ローゼンクランツ王国再興記 〜前王朝の最高傑作が僕の内に宿る事を知る者は誰もいない〜

神崎水花

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1章、人が生きる世こそ地獄ではないか

15話、白銀の戦乙女

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 帝国歴202年3月13日
 恐れていた敵の後詰めが到着し、その堂々たる姿を戦場へ現した。
 アデン男爵軍280に、新たにやってきたハーゲ子爵軍が600。
 併せて880ほどに増強された敵軍と、ローゼンヌ軍338名が戦場で対峙する。
 
 その戦力差は実に2倍以上ではあるが、ツェツィーリアは少し安堵していた。
 その理由は敵の後詰めが想像以上に少なく、千以上の敵がやって来ると考えていた所への600だからである。兵力差による不利は変わらないものの前線で指揮を執る彼女に取っては朗報であるとさえ言え、幾分か気が楽になったのだ。

 ツェツィーリアの狙いはこうだ。
 初戦と昨日の罵倒戦法で被害を受けたアデン軍は、既に兵の3割近くを失っている。ここ数日の彼らの消極的な動きは、本戦いの主導権がハーゲ側にある事を暗に示しており、兵の大半を失うリスクを犯してまで死力を尽くすとは思えない。まず積極的に攻勢をしかけてこないだろう。

 ローゼンヌ軍の持てる力の全てを、ハーゲ軍にぶつける。
 まさに乾坤一擲の一撃を持って敵主力に大打撃を与えるのだ。大きな被害を与え出鼻を挫けば、公爵閣下の停戦交渉に乗って来る可能性も大いに高まるはず。
 
 あからさまに兵を片方に集中させるとバレてしまう。アデン軍前面に押し出す部隊には旗を多めに立て、盾を出来るだけ配備させ目隠しとし、密度の薄さを敵に悟られぬよう策を施す。
 アデン軍の前面を担当する左翼軍には、出来るだけ防御に徹するよう厳命を出す事も忘れない。

 準備が整ったローゼンヌ軍は直ちに行動を開始する。

 かくして戦いの火蓋は切られた。
 アデン軍と対するはローゼンヌ軍左翼100名、思い切って大量の盾を配備したのが功を奏したのか良く粘り良く戦っていた。ツェツィーリアは左翼の善戦を見届けたあと澄んだ声で高らかに演説する。
「彼らは最初から勝ったつもりでいます。勝ち戦とは命を惜しむもの、我らは命を惜しみません。どちらが勝つかは明白でしょう」
 
↓ いままさに突撃を敢行せんとするツェツィーリアです ↓

  
 その青く美しい双眸は強く前方を見据え、槍を持つ右腕が振り降ろされる。
「私につづけーッ」
 と号するや、右翼の後背に紛れるように身を隠していたツェツィーリアの本軍が凄まじい速度で動き出しハーゲ軍前衛に突き刺ささった。

 ただひたすらに敵をなぎ、突き、殺す。

 穏やかで民を慈しみ、良き君主であるツァハリアスの一粒種が、その美貌で臨むものは何でも手に入りそうなあの美姫が、民に愛されるローゼンヌの艶花が戦場で槍を一心に振るい、均整の取れた肢体を返り血で真っ赤に染めていた。その姿を見たローゼンヌ兵は何をおもわんや、恐れず、退かず、姫の敵をただ一心に屠るのみである。

 それに相対すは、アデン男爵軍との戦いで疲弊しきり後はとどめを刺すだけだろう。などと甘い考えで戦場へやってきたハーゲ子爵の軍勢である。
 人を率いるには誰よりもまず自分が範を示さねばならぬと、先頭で我が身を危険に晒しながら屍の山を築く敵の姫と、姫を殺させてなるものか! 露払いは我がするとでも言いたげに迫る、自己の命すら惜しまない熱狂的な兵の塊が巨大な激流のように押し寄せるのだ。対峙する敵兵からすればそれはまるで伝説の『死を司る白銀の戦乙女ヴァルキュリア』とそれに従う死を恐れぬ戦士エインヘリヤルのように映り、彼女らに恐れおののき戦慄した。
 恐怖や混乱は人に伝播するのだ。
 勝ち戦と慢心していた敵兵は死を恐れ、逃げ惑い始める。ツェツィーリアの言う通り人は勝ち戦となると本質的に及び腰になる。死ねば褒美がもらえないからだ。

 ハーゲ軍の前衛に突き刺さる、始めは小さな棘の様であった一撃が、死力を尽くし奮戦する鬼神が如きローゼンヌ軍の猛攻によりハーゲ軍を深く大きく抉り裂いていく。大きな被害を出し、戦線が崩壊しそうになったハーゲ軍はたまらず退却のラッパを鳴らす。 
 このラッパが戦場の混乱に拍車を掛けた。
 大きな戦力差のあるこの戦い、敵が瓦解しそうな今こそ追撃で兵を削らねばならない。今こそ好機と見たツェツィーリアは疲れた体に鞭を打ち、直卒の部隊と共に戦場を駆けに駆ける。
 
 終わってみればこの戦いはローゼンヌ軍の大勝利であった。
 特にハーゲ軍は甚大な被害をだし半数近くが戦死または離脱、アデン軍は少し減らしその総数は併せて500と少し、開戦前と比べその総数を大きく減じていた。
 
 戦いが終わり、陣地へ帰着すると直ちに負傷者を選別し治療に当たらせるが、大勝利したとは言えローゼンヌ軍は少ない兵数を更に減らしていた。戦いである以上無傷の勝利などあり得ないのだ。
 「姫様、左翼ですが戦死者に戦闘不能者が併せて23名、本軍右翼は併せて40名の被害です。大勝利です!」
 「そう、ありがとう」
 国を守るため、民を守るため今日もまた『本来慈しむべき民』でもある兵が女神様の元へ旅立ってしまった。
 この数日、ツェツィーリアは初陣とは思えぬほどの才を廻りに示している。しかし忘れてはならない、彼女はまだ20歳のうら若き乙女なのだ。
 過去にどこかで見た者、いつも優しそうに話しかけてくれる兵、笑顔が素敵だった少年兵、野営の際に娘が生まれた事を幸せそうに語っていた兵が、知った顔が、自分の命令で次々と死んでいく事に慣れていなかった。
 亡くなった者へ思いを馳せ涙を流しつつ、今生きている者を1人でも救おうと治療所へ向かうツェツィーリアであった。
 
 ローゼンヌ軍の大奮闘により敵軍は大きく兵力を削がれた事を知り、領都ローリエは歓喜に沸いていた。この喜びに満ちた皆の顔が一転、悲哀に満ちた顔になる事を知る者はまだ誰もいない。
  
 帝国歴202年3月14日
 戦端が開かれてから5日目の数をかぞえ、ハーゲ子爵の後詰めが現れてから2日目の朝を迎えていた。さすがに前日の被害が大きすぎたのか、士気の上がらぬ敵軍は本格的に槍矛を交えようとはせず、戦いは小規模に行われるのみである。

 多少の剣戟を交わすも敵はすぐに引き上げてしまう。
 そんな状況が続くなか領都ローリエから恐ろしい一報がもたらされる。
 公爵領を通過してきたハーゲ軍本体によりローリエが急襲されたと言うのだ。
 そんな事がありえるの?
 想像すらしていなかった内容に狼狽えるツェツィーリア達。
 
↓ 公爵領を迂回しローリエの背後を襲うハーゲ本軍の進行ルート図です ↓ 

 
 公爵とはゲーベンドルフ公爵の事を指し、いま帝国で最も力を持つ貴族であり、幼き新帝を補佐する帝国の摂政でもある。公爵の新帝をあまりに蔑ろにするやり方に帝室の危機を覚えた一部の臣下や大公殿下は、昨年『奸臣討つべし』と天下に檄を発し公爵との戦闘状態に突入する。しかし戦いは終始公爵軍の有利に進み大公軍はあえなく退却してしまう。
 実質大公殿下の敗北と言ってよかった。大公殿下は帝国南部に広大な所領を持ち現帝室とも血縁である。のだ……。
 
 その公爵領をハーゲ軍が素通りしローリエを急襲したと言う、これはこの戦いが公爵の知るところであり、と言う事ではないか? お父様に公爵閣下へ和平の取りなしをお願いしたが失敗に終わるだろう。それどころか公爵家に睨まれる危険性を冒してまで当家に味方しようとする者は現れず、逆に公爵の点数を稼ぎたいと敵側に回る者が現れるかもしれない。

 ローリエのお父様へは予備兵や退役兵の招集をお願いしていたが、どれくらいの兵が集まったのだろうか。公爵領側から現れたハーゲ軍は千を少し越すそうで、決して楽観できる数ではない。ここに残り敵軍の合流を防ぐを是とするか、急ぎお父様と合流し敵と当たることを是とするか是非の決断がつかないでいた。
 
「姫様、戻りましょう。我々の軍は倍以上の敵にも負けませんでした!」
 とラウラが言うと他の者もラウラに続く。
「そうです。今度はハーゲ本隊に目に物見せてやりましょう!」
 わたしに決断を促したのは次に放たれた何気ない一言だった。
「ローリエを失い、ツァハリアス様を失ったらここでの奮戦に一体何の意味が……」
 確かにそうだ。ここで数少ない味方を奮い立たせ劣勢にもくじけず奮戦を続けるのはローリエを、そこに暮らす民を、そしてローゼンヌ家を守るためだ。
 それに考えたくはないがローリエが落ち、お父様が討たれた場合ここに居ればされる。それはツェツィーリアが率いる軍の全滅と同義だ。皆の命を預かるものとしても全滅は絶対に避けねばならない。兵士一人一人、本来はかけがえの無い命なのだから。
 それには軍を三叉路まで下げるべきね。万が一に備えヘイゼルに陣の設営を頼んでおいて良かった……。
 
「三叉路まで退却します」
 ツェツィーリアは退却を決断する。
 自軍に倍する軍勢を背に背負いながらの撤退だ、その退却は熾烈を極めるかも知れない。昨日の戦いで盾を多く配し左翼を担わせた部隊を率い、共に最後尾へ立つ。その部隊の後方には弓隊を配し援護させる予定だ。
 
 撤退が開始される。
 まずは怪我人を先頭に随時退却させて行く。
 いくら連日の敗北で士気を下げたとあれど、退却する我々を見逃すほど敵は甘くはない。すぐさま敵が追撃戦の構えをとって見せた。
 先の戦闘では双方横陣を広く展開し面でぶつかり合ったが、撤退戦は真逆となり点の衝突となる。街道を縦列にて退却していく味方を守るため、殿しんがりと言われる最後尾の部隊が身を挺し撤退中の味方を守るのだ。
 敵は攻め手を随時入れ替える事も出来るが、殿しんがりは戦力の入れ替えなど出来ない。と言うより最後尾にいる為、入れ替える戦力が周りにいない。
 敵の追撃を盾でいなしつつ攻撃を加えていく。敵が戦力の入れ替えをしようと前後の動きを見せた時は背後の弓部隊で矢の雨をご馳走してやった。敵が騎兵で後陣を襲う気配を見せればツェツィーリア率いる供廻り衆で迎撃を行う。
 
 退却戦にもかかわらずツェツィーリアも、その供廻りたちも、歩兵達もよく粘り戦った。不利な状況のなか互角以上の戦いを繰り広げ、敵にきっちりと損害をお見舞いしていたのだ。
 この退却戦で1つだけ朗報があるとすれば、初日の戦闘でアデン軍が、昨日の戦闘でハーゲ軍がツェツィーリアの部隊に散々ぱら痛い目に遭わされており、恐怖が染みついているのだろう。殿を彼女が率いていると知るや無理な追撃は仕掛けて来なかったのが大きい。

 撤退も順調に進み、三叉路にこしらえた陣地がもう間も無く視認できる距離まで進む事ができた。ここまでやってくると距離のせいではっきりとは見えないものの、ローリエを構成する街並みの北端部が少し見えるのだ。炎や煙も上がっておらぬ様子に撤退中のローゼンヌ軍は安堵するのだった。

 どうにか三叉路までの退却を成功させ、ヘイゼルが先立ってこしらえてくれていた防御陣地に入り久方ぶりに腰を下ろす。スープを頂こうとスプーンを右手に持ったツェツィーリアであったが、そのスプーンがプルプルと小刻みに震えている事を知る。少しでも多くの兵を助けようと槍を懸命に振り回し続けた手だ、筋肉が悲鳴をあげているのだろう。明日に向けて疲れを残さないよう無作法ながらも逆の手で揉みほぐしつつ食事を頂いた。
 陣地設営のために先に撤退させていたヘイゼルの部隊に見張りを任せ、本営用に設営された少しだけ大きめの天幕にあつらえた組み立て式簡易ベッド、ベッドと言っても厚布一枚しか貼られていないが……それに腰を下ろすと猛烈な眠気に襲われる。疲れ切ったツェツィーリアは最早それに抗うことが出来ず、簡単に意識を手放してしまうのだった。

 深夜であろうか、不意に陣内が騒がしくなり目を覚ます。
 体が鉛のように重い、開戦以来凄まじい活躍を見せて来たツェツィーリアであったが、回復し切っていない体に初めて焦りと不安を感じ始める。

 騒ぎの中心に足を運ぶと、そこにはローリエから脱出を図ってきたと思われる一団が50名ほどおり、その只中に父の姿を確認する事が出来たのだ。
「お父様!」
「ツェツィ!」
 ローリエの館ではなく、街道にあつらえられた急拵えの陣地での真夜中の再会である。ツェツィーリアはすぐに父ツァハリアスを自分の天幕へと案内した。
 
 脱出してきた父によれば、ローリエを急襲したハーゲ軍は千名以上であり、対するローリエの守備兵は300と僅か。しかもその多くは戦地に近い北門近くに集結していて、公爵領側の南門は完全に手薄となっていた。
 公爵領側から攻められるなど誰も予想できず、また、商人ら人々の往来も活発であったことから、門は開け放たれていた。そこへ敵の先遣隊が乗り込んできたのである。
 
 ローリエ内に侵入して来た敵先遣隊を撃退する事には成功するものの、守備兵に少なくない損害が出てしまった。市壁を頼りに徹底的に戦う事も検討されたが、最早これでは敵本隊相手に戦えぬと判断した父は夜半に脱出を決行、あえて南門に若干の兵士を残し『無理して戦わず夜明けと共に開門して構わぬ』と告げ脱出したそうだ。
 途中北門に残された数少ない守備兵を連れ、我が娘を何としても救いだし脱出を図ろうとここまで進んできたらしい。
 
 良くも悪くも、なんともお父様らしい差配にツェツィーリアはクスリと微笑してしまった。父の英断によりローリエは焼かれる事もないだろう。ローゼンヌとしては無傷で領都を獲られる形になる。口惜しくもあるが領民を大事にしてきたお父様らしかった。
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