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決着
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金髪美少女と銀髪少女、黒髪の女の子は手を休めずに銃を撃ち続けている。
赤毛の美女は何本もの斧を取り出してライオンマスクの男に斬りつけている。
カールは混乱する頭をふるって考えた。目の前で起こっている事が現実だと仮定するならば、金髪美少女は空を飛べて、赤毛の美女は武器を作り出し、黒髪の女の子は死人をも生き返らせる力を持っている事になる。
にわかには信じられないが、ライオンマスクの男は、愛しいキャシーを殺したかたきなのだ。赤毛の美女たちには確実にライオンマスクの男を殺してほしい。
いつしかカールは不思議な女性たちを応援していた。のどはカラカラになって、声は出なかったが、心の中で声援をおくった。
しばらくしてついに決着がついた。赤毛の美女の何度めかになる斧の攻撃が、ライオンマスクの男の首を斬り落としたのだ。カールは我知らず雄叫びをあげていた。
「やったぞ!キャシー!」
カールはいても立ってもいられなくなり、赤毛の美女たちの側に駆け寄った。
「ライオンマスクの男を殺したんだな!」
目の前で殺人が行われたというのに、カールには恐怖も罪悪感もわかなかった。ただただ恋人のかたきがうてた事が嬉しかった。
「まだ完全じゃないわ。これからライオン男を燃やすの。危ないから離れていなさい」
赤毛の美女はぶっきらぼうにカールに指示した。こう言われては引き下がるしかない。
カールが一歩下がって観察していると、金髪美少女がガソリンタンクを持ってきて、首と胴体が分かれたライオンマスクの男にふりかけた。
ライオンマスクの男は火柱となって燃え上がった。あまりの熱風に、カールは慌てて大きく距離を取った。
赤毛の美女たちは燃えさかる炎の柱をじっと見つめていた。カールはいつまでこうしていればよいのかわからず、手持ちぶさたに金髪美少女に声をかけた。
「なぁ、アンタ。本当に人間なのか?空なんか飛んでさ。まるで、アンタたちもバケモノみたいだ」
金髪美少女はカールを小馬鹿にしたような表情で答えた。
「私たちはれっきとした人間よ。だけどね、大切な人たちを守れるならバケモノにだって喜んでなるわ」
金髪美少女の側にやって来た銀髪少女は、嬉しそうに彼女の手をつないだ。
どうやらライオンマスクの男が完全に灰にならないかぎり、カールは家に帰れないらしい。カールは仕方なく無言で火柱を見続けていると、目の前に一台の車が停まった。
遅れてこの車がマッドのものだという事に気づいた。
勢いよく助手席のドアが開くと、メアリが飛び出して来た。
赤毛の美女は何本もの斧を取り出してライオンマスクの男に斬りつけている。
カールは混乱する頭をふるって考えた。目の前で起こっている事が現実だと仮定するならば、金髪美少女は空を飛べて、赤毛の美女は武器を作り出し、黒髪の女の子は死人をも生き返らせる力を持っている事になる。
にわかには信じられないが、ライオンマスクの男は、愛しいキャシーを殺したかたきなのだ。赤毛の美女たちには確実にライオンマスクの男を殺してほしい。
いつしかカールは不思議な女性たちを応援していた。のどはカラカラになって、声は出なかったが、心の中で声援をおくった。
しばらくしてついに決着がついた。赤毛の美女の何度めかになる斧の攻撃が、ライオンマスクの男の首を斬り落としたのだ。カールは我知らず雄叫びをあげていた。
「やったぞ!キャシー!」
カールはいても立ってもいられなくなり、赤毛の美女たちの側に駆け寄った。
「ライオンマスクの男を殺したんだな!」
目の前で殺人が行われたというのに、カールには恐怖も罪悪感もわかなかった。ただただ恋人のかたきがうてた事が嬉しかった。
「まだ完全じゃないわ。これからライオン男を燃やすの。危ないから離れていなさい」
赤毛の美女はぶっきらぼうにカールに指示した。こう言われては引き下がるしかない。
カールが一歩下がって観察していると、金髪美少女がガソリンタンクを持ってきて、首と胴体が分かれたライオンマスクの男にふりかけた。
ライオンマスクの男は火柱となって燃え上がった。あまりの熱風に、カールは慌てて大きく距離を取った。
赤毛の美女たちは燃えさかる炎の柱をじっと見つめていた。カールはいつまでこうしていればよいのかわからず、手持ちぶさたに金髪美少女に声をかけた。
「なぁ、アンタ。本当に人間なのか?空なんか飛んでさ。まるで、アンタたちもバケモノみたいだ」
金髪美少女はカールを小馬鹿にしたような表情で答えた。
「私たちはれっきとした人間よ。だけどね、大切な人たちを守れるならバケモノにだって喜んでなるわ」
金髪美少女の側にやって来た銀髪少女は、嬉しそうに彼女の手をつないだ。
どうやらライオンマスクの男が完全に灰にならないかぎり、カールは家に帰れないらしい。カールは仕方なく無言で火柱を見続けていると、目の前に一台の車が停まった。
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勢いよく助手席のドアが開くと、メアリが飛び出して来た。
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