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高島組合総合病院の竜さん。
ドラゴンさんの1日。午後。
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読み終わってみると…2人は居なくなっていて子供じゃなくて一緒に来ていた両親というか大人の方々が注目している。
子供用の紙芝居に現代社会の風刺的要素を取り入れてみた!
うん…なんだかんだで静かになったな!!
時計を観るともうお昼が近い…今日は確か…ビーフシチューだったはず…牛肉を煮込まないと!
社食の食堂に移動すると…もう既にいい匂い…。
「お疲れー!!」
割烹着を着て献立の確認。
やはりビーフシチュー!鍋底にお肉が焦げ付かないようにゆっくり掻き回す。
回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ。
肉達よ!
美味しく美味しくなぁ~れ!
柔らかく!とっろみがつくまで♪
よ~~ぽっん♪
溢さないようにお皿に掬って…よし!映え的にもいい感じ!
いつでもtweetしてくれやぁ!
さてさて、次次~!
入院患者さん達にお昼を持っていって…。
皆さんがお昼ご飯の最中にホールのアルコール消毒をば!
スプレーシュッシュッシュ!
布でキユッキユッ!!
アルコールは直ぐに乾くから何処までやったのか確認しにくいから気を付けないとね!
お!今日は3週目金曜日じゃないか!花の金曜日!!
病院の裏手側にある高島公園に直行!
「おっ!やってるやってるー!」
月に1度ここ高島公園にて地域の皆様や俗に言う『貧困女子』への炊き出しをしている。
女子だけが貧困じゃない!とあーだこーだと言い争いになって今では分け隔てなく配るようになった。
そこで!私は少年少女達…いや、若くしてママになった、パパになった方々に料理を教えいるのだ!
ただ飯を配って終わりなら、支援じゃなくて配給…その人が1人でも歩いていける、食っていける様になるまでが支援!と勝手ながら思ってる!あくまで私個人の思想です!
「今日はとり胸肉を使ったオムライスですよー!材料も簡単だからチャチャっとメモして行ってねー!」
そこで一緒に作ったものを一緒に食べる。
そして最近はどうよ?イケてる?
と最近はだんだん心を開いてくれる子が増えてきたから楽しい。
同じ釜の飯を食って話をしていくと悩みを少しずつ話してくれる。
時には一緒に宿題をするのだけど…今の学校の問題って難しいのね!!
全然わからないの!だから逆に教えてもらってる。
さてさて、日も沈みかけてきたから今日はこの辺で終了だな。
「じゃまた来月ね!来月じゃなくても何時でも頼ってきてもいいからね~!」
少年少女パパママ達を見送った後に病院に戻って警備員の人達と雑談をしながらカップラーメンを啜る。
「税金が上がるいっぽうだよ~。」
「給料も上がればいいのにここ3年昇給の話しもでない。」
「このままじゃ暮らしていけないよ~。」
確かになぁ~ここ数年の税金は上がるいっぽうと政治家と市役所の給料も上がるいっぽうなんだけどなぁ。
なかなか市民に反映されないんだよなぁ。
さて食後の散歩がてら夜の見回り。
テクテク歩いて………屋上へ向かうと鍵が開いてる…。
本日最後のお仕事。
ドアを開けて屋上へ出ると月明かりに照されてる1人の少女。
その長い髪の毛が風で揺れている。
「あらいらっしゃい。」
「いらっしゃいじゃねぇ、さっさと病室もどれ。」
「いいじゃない。やることないんだもん。」
微笑む彼女。
「…ったく、少しだけ付き合うから満足したらさっさと寝てくれよ。」
「うん。」
「ほら飴ちゃんあげる。」
レモンスカッシュのど飴。
「…攻めてるね。」
「…だろ。」
さすが霞ちゃん。
小一時間ほど会話して彼女を病室に戻して1日が終わる。
子供用の紙芝居に現代社会の風刺的要素を取り入れてみた!
うん…なんだかんだで静かになったな!!
時計を観るともうお昼が近い…今日は確か…ビーフシチューだったはず…牛肉を煮込まないと!
社食の食堂に移動すると…もう既にいい匂い…。
「お疲れー!!」
割烹着を着て献立の確認。
やはりビーフシチュー!鍋底にお肉が焦げ付かないようにゆっくり掻き回す。
回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ回レ。
肉達よ!
美味しく美味しくなぁ~れ!
柔らかく!とっろみがつくまで♪
よ~~ぽっん♪
溢さないようにお皿に掬って…よし!映え的にもいい感じ!
いつでもtweetしてくれやぁ!
さてさて、次次~!
入院患者さん達にお昼を持っていって…。
皆さんがお昼ご飯の最中にホールのアルコール消毒をば!
スプレーシュッシュッシュ!
布でキユッキユッ!!
アルコールは直ぐに乾くから何処までやったのか確認しにくいから気を付けないとね!
お!今日は3週目金曜日じゃないか!花の金曜日!!
病院の裏手側にある高島公園に直行!
「おっ!やってるやってるー!」
月に1度ここ高島公園にて地域の皆様や俗に言う『貧困女子』への炊き出しをしている。
女子だけが貧困じゃない!とあーだこーだと言い争いになって今では分け隔てなく配るようになった。
そこで!私は少年少女達…いや、若くしてママになった、パパになった方々に料理を教えいるのだ!
ただ飯を配って終わりなら、支援じゃなくて配給…その人が1人でも歩いていける、食っていける様になるまでが支援!と勝手ながら思ってる!あくまで私個人の思想です!
「今日はとり胸肉を使ったオムライスですよー!材料も簡単だからチャチャっとメモして行ってねー!」
そこで一緒に作ったものを一緒に食べる。
そして最近はどうよ?イケてる?
と最近はだんだん心を開いてくれる子が増えてきたから楽しい。
同じ釜の飯を食って話をしていくと悩みを少しずつ話してくれる。
時には一緒に宿題をするのだけど…今の学校の問題って難しいのね!!
全然わからないの!だから逆に教えてもらってる。
さてさて、日も沈みかけてきたから今日はこの辺で終了だな。
「じゃまた来月ね!来月じゃなくても何時でも頼ってきてもいいからね~!」
少年少女パパママ達を見送った後に病院に戻って警備員の人達と雑談をしながらカップラーメンを啜る。
「税金が上がるいっぽうだよ~。」
「給料も上がればいいのにここ3年昇給の話しもでない。」
「このままじゃ暮らしていけないよ~。」
確かになぁ~ここ数年の税金は上がるいっぽうと政治家と市役所の給料も上がるいっぽうなんだけどなぁ。
なかなか市民に反映されないんだよなぁ。
さて食後の散歩がてら夜の見回り。
テクテク歩いて………屋上へ向かうと鍵が開いてる…。
本日最後のお仕事。
ドアを開けて屋上へ出ると月明かりに照されてる1人の少女。
その長い髪の毛が風で揺れている。
「あらいらっしゃい。」
「いらっしゃいじゃねぇ、さっさと病室もどれ。」
「いいじゃない。やることないんだもん。」
微笑む彼女。
「…ったく、少しだけ付き合うから満足したらさっさと寝てくれよ。」
「うん。」
「ほら飴ちゃんあげる。」
レモンスカッシュのど飴。
「…攻めてるね。」
「…だろ。」
さすが霞ちゃん。
小一時間ほど会話して彼女を病室に戻して1日が終わる。
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