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番外編
もう一度初夜です ★R18
しおりを挟む本編第三十話のもう一度結婚式の後の、もう一度初夜を経験するクリスフォードとヴァネッサです。
ヴァネッサももうクリス呼びになってますが、まだ敬語は残ってる時期です。
★R18と明記しております。
苦手な方はご注意ください。
☆★☆
王太子殿下アルスタイン様の誕生日パーティーに出席した数日後、クリスフォードと王都の街に出かけた時に、クリスフォードの希望で植物園を2人で歩き、その後クリスフォードがたまにお忍びで行くという食堂に初めて連れて行ってもらい美味しい食事を味わった後、クリスフォードから宝石店に行き、2人で選んで私にもう一度指輪を送りたい。
そしてもう一度結婚式をしたいと言われた。
あの結婚した時の指輪は自分で選んだものでないからとクリスフォードは言った。
そして結婚式と初夜のことを後悔していて、もう一度自分が指輪を送りたい!
もう一度結婚式をしたいと言ってくれた。
私はそんなクリスフォードの気持ちや言葉や行動が凄く嬉しくてもう一度結婚式をすることをすぐ了承した。
それから急ピッチで結婚式の準備をしてブレンダーザス公爵家内の会場で祭壇が用意され、もう一度式を行いそして披露パーティーを行った。
最初の結婚式ではクリスフォードと私だけで王宮にある大神殿ではなく小さな神殿で式を済ませただけだけど、この日はお義父様だけでなく私のお父様、お母様、ジョルジュ、ミーナそしてミーナの家族ウォンタートル伯爵家のみなさんを招いて行われた。
式が終わってから披露パーティーが行われたのだけど、賑やかなパーティーは夜になっても続いていて、披露パーティーというよりは大宴会になっていった。
私も楽しくて嬉しいのだけど、重い頭やキツく締められたコルセットがだんだんと効いてきて疲れてきてしまった頃、クリスフォードが耳元で囁いてきた。
「そろそろ私たちはおいとましようか?」
「えっ?」
「私たちはまだ共同作業が残ってるからね」
クリスフォードがニコッとするけどまだやらなきゃいけないことなんてあったかしら?私が首を傾げると
「結婚式の後は初夜だよ」
クリスフォードの言葉に
「へっ?」
間抜けな声が出た。
もう初夜とっくの昔に終わってますけど?
「初夜もやり直ししたいんだ」
クリスフォードが熱のこもった瞳で見つめてくる。
私の顔に熱が集まってくる。
そして身体もなんだかドロッと熱くなってしまった。
自分の身体の反応に凄く恥ずかしくて私は下を向いてしまった。
「えっ?でも…」
クリスフォードの顔を見れずに戸惑って何て言っていいかわからない。
「ヴァネッサ嫌?」
「そ、そんなことはありません」
「それじゃあ」
クリスフォードが私の手を引っ張り立たせたかと思ったら、膝裏に腕を入れてお姫様抱っこをしてきた。
は、恥ずかしい!すぐ周りを見たらみんなお酒を飲んでそれぞれに盛り上がってたけど、私たちに気付いてにこやかに手を振られてしまった。
余計恥ずかしいやないか!
「それでは皆様、お先に失礼」
クリスフォードが退室の言葉を何なく言って私を抱っこしたまま華麗にその場から去って行く。
酔った皆様はわぁ~と拍手する始末。
これからすることがバレててある意味拷問ですよ!これ!
クリスフォードは私を抱えたまま器用に1人で寝室の扉を開け、私をベットに下ろした。
「えっ?えええ」
会場から呆気に取られっぱなしの私はクリスフォードの早業に驚いてちゃんとした言葉が出てこない。
「花嫁姿のヴァネッサを見た時にその場で押し倒してしまいそうになったよ」
クリスフォードがとんでもない言葉を言ってくる。
「な、何を言ってるんですか!」
「だって、本当にあまりの美しさで、このまま女神セレナ様に連れて行かれるんじゃないかって思ったから」
いやいや本当に何言ってるんですか?
それにしてもかなりの長い時間で頭も重いし、コルセットもキツくて汗もかいてるはず!
「あの、湯浴みしてからにしませんか?」
「いずれ風呂に入るんだから、一緒だよ。
それより早くヴァネッサを抱きたい」
クリスフォードの目がさらに熱が籠っていて紫の瞳がドロッと溶けている。
圧倒的な色気を放っている彼を見て私はゴクッと唾を飲み込んでしまった。
私も彼を求めているんだ、彼が欲しいんだ。恥ずかしがってる場合じゃない、私はクリスフォードの首に自分の腕を巻き付けて。
「クリス愛してます。
もう一度結婚式しようと言ってくれてありがとうございます。最高の式でした!
一生忘れられません」
「ヴァネッサありがとう私もだよ。
一生忘れられない最高の式だった。
この指輪も凄く似合ってるよ」
私の手を取りクリスフォードが指輪にキスを落とした。
「ありがとうございます。
クリスが送ってくれた指輪だと思うと凄く嬉しいです」
「ヴァネッサ愛してる」
クリスフォードはブレスレットにもペンダントにもキスを落としてきて、そして私の顔を蕩ける笑顔で見つめてきた。
私は嬉しくなって、自分から彼の唇にキスした。
クリスフォードは一瞬肩をピクッとさせたけど、目を細めて嬉しそうに舌を絡めてきて私も彼の舌に自分の舌を絡めてそれに答える。
クリスフォードは器用にほんとに器用にキスをしながら、まず私の指輪、ペンダント、ブレスレットを外してから私の頭の髪飾りを丁寧に髪を引っ張らないように外していき、結ってもらってアップにしていた髪も引っ張らないように解いていく。
どこでそんなテクニックを手に入れたんだ?なんて思いながら私も無意識にクリスフォードの服に手をかけて脱がせようとしていたようだ。
「ヴァネッサが私の服を脱がせようとしてくれるなんて初めてだね」
蕩けるように紫の瞳を潤ませるクリスフォードに言われて自分がしようとしていたことに気付いて、恥ずかしくて顔から火を吹くんじゃないかというくらい熱くなってしまった。
「あっ、あの!えっと…」
言い訳も出来ない態勢に何と言っていいかわからず、しどろもどろになっていると。
「嬉しいな!ヴァネッサ脱がせて」
クリスフォードが瞳を妖しく光らせて私から腕を離して、そんなことを言ってきた。
そう言われてどうぞ!ってされると余計恥ずかしい!
アワアワしてしまう。
チュッとクリスフォードに唇にキスを落とされて、彼を見ると両手をさあと広げて私を待っている。
私は恥ずかしいけどええい!とちょっとヤケクソ気味に彼の騎士服の襟のフォックに手をかける。
クリスフォードは凄く嬉しそうな顔してるんだけど…。
私は今まで男性の服なんて脱がせたことも着せたこともなくて、フォックひとつ外すのに凄く手間取ってしまう。
「男性の服なんて脱がせたことないから…」
焦って顔や手に汗をかきそうになっている。
「私が脱がせてもらったことないのに、ヴァネッサにそんな経験があったら許せないよ」
クリスフォードがジッと射抜くように私を見つめながら、私の腰を撫でてくる。
「あっ!」
クリスフォードの視線と彼の手に思わず反応してしまう私。
「もう可愛いすぎ!」
クリスフォードがそう言って、態勢を変えて私をベッドに寝かせて覆い被さってくる。
「ク、クリス?それじゃあ脱がせられません」
「ん~?」
クリスフォードは聞いているのかいないかのわからない反応で、私の顔中にキスの雨を振らせてくる。
「ヴァネッサに服を脱がせてもらおうと思ったけど、今日はもう我慢出来ないからまた今度お願いするよ」
そう言ってクリスフォードは私をクルンと回転させて、うつ伏せにしてからドレスのフォックを外してコルセットを緩める。
「ど、どうしてそんなに手際がいいんですか?」
クリスフォードのあまりの手際の良さにそんなことはないと思いながら、女性のドレスを脱がせた経験があるのかも?と思ってしまう。
私とはいつも夜着を着てだったからこんなにキッチリとしたドレスを脱がされたことはない。
「ヴァネッサ、私を疑ってるの?
ヴァネッサ以外の女性には触れたくもないからもちろん経験したことないよ」
クリスフォードが少し悲しそうに目を伏せる。
私はそんな彼を見て胸がギュッと痛くなる。
「クリスごめんなさい!ヤキモチを妬いてしまいました!」
私が正直に言うと、クリスフォードは片手を顔に持っていって、はぁ~と溜息を吐いて。
「ヴァネッサ、可愛すぎ!それ以上私を煽らないで!手加減出来なくなる」
クリスフォードはまた私をクルンと回して仰向けにして、チュッと私の唇に吸い付いてきた。
「ドレスもコルセットも仕組みがわかってしまえば簡単だよ」
クリスフォードはそう言いながらもすんなりと私の身体からドレスを抜き去った。
仕組みがわかればって…みんながそんなに簡単に出来ることではないと思うんだけど…
っていうかドレスがなくなって所詮下着というペチコートやコルセットだけになると、何だか余計恥ずかしくなるんだけど。
恥ずかしくなってアワアワしていると、クリスフォードがクスッと笑う。
笑われてしまったことに私がムスッとすると、クリスフォードが嬉しそうな顔をする。
「ヴァネッサ恥ずかしがって可愛いな。
どんな姿でもどんな顔してても私にとっては可愛いだけだよ」
うわっ!凄いパワーワード!
クリスフォードの言葉に恥ずかしさと共に嬉しさが湧き上がってくる。
「クリス好きです!」
クリスフォードの首に腕を回しながら言うとクリスフォードの顔がボッと赤くなった。
ふふっちょっとやり返した気分になって嬉しい。
「もぉ~本当にヴァネッサには敵わないよ」
鼻と鼻がくっつきそうな距離でクリスフォードに照れ臭そうに言われて。
「それは私の方ですよ」
間近の彼の瞳を見ながら言うと、チュッと音を立ててキスを落とされた。
「もう一度初夜のやり直しをさせて」
クリスフォードがそう言った後、私の残りの下着などを優しく脱がせて、彼もすぐ自分の服をすべて脱いだ。
お互い生まれたままの姿になった。
彼の瞳を見ると、キラッと光る美しい紫の瞳がトロンと蕩ける様を見るのが凄く好きだ。
クリスフォードの瞳が潤んでいるように見えて私は少し身体を起こして彼の瞳めがけてチュッチュッと両瞼にキスを落とした。
私の唇が近付いてきて、クリスフォードが反射的に瞼を閉じたから。
「クリスの紫の瞳がとても美しくて思わず口付けしたくなったんです」
クリスフォードが目を見開いた後、すぐに泣き出しそうなクシャッとした顔になった。
何とか涙が出るのを堪えているようにも見える。
クシャッとなっても美しい人は美しいのねと私は冷静に思った。
泣きそうな顔のクリスフォードは幼く見えて、庇護欲が湧き出てくる。
私は彼の両頬に自分の両手で添えながら自分から彼の唇に自分の唇を繋げていった。
普段はなかなか自分から積極的に出来ない私だけど、クリスフォードの幼い表情に刺激されたのかもしれない。
「ふっ…ん…」
クリスフォードが私の後頭部を手で支えながらどんどんと深いキスをなっていく。
お互いの舌を絡めさせて、唾液も交換するようにお互いの口の中を貪っていく。
「はっ…んん…」
クリスフォードの舌が気持ち良くて、唾液も甘く感じて私は堪らず声を漏らす。
私がキスで感じているのがわかってかクリスフォードの舌の動きが激しくなる。
私は彼に何とかついて行こうと自分の舌も激しく彼の舌に絡めたり、彼の口角をなぞっていく。
「っ!…」
珍しくキスでクリスフォードが身体をピクッとさせた。
彼も気持ち良くなってくれていると実感して嬉しくなってもっと舌を絡めたり、彼の口の中を舌で愛していく。
「はぁ…」
二人の唇が離れて私は気持ち良い溜息を吐いた。
「今日のヴァネッサはとても積極的で凄く嬉しいよ。
ヴァネッサ愛してる」
「あっ!…」
クリスフォードが耳元で囁いてから舌を私の耳の中に潜り込ませてくる。
彼により耳も感じるようになった私。
いつもなら恥ずかしくてちょっと駄目なんて言ってしまうけど、今日はクリスフォードにも気持ち良くなってもらいたくて、手で彼の背中や胸を撫でたりする。
「!っ…」
とクリスフォードから反応が返ってくる。
私は嬉しくなってどんどん積極的になる。
クリスフォードが私の耳や首筋、鎖骨の辺りを舌で舐めながら手で私の脇下や腰を撫でてくる。
私も身体を起こして向かい合うようにしてから彼の胸から腰へとどんどん手で身体を撫でながら下へ下りていく。
そして今まで私から触ったことのない彼の剛直に到着した。
もう彼のものはお腹に付きそうなくらいになっている。
少し恥ずかしさや戸惑いがあったけど、初めて私から彼のものに触れた。
「…っ?!ヴァネッサ?」
クリスフォードが驚いて私の鎖骨から顔を離して目を見開いて私を見てくる。
「クリス、その、…嫌ですか?」
私はたぶん目が潤んでいるだろう。
恥ずかしいけど、触ってみたい。
クリスフォードに気持ち良くなってもらいたいと思って触ったっだ。
「そんなことはない!
その…凄く嬉しい…嬉しいけど…」
クリスフォードが顔や耳まで赤くしながら戸惑った顔をしている。
いつもは夜の時間でもクリスフォード主導で、彼が受け身になったことはない。
だから戸惑っているのだろう。
「いつも私ばっかり気持ち良くしてもらっているから…その、わ、私もクリスに気持ち良くなってもらいたくて…」
「嬉しいよ、ヴァネッサありがとう。
でも無理しなくていいんだよ。
大丈夫?」
クリスフォードはそう言いながらも潤んだ欲を孕んだ瞳で私を捕らえてきた。
彼が望んでくれていると実感できる。
彼のその瞳を見ると、私の身体の奥が潤んでくる。
「大丈夫です…私したいです。
でもは、初めてなのでクリス教えて下さい」
私はそう言いながら力加減がわからないけど、彼の大きいものを右手で握って上下に擦ってみた。
「ああ、ヴァネッサ。
ヴァネッサが触ってくれてるだけで例えようもないくらい気持ち良くて昂ってくるよ…」
私はわからないなりに彼の括れたところを指で触ってみる。
「ん…そこ気持ち良いよ…そこもう少し強めに指で撫でてみて…」
クリスフォードがはぁと息を吐きながら希望を言ってくる。
私は彼の言う通りにしてみる。
「…っ、はぁ…」
クリスフォードの色っぽい声が返ってきて、私はゾクゾクとしてきた。
あぁ、攻める方も気持ち良いものなのだ。
これクセになりそう。
私は少しクリスフォードから身体を離す。
クリスフォードがどうして?というように首を傾げてい寂し気な顔になる。
私はそのまま彼の下の方へ顔を持っていって、彼の先をペロッと舐めてみた。
「ちょっと!ヴァ、ヴァネッサ!」
クリスフォードの上半身がビクンッと大きく跳ねる。
私は構わず彼の大きいものの先端をパクっと口に含んだ。
「うっ!…そ、そんなことヴァネッサやらなくていい!…」
私はそのまま彼の大きいものを飲み込んでいく。
口を窄めればいいのかな?
口を窄めながらさっき彼がさっき言っていた括れの辺りに舌を這わせた。
「くっ!!ヴァ、ヴァネッサ、ちょっと…」
クリスフォードが私の頭に手を持ってくるけど、本気で引き剥がそうとはしない。
私は大丈夫なんだと思って、クリスフォードのは大きいから私の口に全部収まらないから手で下を握って刺激しながら口を窄めて吸い付くように頭を上下してみた。
「うっ!……あっ、…」
クリスフォードの気持ち良さそうな声が聞こえてきた。
私は上目遣いで彼の顔を見てみる。
顔だけでなく胸の辺りも赤くなっているクリスフォード。
何かに堪えるように眉間に皺を寄せて少し上を向いて息を吐くクリスフォードがこの上ない色気を放っていて、私の身体はもっと潤んでくる。
私は口や手を上下させているけど、私が彼を気持ち良くさせようとしているのに自分が気持ち良くなってきて腰が揺らめいてしまう。
その時、クリスフォードに頭を持たれて彼のものから離される。
嫌だった?気持ち良くなかった?
「クリス?」
私は心配になってクリスフォードを見上げる。
「違うよ、ヴァネッサ。
ありがとう、私の為に。
私は凄く幸せだ。
気持ち良すぎてすぐにイッてしまいそうだったからなんだ。
今日は私がヴァネッサに気持ち良くなってもらって、ヴァネッサの中でイキたい」
クリスフォードが圧倒的な色気を放ちながら紫の瞳を獰猛にギラギラさせている。
食べられる!
直感でそう思った時にはクリスフォードに再び押し倒されていた。
「あっ!…ああっ…ああああーーー!」
クリスフォードに両足を肩に担がれながら奥をガツガツと突かれてもう何度目かわからない絶頂を迎えた。
そのすぐ後、クリスフォードの温かいものが私の奥に広がってきた。
それも凄く気持ちいい。
最初は正常位で次はうつ伏せで腰を高く上げてクリスフォードを迎えて、彼も2回果てて、3回目も今果てたけど彼はまだまだおさまらないみたい。
今度はクリスフォードは座ってその上に私を乗せようとしている。
私はもう何度も絶頂していて、ハァハァと息が上がっている。
「クリス!、ちょっ、ちょっとまっ…てっ…!」
私は続け様に何度もイッて少し休憩したくてクリスフォードに訴えたのだけど。
「ヴァネッサ無理だ…あんなにヴァネッサが煽ったんだから責任取って」
クリスフォードがそう言いながら私の蜜口に剛直を宛てがい私の身体をゆっくりと落としていく。
「うぁ、ああっ…あああぁ、…クリ、ス…あん…やっ…まっ…ああああっー」
「はぁ、ヴァネッサの中が凄い締まってうねっているよ…堪らない、止められそうにない」
ああ、私は後悔している。
絶倫のクリスフォードにいつになく火を点けてしまったようだ。
これはやめてくれそうにない。
確実に朝までだ。
私大丈夫かな?
「あぅ…ああああん…ふ、ふか…」
奥深くまでクリスフォードを受け入れて、腰から頭に突き抜けるように快感が襲ってきて、ブルッと身体が震えて上半身が仰け反る。
「グッ…ヴァネッサ…締め過ぎ!食い千切られそうだよ」
「そ、そん…な…あん、あああ、わか…ら…」
クリスフォードが少し私が落ち着くまで待ってくれていたけど、ゆっくり腰を動かし始めて下からグイグイと突き上げてきた。
「ひゃああ、…ふぁん…あん、あっあっ…」
もはや拷問のような快感の波に私は翻弄されて、クリスフォードにしがみ付いてあられもない声を上げるだけになっている。
「あぅ、あん、あっあっ…ああああ、うぁん、ああああーーーー」
「ああ、ヴァネッサ、愛してる、愛してるよ。
綺麗だ、可愛いよヴァネッサ…」
朝まで私は揺さぶり続けられて、クリスフォードを決して煽ってはならないと思ったけど、彼に愛されて幸せな気分で目を閉じた。
昼前に一度目が覚めたけど、クリスフォードが嬉しそうにあれこれと私の世話を焼いてくる。
私は動くのもしんどくて彼にされるがままになっている。
起きた時はすでに身体を清められていて、水分を取らせてもらってクリスフォードの膝の上で給仕してもらいながら食事を食べてまた眠った。
クリスフォードは今日明日とお休みらしい。
うん!ちょっと後悔したけど、でもクリスフォードが幸せそうに楽しそうに私のお世話をしてくれるのを見ているとたまにこういうのもいいかと私は思った。
私もクリスフォードが私によって気持ち良くなってくれてるのを見ることが嬉しいと思ったし、私も幸せで気持ちが良くなることだから良いんだよね?
夕方に起きてからクリスフォードの膝の上に乗せられて。
「ヴァネッサ愛してる。
最高の初夜だったよ。
ヴァネッサがあんなことしてくれるなんて…最高だ…ハァ~またしたくなってきた」
「えっ、クリス!待って下さい!
今はもう駄目です!」
私は必死に訴える。
「ふふっ、わかっているよヴァネッサ。
愛してる、可愛いヴァネッサ」
クリスフォードが瞳を蕩けさせながら私の顔中にキスを落としてきた。
「クリス、私も愛してます」
そう言って私も彼の顔中をキスした。
クリスフォードは嬉しそうに目を細めてキュッと私を抱きしめてきた。
後で身体は辛くなるけど、こういうのもいいかもしれない。
たまにはね!
★☆☆
長らく更新がありませんでしたが、やっとクリスフォードとヴァネッサのもう一度初夜を更新することが出来ました。
引き続き読んで下さり、お気に入りも続けて下さってる方々に感謝致します。
私事で体調不良やリアルがバタバタしていて、長期間空いてしまいましたが、何とか更新出来ました。
リハビリ的な感じで違う短編も更新致しましたが、またこちらの番外編やスピンオフのセントバーナル王子殿下とエンヴェリカの短編を更新していきたいと思っています。
セントバーナルとエンヴェリカのお話はだいぶ書き貯めているので、数日中に1話ずつ本編完結まで毎日更新して参りたいと思っています。
本編完結後、こちらの番外編にありますセントバーナルの憂鬱は短編の方に移動します。
どうぞよろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。
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