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第3章
3-05特撮ヒーロー番組…オタク?
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SHRが終わるとそのまま1時限目の授業が始まった。
いずみは休み時間になるのを待って、ルイーナに突撃する気だ。
チャイムが鳴って教師が教室を出た途端、勢いよく立ち上がりルイーナに駆け寄った。
なんと、クラスメート全員が!
「ぎゃああ、出遅れたっ!」
いずみの席からでは、ルイーナに近づいた時には既にクラスメートに取り囲まれていた。
「あああ、それならっ!」
と、他の留学生をと振り返れば、4人とも既に談笑中だった。
【あらら、出遅れちゃったねぇ】
〈クゥ~~、どうしたらいいのぉ?〉
【仕方ないから次の休み時間にトライしましょうか?】
〈そだね。湧にも協力してもらおうか?〉
さくらは何故か呑気だった。
【……無理かも…】
〈え? なんで?〉
【湧くん見てみなよ】
いずみが湧の席を見てみると、なんとルイーナと女子数人が湧を囲んで話し込んでいる。
〈え? エエッー? なんでっ?〉
いずみは完全に蚊帳の外だった。
いずみの気も知らず、当の湧は突然のアプローチにドギマギしていた。
「え、えーと。どういうこと…かな?」
「ルイーナさん、ヒーローファンなんだって。ならば如月くんに聞くのが一番じゃない」
湧の記憶では、吉祥寺なんとかという女子に、ルイーナを紹介された。
「ヒーロー? でも俺が好きなのは…」
「ヒーローじゃないです。『特撮戦隊ヒーロー』です。私が好きなのはアメコミでもハリウッドでもなく、日本の『特撮戦隊ヒーロー』なのです」
突然ルイーナが割り込んで高らかに宣言した。
周りを囲むクラスメートの空気が5度くらい低下した。
「あ、あのルイーナさん?」
「おお、そうでした。あなたが如月さんですね。私はルイーナ・ラルゴです。ニューヨークから来ました。日本には…」
「あ、それは聞きました。初めまして、俺は如月湧と言います。それで、俺に何か?」
「あ、ルイーナが日本の特撮ヒーローについて詳しい人って言うから如月くんかな? って」
「え~と、吉祥寺さんだっけ?」
「ひどい! 私は三鷹よ、三鷹漣(れん)。覚えてなかったの? ショックだわ」
「あ、ごめん。で、きち、三鷹さん。ルイーナさんが特撮戦隊ヒーロー…ファン?」
「そうそう。ま、私にはこれ以上説明できないから、お後よろしくね~」
と、言ってさっさと仲良しグループに戻っていった。
「は? ああ、ルイーナさん。それで、何が知りたいのかな? 俺が知ってることなら何でも答えるけど…」
湧はルイーナに対して全く疑念を持っていなかったから、気軽に話すつもりで応えた。
〈…何? あれ。何で湧と?〉
【何でだろうねぇ。どうやらルイーナって、いずみと同じ属性みたいだね?】
〈ぞ、属性? え? ルイーナも特撮ヒーロー番組ファンってこと?〉
【らしいわよ。今、湧くんに番組について質問してるわ】
〈…ん…んん…、でかした湧!〉
【負け惜しみにしか聞こえないわよ】
〈う、うっさい! では早速、尋問に…〉
その時、2時限目のチャイムが鳴り響いた。
〈…き、今日はこのくらいで勘弁してやろう…〉
【それ、悪役の捨て台詞だよ、いずみっ!】
いずみはふてて、机に突っ伏した。
休み時間の度にルイーナは湧の席にやってきて、楽しそうに話をしていた。
いずみも近付こうとするが、遠巻きに二人を囲むクラスメートの白い眼差しが痛くて、接近すらできない。
当のいずみも最近まで(本人の意識では)隠れオタクを通していたので、そう簡単に『特撮ヒーロー番組』を話題に会話できない辛さがあった。
クラスメートにはバレバレだったが…。
「こうなったら昼休みにアタックしてやる!」
密かに固い決意をしたいずみだったのだが…。
「あなたがいずみさんですねぇ? 私、ニューヨークから来まし…」
「ハイハイ、ルイーナさんね。私に何か御用かしら?」
ルイーナの方からいずみに接近してきたため慌ててしまい、つい、つっけんどんな対応をしてしまった。
(しまったぁ~、もっと友好的に対処しなきゃ怪しまれるじゃん(涙))
【もう遅いわ! あんたはいつもこのパターンだねぇ。本当に…】
さくらにも突っ込まれてしまった。
〈うっさい! 自分でもわかってるわよ!〉
と、さくらの方に視線を移すと、さくらが驚いたような表情でルイーナを見つめていた。
〈さくら? どうしたん?〉
【あ、ううん。なんでもない。まさか…ね】
首を傾げながらルイーナに視線を戻すと、まるでさくらを見ていたような目の動きを一瞬感じた。
〈え?〉
【この人、私が見える?】
〈さあ? でも今の…〉
「YOUさんに聞きました。特撮戦隊ヒーロー番組ならいずみさんが詳しいと…」
まるで、今の行いをごまかすかのようにルイーナが切り出した。
「? へ? エエッー!? あのバカ! 何晒してんのよ!」
湧を探すが姿が見えない。
「くっ! 逃げたな! 後でシバクっ!」
いずみ的にはまだ『特撮ヒーロー番組』ファンであることは、絶対的に秘密であり、クラスメートに知られたら学校へ来られなくなってしまう。
それをいとも簡単に、しかも編入してきたばかりの留学生に暴露されてしまった。
きっと今日中には全校生徒に知れ渡ってしまうだろう。
明日からはしばらく自主休講だなぁ、などと休む口実を考え始めた。
「あれ?」
ルイーナの言葉に違和感を覚えた。
「ルイーナさん? あのあまり大きな声で言えないんだけど…」
「はい?」
ルイーナのよく通る声は教室内に響いた。
「うう! ここじゃまずいから一緒に来てっ!」
いずみはルイーナの手を掴み、昼休みは人気のない特別教室棟に引っ張っていった。
「あの! 私が特撮ヒーロー番組ファンだってことは秘密なの。だから学校内でその話題で私に話しかけないでっ! お願いっ!」
いずみは両手を合わせてルイーナを拝んだ。
「よくわかりませんが…、秘密? 誰にですか? YOUさん? それとも…」
「湧は知ってるからいいの! それ以外のみんなよ!」
少しは考えろい! っと大声で叫ぶところだった。
そこまで秘密にしたい乙女心を察してよぉ! と心で叫んだが、次のルイーナの一言がいずみの世界観を崩壊させた。
「みんな知ってますよ? いずみさんは『特撮オタク』だって言ってました」
「…?…、は? へ? エエッー!?」
本人しか知らなかった事実。
もっとも湧と特撮ヒーロー番組まがいのバトルを繰り広げてきて、しかも言わんでもいい“痛い”技名を叫んで、特撮ヒーローオタクの湧に勝利していれば、誰も何も言わなくても、湧と同類だと思うのは自然だろう。
「三鷹さんが教えてくれて、でもヒーローならYOUさんかな? と言って紹介いただきました。そのYOUさんと話していたら、歴代の特撮戦隊ヒーロー番組に関してはいずみさんの方がよく知ってるよと教えていただきました」
「ミタレン(三鷹漣)が? …じゃあ、確かにクラスのみんなは知ってる…よね…」
クラスでも事情通(悪い意味ではお節介)なので、情報が入り次第クラスメートに知れ渡らせる広報担当者であった。
「まあ、お気の毒だとは思いますが、特撮戦隊ヒーロー番組についてお聞きしたいことが…」
「あのルイーナさん? さっきから気になってるんだけど、その『特撮戦隊ヒーロー番組』って何? 私は『特撮ヒーロー番組』のファンであって、『特撮戦隊ヒーロー番組』のファンじゃないの!」
「WHAT’S?」
ルイーナには全く意味が通じていなかった。
「どこが違うのですか? いずみさんは『特撮戦隊ヒーロー番組』好きじゃないんですか?」
「…も、好きよ?」
ルイーナが眉間にしわを寄せ、何か怪しい生き物でも見るような嫌そうな顔をした。
「いずみ…さん? ダイジョウブですか? ナニか悪いものでも食べましたか?」
急にカタコトな発音になり、いずみの“笑気”を気遣った。
「あんた、今、心の中で笑ったわね。この人精神的におかしくない? って思ったでしょ?」
「そんな滅相もない。お許しください。お代官様」
完全にからかわれてる。このタイミングで? このセリフ?
いずみは既に怒髪天だった。
「良いわ。そこまで馬鹿にするなら、きっちり教えてあげる。今日の放課後、私の家に来て。そこで『特撮ヒーロー番組』とは何か、しっかり叩きこんでやるから」
「あ、ありがとうございます。楽しみです」
対してルイーナはなぜかご機嫌だった。
完全にルイーナのペースにはまっていたことに今更ながら気づいたが…、
そんなものはとっくに“遅かった”。
<続く>
いずみは休み時間になるのを待って、ルイーナに突撃する気だ。
チャイムが鳴って教師が教室を出た途端、勢いよく立ち上がりルイーナに駆け寄った。
なんと、クラスメート全員が!
「ぎゃああ、出遅れたっ!」
いずみの席からでは、ルイーナに近づいた時には既にクラスメートに取り囲まれていた。
「あああ、それならっ!」
と、他の留学生をと振り返れば、4人とも既に談笑中だった。
【あらら、出遅れちゃったねぇ】
〈クゥ~~、どうしたらいいのぉ?〉
【仕方ないから次の休み時間にトライしましょうか?】
〈そだね。湧にも協力してもらおうか?〉
さくらは何故か呑気だった。
【……無理かも…】
〈え? なんで?〉
【湧くん見てみなよ】
いずみが湧の席を見てみると、なんとルイーナと女子数人が湧を囲んで話し込んでいる。
〈え? エエッー? なんでっ?〉
いずみは完全に蚊帳の外だった。
いずみの気も知らず、当の湧は突然のアプローチにドギマギしていた。
「え、えーと。どういうこと…かな?」
「ルイーナさん、ヒーローファンなんだって。ならば如月くんに聞くのが一番じゃない」
湧の記憶では、吉祥寺なんとかという女子に、ルイーナを紹介された。
「ヒーロー? でも俺が好きなのは…」
「ヒーローじゃないです。『特撮戦隊ヒーロー』です。私が好きなのはアメコミでもハリウッドでもなく、日本の『特撮戦隊ヒーロー』なのです」
突然ルイーナが割り込んで高らかに宣言した。
周りを囲むクラスメートの空気が5度くらい低下した。
「あ、あのルイーナさん?」
「おお、そうでした。あなたが如月さんですね。私はルイーナ・ラルゴです。ニューヨークから来ました。日本には…」
「あ、それは聞きました。初めまして、俺は如月湧と言います。それで、俺に何か?」
「あ、ルイーナが日本の特撮ヒーローについて詳しい人って言うから如月くんかな? って」
「え~と、吉祥寺さんだっけ?」
「ひどい! 私は三鷹よ、三鷹漣(れん)。覚えてなかったの? ショックだわ」
「あ、ごめん。で、きち、三鷹さん。ルイーナさんが特撮戦隊ヒーロー…ファン?」
「そうそう。ま、私にはこれ以上説明できないから、お後よろしくね~」
と、言ってさっさと仲良しグループに戻っていった。
「は? ああ、ルイーナさん。それで、何が知りたいのかな? 俺が知ってることなら何でも答えるけど…」
湧はルイーナに対して全く疑念を持っていなかったから、気軽に話すつもりで応えた。
〈…何? あれ。何で湧と?〉
【何でだろうねぇ。どうやらルイーナって、いずみと同じ属性みたいだね?】
〈ぞ、属性? え? ルイーナも特撮ヒーロー番組ファンってこと?〉
【らしいわよ。今、湧くんに番組について質問してるわ】
〈…ん…んん…、でかした湧!〉
【負け惜しみにしか聞こえないわよ】
〈う、うっさい! では早速、尋問に…〉
その時、2時限目のチャイムが鳴り響いた。
〈…き、今日はこのくらいで勘弁してやろう…〉
【それ、悪役の捨て台詞だよ、いずみっ!】
いずみはふてて、机に突っ伏した。
休み時間の度にルイーナは湧の席にやってきて、楽しそうに話をしていた。
いずみも近付こうとするが、遠巻きに二人を囲むクラスメートの白い眼差しが痛くて、接近すらできない。
当のいずみも最近まで(本人の意識では)隠れオタクを通していたので、そう簡単に『特撮ヒーロー番組』を話題に会話できない辛さがあった。
クラスメートにはバレバレだったが…。
「こうなったら昼休みにアタックしてやる!」
密かに固い決意をしたいずみだったのだが…。
「あなたがいずみさんですねぇ? 私、ニューヨークから来まし…」
「ハイハイ、ルイーナさんね。私に何か御用かしら?」
ルイーナの方からいずみに接近してきたため慌ててしまい、つい、つっけんどんな対応をしてしまった。
(しまったぁ~、もっと友好的に対処しなきゃ怪しまれるじゃん(涙))
【もう遅いわ! あんたはいつもこのパターンだねぇ。本当に…】
さくらにも突っ込まれてしまった。
〈うっさい! 自分でもわかってるわよ!〉
と、さくらの方に視線を移すと、さくらが驚いたような表情でルイーナを見つめていた。
〈さくら? どうしたん?〉
【あ、ううん。なんでもない。まさか…ね】
首を傾げながらルイーナに視線を戻すと、まるでさくらを見ていたような目の動きを一瞬感じた。
〈え?〉
【この人、私が見える?】
〈さあ? でも今の…〉
「YOUさんに聞きました。特撮戦隊ヒーロー番組ならいずみさんが詳しいと…」
まるで、今の行いをごまかすかのようにルイーナが切り出した。
「? へ? エエッー!? あのバカ! 何晒してんのよ!」
湧を探すが姿が見えない。
「くっ! 逃げたな! 後でシバクっ!」
いずみ的にはまだ『特撮ヒーロー番組』ファンであることは、絶対的に秘密であり、クラスメートに知られたら学校へ来られなくなってしまう。
それをいとも簡単に、しかも編入してきたばかりの留学生に暴露されてしまった。
きっと今日中には全校生徒に知れ渡ってしまうだろう。
明日からはしばらく自主休講だなぁ、などと休む口実を考え始めた。
「あれ?」
ルイーナの言葉に違和感を覚えた。
「ルイーナさん? あのあまり大きな声で言えないんだけど…」
「はい?」
ルイーナのよく通る声は教室内に響いた。
「うう! ここじゃまずいから一緒に来てっ!」
いずみはルイーナの手を掴み、昼休みは人気のない特別教室棟に引っ張っていった。
「あの! 私が特撮ヒーロー番組ファンだってことは秘密なの。だから学校内でその話題で私に話しかけないでっ! お願いっ!」
いずみは両手を合わせてルイーナを拝んだ。
「よくわかりませんが…、秘密? 誰にですか? YOUさん? それとも…」
「湧は知ってるからいいの! それ以外のみんなよ!」
少しは考えろい! っと大声で叫ぶところだった。
そこまで秘密にしたい乙女心を察してよぉ! と心で叫んだが、次のルイーナの一言がいずみの世界観を崩壊させた。
「みんな知ってますよ? いずみさんは『特撮オタク』だって言ってました」
「…?…、は? へ? エエッー!?」
本人しか知らなかった事実。
もっとも湧と特撮ヒーロー番組まがいのバトルを繰り広げてきて、しかも言わんでもいい“痛い”技名を叫んで、特撮ヒーローオタクの湧に勝利していれば、誰も何も言わなくても、湧と同類だと思うのは自然だろう。
「三鷹さんが教えてくれて、でもヒーローならYOUさんかな? と言って紹介いただきました。そのYOUさんと話していたら、歴代の特撮戦隊ヒーロー番組に関してはいずみさんの方がよく知ってるよと教えていただきました」
「ミタレン(三鷹漣)が? …じゃあ、確かにクラスのみんなは知ってる…よね…」
クラスでも事情通(悪い意味ではお節介)なので、情報が入り次第クラスメートに知れ渡らせる広報担当者であった。
「まあ、お気の毒だとは思いますが、特撮戦隊ヒーロー番組についてお聞きしたいことが…」
「あのルイーナさん? さっきから気になってるんだけど、その『特撮戦隊ヒーロー番組』って何? 私は『特撮ヒーロー番組』のファンであって、『特撮戦隊ヒーロー番組』のファンじゃないの!」
「WHAT’S?」
ルイーナには全く意味が通じていなかった。
「どこが違うのですか? いずみさんは『特撮戦隊ヒーロー番組』好きじゃないんですか?」
「…も、好きよ?」
ルイーナが眉間にしわを寄せ、何か怪しい生き物でも見るような嫌そうな顔をした。
「いずみ…さん? ダイジョウブですか? ナニか悪いものでも食べましたか?」
急にカタコトな発音になり、いずみの“笑気”を気遣った。
「あんた、今、心の中で笑ったわね。この人精神的におかしくない? って思ったでしょ?」
「そんな滅相もない。お許しください。お代官様」
完全にからかわれてる。このタイミングで? このセリフ?
いずみは既に怒髪天だった。
「良いわ。そこまで馬鹿にするなら、きっちり教えてあげる。今日の放課後、私の家に来て。そこで『特撮ヒーロー番組』とは何か、しっかり叩きこんでやるから」
「あ、ありがとうございます。楽しみです」
対してルイーナはなぜかご機嫌だった。
完全にルイーナのペースにはまっていたことに今更ながら気づいたが…、
そんなものはとっくに“遅かった”。
<続く>
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