デルターアドベンチャー

小林克己

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序章

第1話 運命の出会い

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 冒険家の女ルージュ・ウィルムはアイデン地方にあるジャンクシティにやってきた。

「ここで少し休もうかな。ん?」

ルージュはうずくまる男を発見する。

「あの~大丈夫ですか?」
「ハラヘッタ、オカネナイ」

ルージュは仕方なくその男を近くのレストランに連れて行く事にするのだった。


 ルージュとその男は街中のレストランにやってきていた。

「よく食べるわね。」
「まぁ4日くらい何も食べてねーからな!店員さんおかわり!」
「あんたどんだけ食べるのよ!」
「ん?いっぱい」
「ちょっとは遠慮しなさいよね」

ご飯を食べ終わり、男はルージュにお礼を言い別れる。


 「はぁ~なんか疲れた」
ルージュはカフェで休んでいた。そんな休んでいるルージュにガイジュンと名乗る男にこえをかけられる。

「なんか元気がなさそうですが、どうしました?」
「はい。なんか変な男にご飯奢ってそれもかなりの額でもうお金無くなっちゃいました。お金ちゃんと返してもらおうかな」
「それならうちで働きませんか?」
「え?」
「私は海上レストランのオーナーでスタッフとして接客していた只ければ良いので。お給料もそれなりに払います」
「本当ですか?働きます」
「それでは参りましょう」

こうしてルージュはガイジュンについて行く。しかし、ルージュの背後から"ドンっ"と鈍器で殴られる。

「え?」

ルージュはその場に倒れてしまう。


 ルージュが目を覚ます。

「ここはどこ?」

ルージュが部屋を出るとそこは船の中だった。少し探索するとルージュを連れ去ったガイジュンの一団がお酒を飲み何か話している。

「あの女は金になるぞ!」
(え?私売られるの?逃げなきゃ!)

ルージュは逃げようとするも物音を立ててしまう。

「誰だ?」
(まずい。バレる)

ルージュその場から走って逃げる事にする。


「ガイジュンの兄貴!あの女がいません」
「なんだと?探せ!」
「はい!」

ガイジュンの一団のルージュ捜索が始まる。
その頃ルージュは物置に身を潜めていた。しかしそこへガイジュンの一団の下っ端が入ってくる。

「見つけた!兄貴見つけましたよ」

見つかってしまった。そしてルージュは捕まり拘束されてしまう。

「あんた達、私を売るってどういう事?」
「そのままだよ。貴様を売って金にする。お前は高く売れるだろなぁ~!ハッハッハッ!」

ルージュはこのままではまずいと思ったその時、

「"炎竜の鉄拳"」

その声と同時に船の屋根が破壊される。

「なんだ?」

そこへあの時助けた男が現れる。

「あんたどうしてここに?」
「こいつらを捕まえるためにこの街に来たんだからな!俺、鼻がいいんだよ。こいつらの匂いたどってたらお前の匂いもしたからな!」
「は?あんた何者?」
「あ?俺か?俺は冒険者ギルドデルターのドラグ・フィールズだ!」
男が名前を名乗った時ガイジュンの顔色が変わる。
「貴様、デルターのドラグなのか?」
「あん?だったら何だ!テメェーを捕まえろって依頼が来てんだ!大人しく着いてくるなら何もしねーけど?」
「ふん!ふざけんなこの女は渡さねー」
「あっそ!なら覚悟はできてんだろうな!そいつには飯奢ってもらった恩もあるからな」
「"炎竜の鉄拳"」

炎の拳がガイジュンに直撃する。

「今のうちに逃げるぞ!」

ドラグはルージュを抱えて空を飛ぶ。

「えー!あんた空飛べんの?」
「まぁ~な!俺、ドラゴンと人間のハーフだし」
「何それ!ドラゴンなんているわけ」

するとガイジュンがドラグに飛びかかる。

「返してもらうぞその女は~」
「ふざけんな!命の恩人を渡すかよ!」

ドラグはその前にガイジュンを港に投げ飛ばす。そしてー

「"炎竜の息吹"」

ドラグは港を焼き尽くす。

「ちょっと!やりすぎよ!」
「あ!まぁなんとかなるだろ」

そしてドラグとルージュは港におりガイジュンの元へ。

「もうすぐ警察が来ると思うから大人しく捕まれ!」
「はい!すみませんでした。」

するとそこへ警察が現れる。
「港が半壊してる!ん?お前はドラグ・フィールズ!またお前か!」

するとドラグはルージュの腕を掴み

「逃げるぞ」
「え?なんで私も~」
「待て~」
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