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ジャスティス誕生
第8話 油断の果てに
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俺たちは涙を拭いながら、アジトのあるカスガ村へと軽トラを走らせた。
作戦前に潜んでいた小高い丘を越え、なんとか人間族との境界線である、イットイ川の橋を渡る。
「ここまでくれば大丈夫だろう」
このときはそう思っていたんだ……
あれほど油断するなと、自分自身に言い聞かせていたはずなのに……
俺たちは父さんの合図で軽トラを停車し、森の中へ目立たないように隠した。
大木に寄りかかり、しばしの休憩をとる。
「ライト。
走りっぱなしで疲れただろう」
俺は黙って頷いた。
なにか言葉を発したら泣き出してしまいそうだったから……
俺は寝っ転がり空を見上げた。
どこまでも青く澄んだ高い空だ。
西のほうから流れてきた、大きな真っ白い雲が、ゆっくりと俺の上を通過する。
「ハムっち……」
その白い雲はまんまるで、両端がモコッとしていて……
ハムっちの笑顔そのままに見えた。
ずっと堪えていた涙が溢れ始める。
俺がひとり泣いているのはみんなにもわかっていたのだろうが、あえて誰も傍に寄ってくることはなかった。
気がつくと俺は眠っていたようだ。
ぼんやりとした景色の中、父さんの軽トラに目をやると、何やらみんなで話し込んでいる。
俺が起き上がると、それに気づいた父さんが声をかけてきた。
「おお、ライト。
目が覚めたようだな」
「みんなして、何を相談してるの?」
俺は目を擦りながら尋ねた。
「あのう……
今、大首領様と話し合ってたんですが、この場所でハムっちを偲びたいと思いまして……」
「そう……だね……」
ハムっちの名前を聞くと、現実を突きつけられたような気がして、自然と言葉に詰まってしまう。
「村へ帰ったら、ちゃんとしたお葬式をあげてやろうな。
今は死者に哀悼の意を捧げよう。
さあ、ライトもこっちへおいで」
俺たちはネオンシティの方角に向かい一列に並んだ。
「ガソリンスタンド襲撃作戦の戦死者ハムっちに対して、哀悼の意を表し……
全員、敬礼!」
空を見上げ、敬礼するみんなの瞳からは、ハムっちを思い涙が流れ落ちる。
「ハムっち、ハムっち、ハムっち~ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
バサバサバサ
俺たちの敬礼に合わせて、どこからともなく渡り鳥の群れが上空を横切る。
ハムっちの魂をどこか幸せな地に運んでくれるのだろうか……
安らかに眠れよ……
俺は渡り鳥が空の彼方へ消えて行くまで、ジッと眺めていた。
「さあ、ライト。
そろそろ出発しようか。
いくら境界線を越えたとはいえ、まだまだ安全とは言い難いからな」
「うん……
わかったよ父さん。
……それじゃあハムっち……
また会おう」
拳をグッと自分の胸に押し当て、気合を入れた。
「よしっ!」
パチンッ
俺は飛び上がり、両手で頬を叩いた。
「ちょっと川で顔を洗ってくるよ。
もう大丈夫だから、戻ってきたら出発しようよ」
父さんがウンウンと頷くその横で、モグモグくんも、行ってらっしゃいと、笑顔で手を振ってくれた。
モモちゃんはサスケを頭に乗せガッスンと大木の横で話をしている。
川岸へ向かおうとした瞬間、何かが対岸の岩場で小さくキラッと光った。
「危ないライト!」
咄嗟に父さんは俺の前に、両手を広げ、仁王立ちになる。
父さんがスローモーションで後ろに倒れ、血しぶきが舞う。
少し遅れて乾いた銃声が響き渡る。
バーンッ!
「父さんっ!」
俺は急いで父さんに近づこうとする。
「ライト様!
危険です!
いけません!」
静止しようとする、モモちゃんの大きな声がこだまするが、俺はそれを無視して父さんのもとへ駆け寄った。
「ラ……ライト……
に、逃げるんだ……
俺とルナの宝物……
お前だけは……
生きてくれ……」
父さんは、母さんとお揃いのペンダントを俺に手渡すと、静かに目を閉じた。
「父さ~んっ!」
「ライト様!
危険です!」
俺の肩を掴み、モモちゃんは必死にその場を離れるよう促す。
「でも……
父さんが……
父さんが……」
聞き分けのない俺の身勝手さがさらに悲劇を拡大する。
再び狙撃兵のスコープが、太陽光に反射しキラリと光った。
咄嗟にモモちゃんは、俺を庇うように翼をいっぱいに広げた。
次の瞬間……
モモちゃんは俺の目の前で倒れ込む。
先ほどと同じように、少し遅れて乾いた銃声が響き渡った。
「逃げて……
ください……」
そう言葉を残すと、モモちゃんも動かなくなってしまった。
「モグモグ!
サスケ!
ライト様をお連れしろ!
早く逃げるんだ!」
急いてモグモグくんは避難用のトンネルを掘り始める。
「ここは私が食い止めます!」
ガッスンはお尻からガスを噴射し、狙撃兵目掛けて一直線に飛んで行く。
バーンッ バーンッ
「グハッ!
うぐっ!」
何度も乾いた音が大地に響く。
その都度ガッスンの体は上下左右に揺さぶられるが、怯むことなく、ボロボロの体を前に運ぶ。
「させはせんぞ!
させは~っ!」
鬼気迫るガッスンの迫力に後ずさりしながらも、敵の指揮官は言葉を絞り出す。
「そ、それは……
こっちのセリフなんだよ!
簡単に逃亡なんてさせてやるかってんだ~っ!」
指揮官は自分を鼓舞し、短銃を構え直す。
「我が命にかえても、貴様ら全員叩き潰す!」
ガッスンは血まみれになりながら、強く拳を握り締めた。
「命懸けなのは、てめえだけじゃねえんだよ!
お前らを皆殺しにしないと俺たちもレッド様に……
お前らかかれ~っ!」
指揮官の合図で一斉に兵士たちがガッスンに襲いかかる。
さらに、その輪の外からは、指揮官が短銃を構え、ガッスンに照準を定め機会をうかがっている。
「ぐぬぬ。
こうなっては、出し惜しみなどする余裕はなさそうだな」
覚悟を決めたガッスンは、力一杯に放屁を放つ。
ブッフォンッ!
と同時に指揮官も短銃から弾丸を放つ。
その刹那……
ボカボカボッカーンッ!
短銃の火花がガッスンのオナラに引火し大爆発を起こした。
「ガッス~ンッ!」
ガッスンの姿を見たのはそれが最後だった……
サスケに促され、俺は否応なくモグモグくんのトンネルに避難する。
しばらく進むと、やがて森の中に出口が広がる。
俺は軽トラの横で後ろを振り返った。
悲しみの涙は出ない。
泣いていいのは傷ついた者だけだ。
今回は度重なるミスや我儘で、みんなを、肉体的にも精神的にも傷つけてしまった。
俺に悲しむ権利なんてない……
感情の許容範囲を越えた重圧や反省、後悔が襲ってくる。
「おえぇ……」
空っぽのはずの胃から、何度も逆流してくる液体を、俺はその場に吐いた。
そんな俺の背中を、優しくモグモグくんは擦ってくれる。
サスケは黙ってハンカチを俺に手渡してきた。
なんで俺を責めないんだよ……
その優しさは、罵声を浴びるより数百倍辛かった……
***
ライトたちがさきほどまでいた場所には、大首領であるライトの父ソルと、モモンガ怪人モモちゃんの亡骸が横たわっている。
狙撃兵たちがいた川向こうの岩場には、無数の兵士がライフルを握り締めたまま、黒焦げとなり転がっていた。
その中心には血だらけのガッスンが倒れている。
今はなにごともなかったかのように大地は静寂を保っていた。
そのとき、岩場に突風が吹き、ガッスンの体を揺らす……
微かに指先が動いた。
風かそれとも……
作戦前に潜んでいた小高い丘を越え、なんとか人間族との境界線である、イットイ川の橋を渡る。
「ここまでくれば大丈夫だろう」
このときはそう思っていたんだ……
あれほど油断するなと、自分自身に言い聞かせていたはずなのに……
俺たちは父さんの合図で軽トラを停車し、森の中へ目立たないように隠した。
大木に寄りかかり、しばしの休憩をとる。
「ライト。
走りっぱなしで疲れただろう」
俺は黙って頷いた。
なにか言葉を発したら泣き出してしまいそうだったから……
俺は寝っ転がり空を見上げた。
どこまでも青く澄んだ高い空だ。
西のほうから流れてきた、大きな真っ白い雲が、ゆっくりと俺の上を通過する。
「ハムっち……」
その白い雲はまんまるで、両端がモコッとしていて……
ハムっちの笑顔そのままに見えた。
ずっと堪えていた涙が溢れ始める。
俺がひとり泣いているのはみんなにもわかっていたのだろうが、あえて誰も傍に寄ってくることはなかった。
気がつくと俺は眠っていたようだ。
ぼんやりとした景色の中、父さんの軽トラに目をやると、何やらみんなで話し込んでいる。
俺が起き上がると、それに気づいた父さんが声をかけてきた。
「おお、ライト。
目が覚めたようだな」
「みんなして、何を相談してるの?」
俺は目を擦りながら尋ねた。
「あのう……
今、大首領様と話し合ってたんですが、この場所でハムっちを偲びたいと思いまして……」
「そう……だね……」
ハムっちの名前を聞くと、現実を突きつけられたような気がして、自然と言葉に詰まってしまう。
「村へ帰ったら、ちゃんとしたお葬式をあげてやろうな。
今は死者に哀悼の意を捧げよう。
さあ、ライトもこっちへおいで」
俺たちはネオンシティの方角に向かい一列に並んだ。
「ガソリンスタンド襲撃作戦の戦死者ハムっちに対して、哀悼の意を表し……
全員、敬礼!」
空を見上げ、敬礼するみんなの瞳からは、ハムっちを思い涙が流れ落ちる。
「ハムっち、ハムっち、ハムっち~ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
バサバサバサ
俺たちの敬礼に合わせて、どこからともなく渡り鳥の群れが上空を横切る。
ハムっちの魂をどこか幸せな地に運んでくれるのだろうか……
安らかに眠れよ……
俺は渡り鳥が空の彼方へ消えて行くまで、ジッと眺めていた。
「さあ、ライト。
そろそろ出発しようか。
いくら境界線を越えたとはいえ、まだまだ安全とは言い難いからな」
「うん……
わかったよ父さん。
……それじゃあハムっち……
また会おう」
拳をグッと自分の胸に押し当て、気合を入れた。
「よしっ!」
パチンッ
俺は飛び上がり、両手で頬を叩いた。
「ちょっと川で顔を洗ってくるよ。
もう大丈夫だから、戻ってきたら出発しようよ」
父さんがウンウンと頷くその横で、モグモグくんも、行ってらっしゃいと、笑顔で手を振ってくれた。
モモちゃんはサスケを頭に乗せガッスンと大木の横で話をしている。
川岸へ向かおうとした瞬間、何かが対岸の岩場で小さくキラッと光った。
「危ないライト!」
咄嗟に父さんは俺の前に、両手を広げ、仁王立ちになる。
父さんがスローモーションで後ろに倒れ、血しぶきが舞う。
少し遅れて乾いた銃声が響き渡る。
バーンッ!
「父さんっ!」
俺は急いで父さんに近づこうとする。
「ライト様!
危険です!
いけません!」
静止しようとする、モモちゃんの大きな声がこだまするが、俺はそれを無視して父さんのもとへ駆け寄った。
「ラ……ライト……
に、逃げるんだ……
俺とルナの宝物……
お前だけは……
生きてくれ……」
父さんは、母さんとお揃いのペンダントを俺に手渡すと、静かに目を閉じた。
「父さ~んっ!」
「ライト様!
危険です!」
俺の肩を掴み、モモちゃんは必死にその場を離れるよう促す。
「でも……
父さんが……
父さんが……」
聞き分けのない俺の身勝手さがさらに悲劇を拡大する。
再び狙撃兵のスコープが、太陽光に反射しキラリと光った。
咄嗟にモモちゃんは、俺を庇うように翼をいっぱいに広げた。
次の瞬間……
モモちゃんは俺の目の前で倒れ込む。
先ほどと同じように、少し遅れて乾いた銃声が響き渡った。
「逃げて……
ください……」
そう言葉を残すと、モモちゃんも動かなくなってしまった。
「モグモグ!
サスケ!
ライト様をお連れしろ!
早く逃げるんだ!」
急いてモグモグくんは避難用のトンネルを掘り始める。
「ここは私が食い止めます!」
ガッスンはお尻からガスを噴射し、狙撃兵目掛けて一直線に飛んで行く。
バーンッ バーンッ
「グハッ!
うぐっ!」
何度も乾いた音が大地に響く。
その都度ガッスンの体は上下左右に揺さぶられるが、怯むことなく、ボロボロの体を前に運ぶ。
「させはせんぞ!
させは~っ!」
鬼気迫るガッスンの迫力に後ずさりしながらも、敵の指揮官は言葉を絞り出す。
「そ、それは……
こっちのセリフなんだよ!
簡単に逃亡なんてさせてやるかってんだ~っ!」
指揮官は自分を鼓舞し、短銃を構え直す。
「我が命にかえても、貴様ら全員叩き潰す!」
ガッスンは血まみれになりながら、強く拳を握り締めた。
「命懸けなのは、てめえだけじゃねえんだよ!
お前らを皆殺しにしないと俺たちもレッド様に……
お前らかかれ~っ!」
指揮官の合図で一斉に兵士たちがガッスンに襲いかかる。
さらに、その輪の外からは、指揮官が短銃を構え、ガッスンに照準を定め機会をうかがっている。
「ぐぬぬ。
こうなっては、出し惜しみなどする余裕はなさそうだな」
覚悟を決めたガッスンは、力一杯に放屁を放つ。
ブッフォンッ!
と同時に指揮官も短銃から弾丸を放つ。
その刹那……
ボカボカボッカーンッ!
短銃の火花がガッスンのオナラに引火し大爆発を起こした。
「ガッス~ンッ!」
ガッスンの姿を見たのはそれが最後だった……
サスケに促され、俺は否応なくモグモグくんのトンネルに避難する。
しばらく進むと、やがて森の中に出口が広がる。
俺は軽トラの横で後ろを振り返った。
悲しみの涙は出ない。
泣いていいのは傷ついた者だけだ。
今回は度重なるミスや我儘で、みんなを、肉体的にも精神的にも傷つけてしまった。
俺に悲しむ権利なんてない……
感情の許容範囲を越えた重圧や反省、後悔が襲ってくる。
「おえぇ……」
空っぽのはずの胃から、何度も逆流してくる液体を、俺はその場に吐いた。
そんな俺の背中を、優しくモグモグくんは擦ってくれる。
サスケは黙ってハンカチを俺に手渡してきた。
なんで俺を責めないんだよ……
その優しさは、罵声を浴びるより数百倍辛かった……
***
ライトたちがさきほどまでいた場所には、大首領であるライトの父ソルと、モモンガ怪人モモちゃんの亡骸が横たわっている。
狙撃兵たちがいた川向こうの岩場には、無数の兵士がライフルを握り締めたまま、黒焦げとなり転がっていた。
その中心には血だらけのガッスンが倒れている。
今はなにごともなかったかのように大地は静寂を保っていた。
そのとき、岩場に突風が吹き、ガッスンの体を揺らす……
微かに指先が動いた。
風かそれとも……
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