ローゼンクランツ王国再興記 〜前王朝の最高傑作が僕の内に宿る事を知る者は誰もいない〜

神崎水花

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1章、人が生きる世こそ地獄ではないか

14話、ツェツィーリア出陣

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 領都ローリエよりかき集めたローゼンヌ勢390名を率い、ツェツィーリアは街道を急ぐ。のゲーベンドルフ公爵が命名す、このは一部に丘陵や木々こそあるものの、その殆どが広大な平地で構成されていて、かなり遠方まで見通す事が出来るのだ。
 ツェツィーリアは敵の雷電が如き領都急襲作戦を最も警戒していたが、見渡す限り敵勢は見つからずその心配は杞憂に終わった。

 領都ローリエから、北北東に伸びるフォールン街道を数キロほど進むと三叉路があり、その三叉路を直進すればブルーメの町を経由しローゼリア方面へ至り、逆に南南東へ転ずれば先ほどより道幅は狭くなるものの、アデン男爵領方面へと進む事ができるのだ。
 輜重隊を同行させていないローゼンヌ軍は通常の軍隊よりも行軍速度が速く、ローゼンヌを侵略しようと進むアデン男爵軍を、視認できる距離まであとわずかの所にまで迫っていた。

↓ ローゼンヌ軍、アデン軍双方の進行ルート図です ↓ 
https://kakuyomu.jp/users/MinawaKanzaki/news/16818023214156903306 
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 木々や遮蔽物も少ない上に時期的に麦も育っておらず背が低い、身を隠す所のない平地に展開する両軍の動きは共に丸見えである。
 ツェツィーリアは敵を遠くに確認するや、兵士に移動の疲れが出ぬように速やかに行軍速度を落とし、緩やかに横陣への移行を行う。
 既に着陣済みのアデン男爵軍の前方に、街道を防ぐ扇のようにその軍を配し、ここに双方睨みあいが始まった。

 睨み合いの最中さなか、ツェツィーリアが単騎ローゼンヌ陣前に躍り出る。
 まるで戦場に似つかわしくないその風貌は、美の女神より十全を許されたとしか思えぬほどに美しく、1枚の宗教画のようでさえあった。やや白に近い金色の長い髪を風になびかせながら、透き通るような美声を敵軍勢へ向けて放つ。

「何かの間違いであるなら引き返すがいい、今なら不問とします」
 
 ツェツィーリアが作り出す、この尋常でない雰囲気に敵も当てられたのか、予想に反して敵からも返答があった。あまり例を見ない対応に軽く驚く彼女。
「間違いにあらず。あくまで当家の事情ゆえ遠慮は無用」
 
「皆、かかれーッ」
 戦闘を回避する術はない、と知るやツェツィーリアは直ちに号令をかけ、自らも前方へ大きく駆けだす。開戦と同時に敵弓兵が弓を射たが、号令一下ごうれいいっか怒涛の勢いで進軍するローゼンヌ軍に矢は素通りして当たらない。
 最序盤こそ好機! と見たツェツィーリアは従騎士ラウラ・アーデや少数の供回りを直卒じきそつし、敵前衛中央に向け馬を進める。
 敵前衛に近づくや馬を巧みに操り軽やかに跳躍し、敵前衛ひしめくただ中へ華麗に降りたつのだ。敵の令嬢が槍を携え最前線に突入してくるとは敵すらも思わず、わずかに、ほんの一瞬対応が遅れてしまう。

 ツェツィーリアが穂先の横に刃の付いた槍を横なぎに払うと、ほとばしる鮮血と共に数名の敵兵がバタバタと地に倒れる。戦場で舞う彼女の前での逡巡しゅんじゅんは死を意味する事と知り、敵兵は果敢に立ち向かうも無惨にその屍を晒すのみであった。
 そんなツェツィーリアに付き従うラウラもまた強く、馬上にて紫の髪をなびかせながら懸命に槍を振るう。主人の敵を討ち果たすべく眼前に現れる敵を次々にほふっていくのだ。

↓ ラウラ挿絵です。主の矛となるべく奮戦しています ↓ 

  
 敵の中央より突入したツェツィーリア率いる供廻り勢は、騎馬の持つ強力な突撃力を正面からぶつけ減衰させて行くのを良しとせず、柳の枝のように敵の力を上手く受け流し、右へ緩やかに曲線を描きながら敵陣内を蹂躙して行く。
 その機動は、押し寄せる自軍の歩兵と上手く連動し、局地的ではあるものの半包囲の状況を作り上げていた。初陣とは思えぬ恐るべき手腕である。
 
「姫様! 突出しすぎです。何より指揮官が前線に出過ぎてはなりません」
 ラウラが至極もっともな事を言い、ツェツィーリアを下がらせようとすると。
「ええ、わかっています。お互い同数に近いでしょ? まずは敵の気勢を削いでおきたかったの」と微かに微笑んだあと、彼女は退却すべく馬の向きを変えた。

 ツェツィーリア率いる供廻り勢はめっぽう強く、前線から突入し敵陣内をズタズタに引き裂いて行く。通常騎兵隊と言えば敵を側面や後背から突いて陣を切り裂いて行くものだが……、まさか正面から突破されようとは思いもよらなかったのだろう。
 
 押して来るローゼンヌ歩兵部隊と、彼女が直卒じきそつする供廻り勢に局地的とはいえ挟撃の形を取られたアデン男爵軍は、初戦にも拘わらず甚大な被害を出していた。
 これは敵わぬと見たアデン男爵はその軍を後方へ大きく退かせ、木柵でしつらえた陣内へと引き上げてしまう。
 乱れつつあった陣形を整え、敵防御陣前で悠然と待つローゼンヌ軍。
 本来この地へ攻めしはアデン男爵軍側だったはずが、その戦果により立場が逆転してしまっていた。
 いくら勇猛なるローゼンヌ軍とは言え、木柵で構築された防御陣へ強攻すれば被害は大きくなる。攻め手を失ったローゼンヌ軍は敵が出てくるのをただ待つのみである。

 夕焼けに染まった空はもう間も無く日が沈み、戦場に闇が訪れる事を予感させる。
 初戦で手痛い損害を受けた敵は、その損害を取り戻すべく、『夜襲を行ってくる可能性が高い』と判断したツェツィーリアにより、ローゼンヌ軍は陣を大きく後退させていた。
 そうして敵との距離を確保したうえで、夜襲への警戒を徹底させたのである。
 腰袋に数食分の食事と水しか持たないローゼンヌ軍は、着の身着のまま大地に横たわり夜を過ごす事になる。敵の攻撃を遅滞させる木柵や馬防柵、進軍を阻む拒馬きょば、雨風を凌ぐ天幕などの野営装備を何ひとつ持っていなかったから。

 ◆◆

 一方その頃敵陣では。
「閣下、夜襲をするなら今晩をおいて他にありません。敵は柵も無い状況、騎馬で突撃するだけで簡単に蹴散らせましょうぞ」
 副官らしき男がアデン男爵に夜襲を献策していた。
「どうせあと数日の命よ、放っておけ」
 いやな目つきで副官を見つめながら、一見良策にも見える夜襲を退ける。
「それにな、やけに強い部隊がおる。大軍ならまだしも数百程度の軍勢では損害も馬鹿にできまい」
 と自ら出兵し他領へ侵攻したのに、兵の損耗を気に掛け渋るという謎の反応を示し副官を下がらせるのであった。

 ◆◆

 警戒を厳にするも敵からの夜襲は無く、戦端が開かれてから2日目の朝を迎えた。
 待ち望んでいた輜重の数々がローリエよりもたらされる。補給される軍需物資の数々を見つめながらツェツィーリアは問うでもなく言うでもなく呟く。
「おかしいわ、柵に拒馬さえも無い昨晩こそ、夜襲の絶好機だったのに」
 思い通りに事が運ばない事への愚痴なような気もしたが、ラウラは敢えて答える。
「夜襲を警戒している事を読んだのでしょうか? 或いは初戦の被害が余りにも大きすぎたとか……、敵司令官が負傷したとかは無いでしょうか?」
 色々と想像を巡らせ相手を理解しようとするが、わざわざ絶好の機会を逃す敵の意図が読めずに苦心する2人。足元を掬われぬようせめて油断だけはすまいと誓うツェツィーリアにライラであった。
 
 結局この日も敵は防御陣から一歩も出ず、剣戟を交わす事なく一日を終えようとしていた。この一連の敵の行動をいぶかしんだツェツィーリアは近習全員を集め喫緊きっきんに軍議を開く。
「自ら他領へ侵攻しておきながら、初戦の損害で陣に引きこもるのは解せません。どういう事でしょうか?」と近習の1人が投げかけると、これを皮切りに自由闊達な意見交換が始まり様々な憶測が語られる事となるも、どれも意見としては弱く納得できるものではなかった。

「やはりこれしかありませんか……」

 動かない敵軍にツェツィーリアの心底でくすぶっていた敵への不信、出来れば口にしたくは無かったが、もしこれが事実だった場合大変な事になってしまう。
「敵に後詰ごづめがあるとしたら、 どうです?」
 敵が一切の戦闘活動を停止し、防御陣に引き籠る理由はこれしか思いつかなかった。そう、援軍の存在だ。先ほどまでは勝ち戦なれど動かぬ敵に憤慨していた皆であったが、この一言で雰囲気が大きく一変する。
 
「確かに……それならばあの動きも納得できます」
「ですが、後詰めがあるとしても一体何処の軍が? アデン男爵領は小さく兵をかき集めた所で我が方を大きく上回るとは思えません……」
「将であるアデン男爵が先に侵攻し、家臣が後詰めを連れてくると言うのも変では?」
 色々な意見が飛び交う。
 確かにアデン男爵領は我々に比べ小領であり、民に無理を強い強引に兵をかき集めた所でローゼンヌを圧倒する程の兵になるとは思えない、また配下の将が先発し男爵が後詰めをするならまだしも、その逆はおかしかった。
 ではどこが? どこから後詰めが来る?

「まさかハーゲ子爵?」

 ツェツィーリアがこの世に生を受けてから今のいままで、治安活動や軽い諍いはあれど隣領との戦争などただの1度も無かった。それが先日布告すら無く隣領アデンより突如として攻められ、この上ハーゲ子爵からの後詰の兵までやって来るなんてありえるのだろうか? ありえない、ありようはずがない。昨年の大公殿下と公爵閣下の戦い以降急速に形骸化しつつあったが、本来帝国貴族同士の死闘は厳禁なのだから。

 以前までのツェツィーリアならこれらを『ありえない事』と切って捨てていたかもしれないが、つい先日のローゼリアの件がある。あの優しきフランツ叔父様が御子おこであるアルザス殿に亡きものにされるなど誰が予想できたであろうか。
「この世にありえない事こそありえないのかもしれない……」と小さくつぶやき、この時の決断が無ければ後に『ローゼンヌはあの時滅び、至高王の統一は無かったかもしれぬ』と後世の歴史家に言わしめる程の決断を下す。
 
 「敵に後詰めがあると考えるのが最も理にかなっています。直ちに馬防柵を含む陣地の総点検を行い弱い所は補強してください。2倍3倍の敵が来ることも考えられます」
 ツェツィーリアの命を受け、陣内は俄かに慌ただしくなる。
 「ヘイゼル、貴方には護衛として手勢25名を貸し与えます。今すぐ輜重隊を率いミッテ街道を戻り、三叉路で陣地を設営して待機するのです。もし可能であれば出来るだけ堅牢にしてくれると助かりますが、無理はしないでください」
 
 守備兵390名を率いローリエを発ったローゼンヌ軍は、初戦で敵戦力の1/3ほどを削る事に成功していたが、無傷の勝利と言う訳にはいかず20数名の戦死者を出していた。手勢25名は総数の1割には満たないものの、敵の後詰総数が分からない今失うは非常に痛い。
 だが数倍の敵と対峙せねばならない可能性がある以上、輜重隊を後方へ下げておくのは道理ではある。
 豊富な余剰戦力で迂回戦法を取られ、輜重隊を攻撃されれば終わりであるし、退却の際はその足の遅さから退却難易度が極端に跳ね上がってしまう。古来より輜重を軽んじた結果補給を失い敗れた、滅んだという話は枚挙まいきょいとまがないのだ。
 
「ラウラ、貴女あなたは急ぎお父様の元へ戻りこう告げるのです。
 1つ、敵にハーゲ子爵より後詰めありと、含みを持たせると油断に繋がりますから言い切ってください。構いません責任は私が取ります。
 2つ、公爵様へ急ぎ停戦のとりなしを。
 3つ、兵の招集を急がせてください。
 4つ、ローゼリアへ援軍を頼むよう伝えてください。頼みましたよ?」
 と言いながらも4つ目のローゼリアからの援軍は厳しいだろうなと自覚するツェツィーリアであった。
「姫様、申し訳ありませんがお断りさせて頂きます。姫様のお側で最後までお守りするのが私の役目です。どうか、どうか他の者に」
 ラウラの強い決意を秘めた小豆色の瞳に見つめられツェツィーリアは折れる。
 使者を他の者に任せた後、いつやってくるかわからない敵の増援に対する防備の増強や、矢を防ぐ盾に矢の残存数など軍需物資を改めて総点検し、追加が必要であれば急ぎローリエへ使いを出すよう指示を行うなど、明日以降の戦いへの準備に奔走してまわるのであった。

 帝国歴202年3月12日
 ローゼンヌ南東にて戦端が開かれてから、ゆうに3日が経っていた。
 仮にハーゲ子爵より後詰めがあった場合、その戦力は如何ほどだろうか?
 戦いとは基本攻められた方が不利である。攻める方は事前に兵や、武装、矢や食料などを含む輜重を十二分に用意する事が出来るが、攻められる側は準備を行う時間が少ない。勿論これらは全てに当てはまるわけでは無く、隣領との距離や、城郭や城壁などの防御施設の有無、開戦の予兆を知る能力(諜報力)次第ではかなりの不利を覆す事も可能ではある。
 同じ子爵家であってもローゼンヌは不意を突かれた側であり、ハーゲ子爵は入念な準備を行った上での出兵である。動員力に大きな差は無くても即応戦力の差は大きい可能性が高い。
 
 ハーゲ子爵軍が来るまでに、少しでもアデン男爵軍を削っておきたいところね。
 そう考えたツェツィーリアは膠着した戦況を打開すべく軍勢を動かすが、残念ながら敵は動かない。防御陣に引き籠り出てこないのである。業を煮やしたローゼンヌ軍は『ツェツィーリアが好きじゃないから』という理由で行ってこなかった罵倒戦術を試みる。
 兵達各々が思いつく限りの罵詈雑言を敵に浴びせ挑発し、これに逆上した一部の敵兵がまんまと突出してくるも、危なげなくそれを撃退する。本策で敵に軽い損害を与える事には成功したが、それ以降一切防御陣から出る事は無いアデン男爵軍であった。
 
 火計で陣を焼くには風が無く、挑発にも最早動じずただいたずらに時が過ぎていく。
 時は夕刻に迫ろうとする頃、ハーゲ軍の動向を探らせていた斥候が戻る。
 敵にはやはり後詰があったのだ! 
 ハーゲ子爵軍総勢600名程がミッテ街道を北上し、本日アデン領に到着したとの知らせだった。

↓ MAPです。ハーゲ子爵軍の現在位置が判明しました ↓

 
 アデン領はここから近い、おそらく明日の朝には到着するだろう。
 ローゼンヌに未来はあるのだろうか、先はまだ見えないでいた。
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