攻撃を当てることが出来ずに接近を許してしまった。
「今だよ。一応、左右に居るMLの攻撃にのみ注意して」
頭部装置に投影されている情報と映像とを目で追いながら、エッダが目標の動きを分析し、コルネールの視覚情報へと送っていく。
「任せて!」
一方のコルネールは、エッダから送られたデータをもとに戦闘機動を組み立て、展開した腕部ブレードと、砲撃モードで起動している背部パーツを併用し、近距離、中距離に関係なく攻撃を行っていく。
敵機に接近した黒いMFの姿は、まさにお伽話の「殲滅者」そのものであり、その鬼神の如き戦闘能力は、基地を襲撃する予定だった敵企業の兵士たちに、陣形を大いに乱すほどの恐怖を与えた。
重武装を施したMLでもまともに戦えずに撃破されていく様に、これを止められるものは居ないと、敵味方の誰もが考えた。
その時だった。遠くの丘陵地帯から、ドンという低い砲撃音が聞こえた。
「ん!コルネール!前にジャンプ!」
突如、長距離砲撃による警報が鳴り響いたコクピット内部で、エッダがコルネールに緊急回避プランを提示する。
「ジャンプ! ?分かったわ!」
エッダの鋭い声に従い、コルネールは手足を覆う装置に動作を入力。補助ブースターを吹かして機体を前方に跳躍させた。
その直後、先ほどまで二人が居た場所を白い輝きを放つ何かが通過し、少し外れた場所に着弾。直後、盛大に土煙や抉られた土を撒き散らしたことで、その飛翔体の威力を示した。
「狙撃?エッダ!」
「うん、精密砲撃だね。しかも、かなり正確に狙ってきている……。砲弾の威力から考えると、MFによる攻撃だと思う」
「やっぱり、相手にもMFが居たという事ね」
「十分、考えられる可能性だったけどね」
二人ともが冷静に確認し合い、その一方で、手足の装置へは激しく入出力が繰り返されており、他の敵機から攻撃されないような、断続的な移動が行われていく。
「本番はここから、という事ね」
そう言って、コルネールは苦笑を浮かべた。
同時刻。
前線から少し離れた丘陵地帯に、黒いMFとは別のMFが待機していた。
それは四脚型のMFで、装備した背部武装を展開しての砲撃態勢を取っていた。その砲口からは、放熱に伴う陽炎が立ち昇っており、背後には巨大な薬莢が転がっている。
「着弾、確認。奇襲は外れたようです」
「あー、やっぱり当たらなかったかぁ……。流石は殲滅者のレプリカだね。機動力が段違い!」
その機体の内部で、二人の若い女性が会話を交わしていた。
片方は、冷静と言う文字が人の形を取ったようなクールな外見が特徴で、もう片方は、対照的に快活そうな性格が表に出たような外見が特徴だった。
「笑っている場合ではありませんよ。次弾の装填、移動、再度の砲撃を推奨します」
「そうだねぇ。ゼラ、あいつの分析、頼むよ。あれは何とかしないとヤバい。倒すのは厳しいかもだけど、せめて、後退してもらわないとね!」
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