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第二章 アメリカ・本土
第19話 Walnut Grove (「プラム・クリークの土手で」の舞台)
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翌朝、目覚めたら雨だった。雨音が止んだので外に出てみると曇っていたので、一日延期する事にする。自転車の旅は晴れでなけりゃ楽しめない。朝食後、町はずれを適当に歩いてみる。コーン畑が延々と続く田園は静かで、時折見られる農家も長閑である。田園の美しい町であるが、それでも二日目になると少し飽きてくる。それと、レストランに蠅が多いのが少々気になる。
翌朝晴天の中、出発。道路はほぼフラットで車は少なく長閑な田園の中、気持ちの良いサイクリングで、ウォルナットグローヴに到着した。目的の Laura ミュージアムはすぐに見つかった。入口にある微笑ましい幌馬車が目印になったのである。
中に入ると Laura の時代の農具、家財道具、台所用品などがきちんと並べられている。又、Laura の誕生から死去迄の主な出来事や移動地図、インガルス一家の古い写真など興味深い物がいろいろ見られ大感激である。
又ここで、Laura Ingalls Wilder のガイドブックが入手できた。これが何より欲しかった。何しろ日本ではこの Laura ミュージアムがミネアポリスに近い国道14号沿いにあるという事しか分からなかったから。
ここで『大きな森の小さな家』、『シルバーレイクのほとりで』の舞台となった場所にも博物館ができており、その場所も分かったのでこの後、ぜひ訪ねてみよう。それも楽しみでワクワクする。
Laura ミュージアムを十分に堪能した後、実際に Ingalls 一家が住んでいた Plum Creek の土手に行ってみる。その場所は現在、個人の所有地になっている。田園の中にあり、長閑で美しく素晴らしい環境だ。この場所で Laura 達 Ingalls 一家は竪穴住居生活をしていたのである。今は屋根部分は取り払われ、住居跡のみが残っている。すぐ傍に Plum Creek があり今も水が流れている。思っていたよりずっと小さい。
(今、改めて思い起してみるに、住居は『横穴式』だったようだ。Plum Creek の土手に洞穴を掘ってあった。日本を出る時から『竪穴』との思い込みがあったようで、この横穴式の物を竪穴式と呼ぶのかと勘違いしていたようです)
草むらに一歩足を踏み入れると、小さなイナゴがいっぱい飛び出してきた。この辺は100年前とあまり変わらないのだろうか。
すぐ近くに Laura の愛犬ジャックのお墓があった。まさかこれは本物ではあるまい。ドラマにはジャックは登場するが、原作はどうなのかな?
これほど時間と労力を費やしてまで Walnut Grove に来る必要はあったのか? と、昨日まではいささか疑問も感じていたが、その価値は十分過ぎるほどあったようだ。
往復 80km の自転車の旅から帰ってきた。行きは快適、帰りは…まあいささか疲れた。でも大変満足したサイクリングであった。ウルトラマラソンで素晴らしいコースを序盤、中盤と快適に走り、終盤は苦しみながらも懸命の走りで目標タイムをクリアしてゴールしたような、そんな一日であった。
(この頃はまだマラソンは始めたばかりで、ウルトラマラソンの経験は有りませんでした。経験していれば、このように感じたであろうとの推測です)
改めて、 Laura Ingalls Wilder のガイドブックを読んでみると、Laura が両親とともに過ごした町や結婚後過ごした町の場所が全て書かれている。この後、ゆっくり訪ねてみよう。
今回、最初に訪ねた Walnut Grove は大草原シリーズの中でも Laura が子供の頃の5年間で、ドラマの中心となる魅力的な登場人物の多い舞台である。
TVドラマの中では、小さな町があり、インガルス一家は町から少し山に入った一軒家に住んでいるという設定だった。しかし残念ながら、と言うか予想通り町らしい町はなかった。
まあ仕方がない。事実と小説は違うし、小説とドラマも又違う。Walnut Grove も当時は町だったのが今は寂れたのか、元々町というほどのものではなかったのか?
今は調べる余裕はない。次の舞台の事を考えよう。
翌朝晴天の中、出発。道路はほぼフラットで車は少なく長閑な田園の中、気持ちの良いサイクリングで、ウォルナットグローヴに到着した。目的の Laura ミュージアムはすぐに見つかった。入口にある微笑ましい幌馬車が目印になったのである。
中に入ると Laura の時代の農具、家財道具、台所用品などがきちんと並べられている。又、Laura の誕生から死去迄の主な出来事や移動地図、インガルス一家の古い写真など興味深い物がいろいろ見られ大感激である。
又ここで、Laura Ingalls Wilder のガイドブックが入手できた。これが何より欲しかった。何しろ日本ではこの Laura ミュージアムがミネアポリスに近い国道14号沿いにあるという事しか分からなかったから。
ここで『大きな森の小さな家』、『シルバーレイクのほとりで』の舞台となった場所にも博物館ができており、その場所も分かったのでこの後、ぜひ訪ねてみよう。それも楽しみでワクワクする。
Laura ミュージアムを十分に堪能した後、実際に Ingalls 一家が住んでいた Plum Creek の土手に行ってみる。その場所は現在、個人の所有地になっている。田園の中にあり、長閑で美しく素晴らしい環境だ。この場所で Laura 達 Ingalls 一家は竪穴住居生活をしていたのである。今は屋根部分は取り払われ、住居跡のみが残っている。すぐ傍に Plum Creek があり今も水が流れている。思っていたよりずっと小さい。
(今、改めて思い起してみるに、住居は『横穴式』だったようだ。Plum Creek の土手に洞穴を掘ってあった。日本を出る時から『竪穴』との思い込みがあったようで、この横穴式の物を竪穴式と呼ぶのかと勘違いしていたようです)
草むらに一歩足を踏み入れると、小さなイナゴがいっぱい飛び出してきた。この辺は100年前とあまり変わらないのだろうか。
すぐ近くに Laura の愛犬ジャックのお墓があった。まさかこれは本物ではあるまい。ドラマにはジャックは登場するが、原作はどうなのかな?
これほど時間と労力を費やしてまで Walnut Grove に来る必要はあったのか? と、昨日まではいささか疑問も感じていたが、その価値は十分過ぎるほどあったようだ。
往復 80km の自転車の旅から帰ってきた。行きは快適、帰りは…まあいささか疲れた。でも大変満足したサイクリングであった。ウルトラマラソンで素晴らしいコースを序盤、中盤と快適に走り、終盤は苦しみながらも懸命の走りで目標タイムをクリアしてゴールしたような、そんな一日であった。
(この頃はまだマラソンは始めたばかりで、ウルトラマラソンの経験は有りませんでした。経験していれば、このように感じたであろうとの推測です)
改めて、 Laura Ingalls Wilder のガイドブックを読んでみると、Laura が両親とともに過ごした町や結婚後過ごした町の場所が全て書かれている。この後、ゆっくり訪ねてみよう。
今回、最初に訪ねた Walnut Grove は大草原シリーズの中でも Laura が子供の頃の5年間で、ドラマの中心となる魅力的な登場人物の多い舞台である。
TVドラマの中では、小さな町があり、インガルス一家は町から少し山に入った一軒家に住んでいるという設定だった。しかし残念ながら、と言うか予想通り町らしい町はなかった。
まあ仕方がない。事実と小説は違うし、小説とドラマも又違う。Walnut Grove も当時は町だったのが今は寂れたのか、元々町というほどのものではなかったのか?
今は調べる余裕はない。次の舞台の事を考えよう。
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