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第4章
4-09モンスター
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2017_4_09_モンスター
「アルフは同時期に存在するものの、互いに接触しない。その解釈でいいのかな?」
大介が確認するように尋ねた。
「そうですね。ただ、さっきの“A”は次に融合する“B”のことは知らないはずなので、“A”の方から強引に接触を図る可能性は極めて少ないのです」
「でも、“B”から接触はできるはずだから、未来改変が行われてもアルフの目標達成の邪魔にはならないんじゃないか?」
「それはどういう考え方でしょうか?」
ルイーナは意外そうな顔で聞き直した。
「つまり、“A”が目的達成をするために、“B”が助言した方が効率がいいかと思ったんだが…」
「ああ、それは…、もし仮に“B”の成果が必要なら、必然的に“A”は“B”の情報を“間接的に得られると思います。また、その時点でアルフは“B”の存在を知ることができ、次の融合対象の候補者にできるんじゃないでしょうか?」
最初に得た“B”の情報と、アルフが融合した後の“B”の情報が、異なる可能性があるアバウトな考え方だが、事象の改変による未来の変化は最小限に抑えられるのかもしれない。
「むしろ未来改変とは、その時点で行われるのかも知れないな」
大介は現時点では、はっきりとした答えを得られないと気付いたようだ。
「アルフの意識から見てみれば、より解りやすいと思います」
「アルフの意識?」
「“A”から“B”、“B”から“C”と融合してゆくけど、アルフの意識では一本の線になってるんです。時間の流れは前後するものの、融合したアルフ同士の接触を行わなければ、パラドックスプロテクションは作動しないのかも知れません」
「もしくは何度もパラドックスプロテクションによって、再融合が邪魔されたのかもしれないね。それはこの世界ではなく、可能性の平行世界だろうけど」
大介は失われた世界がある可能性に気付いた。
「それは否定できません。何しろ私たちには知る由のない事象で、否定も肯定もできないんですから…」
「そうなると逆にアルフというのは、目的を達成するための世界を構築するために、何百年も試行錯誤してきた強靭な精神力の持ち主とも言えるな…」
「…大介さんは、妙なことに感心するんですね? 私は今までそんな風に考えたことがありませんでした」
ルイーナは本当に感動したらしく、大介を見つめる眼差しが尊敬に満ちていた。
「でも、…そこまでの人物?が、ここに来てこれほどの騒ぎを起こすのは合点がいかないんだよね」
湧が意外そうに呟いた。
「『あっ!』」
大介とルイーナが同時に声をあげた。
「え? 俺何か変なこと言った?」
「いえ、そうではなくて…、YOUにお知らせすべき重要なことを言い忘れてました」
「重要な? こと?」
「それは俺が話そう。君の体調が回復するまで、と俺が口止めしていたんだ」
大介は頭を下げながら湧に告げた。
ー ・ ー ・ ー
「な、なんだってっ? そ、そんな…バカな…」
大介の話を聞いて、湧が愕然とした。
今回の騒動の元凶は全て都立築地川高校の前校長の仕業だったのだ。
「如月君の気持ちはよくわかる。俺もあの忌まわしい装置を開発した奴が…あ、ごめん。君の父上を糾弾するつもりじゃないんだ」
大介は非常に言いにくそうに続ける。
「ただね、さくらやいずみ、他にも多くの犠牲者を出しておきながら、今まで見当違いの相手を憎んでいたのが悔しくて、つい…」
「いや、いいんです。何より、誰よりあの装置を憎んでいるのは俺ですから。そしてあんなものを作り出し、家族を破壊したあの男は最低な奴ですからっ!」
「だけどね。ルイーナと散々議論した結果…」
今回の騒動(バスケ部部長の大塚慎司以外は遺体が発見されていないため事件になっていない)は、前校長が築地川高校の開設の責任者に任命されたことが発端となる。
前校長は校舎の設計にも関与し、エコロジーを理由に電力の完全自給を掲げた。
もちろんそのベースには“ソウルコンバーター”の設置が不可避なのだ。
東京都教育委員会も新しい試みとして認可せざるを得なかった。
開校して、初年度は電力会社からの送電と、“ソウルコンバーター”での発電を半々で行い、効率の比較をした。
“ソウルコンバーター”は基本的にメンテナンス料金しかかからないので、月1万しかかからない。
設備投資は3年で償却、メンテナンス料金を含んでも毎月の支払いは、電力会社に支払う料金の8割程度と言う低価格。
2年目からは完全な電力自給に切り替わった。
そして、大介たちが入学した開校4年目からは、メンテナンス料金しかかからないために、校長はこまめにシステムアップの申請を行っていた。
「このシステムアップの内容が問題なんだ。発電量が毎回50%近くアップしている。1年後には当初の5倍もの発電量になった。学校内のエアコンをフル稼働しても使い切れない電気量なんだよ」
「それは…いや、余った電力はどこに? 保存しておくことはできないでしょ?」
「YOU、アルフは蓄電池が発明される前は何に保存していました?」
ルイーナが苦々しくつなげる。
「アルファブラッド? 前校長はアルファブラッドを…知ってた?」
「そうとしか考えられません。そして、学校の“ソウルコンバーター”の周りには塩の山が出来ていたと聞きました。それは多分…」
「アルファブラッドの保有者?」
「その通りです。ではなぜ、あの場所でエネルギーに“変換”されたのでしょう?」
「え? それは“ソウルコンバーター”だから?」
「YOU~、冗談を言ってる場合ではないのです。『魂(命)の変換器』ではありますが、元々過剰なほどの発電量がある“ソウルコンバーター”に、さらにエネルギーの塊であるアルファブラッド保有者を投じるほどのエネルギーを、いったい何に使うというのでしょうか?」
それだけのエネルギー量となると、半径50kmが吹き飛ぶほどの威力があったらしい。
首都どころか日本が壊滅するほどの威力だ。
「え? そ、そんなに?」
さすがに湧もドン引きだ。
「問題はそれだけではない。あの殺人鬼の小菅豊だ」
「小菅豊という男は、本来は背が低くて、体力的にも脆弱だったらしいのですが…」
バスケ部部長が殺された時点では、2メートル以上のゴリラのような体型だったらしい。とても同一人物とは誰も思わなかった。
「その時は気付かなかったのですが、いずみと逃げる時に私は殴られてコンクリートの壁に叩きつけられました。後で私の服のあちこちがスタンガンで焼かれたような焦げ跡があったのです」
「焦げ跡? あ! じゃあ、いずみは…いずみが逃げ切れなかったのは…」
「多分電撃で神経が麻痺していたんじゃないでしょうか?」
いずみ自身が気付いていたかは不明だが、避けるたびに服が切り裂かれていたのは、電撃のせいだろう。服がズタズタになっていたから、湧も気付けなかったのだ。
「そして、問題はその小菅の体格の異常な変化についてなのです」
ルイーナは一呼吸おいて、信じられないことを明かした。
「小菅はアルファブラッドを投与して、莫大な電力を浴び、怪物と化したと推測されます」
「なんだってっ! 自らモンスター化したのか?」
「彼の性格上、目をつけた相手はどんな手段を使っても、報復するだろうね」
大介は意味ありげな感想を口にした。
湧は、大介と小菅に何らかの因縁があると確信した。
<続く>
「アルフは同時期に存在するものの、互いに接触しない。その解釈でいいのかな?」
大介が確認するように尋ねた。
「そうですね。ただ、さっきの“A”は次に融合する“B”のことは知らないはずなので、“A”の方から強引に接触を図る可能性は極めて少ないのです」
「でも、“B”から接触はできるはずだから、未来改変が行われてもアルフの目標達成の邪魔にはならないんじゃないか?」
「それはどういう考え方でしょうか?」
ルイーナは意外そうな顔で聞き直した。
「つまり、“A”が目的達成をするために、“B”が助言した方が効率がいいかと思ったんだが…」
「ああ、それは…、もし仮に“B”の成果が必要なら、必然的に“A”は“B”の情報を“間接的に得られると思います。また、その時点でアルフは“B”の存在を知ることができ、次の融合対象の候補者にできるんじゃないでしょうか?」
最初に得た“B”の情報と、アルフが融合した後の“B”の情報が、異なる可能性があるアバウトな考え方だが、事象の改変による未来の変化は最小限に抑えられるのかもしれない。
「むしろ未来改変とは、その時点で行われるのかも知れないな」
大介は現時点では、はっきりとした答えを得られないと気付いたようだ。
「アルフの意識から見てみれば、より解りやすいと思います」
「アルフの意識?」
「“A”から“B”、“B”から“C”と融合してゆくけど、アルフの意識では一本の線になってるんです。時間の流れは前後するものの、融合したアルフ同士の接触を行わなければ、パラドックスプロテクションは作動しないのかも知れません」
「もしくは何度もパラドックスプロテクションによって、再融合が邪魔されたのかもしれないね。それはこの世界ではなく、可能性の平行世界だろうけど」
大介は失われた世界がある可能性に気付いた。
「それは否定できません。何しろ私たちには知る由のない事象で、否定も肯定もできないんですから…」
「そうなると逆にアルフというのは、目的を達成するための世界を構築するために、何百年も試行錯誤してきた強靭な精神力の持ち主とも言えるな…」
「…大介さんは、妙なことに感心するんですね? 私は今までそんな風に考えたことがありませんでした」
ルイーナは本当に感動したらしく、大介を見つめる眼差しが尊敬に満ちていた。
「でも、…そこまでの人物?が、ここに来てこれほどの騒ぎを起こすのは合点がいかないんだよね」
湧が意外そうに呟いた。
「『あっ!』」
大介とルイーナが同時に声をあげた。
「え? 俺何か変なこと言った?」
「いえ、そうではなくて…、YOUにお知らせすべき重要なことを言い忘れてました」
「重要な? こと?」
「それは俺が話そう。君の体調が回復するまで、と俺が口止めしていたんだ」
大介は頭を下げながら湧に告げた。
ー ・ ー ・ ー
「な、なんだってっ? そ、そんな…バカな…」
大介の話を聞いて、湧が愕然とした。
今回の騒動の元凶は全て都立築地川高校の前校長の仕業だったのだ。
「如月君の気持ちはよくわかる。俺もあの忌まわしい装置を開発した奴が…あ、ごめん。君の父上を糾弾するつもりじゃないんだ」
大介は非常に言いにくそうに続ける。
「ただね、さくらやいずみ、他にも多くの犠牲者を出しておきながら、今まで見当違いの相手を憎んでいたのが悔しくて、つい…」
「いや、いいんです。何より、誰よりあの装置を憎んでいるのは俺ですから。そしてあんなものを作り出し、家族を破壊したあの男は最低な奴ですからっ!」
「だけどね。ルイーナと散々議論した結果…」
今回の騒動(バスケ部部長の大塚慎司以外は遺体が発見されていないため事件になっていない)は、前校長が築地川高校の開設の責任者に任命されたことが発端となる。
前校長は校舎の設計にも関与し、エコロジーを理由に電力の完全自給を掲げた。
もちろんそのベースには“ソウルコンバーター”の設置が不可避なのだ。
東京都教育委員会も新しい試みとして認可せざるを得なかった。
開校して、初年度は電力会社からの送電と、“ソウルコンバーター”での発電を半々で行い、効率の比較をした。
“ソウルコンバーター”は基本的にメンテナンス料金しかかからないので、月1万しかかからない。
設備投資は3年で償却、メンテナンス料金を含んでも毎月の支払いは、電力会社に支払う料金の8割程度と言う低価格。
2年目からは完全な電力自給に切り替わった。
そして、大介たちが入学した開校4年目からは、メンテナンス料金しかかからないために、校長はこまめにシステムアップの申請を行っていた。
「このシステムアップの内容が問題なんだ。発電量が毎回50%近くアップしている。1年後には当初の5倍もの発電量になった。学校内のエアコンをフル稼働しても使い切れない電気量なんだよ」
「それは…いや、余った電力はどこに? 保存しておくことはできないでしょ?」
「YOU、アルフは蓄電池が発明される前は何に保存していました?」
ルイーナが苦々しくつなげる。
「アルファブラッド? 前校長はアルファブラッドを…知ってた?」
「そうとしか考えられません。そして、学校の“ソウルコンバーター”の周りには塩の山が出来ていたと聞きました。それは多分…」
「アルファブラッドの保有者?」
「その通りです。ではなぜ、あの場所でエネルギーに“変換”されたのでしょう?」
「え? それは“ソウルコンバーター”だから?」
「YOU~、冗談を言ってる場合ではないのです。『魂(命)の変換器』ではありますが、元々過剰なほどの発電量がある“ソウルコンバーター”に、さらにエネルギーの塊であるアルファブラッド保有者を投じるほどのエネルギーを、いったい何に使うというのでしょうか?」
それだけのエネルギー量となると、半径50kmが吹き飛ぶほどの威力があったらしい。
首都どころか日本が壊滅するほどの威力だ。
「え? そ、そんなに?」
さすがに湧もドン引きだ。
「問題はそれだけではない。あの殺人鬼の小菅豊だ」
「小菅豊という男は、本来は背が低くて、体力的にも脆弱だったらしいのですが…」
バスケ部部長が殺された時点では、2メートル以上のゴリラのような体型だったらしい。とても同一人物とは誰も思わなかった。
「その時は気付かなかったのですが、いずみと逃げる時に私は殴られてコンクリートの壁に叩きつけられました。後で私の服のあちこちがスタンガンで焼かれたような焦げ跡があったのです」
「焦げ跡? あ! じゃあ、いずみは…いずみが逃げ切れなかったのは…」
「多分電撃で神経が麻痺していたんじゃないでしょうか?」
いずみ自身が気付いていたかは不明だが、避けるたびに服が切り裂かれていたのは、電撃のせいだろう。服がズタズタになっていたから、湧も気付けなかったのだ。
「そして、問題はその小菅の体格の異常な変化についてなのです」
ルイーナは一呼吸おいて、信じられないことを明かした。
「小菅はアルファブラッドを投与して、莫大な電力を浴び、怪物と化したと推測されます」
「なんだってっ! 自らモンスター化したのか?」
「彼の性格上、目をつけた相手はどんな手段を使っても、報復するだろうね」
大介は意味ありげな感想を口にした。
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<続く>
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