全色パレット

ニスヒ

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第三十章『辿り着いた色』

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   凛の家に泊まりに行った裕子と三保、入ってみると既に沢山の料理が並べてあった、その沢山料理をしたのは料理が大好きなみのり、四人はみのりが作った料理を食事をする、そんな中、どんな部活なのかみのりと凛と三保は裕子に迫る、そして三保と凛とみのりがパレット部に入ることになった。食事を終えた後、寝室で楽しくおしゃべりをしていた、全員がLLサイズのTシャツに着替えてる。
みのり「どうしてパレット部を立ち上げようとしたんですか?」
裕子「私、どの部活に入ったんですが、全部駄目で、自分に出来ることがあるかなと考えたら思いつきでこの部活を作りました」
凛「裕子さんの思い付きで立ち上げたんなんて」
三保「よく先生達に許されたわね」
裕子「熱意で先生に伝えたら翌日、学園長室で新しい部活を立てる許可を得に来ました」
みのり「そんな大ごとだったんですね」
裕子「そしたら奇跡的に許可を得た、パレット部の顧問の先生についてもらう条件に活動することになりました」
凛「誰先生なの?」
裕子「一色映美先生です」
三保「新しく来た先生ね、見た目はだらしないけど、裕子さんは知ってるの?」
裕子「はい、私の担任の先生でもあるので、しっかりしています」
凛「見た目で判断してはいけないことってこういうことなのね」
みのり「ふぇ~」
   ワイワイと話している中、三保はみんなに質問した。
三保「裕子さんは部活をやっても駄目だったからほとんど参加してないことが分かったわ、二人は前、どんな部活にはいってたのかしら?」
裕子「私のはわかってたんですね……鋭い」
みのり「中学時代は家庭部に入ってました、料理を覚えたくてやりましたが、部員の指摘で中学を卒業したら入らなくなりました」
裕子「その部員は何で指摘されたんですか?」
みのり「料理ばっかりやってないで裁縫もやりなさいみたいなことを言われたので断念しました」
三保「それは無理もないわ」
凛「私は入ってないわよ」
裕子「どうしてですか?」
凛「せっかく人を観察するのに部活に入ったら台無しじゃない?」
みのり「そんなことないですけど……」
凛「一生懸命部活に励む人を見るのが楽しくて見ていたわ」
三保「とんでもない悪趣味ね」
凛「そう質問した三保さんは?」
   凛がそう質問返すと三保はこう答えた。
三保「忘れたわ」
裕子「忘れたって……」
みのり「三保さん!   もしかして記憶喪失ですか!?」
三保「それはどうかしらね?」
凛「三保さん、面白いわ、ワクワクするわ」
三保「それただの変態が言う言葉じゃない」
   そう話していたらあっという間に就寝時間がやってきた。
三保「それじゃあ、お休み」
裕子「おやすみなさい」
みのり「おやすみです!」
凛「おやすみ」
   そして三保が寝室の電気を消し、みんなは眠りについたのだった……
    次の日、みのりは朝早く起きて、朝ご飯の支度をしていた、見事な包丁さばき、三つのコンロを使って同時に調理をしてる、プロがやるやり方だ、調理をしていたら裕子が起きてきた。
裕子「おはようございます」
みのり「おはよう裕子さん、早いのね」
裕子「いつも早起きするんですよ」
みのり「そうなのね」
裕子「手伝うことってありますか?」
みのり「そうね、料理は大丈夫だから食器とか準備して」
裕子「はーい」
   そういうと裕子はみのりのお手伝いをしていた、その同時に三保が起きて、続いて凛が起きた。
三保「みんなおはよう」
凛「あら、おはよう」
みのり「おはよう、三保さん、凛さん」
裕子「おはようございます」
三保「何で裕子がみのりのお手伝いをしてるの?」
裕子「朝早く起きてしまったから、できることはないかなっと思って」
三保「それでお手伝いしていたのね、裕子さん、一年生なのに偉いわ」
凛「裕子さん、実に興味深いわ」
    そう話しているうちに料理が出来上がった、朝ご飯の献立は大根と人参の味噌汁、ご飯、鮭の塩焼き、ほうれん草のおひたし、ヨーグルトと健康的な食事だ。
全員「頂きます!」
   みんなで食事をした、みんなで食べると美味しい、そして時間はあっという間に過ぎ、帰る時間となってしまった。
凛「また私の家に泊まりにきてね」
三保「えぇ、また泊まりに来るわ」
みのり「私の家の隣だからって無理矢理連れてこないでください」
凛「あら、その時はみのりさんの家にお邪魔するから」
みのり「ふぇ~」
裕子「ありがとうございました」
凛「裕子さん、明日、私を活動してる場所を案内してもらわないかしら」
三保「私も、凛さんと待ってるわ」
みのり「私は二組ですけど三組で待ってますので迎えに来てください」
裕子「分かりました、それではまた明日」
   そして裕子とみのりと三保はここで解散をした、三人を見送る凛だが。
凛「裕子さん、貴方、面白い方ね、観察させて頂くわ」
    相変わらず特定の人を観察するのだった……
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