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ガゼリオ
4日目〜蛇に睨まれたカエル再び〜
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今、ヴェルトは絶体絶命の危機に陥っていた。
両手足を「バインド」なる植物のツルのような物を出現させる拘束魔法で縛られてている。
その上、謎の魔法で声が出せない。
「『サイレント」……便利な魔法だよ」
頭ひとつ分背が高いヴェルトの頬に手を伸ばしガゼリオは呟いた。
『ちょっと待ってよ! 前々から君が男の方が好きってのは知ってたけどさ!?』
必死に話そうと口をパクパクさせるが、ガゼリオの耳には届いていないようだ。
「本当は魔導士の口を塞いで詠唱できないようにする魔法なんだけどな」
『まさか今から僕を手籠にするつもりじゃないだろうね!?』
「応用すればこんな事にも使える」
『お前なんかとヤるつもりないからね!?』
「残念なのは、喘ぎ声すら聞こえなくなるところだな」
『しかも下なんてまっぴらごめんだよ!!』
「少しは俺の話を聞け!」
『少しは僕の話を聞け!』
全く話が噛み合わない2人は同時に怒鳴った。
ガゼリオは面倒そうにため息を吐いた後、身動きの取れないヴェルトの武器を奪い、シャツのボタンを外してゆく。
『やめろガゼリオ! 離せ!』
声帯を痛める勢いで必死に訴える。
「随分と傷だらけだな? 痛々しい」
ガゼリオはヴェルトの傷痕に舌を這わせた。
「ちょっとは気持ち良いか?」
『全く。むしろ虫唾が走るよ』
「そっか……そうだよな」
ヴェルトが何を言っているのかを何となく想像し、ガゼリオは適当に答える。
「どうせ下の経験ないんだろお前。今日1日では厳しいかもしれんが」
ガゼリオはヴェルトのベルトを外し始める。
『ちょっ……本当にやめて』
冷や汗が頬を伝う。
「丁寧にほぐしてやるから」
お構いなしにガゼリオはヴェルトの衣服を剥ぎ取る。
『あの、ガゼリオ。そんなにシたいなら男紹介するから! ええと……そうだ、ハルなんちゃらとか!』
抵抗すらできず、ヴェルトは下着も脱がされてしまう。
露わになった恥部を友人にまじまじと見られ、ヴェルトは顔を顰める。
「一緒に孤児院にいた時から思ってたけどさ。お前萎えててもデカいよな。これで何人泣かせてきたんだ? ……当ててやろうか」
「『覚えてない』」
「ハッ……最低な奴」
魔法でツルをうねらせヴェルトの体勢を強制的に変えてやる。
足を開かせ、体をちょうど良い高さに持ち上げ、ガゼリオに体を差し出すような体勢。
まるで内視鏡の診察台に乗せられたかのような。
『……ッ』
「ようやく黙ったか? ……あぁ。もしかして怖いのか? 大丈夫だから、な?」
とヴェルトを宥めながら、ガゼリオは彼の腰に浄化魔法をかける。
「はぁ……本当にコレで何人泣かせたんだ? えっろ……」
『待ってガゼリオ、僕の事そんな目で見てたのかい。本当に嫌なんだけど』
「だけどさ、一瞬だけでも『もうこんなの要らない』って思うくらい良くさせてやるから」
と話すガゼリオは、もう正気ではないようだ。
***
「おいおい……おいおいおいおい!」
一部始終をコウモリの姿で見ていたミキは、興奮したように呟いた。
「妙に精気を感じて来てみれば……おもしれー事になってるじゃねーか!」
でもなぁ。とミキは独り言を続ける。
「ヴェルトがなぁ、アイツどーせ下じゃ善がらねーだろうからな。仕方ない、また俺が手伝ってやるか。昨日の雑巾1号のおかげでちょっとだけなら魔法も使えるし」
両手足を「バインド」なる植物のツルのような物を出現させる拘束魔法で縛られてている。
その上、謎の魔法で声が出せない。
「『サイレント」……便利な魔法だよ」
頭ひとつ分背が高いヴェルトの頬に手を伸ばしガゼリオは呟いた。
『ちょっと待ってよ! 前々から君が男の方が好きってのは知ってたけどさ!?』
必死に話そうと口をパクパクさせるが、ガゼリオの耳には届いていないようだ。
「本当は魔導士の口を塞いで詠唱できないようにする魔法なんだけどな」
『まさか今から僕を手籠にするつもりじゃないだろうね!?』
「応用すればこんな事にも使える」
『お前なんかとヤるつもりないからね!?』
「残念なのは、喘ぎ声すら聞こえなくなるところだな」
『しかも下なんてまっぴらごめんだよ!!』
「少しは俺の話を聞け!」
『少しは僕の話を聞け!』
全く話が噛み合わない2人は同時に怒鳴った。
ガゼリオは面倒そうにため息を吐いた後、身動きの取れないヴェルトの武器を奪い、シャツのボタンを外してゆく。
『やめろガゼリオ! 離せ!』
声帯を痛める勢いで必死に訴える。
「随分と傷だらけだな? 痛々しい」
ガゼリオはヴェルトの傷痕に舌を這わせた。
「ちょっとは気持ち良いか?」
『全く。むしろ虫唾が走るよ』
「そっか……そうだよな」
ヴェルトが何を言っているのかを何となく想像し、ガゼリオは適当に答える。
「どうせ下の経験ないんだろお前。今日1日では厳しいかもしれんが」
ガゼリオはヴェルトのベルトを外し始める。
『ちょっ……本当にやめて』
冷や汗が頬を伝う。
「丁寧にほぐしてやるから」
お構いなしにガゼリオはヴェルトの衣服を剥ぎ取る。
『あの、ガゼリオ。そんなにシたいなら男紹介するから! ええと……そうだ、ハルなんちゃらとか!』
抵抗すらできず、ヴェルトは下着も脱がされてしまう。
露わになった恥部を友人にまじまじと見られ、ヴェルトは顔を顰める。
「一緒に孤児院にいた時から思ってたけどさ。お前萎えててもデカいよな。これで何人泣かせてきたんだ? ……当ててやろうか」
「『覚えてない』」
「ハッ……最低な奴」
魔法でツルをうねらせヴェルトの体勢を強制的に変えてやる。
足を開かせ、体をちょうど良い高さに持ち上げ、ガゼリオに体を差し出すような体勢。
まるで内視鏡の診察台に乗せられたかのような。
『……ッ』
「ようやく黙ったか? ……あぁ。もしかして怖いのか? 大丈夫だから、な?」
とヴェルトを宥めながら、ガゼリオは彼の腰に浄化魔法をかける。
「はぁ……本当にコレで何人泣かせたんだ? えっろ……」
『待ってガゼリオ、僕の事そんな目で見てたのかい。本当に嫌なんだけど』
「だけどさ、一瞬だけでも『もうこんなの要らない』って思うくらい良くさせてやるから」
と話すガゼリオは、もう正気ではないようだ。
***
「おいおい……おいおいおいおい!」
一部始終をコウモリの姿で見ていたミキは、興奮したように呟いた。
「妙に精気を感じて来てみれば……おもしれー事になってるじゃねーか!」
でもなぁ。とミキは独り言を続ける。
「ヴェルトがなぁ、アイツどーせ下じゃ善がらねーだろうからな。仕方ない、また俺が手伝ってやるか。昨日の雑巾1号のおかげでちょっとだけなら魔法も使えるし」
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