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第1章
01はじまりの夜
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「も、もぉ~ダメッ! これ以上はっ!!」
水無月いずみは瞳を潤ませながら、熱い吐息とともに切なげに訴える。
巫女服によく似た白い衣装は乱れ、開けかけた胸元は汗ばんでいた。
チラリと覗くふくらみからは、ほのかに女性特有の甘い香りが漂って男の自制心を根こそぎ溶かしてゆく。
薄闇の中で光る濡れた唇とともに、見る者を骨抜きにする妖艶な色気を発散していた。
こんな淫靡なオーラを纏っているのが、とても15歳の少女だとは信じがたい…、
〈ボゴッ!〉
「はぁ、はぁ。何て卑猥なナレーションしてんのよっ!」
いったいどこから持ち込んだのか、男が手にしていた台本を取り上げてすばやく丸め、容赦なく頭に叩き込んだ。
「姫ぇ~痛いです」
といいいつ、全くこたえていない口調で男が答えた。
「当ったり前でしょ! ちゃんとフォローしないでHな妄言吐いてるからよっ!」
切れ切れの息で一気に捲し立てたので、ちょっと意識が飛びかけた。が、何とか踏ん張ってさらに文句を続ける。
「私一人が走り回ってて馬鹿みたいじゃない!」
妄言を吐いていた男のほかにも、年配の男が二人いるが一切口を開かない(もはや諦めているのだ)。
「あ~、我々も援護したいのですが…姫がちゃんとお務めしていただけないので、フォローできないんですよ?」
言下に“解ってます?”と問い詰める視線とジェスチャーで男が応える。
先刻の猥褻な解説を口走っていたこの男はいずみと年齢が近く、いつもすぐ加熱するいずみの冷却剤もしくはストッパーの役割を担当している。
だから毎度のことながら、この男、名を曳舟大介というが、いずみに対して全く遠慮がない。
幼い頃から兄弟のように育ち、家同士も家族ぐるみの付き合いをしている、いわゆる幼なじみだから当然と言えば当然なのだが…。
しかもいずみがこの春に入学した都立築地川高等学校の一学年上で、現在二年生。
合気道部の部長を務め、生徒会の行事にも駆り出される程度の人望もある。
当然いずみも合気道部に入部したので、先輩であり部長であり…。あるのだが…。
今この時のいずみは“頭目”であり、しかも主力戦力なので我が儘放題だった。
それは除霊師としてのお務めを指している。
一般的に「悪霊」とか「怪異」と呼ばれる人間に害なすモノを人知れず駆除するお務めで、いずみの家系は平安時代から朝廷の命を受けて請け負ってきた。らしい。
いずみが「除霊師」になってまもなく1年になろうとしている。
これまではお付きの三人の男衆がヒヤヒヤしながらも、さほど問題なく除霊してきた。
男も山伏のような奇妙な衣装を身に纏い、頭には頭襟(ときん)をつけ、「方術」により援護を行っている。
どうやら打ち合わせ通りにいずみが行動していないことが「除霊」できない原因のようだ。
「だってチョロチョロ逃げ回るんだもん。全然狙いが定まらないのよっ!」
「だからといって、殴る蹴るが通用するはずないじゃないですか。きちんと定められた方術で除霊してください」
事務的なせりふで淡々と説教され、額に血管が浮き上がるが今は確かに言われた通りにしたほうがいいと判ってはいるのだ。
「ぶぅ~~。判ったわよぉ~」
肩で大きく息をして、肺一杯に空気を取り込む。
左手ににぎる木刀を身体の前で水平に構え、右掌を添えつつ、瞑想するように瞼を閉じた。
「臨・闘・兵・……」
ほとんど聞こえないボリュームで「気」を練り上げると、身体全体がぼんやりと水色の光に包まれてゆく。
ここは東京のど真ん中にある路地裏。
時刻は午前2時半。住宅が多い中央区湊付近はこの時間帯は寝静まっている。表通りにでも出ない限り人と出会う事はほとんどない。
そんな街中で騒音をまき散らしながら大暴れを始めて、既に30分が経過していた。
いずみが相手にしているのは子犬ほどの大きさの黒い靄の塊であり、明らかに意志を持って行動している。
しかし今日の相手はタチが悪く、すばっしこく逃げ回りながら攻撃を巧みに躱す。
その上、いずみの周りを飛び跳ねて挑発するため、キレたいずみは木刀を振り回しながら跳び蹴りまで繰り出す始末。
これではフォローしようにも、狙いが逸れればいずみに当たってしまう。
散々振り回されて息も上がり、いずみの精神的限界が近かった。
「…膳!」
いずみが一際大きな声で紋を放つと、悪霊は凍り付いた様にその場から動かなくなった。
いや、正確には動けなくなったのだ。
今いずみが唱えたのは「縛」の紋で、相手をその場に縫いつける方術だった。
少し冷静に考えてみれば、動き回る相手にはまずその動きを封じてから対処すれば良いわけで、それすら気付けなかったのは正にいずみの失態でしかない。
「さあ、今度こそ覚悟しなさいっ! ひと思いに浄化してあげるからねっ!」
既に眩しいくらいに輝いている木刀を正眼に構え、大きく振りかぶる。
一拍おいて思い切り打ちこんだ。
「てゃぁぁぁぁ~」
〈シャキン!〉
小気味よい金属音とともに、足下のアスファルトにまで鋭く切り込まれた。
「決まったぁぁ~~」
ドヤ顔で頭を上げたいずみは、霧散するはずの悪霊が木刀のすぐ横で驚いた様な表情(たぶん)で佇んでいる。
「え? 外れた?」
『けけけけけけけっ~~』
まるであざ笑っているようなノイズを響かせて、悪霊がその黒い靄のような身体をゆすりながら逃走してゆく。
「う…ううぅ…」
いずみは掴んでいる木刀を右手に持ち替え、低くうなり始めた。そして突然…
「あ”~~もう、ヤメッ!ヤメッ! こんな緩いコトしてるからおちょくられるのよっ!」
その瞬間、お付きの男たちの背に冷たいものが流れた。
「やばい! 御神刀があぶないぞ」
慌てていずみを抑えつけようと飛びつくが間に合わなかった。
『ファイナル・ソード・オブ・ゴットネスっ!』
いずみが唱えた途端に、木刀の周囲に渦をまくように風が発生する。
リング状に激しく回る風が周囲のゴミなどを捕らえ、不自然な竜巻が木刀にまとわりつく。
「とぉぅりゃぁ~~~~~」
のかけ声とともにその竜巻が放たれ、危険を感じて全力で逃走している黒い靄を捕らえる。
竜巻は上空に向かって飛び出し、遙かな高空で一気にはじけた。
「ふんっ! 散々おちょくってくれた割にはあっけないわね」
いずみは木刀を高々と掲げ、悪態をついた。
<ぽきっ>
「…え?…」
木刀は柄の部分を残して、真っ二つに折れた。
「…… …きゃぁ~~~~~~~…」
「「「あ”~~~~~~~御神刀がぁ!!!」」」
御神刀ーそれは『除霊』を生業とするいずみの家業において、三大神器の一つだ。
つまり代わりのないとても重要なアイテムなのだ。が、その素材自体は普通の木刀なので無理な力を加えれば…「折れる」。
樹齢1000年以上の御神木からのみ生み出されるため、そう簡単に『換え』を造る事はできないし、造ってはならない掟なのだった。
「もう使えないね…これ」
と、いち早く現実に復帰したいずみは、折れた御神刀をゴミ集積場所に「ポイっ!」っと投げ入れ、未だ放心状態の男衆の元に戻ってきた。
「姫ぇ~なんて事してんですかぁ~!」
「んなこと言ったって、このままじゃおじいちゃんに怒られるじゃない!!」
いずみにとっては御神刀の重要性より、祖父の怒りを回避することが何より重要らしい。
「すぐにばれますよ。私が報告しますから」
「え~~~! うらぎりものぉ~、しばらくだまっててよぉ~~!!」
「何言ってるんですか、似た様な木刀で誤摩化そうとしてもすぐにバレますよぉ~」
いずみが偽物で誤摩化そうとしていることなど、大介にはお見通しだった。
「う~~殺されるぅ~おじいちゃんに殺されるぅ~」
思い切り哀れみを込めた眼差しで、大介を見つめる。
しかし大介は全く動じない。それどころかゴミの山から御神刀を回収し、さっさと帰路についていた。
「あう~。おいてかないでぇ~。でも帰るのはいやぁ~~」
もはや駄々っ子のいずみはそれでも男衆の後ろをトボトボ付いていった。
〈つづく〉
水無月いずみは瞳を潤ませながら、熱い吐息とともに切なげに訴える。
巫女服によく似た白い衣装は乱れ、開けかけた胸元は汗ばんでいた。
チラリと覗くふくらみからは、ほのかに女性特有の甘い香りが漂って男の自制心を根こそぎ溶かしてゆく。
薄闇の中で光る濡れた唇とともに、見る者を骨抜きにする妖艶な色気を発散していた。
こんな淫靡なオーラを纏っているのが、とても15歳の少女だとは信じがたい…、
〈ボゴッ!〉
「はぁ、はぁ。何て卑猥なナレーションしてんのよっ!」
いったいどこから持ち込んだのか、男が手にしていた台本を取り上げてすばやく丸め、容赦なく頭に叩き込んだ。
「姫ぇ~痛いです」
といいいつ、全くこたえていない口調で男が答えた。
「当ったり前でしょ! ちゃんとフォローしないでHな妄言吐いてるからよっ!」
切れ切れの息で一気に捲し立てたので、ちょっと意識が飛びかけた。が、何とか踏ん張ってさらに文句を続ける。
「私一人が走り回ってて馬鹿みたいじゃない!」
妄言を吐いていた男のほかにも、年配の男が二人いるが一切口を開かない(もはや諦めているのだ)。
「あ~、我々も援護したいのですが…姫がちゃんとお務めしていただけないので、フォローできないんですよ?」
言下に“解ってます?”と問い詰める視線とジェスチャーで男が応える。
先刻の猥褻な解説を口走っていたこの男はいずみと年齢が近く、いつもすぐ加熱するいずみの冷却剤もしくはストッパーの役割を担当している。
だから毎度のことながら、この男、名を曳舟大介というが、いずみに対して全く遠慮がない。
幼い頃から兄弟のように育ち、家同士も家族ぐるみの付き合いをしている、いわゆる幼なじみだから当然と言えば当然なのだが…。
しかもいずみがこの春に入学した都立築地川高等学校の一学年上で、現在二年生。
合気道部の部長を務め、生徒会の行事にも駆り出される程度の人望もある。
当然いずみも合気道部に入部したので、先輩であり部長であり…。あるのだが…。
今この時のいずみは“頭目”であり、しかも主力戦力なので我が儘放題だった。
それは除霊師としてのお務めを指している。
一般的に「悪霊」とか「怪異」と呼ばれる人間に害なすモノを人知れず駆除するお務めで、いずみの家系は平安時代から朝廷の命を受けて請け負ってきた。らしい。
いずみが「除霊師」になってまもなく1年になろうとしている。
これまではお付きの三人の男衆がヒヤヒヤしながらも、さほど問題なく除霊してきた。
男も山伏のような奇妙な衣装を身に纏い、頭には頭襟(ときん)をつけ、「方術」により援護を行っている。
どうやら打ち合わせ通りにいずみが行動していないことが「除霊」できない原因のようだ。
「だってチョロチョロ逃げ回るんだもん。全然狙いが定まらないのよっ!」
「だからといって、殴る蹴るが通用するはずないじゃないですか。きちんと定められた方術で除霊してください」
事務的なせりふで淡々と説教され、額に血管が浮き上がるが今は確かに言われた通りにしたほうがいいと判ってはいるのだ。
「ぶぅ~~。判ったわよぉ~」
肩で大きく息をして、肺一杯に空気を取り込む。
左手ににぎる木刀を身体の前で水平に構え、右掌を添えつつ、瞑想するように瞼を閉じた。
「臨・闘・兵・……」
ほとんど聞こえないボリュームで「気」を練り上げると、身体全体がぼんやりと水色の光に包まれてゆく。
ここは東京のど真ん中にある路地裏。
時刻は午前2時半。住宅が多い中央区湊付近はこの時間帯は寝静まっている。表通りにでも出ない限り人と出会う事はほとんどない。
そんな街中で騒音をまき散らしながら大暴れを始めて、既に30分が経過していた。
いずみが相手にしているのは子犬ほどの大きさの黒い靄の塊であり、明らかに意志を持って行動している。
しかし今日の相手はタチが悪く、すばっしこく逃げ回りながら攻撃を巧みに躱す。
その上、いずみの周りを飛び跳ねて挑発するため、キレたいずみは木刀を振り回しながら跳び蹴りまで繰り出す始末。
これではフォローしようにも、狙いが逸れればいずみに当たってしまう。
散々振り回されて息も上がり、いずみの精神的限界が近かった。
「…膳!」
いずみが一際大きな声で紋を放つと、悪霊は凍り付いた様にその場から動かなくなった。
いや、正確には動けなくなったのだ。
今いずみが唱えたのは「縛」の紋で、相手をその場に縫いつける方術だった。
少し冷静に考えてみれば、動き回る相手にはまずその動きを封じてから対処すれば良いわけで、それすら気付けなかったのは正にいずみの失態でしかない。
「さあ、今度こそ覚悟しなさいっ! ひと思いに浄化してあげるからねっ!」
既に眩しいくらいに輝いている木刀を正眼に構え、大きく振りかぶる。
一拍おいて思い切り打ちこんだ。
「てゃぁぁぁぁ~」
〈シャキン!〉
小気味よい金属音とともに、足下のアスファルトにまで鋭く切り込まれた。
「決まったぁぁ~~」
ドヤ顔で頭を上げたいずみは、霧散するはずの悪霊が木刀のすぐ横で驚いた様な表情(たぶん)で佇んでいる。
「え? 外れた?」
『けけけけけけけっ~~』
まるであざ笑っているようなノイズを響かせて、悪霊がその黒い靄のような身体をゆすりながら逃走してゆく。
「う…ううぅ…」
いずみは掴んでいる木刀を右手に持ち替え、低くうなり始めた。そして突然…
「あ”~~もう、ヤメッ!ヤメッ! こんな緩いコトしてるからおちょくられるのよっ!」
その瞬間、お付きの男たちの背に冷たいものが流れた。
「やばい! 御神刀があぶないぞ」
慌てていずみを抑えつけようと飛びつくが間に合わなかった。
『ファイナル・ソード・オブ・ゴットネスっ!』
いずみが唱えた途端に、木刀の周囲に渦をまくように風が発生する。
リング状に激しく回る風が周囲のゴミなどを捕らえ、不自然な竜巻が木刀にまとわりつく。
「とぉぅりゃぁ~~~~~」
のかけ声とともにその竜巻が放たれ、危険を感じて全力で逃走している黒い靄を捕らえる。
竜巻は上空に向かって飛び出し、遙かな高空で一気にはじけた。
「ふんっ! 散々おちょくってくれた割にはあっけないわね」
いずみは木刀を高々と掲げ、悪態をついた。
<ぽきっ>
「…え?…」
木刀は柄の部分を残して、真っ二つに折れた。
「…… …きゃぁ~~~~~~~…」
「「「あ”~~~~~~~御神刀がぁ!!!」」」
御神刀ーそれは『除霊』を生業とするいずみの家業において、三大神器の一つだ。
つまり代わりのないとても重要なアイテムなのだ。が、その素材自体は普通の木刀なので無理な力を加えれば…「折れる」。
樹齢1000年以上の御神木からのみ生み出されるため、そう簡単に『換え』を造る事はできないし、造ってはならない掟なのだった。
「もう使えないね…これ」
と、いち早く現実に復帰したいずみは、折れた御神刀をゴミ集積場所に「ポイっ!」っと投げ入れ、未だ放心状態の男衆の元に戻ってきた。
「姫ぇ~なんて事してんですかぁ~!」
「んなこと言ったって、このままじゃおじいちゃんに怒られるじゃない!!」
いずみにとっては御神刀の重要性より、祖父の怒りを回避することが何より重要らしい。
「すぐにばれますよ。私が報告しますから」
「え~~~! うらぎりものぉ~、しばらくだまっててよぉ~~!!」
「何言ってるんですか、似た様な木刀で誤摩化そうとしてもすぐにバレますよぉ~」
いずみが偽物で誤摩化そうとしていることなど、大介にはお見通しだった。
「う~~殺されるぅ~おじいちゃんに殺されるぅ~」
思い切り哀れみを込めた眼差しで、大介を見つめる。
しかし大介は全く動じない。それどころかゴミの山から御神刀を回収し、さっさと帰路についていた。
「あう~。おいてかないでぇ~。でも帰るのはいやぁ~~」
もはや駄々っ子のいずみはそれでも男衆の後ろをトボトボ付いていった。
〈つづく〉
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