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第6章
6-03スライム
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それはそれは人生最悪と言っていい体験だった。
ルイーナの指示で、ソウルコンバーターのある部屋に飛び込んだところまでは良かった。
しかし、直後に激震に襲われ、まるで世界が巨大なシェーカーにでもなったように、グチャグチャに振り回された。
いずみは湧にしがみつくことしかできず、二人してきつく抱き合ったまま強烈な白い光に包まれた。
(ああ、私の人生もとうとう終わりかぁ…。 …でも…湧と一緒だから…、 ま、いいか…)
いずみは半ば諦めていた。
何しろ作戦が成功しても、失敗しても、脱出する猶予もないのだ。
初めから文字通り決死の作戦だったのだ。不参加はありえないとはいえ、作戦前に教えてもらえなかったことには憤りを感じていた。
だからあの激震もこの強烈な白い光も、爆弾による終焉を告げる破壊の凶刃だと観念したのだった。
間も無く自分の身体も心も無に帰すのだろう…と。
しかし、一向に意識は途切れず、湧のぬくもりを感じるほどの心の余裕があった。
が、それも束の間、まるで脳みそがかき混ぜられずような悪寒と吐き気が襲ってきた。
「うげっ!!」
胃液が逆流するなどという生易しいものでは無く、胃が爆発したような激しさで口ばかりか鼻や目、耳などありとあらゆるところから体液が吹き出した。
「(ぎゃああっ! 身体じゅうヌトヌトぉ~(涙)」
いずみは己の惨状を想像してー目も見えないためーSAN値が一気にレッドゾーンに落ち込んだ。
「(…! もしかして… 湧にっ!!)」
抱き合っていた湧にぶっかけたことは間違いない。
慌てて目をこすって視界を回復させようとするが、なかなか粘度の高い自分の体液が拭えない。
ただ、未だに抱きしめられていることに気付いて、それ以上の視界の回復は諦めた。
上半身はともかく、下半身はさらに酷いことになっていると気付いたからだ。
SAN値がさらに下降した。
「(湧~、ごめんねぇ~私もう正気でいられない…)」
心に中で謝罪すると…、
「(俺の方こそ申し訳ない…、いずみを守るつもりが…こんな仕打ちを…)」
と、湧の思念が帰ってきた。
「(え?)」
そこでいずみは違和感を感じ、視界を回復させる作業を再開した。
なんとか“見える”程度に視力が戻ってきた途端に、頭の上に奇妙な“重み”を感じた。
「(?頭の上?)」
いずみが不審に思って手で探ると、
<ブニョン!>
グミのような弾力を感じる。
「? なにこれ?」
それはいずみの頭をすっぽりと覆い、再び視界がぼやけた。
が、いずみたちを包んでいるものは、嘔吐物では無く(嘔吐物には違いないのだが…)半透明なゲル状の半凝固体だと判った。
「湧? これ何かな?」
「(どうした? いずみ?)」
まだ声が出せない湧が思念で応える。
「あのさ…湧。私…目眩がして戻しちゃったのかと思ってたんだけど…」
「(俺も同じだよ…ウップ…)」
「どうも、そうじゃないみたいだよ?」
急速に意識が回復して、あたりを観察する余裕が出てきたいずみは、湧に抱きしめられたまま頭を回して見回した。
「え?」
つられて、思わず湧も声を出した。
「あれ? 普通に話ができる?」
「うん。なんかゲロだと思ってたものは、半透明のスライムみたいなものらしいの」
「“ゲロ”っていうなぁ~」
「何よ、いまさら(笑)」
いずみは笑える程度にSAN値が回復していた。
湧も恐る恐る目を開けた。
「え? 何だこれ?」
二人をすっぽりと包むその物体は確かにスライムの様にブヨブヨしていた。
「中にいると、ウォーターベッドみたいだね…って、使ったことないけど(笑)」
いずみが想像で感触を告げる。
「ウォーターベッドってなに?」
どうやら湧は知らないらしい。
「う~ん。ベッドのマットレスがゴムの大きな風船にみたいになってて、中に水が入ってる…のかな?」
いずみも現物を見たことがないらしく、曖昧な説明だった。
「それ、何に使うの?」
「さあ、よくわかんないけど…医療用? かな」
「なんか治療より船酔いしそうだね」
二人して苦笑いを交わす。
絶体絶命の危機を回避したとは言い切れないが、とりあえず湧と話ができるのが嬉しかった。
「ところで…さ。これ、このスライム…。多分私が戻したモノだと思うんだけど…湧にまでかけちゃってごめんね」
「それを言ったら、俺も同じだよ。身体中から吹き出した感触があるんだけど…」
「こうして息も話もできるのが不思議だけど…、なんだろね? これ」
完全に埋もれているのに、全く息苦しくない。
こんな物体は二人とも知らなかった。
「俺にも判らない。てっきりいずみにゲロをぶっかけたのかと思って、目を開けるのが怖かった」
「私も同じよ。しかも…下半身からも(涙)…もう生きていけないと落ち込んでた」
体液が吹き出した事実は変わらないが、それが想像してたものと全く違っていたことが救いになった。
「そういえば作戦前にルイーナがプロテインとか言って、みんなに配ってたよね?」
「ああ! そうだっ! 作戦遂行中に体調が崩れると確実に失敗するとか、かなり強く主張してたね」
作戦会議の席上で、ルイーナは体調管理について特に注意を促していた。
そして、三日前からはルイーナが用意したプロテイン以外は水すら飲まないように厳命されていた。
最初は戸惑ったものの、二日目あたりから喉の渇きも空腹感もなく、本当にプロテイン以外は口にせずに済んだ。
「もしかして、このスライムって…」
いずみが眉間に皺を寄せて呟いた。
「あのプロテインかっ?」
「だって、あのプロテイン以外何も飲み食いしてないし、私二日目から全然トイレ行ってないのよ?」
「俺もだ。食べてないし、水すら飲んでない」
「「ということは…この状況って、ルイーナの仕業ぁ?」」
そう考えると全て合点が行く。
ならこの後、何らかの手段でこの空間から救出される可能性が出てきた。
「…なんだけどぉ~、ここってどこなの?」
「判らない。けど、それならこのスライムは重要な役割を担っているんだと思う」
「自力で脱出する方が危険って事?」
「この状況がルイーナの計画の一部なら…ね」
いずみはルイーナの時折見せていた、底知れない眼差しを思い出していた。
いつも明るくオタトークしているが、ふとした時に凍りつくような雰囲気を感じていたのだ。
「それにしても…意識は作戦遂行に向けて昂ぶっていたとはいえ、何も考えずにルイーナの指示に従っていたとは…不思議よね」
「それだけルイーナを信頼していたんだろうね」
〔フッフッフッゥ~~~~! 今度会ったらとっちめてやるぅ!!〕
「? いずみ、なんで思念で叫んでるの?」
「決まってるじゃない。今も絶対に私たちのこと監視してるわよ!」
「ああ、なるほ…」
湧が納得していると、突然スライムが振動した。
「今度は何?」
気づけば大きな部屋の中に浮かんでいた。
スライムはやがてゆっくりと降下し、床らしき平面に接触した。
<バッシャ~っ!>
スライムの底部が床に接触した途端に、水風船が破裂するようにスライムが形を失い、水のように弾けた。
中に浮かんでいた二人は当然床に投げ出された。
<ベチャッ!>
「痛ッタァ~~イ!」
いずみが吠えた。
「グエッ!」
いずみの下敷きになった湧は、カエルのような声で呻いた。
スライムだった水は排水性がいいのか、床に消えていった。
「うううっ~~」
<ドサッ>
「ギェエエエエエ~」
周りでいずみたちと同じような声が上がった。
見回してみると、坂戸と初美、少し離れてルイーナに支えられた大介もいた。
皆、ずぶ濡れで、状況はいずみたちと同じらしかった。
みんなSAN値が危ないらしく、顔色も真っ青だった。
疲れた表情だったが、ルイーナ一人だけは割と普通の印象だった。
すぐに声をかける気にはなれなかったが、とりあえず危機は脱したといずみは感じていた。
<続く>
ルイーナの指示で、ソウルコンバーターのある部屋に飛び込んだところまでは良かった。
しかし、直後に激震に襲われ、まるで世界が巨大なシェーカーにでもなったように、グチャグチャに振り回された。
いずみは湧にしがみつくことしかできず、二人してきつく抱き合ったまま強烈な白い光に包まれた。
(ああ、私の人生もとうとう終わりかぁ…。 …でも…湧と一緒だから…、 ま、いいか…)
いずみは半ば諦めていた。
何しろ作戦が成功しても、失敗しても、脱出する猶予もないのだ。
初めから文字通り決死の作戦だったのだ。不参加はありえないとはいえ、作戦前に教えてもらえなかったことには憤りを感じていた。
だからあの激震もこの強烈な白い光も、爆弾による終焉を告げる破壊の凶刃だと観念したのだった。
間も無く自分の身体も心も無に帰すのだろう…と。
しかし、一向に意識は途切れず、湧のぬくもりを感じるほどの心の余裕があった。
が、それも束の間、まるで脳みそがかき混ぜられずような悪寒と吐き気が襲ってきた。
「うげっ!!」
胃液が逆流するなどという生易しいものでは無く、胃が爆発したような激しさで口ばかりか鼻や目、耳などありとあらゆるところから体液が吹き出した。
「(ぎゃああっ! 身体じゅうヌトヌトぉ~(涙)」
いずみは己の惨状を想像してー目も見えないためーSAN値が一気にレッドゾーンに落ち込んだ。
「(…! もしかして… 湧にっ!!)」
抱き合っていた湧にぶっかけたことは間違いない。
慌てて目をこすって視界を回復させようとするが、なかなか粘度の高い自分の体液が拭えない。
ただ、未だに抱きしめられていることに気付いて、それ以上の視界の回復は諦めた。
上半身はともかく、下半身はさらに酷いことになっていると気付いたからだ。
SAN値がさらに下降した。
「(湧~、ごめんねぇ~私もう正気でいられない…)」
心に中で謝罪すると…、
「(俺の方こそ申し訳ない…、いずみを守るつもりが…こんな仕打ちを…)」
と、湧の思念が帰ってきた。
「(え?)」
そこでいずみは違和感を感じ、視界を回復させる作業を再開した。
なんとか“見える”程度に視力が戻ってきた途端に、頭の上に奇妙な“重み”を感じた。
「(?頭の上?)」
いずみが不審に思って手で探ると、
<ブニョン!>
グミのような弾力を感じる。
「? なにこれ?」
それはいずみの頭をすっぽりと覆い、再び視界がぼやけた。
が、いずみたちを包んでいるものは、嘔吐物では無く(嘔吐物には違いないのだが…)半透明なゲル状の半凝固体だと判った。
「湧? これ何かな?」
「(どうした? いずみ?)」
まだ声が出せない湧が思念で応える。
「あのさ…湧。私…目眩がして戻しちゃったのかと思ってたんだけど…」
「(俺も同じだよ…ウップ…)」
「どうも、そうじゃないみたいだよ?」
急速に意識が回復して、あたりを観察する余裕が出てきたいずみは、湧に抱きしめられたまま頭を回して見回した。
「え?」
つられて、思わず湧も声を出した。
「あれ? 普通に話ができる?」
「うん。なんかゲロだと思ってたものは、半透明のスライムみたいなものらしいの」
「“ゲロ”っていうなぁ~」
「何よ、いまさら(笑)」
いずみは笑える程度にSAN値が回復していた。
湧も恐る恐る目を開けた。
「え? 何だこれ?」
二人をすっぽりと包むその物体は確かにスライムの様にブヨブヨしていた。
「中にいると、ウォーターベッドみたいだね…って、使ったことないけど(笑)」
いずみが想像で感触を告げる。
「ウォーターベッドってなに?」
どうやら湧は知らないらしい。
「う~ん。ベッドのマットレスがゴムの大きな風船にみたいになってて、中に水が入ってる…のかな?」
いずみも現物を見たことがないらしく、曖昧な説明だった。
「それ、何に使うの?」
「さあ、よくわかんないけど…医療用? かな」
「なんか治療より船酔いしそうだね」
二人して苦笑いを交わす。
絶体絶命の危機を回避したとは言い切れないが、とりあえず湧と話ができるのが嬉しかった。
「ところで…さ。これ、このスライム…。多分私が戻したモノだと思うんだけど…湧にまでかけちゃってごめんね」
「それを言ったら、俺も同じだよ。身体中から吹き出した感触があるんだけど…」
「こうして息も話もできるのが不思議だけど…、なんだろね? これ」
完全に埋もれているのに、全く息苦しくない。
こんな物体は二人とも知らなかった。
「俺にも判らない。てっきりいずみにゲロをぶっかけたのかと思って、目を開けるのが怖かった」
「私も同じよ。しかも…下半身からも(涙)…もう生きていけないと落ち込んでた」
体液が吹き出した事実は変わらないが、それが想像してたものと全く違っていたことが救いになった。
「そういえば作戦前にルイーナがプロテインとか言って、みんなに配ってたよね?」
「ああ! そうだっ! 作戦遂行中に体調が崩れると確実に失敗するとか、かなり強く主張してたね」
作戦会議の席上で、ルイーナは体調管理について特に注意を促していた。
そして、三日前からはルイーナが用意したプロテイン以外は水すら飲まないように厳命されていた。
最初は戸惑ったものの、二日目あたりから喉の渇きも空腹感もなく、本当にプロテイン以外は口にせずに済んだ。
「もしかして、このスライムって…」
いずみが眉間に皺を寄せて呟いた。
「あのプロテインかっ?」
「だって、あのプロテイン以外何も飲み食いしてないし、私二日目から全然トイレ行ってないのよ?」
「俺もだ。食べてないし、水すら飲んでない」
「「ということは…この状況って、ルイーナの仕業ぁ?」」
そう考えると全て合点が行く。
ならこの後、何らかの手段でこの空間から救出される可能性が出てきた。
「…なんだけどぉ~、ここってどこなの?」
「判らない。けど、それならこのスライムは重要な役割を担っているんだと思う」
「自力で脱出する方が危険って事?」
「この状況がルイーナの計画の一部なら…ね」
いずみはルイーナの時折見せていた、底知れない眼差しを思い出していた。
いつも明るくオタトークしているが、ふとした時に凍りつくような雰囲気を感じていたのだ。
「それにしても…意識は作戦遂行に向けて昂ぶっていたとはいえ、何も考えずにルイーナの指示に従っていたとは…不思議よね」
「それだけルイーナを信頼していたんだろうね」
〔フッフッフッゥ~~~~! 今度会ったらとっちめてやるぅ!!〕
「? いずみ、なんで思念で叫んでるの?」
「決まってるじゃない。今も絶対に私たちのこと監視してるわよ!」
「ああ、なるほ…」
湧が納得していると、突然スライムが振動した。
「今度は何?」
気づけば大きな部屋の中に浮かんでいた。
スライムはやがてゆっくりと降下し、床らしき平面に接触した。
<バッシャ~っ!>
スライムの底部が床に接触した途端に、水風船が破裂するようにスライムが形を失い、水のように弾けた。
中に浮かんでいた二人は当然床に投げ出された。
<ベチャッ!>
「痛ッタァ~~イ!」
いずみが吠えた。
「グエッ!」
いずみの下敷きになった湧は、カエルのような声で呻いた。
スライムだった水は排水性がいいのか、床に消えていった。
「うううっ~~」
<ドサッ>
「ギェエエエエエ~」
周りでいずみたちと同じような声が上がった。
見回してみると、坂戸と初美、少し離れてルイーナに支えられた大介もいた。
皆、ずぶ濡れで、状況はいずみたちと同じらしかった。
みんなSAN値が危ないらしく、顔色も真っ青だった。
疲れた表情だったが、ルイーナ一人だけは割と普通の印象だった。
すぐに声をかける気にはなれなかったが、とりあえず危機は脱したといずみは感じていた。
<続く>
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