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第2章 覚悟と旅立ち
突然の転機 #5
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そう言うと3人とも興味津々と言った感じで前のめりになった。リミルは若干押され気味で簡単な理由と共にオススメを教えた。
「アキリムは体操者。身体が自分の思うように動くとタンク職として自由度も増すし、少しくらい無理な体勢をとっても体力の減りが少なくなる。それに移動の時に鎧の音が小さくなる。」
『なるほどな。アキリムのタンク力を最大限伸ばすには良い選択だな。タンクの欠点である動きにくさや鎧の音、移動速度も補えるし良いんじゃないか?』
『2人がそう言うなら僕は体操者を取ってみるよ!』
アキリムが納得したようなので安心して次に。
「ニーナには野伏の職業改変をオススメするよ。それに必要な条件がニーナに合ってると思うし、職業改変後は狩人になるんだけど、狩人になった後でも有効だから。」
『そうだな。職業改変について窓口で聞けば個室で詳しく聞くことが出来る。詳しくは聞いてからのお楽しみだな。さっきと同じで具体的な職業名を出すのは控えろよ?』
『分かったわ。とりあえず狩人を目指せば良いのね?』
頷いてみせるとニーナも楽しみにしてくれているようなので次に。
「クロトは生産職に向いている職業か戦闘職で投擲士と相性の良い職業かにもよるけど今欲しいのは?」
『んー…どっちも欲しいけどとりあえず今は戦いやすくしたいかな。』
クロトは少し考えて、戦闘職を選んだ。パーティでの戦い方がまだアキリムに守ってもらいながらになっていることに引っかかりを覚えていた。それをどうにかしたいと思っていたからこその選択だった。
「なら軽業師が良いと思う。ジャンプ力や脚力、軽い身のこなし、壁や物を使っての高い跳躍などが出来るようになる。」
『跳躍?それってパルクールとかアクロバット的な?』
日本では出来る気もしなかったし、怪我しそうでやろうとも思わなかったが見ている分にはカッコイイと憧れていた。
クロトは最近、やればやるだけレベルが上がるこの世界の理を理解し始めており、憧れていただけだった動きが出来るのかと思うとテンションが上がった。
『そうだな。身体だけを使っているパルクールと物を使うアクロバットを混ぜた名前なんだ。翻訳がどうなってるかは知らない。派手な技とかやりたいやつは大体取ってるだろうな。向いてない奴が取ると怪我をするから一応任意公開なんだ。普通はアキリムが取る体操者を取らせてからにすることが多い。身体を痛めないためにな。アキリムは体操者を覚えてある程度レベルが上がってもし興味があれば取るといい。』
翻訳は正直どうなっているかクロトに確認する術は無かった。軽業がアクロバットを指すこともトレーサーがパルクールをする人を指すことも知らない。だが今軽業師の職業を取ると何が出来るようになるのかは教えて貰ったので問題ない。
『俺はいきなりでも大丈夫なの?』
「まあな。逃げ回りながら投擲するからかクロトの脚力が強くなっている。だから大丈夫だ。」
『なら軽業師を取得しようかな。』
しばらくの方向性は決まったので解散となった。
リミルとクライは部屋で一応《密談》を使って話す。
「皆にはどこまで話そう。」
<巻き込みたくないなら親戚と戸籍が見つかった事とギルレイが親戚だった事、グレモスから祖父母に会ってみないかと言われている事を言えば良いんじゃないか?>
「祖父母とギルレイが親戚として現れて動揺して、戸籍が見つかったことで年齢も分かって泣いて、会うことに悩んでるって感じか?概ね事実だしそれで行くか…。」
<手紙もたまに眺めるなら3枚目のリミル宛の奴だけにしろよ?それだけなら父親は捜査機関の人間だったで済むだろ。実際にそうだったら疑われずに済むかもしれない。ギルレイに確認しよう。>
「そうだな。」
次の日、早朝にギルレイの部屋へ入った2人は話し合った事を伝えた。するとリミルの家族写絵を取り出してじっくりみたギルレイが肯定した。
『写し絵に捜査機関のバッジを付けたリーマスが写ってるから間違いないな。失踪した捜査員の捜索は捜査機関がやっているだろう。グレモスが言っていた捜査の進展というのも恐らく捜査機関のことだ。今日にでも詳しい捜査状況を聞いておく。』
皆が降りてくる時間になりいつも通り朝食を食べると全員でギルドに向かう。ギルレイとは別れて受付に行き、職業について知りたいと伝えリリアンと共に個室に入った。
リミルのパーティはルスタフやノフテスからの移動組ばかりなので必然的にリミルの担当をしているリリアンがパーティの担当になっている。
リリアンからそれぞれの職業についての説明を聞いた。
「アキリムは体操者。身体が自分の思うように動くとタンク職として自由度も増すし、少しくらい無理な体勢をとっても体力の減りが少なくなる。それに移動の時に鎧の音が小さくなる。」
『なるほどな。アキリムのタンク力を最大限伸ばすには良い選択だな。タンクの欠点である動きにくさや鎧の音、移動速度も補えるし良いんじゃないか?』
『2人がそう言うなら僕は体操者を取ってみるよ!』
アキリムが納得したようなので安心して次に。
「ニーナには野伏の職業改変をオススメするよ。それに必要な条件がニーナに合ってると思うし、職業改変後は狩人になるんだけど、狩人になった後でも有効だから。」
『そうだな。職業改変について窓口で聞けば個室で詳しく聞くことが出来る。詳しくは聞いてからのお楽しみだな。さっきと同じで具体的な職業名を出すのは控えろよ?』
『分かったわ。とりあえず狩人を目指せば良いのね?』
頷いてみせるとニーナも楽しみにしてくれているようなので次に。
「クロトは生産職に向いている職業か戦闘職で投擲士と相性の良い職業かにもよるけど今欲しいのは?」
『んー…どっちも欲しいけどとりあえず今は戦いやすくしたいかな。』
クロトは少し考えて、戦闘職を選んだ。パーティでの戦い方がまだアキリムに守ってもらいながらになっていることに引っかかりを覚えていた。それをどうにかしたいと思っていたからこその選択だった。
「なら軽業師が良いと思う。ジャンプ力や脚力、軽い身のこなし、壁や物を使っての高い跳躍などが出来るようになる。」
『跳躍?それってパルクールとかアクロバット的な?』
日本では出来る気もしなかったし、怪我しそうでやろうとも思わなかったが見ている分にはカッコイイと憧れていた。
クロトは最近、やればやるだけレベルが上がるこの世界の理を理解し始めており、憧れていただけだった動きが出来るのかと思うとテンションが上がった。
『そうだな。身体だけを使っているパルクールと物を使うアクロバットを混ぜた名前なんだ。翻訳がどうなってるかは知らない。派手な技とかやりたいやつは大体取ってるだろうな。向いてない奴が取ると怪我をするから一応任意公開なんだ。普通はアキリムが取る体操者を取らせてからにすることが多い。身体を痛めないためにな。アキリムは体操者を覚えてある程度レベルが上がってもし興味があれば取るといい。』
翻訳は正直どうなっているかクロトに確認する術は無かった。軽業がアクロバットを指すこともトレーサーがパルクールをする人を指すことも知らない。だが今軽業師の職業を取ると何が出来るようになるのかは教えて貰ったので問題ない。
『俺はいきなりでも大丈夫なの?』
「まあな。逃げ回りながら投擲するからかクロトの脚力が強くなっている。だから大丈夫だ。」
『なら軽業師を取得しようかな。』
しばらくの方向性は決まったので解散となった。
リミルとクライは部屋で一応《密談》を使って話す。
「皆にはどこまで話そう。」
<巻き込みたくないなら親戚と戸籍が見つかった事とギルレイが親戚だった事、グレモスから祖父母に会ってみないかと言われている事を言えば良いんじゃないか?>
「祖父母とギルレイが親戚として現れて動揺して、戸籍が見つかったことで年齢も分かって泣いて、会うことに悩んでるって感じか?概ね事実だしそれで行くか…。」
<手紙もたまに眺めるなら3枚目のリミル宛の奴だけにしろよ?それだけなら父親は捜査機関の人間だったで済むだろ。実際にそうだったら疑われずに済むかもしれない。ギルレイに確認しよう。>
「そうだな。」
次の日、早朝にギルレイの部屋へ入った2人は話し合った事を伝えた。するとリミルの家族写絵を取り出してじっくりみたギルレイが肯定した。
『写し絵に捜査機関のバッジを付けたリーマスが写ってるから間違いないな。失踪した捜査員の捜索は捜査機関がやっているだろう。グレモスが言っていた捜査の進展というのも恐らく捜査機関のことだ。今日にでも詳しい捜査状況を聞いておく。』
皆が降りてくる時間になりいつも通り朝食を食べると全員でギルドに向かう。ギルレイとは別れて受付に行き、職業について知りたいと伝えリリアンと共に個室に入った。
リミルのパーティはルスタフやノフテスからの移動組ばかりなので必然的にリミルの担当をしているリリアンがパーティの担当になっている。
リリアンからそれぞれの職業についての説明を聞いた。
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