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第2話
「羽田Extreme_01」
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その列車は、首都圏近郊の各所からやってくる。紆余曲折の末、完成した巨大なトレインネットワーク…それが…
『羽田Extreme』だ。
十数年前に行政が強硬に建設を押し進めた、とある路線がベースとなって、その有効活用について学識経験者や鉄道事業者、自治体、都県議会を巻き込み様々な意見交換を行った。
最終的には既存路線の整備も含めて、本格的な空港アクセスネットワークの構築を目標に掲げ、今世紀最大ともいわれた大事業が…
「面白くないっ!」
編集長の前で、俺の原稿に軽く目を通しただけで奈美さんは机の上に ポンッ! と投げた。
「ええっー! そりゃないでしょぉ~。だってこれは面白いとかの問題じゃないはず…」
俺は必死に食い下がった。が…
「確かに…な。重すぎる内容で主旨が違う方向を向いてる…よな? これじゃ“廚二鉄病”だ」
編集長までそんなことを言い出した。
さっきは「いいんじゃないか?」とか言わなかったっけ?
「あのねぇ~、大学の卒論とは違うのよ。この前も言ったよね?」
そう、あれは『TJライナーUPL』の取材の時の事だった(第1話参照)。
「これはあなたのお得意路線じゃない。なんで? なんでこんな通り一遍のニュース番組みたいな文章しか書けないの?」
「だから特に力を入れて書いたんですよ。通り一遍だなんて…深く掘り下げたつもりですが…」
この二人…いったい何が言いたいんだ?
確かにこの路線は俺が学生の頃に投稿した記事の「蒲蒲線」がベースになっている。俺としては思い入れが強いのは当然だった。
だから…
「一所懸命、資料をひっくり返して文章を組み立てたんですよ」
「はぁ~、またかぁ~」
奈美さんが肩を落としてポツリと呟く。
「思い入れが強過ぎて、力んじゃったんだね」
なんか…哀れな小動物を見つめるような目付きになってますよ、奈美さん(涙)。
「『蒲蒲線』より『羽田Extreme』のお客さん視点でまとめた方がいいかも」
「? …どこが違うんですか?<バコっ!>」
いきなり叩かれた。
奈美さんって基本“S”??
<バコっ! バコっ!>
俺の心の声を聞いた様に、今日は追加をいただきましたっ! なんで??
でも…
「いったぁ~~い。忘れてたぁ~(涙)、石頭だったぁ~」
奈美さんは涙を目尻に溜めて手をブンブン振っている。
まぁ、これで少しは懲りてくれたかな? そのうち叩かれなくても済む様になりたいけどね。…まあそれはそれで寂しいかも… ? 俺って基本“M”??
「(今度から漫才用のハリセンでも用意しとこうかな)」
…とか、呟いてます。
「頼むから茶番は他所でやってくれ」
編集長が呆れて言い放った。
仕方ないので、会議室を借りて(ミーティングルームでは他にも打ち合わせしてるスタッフがいるので、声が筒抜けになってしまうため)方針会議を再開することになった。
「…方針…会議ぃ? あなたの再教育でしょ?」
奈美さん~、そんな無碍な扱いやめてぇ~。
「さて、ばかなお話は終わりにして…、郊外からリムジンバスに乗って空港へ行く人たちってどういうタイプだと思う?」
いきなり直球頂きましたぁ~。
「大きくて重い荷物を抱えて電車で行くのが面倒な人や、時間的も金銭的にも余裕がある人?」
「25点」
「ええっ~、なんで?」
「あなたは海外旅行行ったことある? その時は一人で行った? グループ旅行?」
「香港とグァムにいきましたけど…グループで…」
卒業旅行ということで、大学のサークル仲間とグァムに行った時のことを思い出しながら答えた。
「じゃあ、空港に着くまでどんな気分だった?」
「俺は新宿から成田まで、N'EXに乗って行ったんですけど、楽でしたよ?」
「時間のこととか気にならなかった?」
奈美さん妙に真剣な顔つきです。この質問がきっと重要なのだろうと予測した。
「あ、そりゃ遅刻する訳にはいかないので、余裕で間に合う列車を予約しました。だからそんなに気にならなかったような…」
「……。」
あれ? 奈美さん両手を広げて呆れてる。なんで?
「あなたの家は新宿なの?」
「いいえ、小田急線の柿生ですが?」
「N'EXに乗るまで、その大きくて重い荷物は持ってなかったの? それとも時間が気にならない程、何時間も早く家を出発したのかなぁ?」
ちょっと意地悪く微笑んでます。
「あ”」
「搭乗手続き開始までに充分間に合う様にN'EXの予約は取れるけど、N'EX乗るまではどうだったのかな?」
半眼で睨む奈美さん。結局、俺も重くて大きい荷物を抱えて、大変な思いをして空港まで行ったんだ。やっと判った。
「そうやって乗り換える度に荷物の心配や時間の心配をして、苦労して空港まで辿り着く。そして出発までの時間を空港で過ごすのよ」
「そうですね。出発までに結構疲れちゃいますねぇ~」
「そう! そこなのよ!」
奈美さんの顔がパァーと晴れる。
「数年に一度くらいなら、多少苦労しても興奮してるうちに着いちゃうのかもしれないけど、頻繁に出かける人や仕事で時間的に余裕の無い人などは、なるべく気力も体力も使いたくないよね」
「確かに…。国内便でも仕事で出張する時は荷物を抱えて行く事も多いですよね」
「だから、蒲蒲線が『新空港線』とか云われても、乗換があるだけで敬遠されたのよ」
開通当時は区が大々的に宣伝したけど、あっという間に利用者が減少したっけ。一番多かった苦情が東横線の多摩川駅から南蒲田駅までの混雑が酷すぎるというものだった。多摩川線の沿線利用者からも大きな荷物を抱える人が多くて乗降りに時間がかかる。ドア付近に荷物を置かれて乗れなかった。結局、列車遅延が酷くて旧蒲田駅(地上2階のホーム)行きの列車と南蒲田行きの列車が交互に走って対応したが、今度は沿線の踏切の閉鎖時間が長くなり、渋滞する場所が極端に増えてしまった。
「電車の利用者も沿線住民も道路を走る自動車の利用者もみんなが不幸な結果に終わったんですよね」
今回地下化が最優先事項になっていたのは、正にこの理由からだった。
「で、もう判ったと思うけど、リムジンバスは余裕を持って運行してるけど、一度乗ってしまえば荷物の移動もなしに、確実に空港まで行かれるのよ」
「なるほど…。乗った事無かったから気付きませんでした」
「しかも、不測の事態っていうかコースに酷い渋滞があった場合は、ルートの変更などで対応してくれるの」
「でもリムジンバスって電車の倍以上の時間がかかりますよね?」
「郊外からだと2時間以上のところもあるけど、基本的に高速を使うから比較的安定してるわよ。それに羽田空港なら電車より早く行けるところが多いわよ」
「奈美さんもよく乗るんですか?」
「たまにね。機材が多い時はバスばっかりね。でもこれからは電車が多くなるでしょうね」
奈美さんが云う様に『羽田Extreme』は、きっと今までの空港アクセスのあり方を変えて行くと思われる。何しろ東急多摩川線は全線が地下化されて、南蒲田から先は新線で羽田空港まで延伸された。今度こそ本当に郊外から羽田空港までが一本の線路で繋がったのだから。
乗り入れてくる電車は副都心線~東横線ルートの東武東上線は森林公園から、西武池袋線は飯能、東京メトロ副都心線は和光市、目黒線ルートは都営三田線が西高島平、埼玉高速が浦和美園から東京メトロ南北線を経由してくる。東急線は長津田から田園都市/大井町線で大岡山でスイッチバックして目黒線に入る。各線は60分ごとに1列車の割合で運行され、東急東横/目黒線の田園調布駅から多摩川線連絡線を通り東急多摩川線に乗り入れる。
多摩川駅からは10分ごとに羽田空港まで『Extreme』が走り、その間合いに各停が3本というパターンになっている。途中、下丸子で『Extreme』の通過待ち、蒲田駅では緩急接続を行う。残りの一本は多摩川駅で『Extreme』通過の後に発車するため、途中での通過待ちは行われない。
最遠の森林公園からでも2時間を切る。リムジンバスでは最速で2時間なので、充分対抗できる。やはり乗換がないことが一番の時短につながるのだ。
「私の家の近所からだとリムジンバスで80分なの。でも今度の『Extreme』だと70分。微妙だよね」
「奈美さんはどっちがいいんですか?」
「私は…あ、あぶないあぶない」
半眼で睨む奈美さん。…バレました?
「自分で一度試してきなさいよ。乗ってみないとリムジンバスの良さは判らないわよ」
「あ~、やっぱりバレてますね(汗)」
ということで、やっぱり試乗しなくてはならなくなりました(まる)。(涙)
…ところで、小田急線からは『Extreme』走ってないんですが…。
乗り比べはどうしたらいいんでしょうか?(汗)
<つづく>
『羽田Extreme』だ。
十数年前に行政が強硬に建設を押し進めた、とある路線がベースとなって、その有効活用について学識経験者や鉄道事業者、自治体、都県議会を巻き込み様々な意見交換を行った。
最終的には既存路線の整備も含めて、本格的な空港アクセスネットワークの構築を目標に掲げ、今世紀最大ともいわれた大事業が…
「面白くないっ!」
編集長の前で、俺の原稿に軽く目を通しただけで奈美さんは机の上に ポンッ! と投げた。
「ええっー! そりゃないでしょぉ~。だってこれは面白いとかの問題じゃないはず…」
俺は必死に食い下がった。が…
「確かに…な。重すぎる内容で主旨が違う方向を向いてる…よな? これじゃ“廚二鉄病”だ」
編集長までそんなことを言い出した。
さっきは「いいんじゃないか?」とか言わなかったっけ?
「あのねぇ~、大学の卒論とは違うのよ。この前も言ったよね?」
そう、あれは『TJライナーUPL』の取材の時の事だった(第1話参照)。
「これはあなたのお得意路線じゃない。なんで? なんでこんな通り一遍のニュース番組みたいな文章しか書けないの?」
「だから特に力を入れて書いたんですよ。通り一遍だなんて…深く掘り下げたつもりですが…」
この二人…いったい何が言いたいんだ?
確かにこの路線は俺が学生の頃に投稿した記事の「蒲蒲線」がベースになっている。俺としては思い入れが強いのは当然だった。
だから…
「一所懸命、資料をひっくり返して文章を組み立てたんですよ」
「はぁ~、またかぁ~」
奈美さんが肩を落としてポツリと呟く。
「思い入れが強過ぎて、力んじゃったんだね」
なんか…哀れな小動物を見つめるような目付きになってますよ、奈美さん(涙)。
「『蒲蒲線』より『羽田Extreme』のお客さん視点でまとめた方がいいかも」
「? …どこが違うんですか?<バコっ!>」
いきなり叩かれた。
奈美さんって基本“S”??
<バコっ! バコっ!>
俺の心の声を聞いた様に、今日は追加をいただきましたっ! なんで??
でも…
「いったぁ~~い。忘れてたぁ~(涙)、石頭だったぁ~」
奈美さんは涙を目尻に溜めて手をブンブン振っている。
まぁ、これで少しは懲りてくれたかな? そのうち叩かれなくても済む様になりたいけどね。…まあそれはそれで寂しいかも… ? 俺って基本“M”??
「(今度から漫才用のハリセンでも用意しとこうかな)」
…とか、呟いてます。
「頼むから茶番は他所でやってくれ」
編集長が呆れて言い放った。
仕方ないので、会議室を借りて(ミーティングルームでは他にも打ち合わせしてるスタッフがいるので、声が筒抜けになってしまうため)方針会議を再開することになった。
「…方針…会議ぃ? あなたの再教育でしょ?」
奈美さん~、そんな無碍な扱いやめてぇ~。
「さて、ばかなお話は終わりにして…、郊外からリムジンバスに乗って空港へ行く人たちってどういうタイプだと思う?」
いきなり直球頂きましたぁ~。
「大きくて重い荷物を抱えて電車で行くのが面倒な人や、時間的も金銭的にも余裕がある人?」
「25点」
「ええっ~、なんで?」
「あなたは海外旅行行ったことある? その時は一人で行った? グループ旅行?」
「香港とグァムにいきましたけど…グループで…」
卒業旅行ということで、大学のサークル仲間とグァムに行った時のことを思い出しながら答えた。
「じゃあ、空港に着くまでどんな気分だった?」
「俺は新宿から成田まで、N'EXに乗って行ったんですけど、楽でしたよ?」
「時間のこととか気にならなかった?」
奈美さん妙に真剣な顔つきです。この質問がきっと重要なのだろうと予測した。
「あ、そりゃ遅刻する訳にはいかないので、余裕で間に合う列車を予約しました。だからそんなに気にならなかったような…」
「……。」
あれ? 奈美さん両手を広げて呆れてる。なんで?
「あなたの家は新宿なの?」
「いいえ、小田急線の柿生ですが?」
「N'EXに乗るまで、その大きくて重い荷物は持ってなかったの? それとも時間が気にならない程、何時間も早く家を出発したのかなぁ?」
ちょっと意地悪く微笑んでます。
「あ”」
「搭乗手続き開始までに充分間に合う様にN'EXの予約は取れるけど、N'EX乗るまではどうだったのかな?」
半眼で睨む奈美さん。結局、俺も重くて大きい荷物を抱えて、大変な思いをして空港まで行ったんだ。やっと判った。
「そうやって乗り換える度に荷物の心配や時間の心配をして、苦労して空港まで辿り着く。そして出発までの時間を空港で過ごすのよ」
「そうですね。出発までに結構疲れちゃいますねぇ~」
「そう! そこなのよ!」
奈美さんの顔がパァーと晴れる。
「数年に一度くらいなら、多少苦労しても興奮してるうちに着いちゃうのかもしれないけど、頻繁に出かける人や仕事で時間的に余裕の無い人などは、なるべく気力も体力も使いたくないよね」
「確かに…。国内便でも仕事で出張する時は荷物を抱えて行く事も多いですよね」
「だから、蒲蒲線が『新空港線』とか云われても、乗換があるだけで敬遠されたのよ」
開通当時は区が大々的に宣伝したけど、あっという間に利用者が減少したっけ。一番多かった苦情が東横線の多摩川駅から南蒲田駅までの混雑が酷すぎるというものだった。多摩川線の沿線利用者からも大きな荷物を抱える人が多くて乗降りに時間がかかる。ドア付近に荷物を置かれて乗れなかった。結局、列車遅延が酷くて旧蒲田駅(地上2階のホーム)行きの列車と南蒲田行きの列車が交互に走って対応したが、今度は沿線の踏切の閉鎖時間が長くなり、渋滞する場所が極端に増えてしまった。
「電車の利用者も沿線住民も道路を走る自動車の利用者もみんなが不幸な結果に終わったんですよね」
今回地下化が最優先事項になっていたのは、正にこの理由からだった。
「で、もう判ったと思うけど、リムジンバスは余裕を持って運行してるけど、一度乗ってしまえば荷物の移動もなしに、確実に空港まで行かれるのよ」
「なるほど…。乗った事無かったから気付きませんでした」
「しかも、不測の事態っていうかコースに酷い渋滞があった場合は、ルートの変更などで対応してくれるの」
「でもリムジンバスって電車の倍以上の時間がかかりますよね?」
「郊外からだと2時間以上のところもあるけど、基本的に高速を使うから比較的安定してるわよ。それに羽田空港なら電車より早く行けるところが多いわよ」
「奈美さんもよく乗るんですか?」
「たまにね。機材が多い時はバスばっかりね。でもこれからは電車が多くなるでしょうね」
奈美さんが云う様に『羽田Extreme』は、きっと今までの空港アクセスのあり方を変えて行くと思われる。何しろ東急多摩川線は全線が地下化されて、南蒲田から先は新線で羽田空港まで延伸された。今度こそ本当に郊外から羽田空港までが一本の線路で繋がったのだから。
乗り入れてくる電車は副都心線~東横線ルートの東武東上線は森林公園から、西武池袋線は飯能、東京メトロ副都心線は和光市、目黒線ルートは都営三田線が西高島平、埼玉高速が浦和美園から東京メトロ南北線を経由してくる。東急線は長津田から田園都市/大井町線で大岡山でスイッチバックして目黒線に入る。各線は60分ごとに1列車の割合で運行され、東急東横/目黒線の田園調布駅から多摩川線連絡線を通り東急多摩川線に乗り入れる。
多摩川駅からは10分ごとに羽田空港まで『Extreme』が走り、その間合いに各停が3本というパターンになっている。途中、下丸子で『Extreme』の通過待ち、蒲田駅では緩急接続を行う。残りの一本は多摩川駅で『Extreme』通過の後に発車するため、途中での通過待ちは行われない。
最遠の森林公園からでも2時間を切る。リムジンバスでは最速で2時間なので、充分対抗できる。やはり乗換がないことが一番の時短につながるのだ。
「私の家の近所からだとリムジンバスで80分なの。でも今度の『Extreme』だと70分。微妙だよね」
「奈美さんはどっちがいいんですか?」
「私は…あ、あぶないあぶない」
半眼で睨む奈美さん。…バレました?
「自分で一度試してきなさいよ。乗ってみないとリムジンバスの良さは判らないわよ」
「あ~、やっぱりバレてますね(汗)」
ということで、やっぱり試乗しなくてはならなくなりました(まる)。(涙)
…ところで、小田急線からは『Extreme』走ってないんですが…。
乗り比べはどうしたらいいんでしょうか?(汗)
<つづく>
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